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第二十四話 第三のターゲット
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六月下旬のある日の夜。
僕は仕事帰りに、自宅近くのコンビニに立ち寄ることにした。
美華は出張に行っていて、蒼は撮影で沖縄にいる。 この日は久し振りに一人だ。
淫夢王の力を手に入れてから、毎夜誰かの相手をしている。
梨々花、美華そして蒼と代わる代わるにエッチをしている。
それでも全く飽きることがない自分の性欲に最近は恐怖すら覚える。
美華と蒼がいないので今宵は梨々花に夜のお供になってもらおうかな。
想像するだけで、鼻の下がのびる。
というわけで僕はコンビニで梨々花の好きなスナック菓子とプリンを購入することにした。
自分用にコーヒーゼリーを買い物かごにいれる。
コーヒーは苦手だけどコーヒーゼリーは好きなんだよな。
大人のスイーツ代表がコーヒーゼリーだと思うんだよね。
商品を買い物かごに入れて、レジに並んでいるとちょっとした騒ぎがおきていた。
レジ前でスーツ姿の男がなにやら騒いでいる。
どうやら冷たい商品とレンジで温めたお弁当をレジ袋に入れたことに腹を立てているようだ。
「お前は馬鹿なのか。こんなこと言わなくてもわかるだろう。金は払わんからな」
そうそのスーツ姿の男が怒鳴っている。
何だそれ。
むちゃくちゃな理論だ。
あれかモンスタークレマーというやつか。
レジにいる女の子はそんな怒鳴り声にふるえている。
ピンクの髪をツインテールにした小柄な女の子だ。
年の頃は十代後半ぐらいだろうか。
目がおおきくてけっこうかわいい。
「それはいけないな。あんた店員が分けるかどうか聞いたのに適当に返事していただろう」
そこに別の客があらわれる。
黒いスーツの女だ。
そのスーツ女は背が高かった。
多分180センチメートルはあるだろうか。
美華ぐらい背が高い。
怒鳴っているおっさんよりも高い。 それにそのスーツ女は夜なのにサングラスをかけたいた。
細身で背が高いその女性の雰囲気はまるでメン・イン・ブラックであった。
「あっそれなら僕も聞いてましたよ。店員さん言ってましたね」
ピンク髪の店員が泣きそうな顔で余りにも可哀想なので、僕も参戦する。
これも王としての自覚がそうさせたのかな。
王といってもサキュバスを束ねる淫夢王だけどね。
「はあっ!?こんな小さな声で何言ってるかわからん!!」
モンスタークレマーなんてのは暇でわがままな人間がなるものだ。
本当に嫌になるよね。
僕も電話でクレーム対応したことあるけどあれはただただ神経をすり減らすだけだった。
こういう歯向かわない相手に高圧的な態度で言うことを無理にきかせようとするやからは、大嫌いだ。
よし、ここはスキルで言うことをきかせよう。
僕は「催眠」のスキルを発動させる。
もちろん相手は目の前のモンスタークレマーだ。 「もういいからお金を払って出ていけ」
僕はできるだけ平静を装い、そう告げる。
「分かった」
モンスタークレマーは急におとなしくなり、代金を支払う。彼はコンビニからでていった。
ふむ、催眠のスキルの効果はすごいな。
「あの……ありがとうございます」
ピンク髪の店員はペコリと頭を下げる。
僕はいえいえと言い、商品の会計を済ませる。
僕がコンビニを出ると誰かが呼び止めた。
振り向くとあのメン・イン・ブラックがいた。
彼女はサングラスをとる。 なかなかの美形だ。
まあ、いつも梨々花や美華、蒼にご奉仕されている僕がいまさら平均よりちょい上の美人には緊張なんかしない。
けどその両の瞳には魅入られた。 右目が紫色で左目が黒色であった。
いわゆるオッドアイだ。
おおっラノベ主人公みたいでかっこいい。
思わず見惚れてしまう。
「いやあ、君は正義感あるね」
にこやかにメン・イン・ブラックは微笑む。
爽やか笑顔だ。
その笑顔に性的魅力はそんなに感じなかったけど、ふしぎと見惚れてしまう。
そんな良い笑顔だった。
「いやあ、そんなことは……」
僕は照れる。
こう真正面から褒められると照れる。
