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サイカナ探偵団は勝負に出る(4)
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才は続けた。
「聖良さん、あなたは7時台に坂上さんの家に着いていた。慎也さんのスマホの電源をここで入れて、履いていた慎也さんの靴で玄関前にドロ跡を付けた」
「え!」
「聖良さんはスマホだけではなく、慎也さんの靴も前日持ち出していたんです」
「あのスロープの跡は、お姉さんが付けてたの!?」
「ええ、わざと。これ見よがしに」
全ては慎也の犯行だと思わせる為に。
「大きい足の人は小さいサイズの靴を履けませんが、逆は可能です。まぁブカブカでしょうが、靴紐を強めに絞めたり、靴下を重ねて履けば歩くことに支障は出ないでしょう。活動的なパンツスタイルなら、女性が男物のスニーカーを履いていても誰も気にしません」
「私はあの日、ワンピースだった。靴もパンプスだし……」
聖良が忌々しげに吐き捨てた。
「さっきも言いましたが、殺人の後に着換えたんでしょう? 刺し殺した坂上さんの返り血を多少なりと浴びたでしょうから、それも含めて」
ぎゅっと目をつぶって震え始めた美波を父親の海児が抱きしめた。才はちらりと美波に目をやったが、すぐに推理を再開した。
「その後、慎也さんのスマホを坂上さんの家の何処かに隠したんです。俺の予想ではたぶん玄関、靴箱の中とか」
娘の肩を抱く海児が聞いた。
「どうして隠したんだ?」
「二度目の来訪時に、一緒に来た俺達にスマホの存在がバレないようにです。坂上さんを殺害して着替えてスマホを隠した聖良さんは、急いで俺達と待ち合わせている店に向かいました。スマホだけが坂上さんの家に取り残されて、微弱な電波を基地局へ送り続けていたんです」
「そんなトリックが……」
「判ってしまえば単純なんですけどね。外出の際は大半の人が携帯電話を持って出かけます。スマホは常に契約者の手元に有るものだというこの思い込みが、推理の邪魔をしてしまったんです」
対する慎也は汚部屋の住人。すぐに携帯電話を溢れた物の海に沈めてしまう。せっかく見つけても電源を入れ忘れるほどの無頓着な彼が、下痢と睡魔で昼まで寝込んだ日に、携帯電話と靴が一足紛失していることに気づくとは思えない。
仕事は定休日だったらしいから、職場に体調不良の連絡を入れる必要も無かったことだし。月曜日に坂上健也の家に行くことが計画されたのは、私ではなく慎也の休みに合わされていたのだ。
「聖良さんは犯行に及んだ二時間後に、俺達を連れて再び坂上さんの家を訪れます。その時の状況をカナエさん、説明して下さい」
「あ、はい」
緊張していたが行ける。これも打ち合わせ通りだ。
才はあくまでもメインの進行役。彼が一人で全部喋るよりも周りを巻き込んで、複数人に意見を述べさせた方が推理の説得力が増す。そして犯人を孤立させられるだろう。実業家として現在成功している俊がくれたアドバイスだった。
「ええと、あの時は……」
私は思い出しながら話す振りをした。
「チャイムを鳴らしても誰も出てきてくれなかった……。それなのに、家の中からテレビみたいな音が聞こえたんです。変だなって思っていたら、才くんが手を掛けた玄関の引き戸が開いちゃって……」
上手く演技できているかな。舞台から降りて何十年も経っているのだ。
「その時思い出したんです、私と才くんが木嶋さんの遺体を発見した時と似ているって。それを口に出したら坂上さんを心配した美波さんが、靴のまま家の中へ走っていったんです。私と才くんがすぐに彼女を追いかけて、ええと、靴を脱ぐのに手間取った聖良さんが最後尾でした」
最後まで言えたぞ。ふー。途中ちょっとトチっちゃったけれど、かえってリアリティが出たんじゃないかな。
