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第23話 家族への手紙
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家族からの手紙を読み終わった私は手紙の返事を書いていた。
お母さんへ、輝夜の授業参観に参加できてよかったね。
お母さんが元気になって私もうれしいです。
輝夜へ、お母さんが授業参観に来てくれてよかったね、
あと1ヶ月で輝夜の誕生日だね、そのときは私も帰ります。
悠里へ、毎週の卵の特売は忘れずに購入するように。
「これでよし、と」
だいたいこんな感じで手紙の返事を書いた。
「ねぇ、光姫…」
「どうしたの?」
ローズも調べ物が終わったようで私に声をかけてきた。
「…誰に手紙を書いてたの?」
「お母さんと、妹と、弟に手紙を書いてたんだよ!」
「…お父さんは?」
「お父さんは、今、家にいないんだ」
「そう…なんだ」
どうしたんだろう?ローズの様子がおかしい。
『ピンポーン』
チャイムの音が鳴る。
「はーい、今開けますー」
ローズの事が気になっていたけど、
先にチャイムのほうを対応することにした。
ドアを開けると、王子、ローズのお兄ちゃん、
ダグおじいちゃんと中二病の人等がいた。
何の用事だろう?
ドアを開けたところで皆固まっている、どうしたのかな?
「あ、皆さんそろってどうしました?」
「あの、このドアはミツキ様が…?」
王子が聞いてくる
「あ、そうですよ、立ち話もあれですのであがってください」
「まさかマジックハウスとはの…
それも見たことの無い設備ばかりじゃ」
マジックハウスってなんだろう?
「さすが聖女様だ…こんな力まであるとは」
「わふぅ」
「ひぃ!?」
けるちゃんが中二病の人にじゃれつきにいってる。
中二病の人って、動物が苦手なのかな、
けるちゃんにじゃれつかれて顔を真っ青にしてる。
その様子を見て、ローズのお兄ちゃんも顔が青くなってる。
動物苦手な人多すぎ。
「ダグラス殿、これは空間魔法の一種なのか?」
「そうですじゃ、しかし、
ワシもこのレベルのものは見たことが無い」
「室温も調節されている、
いったいこの空間にどれほどの力と技術が使われているというのだ」
王子とダグおじいちゃんはこそこそと何か話してる。
まあ、聞こえるレベルなので、こそこそというほどでもないかな?
そういえば、缶入りの高そうなお茶があったような
もちろん私が買ったわけではない、最初から棚の中にあった。
おそらく邪神様が用意してくれていたのだろう。
せっかくお客さんが来ているわけだし。
お茶でも出してあげないとね。
でも、暑いから冷たい麦茶のほうがいいかな?
「麦茶ですけど、よかったらどうぞ」
麦茶を出すことにした。
よく考えると、高いお茶の淹れ方なんて知らないし。
「!?冷たい…」
王子が驚いている。
いや、さすがに冷やしていない麦茶は出さないよ?
「それで、皆様、どうなされたのでしょうか?」
ローズが説明を求める、
うん、話がまるで進んでいないしね
みんなマイペースすぎるよ、まったく。
「聖女様の姿が見受けられず、探していたところ
怪しげなドアの中に入ったと報告を受けたのだ。」
怪しげなドアって…ローズのお兄ちゃんがひどい。
「わふ」
「た、助けて…」
中二病の人は、けるちゃんにじゃれつかれたままだ。
まあ、動物恐怖症を治すいい機会だろう。
放って置こう。
「それと、食事の用意ができたので、持ってこさせたのだ」
あ、食事できたんだ。
「あ、それじゃ、ここで一緒に食べましょうか」
外は暑いし、中で食べるほうがいい。
そんな感じで皆一緒に食事を取ることになった。
「聖女様、大変恐縮ですが、お願いしたいことがございます」
「私にお願い?」
ローズのお兄ちゃんが、私にお願いがあるらしい。
なんだろう?
「知ってのとおり、ランスロット様は、フェルタニア王国の第一王子であり
次期国王となられるお方です。」
「うん、知ってるよ」
「そのため、この道中の危険は可能な限り減らしたいと考えております。」
まあ、そりゃそうだ。
「このマジックハウスは、外界からの強力な防衛能力も有していると見受けられます。
この旅の間、ランスロット様の寝所としても使わせてはいただけないでしょうか」
「まて、アイザック、それは…」
え?男の人を泊めるってこと?
恥ずかしいけど、事情が事情だけに仕方が無いと思う。
「えっと、ローズも一緒にいるなら構いませんよ」
さすがに、男女で二人きりはまずいし、ローズにはいてもらわないと。
個室も二部屋あるし、寝るときに男女で別の部屋ならいいかな?
「よかったら、ダグおじいちゃんも一緒に泊まります?」
ダグおじいちゃんの歳だと、テントはきついよね。
「ふぉふぉ、よろしいのですかな?」
「はい、外だと大変でしょうし」
「そうですな、護衛としては、
近くにいるほうが助かりますですじゃ」
ん?何か違うような?ま、いっか。
このあと結局、流れでローズのお兄ちゃんも一緒に泊まることになった。
中二病の人は泊まらない、けるちゃんが怖いようだ。
こんなにかわいいのに…
あと、蛇口から水が出るのに驚かれていた。
どうして?
