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第六十四話 ある主婦の証言
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刑事さんですか。
大阪府警の殺人課の早川さん。
あっはいあの西岡さんのことを聴きたいと。
はーまあうちは近所ですから、まあ知らない仲というわけではないんですけどね。
私が知っていることでよければお話します。
あの一家はね、まあそうですね。いわゆるトラブルメーカーだったんですよ。奥さんはなんか化粧品の販売をしてるとかなんとか言ってましたけどね。
シンプルに言うとマルチ商法にはまってたみたいですよ。うちも誘われましたけどね。
ああいうのは友だち失くしますよね。
ええ、ええ断りましたよ。
断っても断ってもしつこかったんですよね。
旦那さんのほうはそうですね、ちょっとおかしな方でしたね。
今で言うクレーマーってのですか。
カスタマーハラスメントっていうのをしょっちゅうやってたみたいですよ。
近くのコンビニでよく揉めてるのを見ましたよ。
成人確認のボタンを押したくないとか、ない商品をもってこいとかね。
ほらあの駅前のコンビニですよ。
あそこの店員の水野麻由ちゃんがいつもぼやいていましたよ。
そうそうあの旦那さん空港でもトラブル起こしていたらしいですよ。
なんでも電車を乗り間違えて、飛行機に乗り遅れたのに航空会社のせいにして、チェックインカウンターで騒いで、警察呼ばれたらしいですね。
本当に嫌な家族でしたよ。
最悪なのは娘さんもです。
あの子、顔は可愛らしいんですけどね、高校でいじめのリーダーだったみたいですよ。
何人も登校拒否させたのを自慢してたとかなんとか。
そうそう、電車で気弱そうな男のひとを見つけては痴漢だって言って、示談金とってたみたいですね。
刑事さんなら記録とかで調べられるんじゃないですか。
あっそうそう、思い出したわ。
あの一家ね。えっと宗教にはまってたみたいですよ。
なんていったかな。目とかいて。
目《さがん》教?
そうです、そうです。刑事さんお詳しいですね。
ご主人がその目《さがん》教の幹部だったらしくてね。私はもちろん勧誘ってのをされましたよ。
なんでもその目《さがん》教に入れば違う世界が見られるとか何とか。
目のマークのお札を貰いましたけど、気持ちわるいんで捨てました。
まあ、そういうわけでこのあたりでもけっこうな迷惑してたんですよね。
死んだ人にこんなこといっちゃあいけませんが、死んでくれてよかったなと思います。
えっとこの人を知らないですかって、うーん。
ごめんなさいね、最近老眼がひどくて。
はいはい、眼鏡かけますんで。
へえ、目が細くて黒髪のロングヘアーの女の人ね。年齢は二十代後半ぐらい。
身長が百七十センチメートルぐらいで、黒いスカートスーツを着ている。
うーん、あっもしかしてこの人、水野麻由ちゃんと話しているのをみたかも。
そうそう駅前のコンビニ店員の水野麻由ちゃん。
あの子可愛らしいからなんでもストーカー被害に遭ってたんですって。
それでたしか法律関係の知り合いができたから相談するっていってましたね。
水野麻由ちゃんがお店の外で女の人と話してるのをたまたま見たんですよ。
その女の人に似ているような気がします。
煙草を吸ってたんで、覚えています。
しんせいって銘柄でした。
まだあんな煙草吸う人がいるんだって思いました。
なんとかひとみさんっていってたような気がしますね。
あっもういいんですか。
そうですか。
じゃあ刑事さん、さようなら。
大阪府警の殺人課の早川さん。
あっはいあの西岡さんのことを聴きたいと。
はーまあうちは近所ですから、まあ知らない仲というわけではないんですけどね。
私が知っていることでよければお話します。
あの一家はね、まあそうですね。いわゆるトラブルメーカーだったんですよ。奥さんはなんか化粧品の販売をしてるとかなんとか言ってましたけどね。
シンプルに言うとマルチ商法にはまってたみたいですよ。うちも誘われましたけどね。
ああいうのは友だち失くしますよね。
ええ、ええ断りましたよ。
断っても断ってもしつこかったんですよね。
旦那さんのほうはそうですね、ちょっとおかしな方でしたね。
今で言うクレーマーってのですか。
カスタマーハラスメントっていうのをしょっちゅうやってたみたいですよ。
近くのコンビニでよく揉めてるのを見ましたよ。
成人確認のボタンを押したくないとか、ない商品をもってこいとかね。
ほらあの駅前のコンビニですよ。
あそこの店員の水野麻由ちゃんがいつもぼやいていましたよ。
そうそうあの旦那さん空港でもトラブル起こしていたらしいですよ。
なんでも電車を乗り間違えて、飛行機に乗り遅れたのに航空会社のせいにして、チェックインカウンターで騒いで、警察呼ばれたらしいですね。
本当に嫌な家族でしたよ。
最悪なのは娘さんもです。
あの子、顔は可愛らしいんですけどね、高校でいじめのリーダーだったみたいですよ。
何人も登校拒否させたのを自慢してたとかなんとか。
そうそう、電車で気弱そうな男のひとを見つけては痴漢だって言って、示談金とってたみたいですね。
刑事さんなら記録とかで調べられるんじゃないですか。
あっそうそう、思い出したわ。
あの一家ね。えっと宗教にはまってたみたいですよ。
なんていったかな。目とかいて。
目《さがん》教?
そうです、そうです。刑事さんお詳しいですね。
ご主人がその目《さがん》教の幹部だったらしくてね。私はもちろん勧誘ってのをされましたよ。
なんでもその目《さがん》教に入れば違う世界が見られるとか何とか。
目のマークのお札を貰いましたけど、気持ちわるいんで捨てました。
まあ、そういうわけでこのあたりでもけっこうな迷惑してたんですよね。
死んだ人にこんなこといっちゃあいけませんが、死んでくれてよかったなと思います。
えっとこの人を知らないですかって、うーん。
ごめんなさいね、最近老眼がひどくて。
はいはい、眼鏡かけますんで。
へえ、目が細くて黒髪のロングヘアーの女の人ね。年齢は二十代後半ぐらい。
身長が百七十センチメートルぐらいで、黒いスカートスーツを着ている。
うーん、あっもしかしてこの人、水野麻由ちゃんと話しているのをみたかも。
そうそう駅前のコンビニ店員の水野麻由ちゃん。
あの子可愛らしいからなんでもストーカー被害に遭ってたんですって。
それでたしか法律関係の知り合いができたから相談するっていってましたね。
水野麻由ちゃんがお店の外で女の人と話してるのをたまたま見たんですよ。
その女の人に似ているような気がします。
煙草を吸ってたんで、覚えています。
しんせいって銘柄でした。
まだあんな煙草吸う人がいるんだって思いました。
なんとかひとみさんっていってたような気がしますね。
あっもういいんですか。
そうですか。
じゃあ刑事さん、さようなら。
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