「そうだ、これも何かの縁だ。私は江戸川鈴という。皆は鈴の名からベルと呼んでいる」 |
江戸川鈴《えどがわすず》はそう言うと僕に名刺を手渡す。
そこには江戸川鈴の名とメールアドレス、電話番号が書かれている。
なんと職業は探偵だった。
江戸川という姓と探偵という職業から、脳内に蝶ネクタイの小学生を想像してしまう。
平社員の僕は名刺なんて気の利いたものはないのでスマートフォンを見せる。
ラインのQRコードを見せた。
僕は初対面の女性とライン交換してしまった。
ほんの少し前までは陰キャの童貞だったのに、随分と進歩したものだ。
自宅に帰り、僕は梨々花と夕ご飯を食べる。
食後のデザートに梨々花はプリンを僕はコーヒーゼリーを食べる。
「むふふ、修作。第三のサキュバス候補が見つかっただわさ」
にやりと中年親父さながらの笑みを梨々花は浮かべる。
その言葉にあの江戸川鈴だったらいいのにと想像する。
梨々花の左手のひらの上に浮かぶヴィジョンを覗き込む。
ネーム 三国ヶ丘妃名子
年齢 二十歳
職業 コンビニ店員
性格 善
身長 148センチメートル
バスト 76センチメートル
ウエスト 55センチメートル
ヒップ 82センチメートル
精神状態 怯え 寂しい 諦め
調教度 24
好感度 76
忠誠心 34
ヴィジョンにはそう書かれていた。
これは誰だろうか?
「ふむふむ、これは誰?」
うーんメン・イン・ブラックではなくて残念かな。 「ピンク髪ツインテール合法ロリ子よ。あのオッドアイ探偵はリリス因子をもっていないから無理よりの無理なんだわさ。この合法ロリ子ならオッケーだわさ」
梨々花が言うにはサキュバスになるにはそのリリス因子なるものが体内にないといけないらしい。
美華や蒼もそれを持っているからサキュバスになることができるのだという。
「さあ修作、あの合法ロリ子はきっとチョロインだから第三のターゲットにしよう」
梨々花は三国ヶ丘妃名子を第三のターゲットに進めた。
そう言えば梨々花が大人の身体になってロリ枠がなくなったんだよな。
よし、三国ヶ丘妃名子をそのロリ枠に入れよう。
こうして三国ヶ丘妃名子が第三のターゲットになった。
僕は仕事帰りに、自宅近くのコンビニに立ち寄ることにした。
美華は出張に行っていて、蒼は撮影で沖縄にいる。 この日は久し振りに一人だ。
淫夢王の力を手に入れてから、毎夜誰かの相手をしている。
梨々花、美華そして蒼と代わる代わるにエッチをしている。
それでも全く飽きることがない自分の性欲に最近は恐怖すら覚える。
美華と蒼がいないので今宵は梨々花に夜のお供になってもらおうかな。
想像するだけで、鼻の下がのびる。
というわけで僕はコンビニで梨々花の好きなスナック菓子とプリンを購入することにした。
自分用にコーヒーゼリーを買い物かごにいれる。
コーヒーは苦手だけどコーヒーゼリーは好きなんだよな。
大人のスイーツ代表がコーヒーゼリーだと思うんだよね。
商品を買い物かごに入れて、レジに並んでいるとちょっとした騒ぎがおきていた。
レジ前でスーツ姿の男がなにやら騒いでいる。
どうやら冷たい商品とレンジで温めたお弁当をレジ袋に入れたことに腹を立てているようだ。
「お前は馬鹿なのか。こんなこと言わなくてもわかるだろう。金は払わんからな」
そうそのスーツ姿の男が怒鳴っている。
何だそれ。
むちゃくちゃな理論だ。
あれかモンスタークレマーというやつか。
レジにいる女の子はそんな怒鳴り声にふるえている。
ピンクの髪をツインテールにした小柄な女の子だ。
年の頃は十代後半ぐらいだろうか。
目がおおきくてけっこうかわいい。
「それはいけないな。あんた店員が分けるかどうか聞いたのに適当に返事していただろう」
そこに別の客があらわれる。
黒いスーツの女だ。
そのスーツ女は背が高かった。
多分180センチメートルはあるだろうか。
美華ぐらい背が高い。
怒鳴っているおっさんよりも高い。 それにそのスーツ女は夜なのにサングラスをかけたいた。
細身で背が高いその女性の雰囲気はまるでメン・イン・ブラックであった。
「あっそれなら僕も聞いてましたよ。店員さん言ってましたね」
