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王都エルメニスト編
第31話 フィッシュの特訓-1-
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一方フィッシュは魔法実験室の多くある部屋の中で大きな2枚の黒板が上下する一般的な部屋でウェルムに複合魔法について教えられていた。
ウェルムは黒板に大きく図を書いて説明する。
「これが複合魔法になり得る属性の図。(このページの一番下に少し雑ですが図を載せました。)」
「この前言ってたやつですね。図にしてみると結構綺麗ですね。」
「でしょ。そしてあなたは炎属性なので光属性と氷属性と複合します。ちょっと疑問に思ったかも知れないけど複合される属性は自分で持ってなくてもできるの。私は水属性だから火属性と土属性。」
そう言ったウェルムが手を上げると泥のようなものがその手に昇ってきてウェルムが手を下ろしたとたんその泥が破裂したように弾け飛んで実験室のあちこちの壁にあたった。
「これは水属性と土属性の複合魔法の散水泥よ。この実験室の壁は魔法に強い対魔岩っいう素材が使われてて、そのうえ魔法耐性の呪文がかかっているからほとんど効いてないけど普通ならぶっ飛ぶわよ。」
「対魔岩って国の武装軍隊が盾に使ってる対魔の盾に使われてるやつですよね。」
「よく知ってるわね。でも対魔の盾を使う軍隊は一つだけだよ。対魔岩はここでは採れないから別国から高値で輸入してるからね。」
ウェルムがフィッシュの隣に来て言った。
「じゃあ次はあなたよ。まず光と氷、どっちと複合させたい?」
「んー、ゼネセスト学校長が光属性なんで光と複合させます。」
「分かった。じゃあ部屋を移動しようか。ついてきて。」
ウェルムはとことこと歩いて大きな部屋、というか広大なドームのような空間に入っていった。
「ここは実験室の魔聖堂っていう部屋。広くてどんな魔法を使っても大丈夫だしそれにすごいのがこの部屋は魔素がとても多いからどんな魔法を使っても魔素が全然減らないの。私も今日の朝初めて見たんだけどびっくりしちゃった。」
余程この空間を気に入ったのかウェルムがとても興奮気味に話す。
「光とだったね。炎属性と光属性だったらなんだろな。あっ、灼光陽っていう技があるからやってみない?」
「どんな技ですか?」
「私は水属性だから実演はできないけどなんか手から超高温の光を任意の一点に向かって発射する技。攻撃力が凄まじくてね、当たるとさっき言ってた対魔の盾すら焼いて炎に包んでしまう程よ。」
フィッシュの顔がぱっと明るくなり目がキラキラと輝く。
「やりたいです!!教えて下さいその技!!」
↓複合魔法になり得る属性の図
ウェルムは黒板に大きく図を書いて説明する。
「これが複合魔法になり得る属性の図。(このページの一番下に少し雑ですが図を載せました。)」
「この前言ってたやつですね。図にしてみると結構綺麗ですね。」
「でしょ。そしてあなたは炎属性なので光属性と氷属性と複合します。ちょっと疑問に思ったかも知れないけど複合される属性は自分で持ってなくてもできるの。私は水属性だから火属性と土属性。」
そう言ったウェルムが手を上げると泥のようなものがその手に昇ってきてウェルムが手を下ろしたとたんその泥が破裂したように弾け飛んで実験室のあちこちの壁にあたった。
「これは水属性と土属性の複合魔法の散水泥よ。この実験室の壁は魔法に強い対魔岩っいう素材が使われてて、そのうえ魔法耐性の呪文がかかっているからほとんど効いてないけど普通ならぶっ飛ぶわよ。」
「対魔岩って国の武装軍隊が盾に使ってる対魔の盾に使われてるやつですよね。」
「よく知ってるわね。でも対魔の盾を使う軍隊は一つだけだよ。対魔岩はここでは採れないから別国から高値で輸入してるからね。」
ウェルムがフィッシュの隣に来て言った。
「じゃあ次はあなたよ。まず光と氷、どっちと複合させたい?」
「んー、ゼネセスト学校長が光属性なんで光と複合させます。」
「分かった。じゃあ部屋を移動しようか。ついてきて。」
ウェルムはとことこと歩いて大きな部屋、というか広大なドームのような空間に入っていった。
「ここは実験室の魔聖堂っていう部屋。広くてどんな魔法を使っても大丈夫だしそれにすごいのがこの部屋は魔素がとても多いからどんな魔法を使っても魔素が全然減らないの。私も今日の朝初めて見たんだけどびっくりしちゃった。」
余程この空間を気に入ったのかウェルムがとても興奮気味に話す。
「光とだったね。炎属性と光属性だったらなんだろな。あっ、灼光陽っていう技があるからやってみない?」
「どんな技ですか?」
「私は水属性だから実演はできないけどなんか手から超高温の光を任意の一点に向かって発射する技。攻撃力が凄まじくてね、当たるとさっき言ってた対魔の盾すら焼いて炎に包んでしまう程よ。」
フィッシュの顔がぱっと明るくなり目がキラキラと輝く。
「やりたいです!!教えて下さいその技!!」
↓複合魔法になり得る属性の図
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