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連続殺人と死神青年(3)
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☆☆☆
私有鉄道に乗って数駅、私達は坂上健也の住む町に降り立った。
「この辺りに来るのは久し振りだなぁ」
美波が呟き聖良も頷いた。坂上健也はキリング・ノヴァ時代も現在も、ずっと同じ土地に住んでいるらしい。少女だった彼女達は親と共に、何度か坂上の家を訪れていた。
再開発で駅近辺は賑わっているものの、道を一本外れた途端に店が消え、アパートや戸建てが軒を連ねていた。典型的なベッドタウンだ。
「あそこですよ~」
美波が一軒家を指差した。門の表札は坂上となっている。キリング・ノヴァのメンバーは全員、芸名を使わず本名で活動していたそうだ。
「坂上さんはアパート暮らしじゃなかったんだ」
築年数は経っていそうだが、都内にしては広い敷地面積での一戸建て。木嶋友樹のアパートの部屋に比べたら、坂上の家は随分と立派な住まいに思えた。
「健也さんは東京出身ですから。元々はご両親と住んでいらしたんです」
「健也おじさんは偉いんですよ。マングローブで稼いだお金でご両親の為に、当時では珍しい完全バリアフリーに実家をリフォームしたんです!」
「へぇ、親孝行な方なんだね」
坂上健也はキリング・ノヴァの中では目立たないメンバーだった。遠い記憶を辿ってみると、いつもニコニコ人当たりの良さそうな笑みを浮かべる人物だった気がする
「ご結婚はされていたの?」
「いいえ、健也さんは独身主義者でした。きっとお嫁さんになってくれる人に苦労をかけたくなかったんでしょう。キリング・ノヴァは売れないし、ご両親の介護問題も有るしで」
「そうだね、おじさんはそんな人だよね。その分、親子仲はとても良かったんですよ!」
「ご両親共亡くなられて、今は健也さん独りになっちゃいましたけど」
それでも家のリフォームは正しかったと思う。生前の両親は喜んだだろうし、坂上健也もいつかは老人となる。その時にバリアフリーの家は、独居の彼にとって大きな助けとなるだろう。
なだらかなスロープを登って玄関前まで行った。
「坂上さんは背が高いんですか?」
おもむろに才が口を開いた。それは唐突な質問に思えたが、才が見下ろす先を見て私も納得した。
白地のスロープに、泥の乾いた靴跡がいくつか残っていた。大きいサイズの靴だ。身長が伸び易い人は骨の成長が活発なので、手足も大きくなる傾向が有る。
今日は暖かいが早朝に、所によってはにわか雨が降っていた。この地域も降ったのか、それとも道路に撒かれた打ち水のせいなのか、靴の持ち主は濡れた靴底で土を踏み、その汚れをスロープに残してしまったようだ。
「健也おじさんは男性にしては小柄ですよ。162センチくらいじゃないかな?」
言って、美波はインターホンのボタンを押した。
…………………………………………。
美波はもう一度ボタンを押したが、応答者は居なかった。
「おかしいな、音は鳴ってるのに」
「お留守かしら?」
「え、でも、三日前に私が電話した時は、一日家に居るって言ってました」
「健也おじさんは約束を破る人じゃないですよ」
しかし迎えてくれる家主が現れない限りはどうしようもない。困っていると、才が玄関の引き戸へナチュラルに手を掛けた。
カラカラカラカラカラ……。
あっさりと引き戸は横へ移動した。
「開いちゃった」
女性陣三名は、口をポカンと開けて埴輪のような顔になった。開いちゃったじゃないだろう。何ですぐにいろんな物に触ろうとするかね。あんたは好奇心旺盛な幼児ですか。
「……お、おじさーん。美波と聖良お姉さんが来たよー」
我に帰った美波が、玄関先から廊下の奥へ呼びかけた。
……………………。
やはり誰も出てこなかった。何処かの部屋から、テレビかラジオの音らしきものは聞こえてくるのだが。人が活動している気配が全くしなかった。
「テレビ点けたまま、健也さん寝ちゃったのかな?」
「おじさんは几帳面な人だよ。鍵もかけずに寝るー?」
「健也さんだってもう還暦だから……。うっかりする時も有るんじゃない?」
聖良と美波の意見を聞き流しながら、私は自分の身体が冷えていく感覚に戸惑っていた。前にもこんなことが有った気がする。
人は出てこないのに鳴りっ放しの何か……。あの時は目覚まし時計だった。
「才くん」
木嶋友樹のことを思い出した私は、あろうことか才に助けを求める視線を送ってしまった。
「解ってますよ」
視線を受け止めた才は力強く頷き、靴を脱ぎ、私の手を引いて坂上邸に上がり込んだ。馬鹿やめろ違う禿げろ。私は察知した危険から遠ざかりたいんだってば。コイツ全然解ってねぇぇ!!
