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第16話 スキルを使ってみよう
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何か皆さん忙しいようです。
ほんとはダンスパーティーやら、
パレードやらを行う予定だったそうなのですが、
延期になりました。
いったいなにがあったのでしょうか。
ごめんなさい、犯人は私です。
皆さん、突然王城に出現した
巨大な水柱の対処のために奔走しています。
うん、反省しています。
なのでもう怒らないでくださいローズ様。
あの、なんていうか、最初の頃にあった
聖女に対する敬意とか微塵もなくなっていませんか?そうですか。
仲良くなったんだと思っておこう、
そうに違いない。たぶん、きっと、おそらく。
とにかく、本来だったら
いろいろやるはずだったらしいけど、暇になりました。
その間、せっかくなので私はこれ以上、
ローズに怒られないようにするために、
自分の力の使い方を覚えることにしました。
鑑定とかいろいろ貰ったけど、全然使ってないんだよね。
①鑑定の場合
「じゃあ、まずは『鑑定』を使ってみよう」
「わふぅ」
「けるちゃんにかけてみるね」
鑑定をけるちゃんにかけてみる。
『Error Error Error 鑑定可能な対象ではありません』
そんな言葉が流れてきた
「…」
「くぅん」
なにこの使えないスキル。
②アイテムボックスの場合
「じゃあ、次は気を取り直してアイテムボックス!」
「わふぅ!」
使ってみた。
「おお、なにかメニュー画面みたいなのが出てるよ、けるちゃん」
「わふ」
「ためしにこのコップを入れてみよう」
あ、メニュー画面にコップが出てきた。
取り出したりもできるみたい、これは便利だね。
「さっきの鑑定はいまいちだったけど、これは便利だね」
「わふわふ」
説明を見ると入れたものの
時間凍結、凍結無し、時間加速等いろいろ選べるらしい。
時間凍結はともかく、時間加速って何に使うんだろう。
あ、そっか、料理に使うとよさそう。調理して2時間待ちます。
というものが、3分クッキングみたいに完成したものがここに。
というのが出来るようになるんだね。
③アパート召喚
「次はアパート召喚だね」
「わふ」
アパートって賃貸料金かかりそうだけど、
料金のことは触れてないし、無料でいいんだよね
とりあえず、召喚を行ってみると、目の前にドアが出現した。
「えっと、これに入るのかな」
「わふぅ…」
おそるおそるドアを開けて中に入ってみる。
「わあ、すっごーい」
キッチンはシステムキッチンになっていて
調理器具もそろってるし、調味料も置いてある。
家電製品は、冷蔵庫、電子レンジ、
オーブン、トースター、炊飯器、ポットがある。
ダイニングキッチン以外にも2部屋あり、
和室と洋室に分かれている。
テレビにエアコン、パソコンに
コタツとみかんにおふとんも用意されている。
「な…これは…」
「わふ?」
「ドラム型乾燥洗濯機!?」
あの、縦型に比べ水の量が少なくすむ上に、
乾燥まで自動でしてくれるという洗濯機。
まあ、乾燥機能は電気代がかかるそうなので、
日干しするけど、水の量が少なく済むというのがすばらしい洗濯機。
欲しかったけど、結局縦型の洗濯機のほうが
少々水道代がかかっても安く済むんだよね。
「わーい、ドラム形の洗濯機だー、しかも国内メーカー品だよー」
それもどう見ても新品、
これ私のものってことでいいんだよね。いいんだよね。
「わふぅ…」
…は!?しまった、少し我を忘れてしまっていた。
「他も見てみようか」
お風呂も広くて、トイレも温水機能付き…
どうみても自宅より快適なんですけど。
他には…電話機が置かれてるけど、
そこには紙にこうかかれていた。
『電話料金は1分500円で別料金なのですよ。
電気ガス水道代は無料なのです。
消耗品の備品が切れたら自分で買ってくださいなのです。』
電気ガス水道代が無料!?
それって、夏に寝るときにもエアコンを
つけっぱなしにして寝るとかいう
夢のような生活が可能なの?