ピンク髪の店員が泣きそうな顔で余りにも可哀想なので、僕も参戦する。
これも王としての自覚がそうさせたのかな。
王といってもサキュバスを束ねる淫夢王だけどね。
「はあっ!?こんな小さな声で何言ってるかわからん!!」
モンスタークレマーなんてのは暇でわがままな人間がなるものだ。
本当に嫌になるよね。
僕も電話でクレーム対応したことあるけどあれはただただ神経をすり減らすだけだった。
こういう歯向かわない相手に高圧的な態度で言うことを無理にきかせようとするやからは、大嫌いだ。
よし、ここはスキルで言うことをきかせよう。
僕は「催眠」のスキルを発動させる。
もちろん相手は目の前のモンスタークレマーだ。 「もういいからお金を払って出ていけ」
僕はできるだけ平静を装い、そう告げる。
「分かった」
モンスタークレマーは急におとなしくなり、代金を支払う。彼はコンビニからでていった。
ふむ、催眠のスキルの効果はすごいな。
「あの……ありがとうございます」
ピンク髪の店員はペコリと頭を下げる。
僕はいえいえと言い、商品の会計を済ませる。
僕がコンビニを出ると誰かが呼び止めた。
振り向くとあのメン・イン・ブラックがいた。
彼女はサングラスをとる。 なかなかの美形だ。
まあ、いつも梨々花や美華、蒼にご奉仕されている僕がいまさら平均よりちょい上の美人には緊張なんかしない。
けどその両の瞳には魅入られた。 右目が紫色で左目が黒色であった。
いわゆるオッドアイだ。
おおっラノベ主人公みたいでかっこいい。
思わず見惚れてしまう。
「いやあ、君は正義感あるね」
にこやかにメン・イン・ブラックは微笑む。
爽やか笑顔だ。
その笑顔に性的魅力はそんなに感じなかったけど、ふしぎと見惚れてしまう。
そんな良い笑顔だった。
「いやあ、そんなことは……」
僕は照れる。
こう真正面から褒められると照れる。
「そうだ、これも何かの縁だ。私は江戸川鈴という。皆は鈴の名からベルと呼んでいる」 |
江戸川鈴《えどがわすず》はそう言うと僕に名刺を手渡す。
そこには江戸川鈴の名とメールアドレス、電話番号が書かれている。
なんと職業は探偵だった。
江戸川という姓と探偵という職業から、脳内に蝶ネクタイの小学生を想像してしまう。
平社員の僕は名刺なんて気の利いたものはないのでスマートフォンを見せる。
ラインのQRコードを見せた。
僕は初対面の女性とライン交換してしまった。
ほんの少し前までは陰キャの童貞だったのに、随分と進歩したものだ。
自宅に帰り、僕は梨々花と夕ご飯を食べる。
食後のデザートに梨々花はプリンを僕はコーヒーゼリーを食べる。
「むふふ、修作。第三のサキュバス候補が見つかっただわさ」
にやりと中年親父さながらの笑みを梨々花は浮かべる。
その言葉にあの江戸川鈴だったらいいのにと想像する。
梨々花の左手のひらの上に浮かぶヴィジョンを覗き込む。
ネーム 三国ヶ丘妃名子
年齢 二十歳
職業 コンビニ店員
性格 善
身長 148センチメートル
バスト 76センチメートル
ウエスト 55センチメートル
ヒップ 82センチメートル
精神状態 怯え 寂しい 諦め
調教度 24
好感度 76
忠誠心 34
ヴィジョンにはそう書かれていた。
これは誰だろうか?
「ふむふむ、これは誰?」
うーんメン・イン・ブラックではなくて残念かな。 「ピンク髪ツインテール合法ロリ子よ。あのオッドアイ探偵はリリス因子をもっていないから無理よりの無理なんだわさ。この合法ロリ子ならオッケーだわさ」
梨々花が言うにはサキュバスになるにはそのリリス因子なるものが体内にないといけないらしい。
美華や蒼もそれを持っているからサキュバスになることができるのだという。
「さあ修作、あの合法ロリ子はきっとチョロインだから第三のターゲットにしよう」
梨々花は三国ヶ丘妃名子を第三のターゲットに進めた。
そう言えば梨々花が大人の身体になってロリ枠がなくなったんだよな。
よし、三国ヶ丘妃名子をそのロリ枠に入れよう。
こうして三国ヶ丘妃名子が第三のターゲットになった。
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