「ちょちょ、才くんちょっと待って!」
才が待つはずもなく、強引に引っ張られた私はその場に尻餅を付いた。覚えておきなさい小僧。幸い、玄関と廊下に段差がほとんど無かったのでダメージは少なかった。バリアフリー万歳。
「靴くらいさっさと脱いで下さいよ。それでもサイカナ探偵団のカナですか!」
どうして私がしかられる? そして目上の者を愛称で呼ぶな。だいたい私が問題視しているのは靴のことではない。
「あの、才さん、健也さんの許可無く勝手に上がるのは流石に……」
聖良が引き攣った顔で才を咎めた。猪突猛進男の対極に居る、冷静な常識人である聖良。素直に聞く才じゃないけれどね。
「それどころではありません!」
やっぱり。
私有鉄道に乗って数駅、私達は坂上健也の住む町に降り立った。
「この辺りに来るのは久し振りだなぁ」
美波が呟き聖良も頷いた。坂上健也はキリング・ノヴァ時代も現在も、ずっと同じ土地に住んでいるらしい。少女だった彼女達は親と共に、何度か坂上の家を訪れていた。
再開発で駅近辺は賑わっているものの、道を一本外れた途端に店が消え、アパートや戸建てが軒を連ねていた。典型的なベッドタウンだ。
「あそこですよ~」
美波が一軒家を指差した。門の表札は坂上となっている。キリング・ノヴァのメンバーは全員、芸名を使わず本名で活動していたそうだ。
「坂上さんはアパート暮らしじゃなかったんだ」
築年数は経っていそうだが、都内にしては広い敷地面積での一戸建て。木嶋友樹のアパートの部屋に比べたら、坂上の家は随分と立派な住まいに思えた。
「健也さんは東京出身ですから。元々はご両親と住んでいらしたんです」
「健也おじさんは偉いんですよ。マングローブで稼いだお金でご両親の為に、当時では珍しい完全バリアフリーに実家をリフォームしたんです!」
「へぇ、親孝行な方なんだね」
坂上健也はキリング・ノヴァの中では目立たないメンバーだった。遠い記憶を辿ってみると、いつもニコニコ人当たりの良さそうな笑みを浮かべる人物だった気がする
「ご結婚はされていたの?」
「いいえ、健也さんは独身主義者でした。きっとお嫁さんになってくれる人に苦労をかけたくなかったんでしょう。キリング・ノヴァは売れないし、ご両親の介護問題も有るしで」
「そうだね、おじさんはそんな人だよね。その分、親子仲はとても良かったんですよ!」
「ご両親共亡くなられて、今は健也さん独りになっちゃいましたけど」
それでも家のリフォームは正しかったと思う。生前の両親は喜んだだろうし、坂上健也もいつかは老人となる。その時にバリアフリーの家は、独居の彼にとって大きな助けとなるだろう。
なだらかなスロープを登って玄関前まで行った。
「坂上さんは背が高いんですか?」
おもむろに才が口を開いた。それは唐突な質問に思えたが、才が見下ろす先を見て私も納得した。
白地のスロープに、泥の乾いた靴跡がいくつか残っていた。大きいサイズの靴だ。身長が伸び易い人は骨の成長が活発なので、手足も大きくなる傾向が有る。
今日は暖かいが早朝に、所によってはにわか雨が降っていた。この地域も降ったのか、それとも道路に撒かれた打ち水のせいなのか、靴の持ち主は濡れた靴底で土を踏み、その汚れをスロープに残してしまったようだ。
「健也おじさんは男性にしては小柄ですよ。162センチくらいじゃないかな?」
言って、美波はインターホンのボタンを押した。
…………………………………………。
美波はもう一度ボタンを押したが、応答者は居なかった。
「おかしいな、音は鳴ってるのに」
「お留守かしら?」
「え、でも、三日前に私が電話した時は、一日家に居るって言ってました」
「健也おじさんは約束を破る人じゃないですよ」
しかし迎えてくれる家主が現れない限りはどうしようもない。困っていると、才が玄関の引き戸へナチュラルに手を掛けた。
カラカラカラカラカラ……。
あっさりと引き戸は横へ移動した。
「開いちゃった」
女性陣三名は、口をポカンと開けて埴輪のような顔になった。開いちゃったじゃないだろう。何ですぐにいろんな物に触ろうとするかね。あんたは好奇心旺盛な幼児ですか。
「……お、おじさーん。美波と聖良お姉さんが来たよー」
我に帰った美波が、玄関先から廊下の奥へ呼びかけた。
……………………。
やはり誰も出てこなかった。何処かの部屋から、テレビかラジオの音らしきものは聞こえてくるのだが。人が活動している気配が全くしなかった。
「テレビ点けたまま、健也さん寝ちゃったのかな?」
「おじさんは几帳面な人だよ。鍵もかけずに寝るー?」
「健也さんだってもう還暦だから……。うっかりする時も有るんじゃない?」
聖良と美波の意見を聞き流しながら、私は自分の身体が冷えていく感覚に戸惑っていた。前にもこんなことが有った気がする。
人は出てこないのに鳴りっ放しの何か……。あの時は目覚まし時計だった。
「才くん」
木嶋友樹のことを思い出した私は、あろうことか才に助けを求める視線を送ってしまった。
「解ってますよ」
視線を受け止めた才は力強く頷き、靴を脱ぎ、私の手を引いて坂上邸に上がり込んだ。馬鹿やめろ違う禿げろ。私は察知した危険から遠ざかりたいんだってば。コイツ全然解ってねぇぇ!!
「ちょちょ、才くんちょっと待って!」
才が待つはずもなく、強引に引っ張られた私はその場に尻餅を付いた。覚えておきなさい小僧。幸い、玄関と廊下に段差がほとんど無かったのでダメージは少なかった。バリアフリー万歳。
「靴くらいさっさと脱いで下さいよ。それでもサイカナ探偵団のカナですか!」
どうして私がしかられる? そして目上の者を愛称で呼ぶな。だいたい私が問題視しているのは靴のことではない。
「あの、才さん、健也さんの許可無く勝手に上がるのは流石に……」
聖良が引き攣った顔で才を咎めた。猪突猛進男の対極に居る、冷静な常識人である聖良。素直に聞く才じゃないけれどね。
「それどころではありません!」
やっぱり。
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