電話は手紙でいいかなー
『追伸 ボクへの連絡はフリーダイヤルなのですよ』
今のところ特に邪神様に連絡するような事はないよね
④コンビニ
「最後にコンビニだね」
「わふぅ」
使ってみたところ、メニュー一覧が表示された。
選択すると購入できるのだろう。
「わふわふ」
「けるちゃんどうしたの?購入しないのってこと?」
「わふぅ」
けるちゃんがこくこくと頷く
「コンビニは高いから基本的に買っちゃだめなんだよ」
「…わふぅ」
そう、コンビニは大体定価のことが多いので
買ってしまうと高くつく。
基本的にスーパーで買うほうが安いのだ。
「あとで牛乳を貰ってあげるから」
「わふ♪」
ほんと牛乳好きなんだね、しっぽをふってるのがかわいい。
その他、一通りスキルを使ってみた。
そして使ってみてわかったことがある。
スキルは別に頭に聖女ってつけなくても発動することに。
そういえば、クリエイトウォーターのときって聖女ってつけてなかったね。
そして、聖女って頭につけると、効果やエフェクトがおかしなことになる。
ヒールもそうだ、普通に使うと単に傷が回復するだけなのだが
聖女って頭につけると、背中に光の翼が生えて輝きだす。
他にもいきなり光り輝く合唱団みたいなものが
現れて歌いだしたりと無駄なエフェクトに力が入っている。
…あれ?でもビームにはそんなエフェクトがなかったような。
攻撃魔法は危ないので使うのを控えているのでよくわからないけど、
とにかく回復系や補助系のスキルに
聖女って頭文字をつけるのはやめておこうと思った。
ほんとはダンスパーティーやら、
パレードやらを行う予定だったそうなのですが、
延期になりました。
いったいなにがあったのでしょうか。
ごめんなさい、犯人は私です。
皆さん、突然王城に出現した
巨大な水柱の対処のために奔走しています。
うん、反省しています。
なのでもう怒らないでくださいローズ様。
あの、なんていうか、最初の頃にあった
聖女に対する敬意とか微塵もなくなっていませんか?そうですか。
仲良くなったんだと思っておこう、
そうに違いない。たぶん、きっと、おそらく。
とにかく、本来だったら
いろいろやるはずだったらしいけど、暇になりました。
その間、せっかくなので私はこれ以上、
ローズに怒られないようにするために、
自分の力の使い方を覚えることにしました。
鑑定とかいろいろ貰ったけど、全然使ってないんだよね。
①鑑定の場合
「じゃあ、まずは『鑑定』を使ってみよう」
「わふぅ」
「けるちゃんにかけてみるね」
鑑定をけるちゃんにかけてみる。
『Error Error Error 鑑定可能な対象ではありません』
そんな言葉が流れてきた
「…」
「くぅん」
なにこの使えないスキル。
②アイテムボックスの場合
「じゃあ、次は気を取り直してアイテムボックス!」
「わふぅ!」
使ってみた。
「おお、なにかメニュー画面みたいなのが出てるよ、けるちゃん」
「わふ」
「ためしにこのコップを入れてみよう」
あ、メニュー画面にコップが出てきた。
取り出したりもできるみたい、これは便利だね。
「さっきの鑑定はいまいちだったけど、これは便利だね」
「わふわふ」
説明を見ると入れたものの
時間凍結、凍結無し、時間加速等いろいろ選べるらしい。
時間凍結はともかく、時間加速って何に使うんだろう。
あ、そっか、料理に使うとよさそう。調理して2時間待ちます。
というものが、3分クッキングみたいに完成したものがここに。
というのが出来るようになるんだね。
③アパート召喚
「次はアパート召喚だね」
「わふ」
アパートって賃貸料金かかりそうだけど、
料金のことは触れてないし、無料でいいんだよね
とりあえず、召喚を行ってみると、目の前にドアが出現した。
「えっと、これに入るのかな」
「わふぅ…」
おそるおそるドアを開けて中に入ってみる。
「わあ、すっごーい」
キッチンはシステムキッチンになっていて
調理器具もそろってるし、調味料も置いてある。
家電製品は、冷蔵庫、電子レンジ、
オーブン、トースター、炊飯器、ポットがある。
ダイニングキッチン以外にも2部屋あり、
和室と洋室に分かれている。
テレビにエアコン、パソコンに
コタツとみかんにおふとんも用意されている。
「な…これは…」
「わふ?」
「ドラム型乾燥洗濯機!?」
あの、縦型に比べ水の量が少なくすむ上に、
乾燥まで自動でしてくれるという洗濯機。
まあ、乾燥機能は電気代がかかるそうなので、
日干しするけど、水の量が少なく済むというのがすばらしい洗濯機。
欲しかったけど、結局縦型の洗濯機のほうが
少々水道代がかかっても安く済むんだよね。
「わーい、ドラム形の洗濯機だー、しかも国内メーカー品だよー」
それもどう見ても新品、
これ私のものってことでいいんだよね。いいんだよね。
「わふぅ…」
…は!?しまった、少し我を忘れてしまっていた。
「他も見てみようか」
お風呂も広くて、トイレも温水機能付き…
どうみても自宅より快適なんですけど。
他には…電話機が置かれてるけど、
そこには紙にこうかかれていた。
『電話料金は1分500円で別料金なのですよ。
電気ガス水道代は無料なのです。
消耗品の備品が切れたら自分で買ってくださいなのです。』
電気ガス水道代が無料!?
それって、夏に寝るときにもエアコンを
つけっぱなしにして寝るとかいう
夢のような生活が可能なの?
電話は手紙でいいかなー
『追伸 ボクへの連絡はフリーダイヤルなのですよ』
今のところ特に邪神様に連絡するような事はないよね
④コンビニ
「最後にコンビニだね」
「わふぅ」
使ってみたところ、メニュー一覧が表示された。
選択すると購入できるのだろう。
「わふわふ」
「けるちゃんどうしたの?購入しないのってこと?」
「わふぅ」
けるちゃんがこくこくと頷く
「コンビニは高いから基本的に買っちゃだめなんだよ」
「…わふぅ」
そう、コンビニは大体定価のことが多いので
買ってしまうと高くつく。
基本的にスーパーで買うほうが安いのだ。
「あとで牛乳を貰ってあげるから」
「わふ♪」
ほんと牛乳好きなんだね、しっぽをふってるのがかわいい。
その他、一通りスキルを使ってみた。
そして使ってみてわかったことがある。
スキルは別に頭に聖女ってつけなくても発動することに。
そういえば、クリエイトウォーターのときって聖女ってつけてなかったね。
そして、聖女って頭につけると、効果やエフェクトがおかしなことになる。
ヒールもそうだ、普通に使うと単に傷が回復するだけなのだが
聖女って頭につけると、背中に光の翼が生えて輝きだす。
他にもいきなり光り輝く合唱団みたいなものが
現れて歌いだしたりと無駄なエフェクトに力が入っている。
…あれ?でもビームにはそんなエフェクトがなかったような。
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とにかく回復系や補助系のスキルに
聖女って頭文字をつけるのはやめておこうと思った。
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