お母さんへ、輝夜の授業参観に参加できてよかったね。
お母さんが元気になって私もうれしいです。
輝夜へ、お母さんが授業参観に来てくれてよかったね、
あと1ヶ月で輝夜の誕生日だね、そのときは私も帰ります。
悠里へ、毎週の卵の特売は忘れずに購入するように。
「これでよし、と」
だいたいこんな感じで手紙の返事を書いた。
「ねぇ、光姫…」
「どうしたの?」
ローズも調べ物が終わったようで私に声をかけてきた。
「…誰に手紙を書いてたの?」
「お母さんと、妹と、弟に手紙を書いてたんだよ!」
「…お父さんは?」
「お父さんは、今、家にいないんだ」
「そう…なんだ」
どうしたんだろう?ローズの様子がおかしい。
『ピンポーン』
チャイムの音が鳴る。
「はーい、今開けますー」
ローズの事が気になっていたけど、
先にチャイムのほうを対応することにした。
ドアを開けると、王子、ローズのお兄ちゃん、
ダグおじいちゃんと中二病の人等がいた。
何の用事だろう?
ドアを開けたところで皆固まっている、どうしたのかな?
「あ、皆さんそろってどうしました?」
「あの、このドアはミツキ様が…?」
王子が聞いてくる
「あ、そうですよ、立ち話もあれですのであがってください」
「まさかマジックハウスとはの…
それも見たことの無い設備ばかりじゃ」
マジックハウスってなんだろう?
「さすが聖女様だ…こんな力まであるとは」
「わふぅ」
「ひぃ!?」
けるちゃんが中二病の人にじゃれつきにいってる。
中二病の人って、動物が苦手なのかな、
けるちゃんにじゃれつかれて顔を真っ青にしてる。
その様子を見て、ローズのお兄ちゃんも顔が青くなってる。
動物苦手な人多すぎ。
「ダグラス殿、これは空間魔法の一種なのか?」
「そうですじゃ、しかし、
ワシもこのレベルのものは見たことが無い」
「室温も調節されている、
いったいこの空間にどれほどの力と技術が使われているというのだ」
王子とダグおじいちゃんはこそこそと何か話してる。
まあ、聞こえるレベルなので、こそこそというほどでもないかな?
そういえば、缶入りの高そうなお茶があったような
もちろん私が買ったわけではない、最初から棚の中にあった。
おそらく邪神様が用意してくれていたのだろう。
せっかくお客さんが来ているわけだし。
お茶でも出してあげないとね。
でも、暑いから冷たい麦茶のほうがいいかな?
「麦茶ですけど、よかったらどうぞ」
麦茶を出すことにした。
よく考えると、高いお茶の淹れ方なんて知らないし。
「!?冷たい…」
王子が驚いている。
いや、さすがに冷やしていない麦茶は出さないよ?
「それで、皆様、どうなされたのでしょうか?」
ローズが説明を求める、
うん、話がまるで進んでいないしね
みんなマイペースすぎるよ、まったく。
「聖女様の姿が見受けられず、探していたところ
怪しげなドアの中に入ったと報告を受けたのだ。」
怪しげなドアって…ローズのお兄ちゃんがひどい。
「わふ」
「た、助けて…」
中二病の人は、けるちゃんにじゃれつかれたままだ。
まあ、動物恐怖症を治すいい機会だろう。
放って置こう。
「それと、食事の用意ができたので、持ってこさせたのだ」
あ、食事できたんだ。
「あ、それじゃ、ここで一緒に食べましょうか」
外は暑いし、中で食べるほうがいい。
そんな感じで皆一緒に食事を取ることになった。
「聖女様、大変恐縮ですが、お願いしたいことがございます」
「私にお願い?」
ローズのお兄ちゃんが、私にお願いがあるらしい。
なんだろう?
「知ってのとおり、ランスロット様は、フェルタニア王国の第一王子であり
次期国王となられるお方です。」
「うん、知ってるよ」
「そのため、この道中の危険は可能な限り減らしたいと考えております。」
まあ、そりゃそうだ。
「このマジックハウスは、外界からの強力な防衛能力も有していると見受けられます。
この旅の間、ランスロット様の寝所としても使わせてはいただけないでしょうか」
「まて、アイザック、それは…」
え?男の人を泊めるってこと?
恥ずかしいけど、事情が事情だけに仕方が無いと思う。
「えっと、ローズも一緒にいるなら構いませんよ」
さすがに、男女で二人きりはまずいし、ローズにはいてもらわないと。
個室も二部屋あるし、寝るときに男女で別の部屋ならいいかな?
「よかったら、ダグおじいちゃんも一緒に泊まります?」
ダグおじいちゃんの歳だと、テントはきついよね。
「ふぉふぉ、よろしいのですかな?」
「はい、外だと大変でしょうし」
「そうですな、護衛としては、
近くにいるほうが助かりますですじゃ」
ん?何か違うような?ま、いっか。
このあと結局、流れでローズのお兄ちゃんも一緒に泊まることになった。
中二病の人は泊まらない、けるちゃんが怖いようだ。
こんなにかわいいのに…
あと、蛇口から水が出るのに驚かれていた。
どうして?
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