「ありがとうカナエさん。俺の記憶でも、あの時の状況はカナエさんの言った通りです。聖良さんが最後尾だった、ここが重要なんです」
才が強調した。
「俺達三人の視界から外れた聖良さんは、この隙に電源が落ちていた慎也さんのスマホを回収したんです」
俊が台本通りに合の手を入れる。
「電源は勝手に切れたのかい?」
「電池切れです。予め聖良さんは、スマホの電池残量を少なくした上で坂上さんの家に行ったんです。スマホには電池切れの推定時刻を教えてくれる機能が有りますから、それを参考にして調節したんでしょう。これで、俺達が到着する前に犯人が帰ったという演出の完成です」
「何とまぁ……」
才は海児に質問した。
「電源が落ちたそのスマホ、いつ何処で慎也さんに返却されたと思います?」
海児は頭をフルフル振ってから、疲れたような声音で答えた。
「……事件が有った日の夕方に、寝込んだ慎也さんの様子を見にアパートに立ち寄ったって、聖良ちゃんが言ってたから……。その時にこっそり部屋の何処かへ置いたんだろう」
「俺も、そう思います」
聖良が慎也の携帯電話を移動させたという才の推理を、海児は遠回しに認めたのだ。そんな親の言葉を美波は否定しなかった。彼女もまた、聖良が真犯人だと考え始めているのだろう。
新たに二名の支持者を得た才は勢いを増し、聖良に詰め寄った。
「慎也さんのスマホと靴跡さえ無ければ、第三者の犯行という可能性を捨て切れなかった。でもこのトリックが使われたのなら、犯人はあなたしか居ないんです。他の誰が慎也さんの私物を持ち出して、気づかれないまま戻すことができるんですか」
才は人差し指をピンと立てた。絶好調だね。ムカつくけど。
「警察の目から自分を外す為にお父さんを利用したんでしょうけど、下手に工作したことが裏目に出ましたね。あなたは頑張り過ぎたんですよ」
「聖良さん、あなたは7時台に坂上さんの家に着いていた。慎也さんのスマホの電源をここで入れて、履いていた慎也さんの靴で玄関前にドロ跡を付けた」
「え!」
「聖良さんはスマホだけではなく、慎也さんの靴も前日持ち出していたんです」
「あのスロープの跡は、お姉さんが付けてたの!?」
「ええ、わざと。これ見よがしに」
全ては慎也の犯行だと思わせる為に。
「大きい足の人は小さいサイズの靴を履けませんが、逆は可能です。まぁブカブカでしょうが、靴紐を強めに絞めたり、靴下を重ねて履けば歩くことに支障は出ないでしょう。活動的なパンツスタイルなら、女性が男物のスニーカーを履いていても誰も気にしません」
「私はあの日、ワンピースだった。靴もパンプスだし……」
聖良が忌々しげに吐き捨てた。
「さっきも言いましたが、殺人の後に着換えたんでしょう? 刺し殺した坂上さんの返り血を多少なりと浴びたでしょうから、それも含めて」
ぎゅっと目をつぶって震え始めた美波を父親の海児が抱きしめた。才はちらりと美波に目をやったが、すぐに推理を再開した。
「その後、慎也さんのスマホを坂上さんの家の何処かに隠したんです。俺の予想ではたぶん玄関、靴箱の中とか」
娘の肩を抱く海児が聞いた。
「どうして隠したんだ?」
「二度目の来訪時に、一緒に来た俺達にスマホの存在がバレないようにです。坂上さんを殺害して着替えてスマホを隠した聖良さんは、急いで俺達と待ち合わせている店に向かいました。スマホだけが坂上さんの家に取り残されて、微弱な電波を基地局へ送り続けていたんです」
「そんなトリックが……」
「判ってしまえば単純なんですけどね。外出の際は大半の人が携帯電話を持って出かけます。スマホは常に契約者の手元に有るものだというこの思い込みが、推理の邪魔をしてしまったんです」
対する慎也は汚部屋の住人。すぐに携帯電話を溢れた物の海に沈めてしまう。せっかく見つけても電源を入れ忘れるほどの無頓着な彼が、下痢と睡魔で昼まで寝込んだ日に、携帯電話と靴が一足紛失していることに気づくとは思えない。
仕事は定休日だったらしいから、職場に体調不良の連絡を入れる必要も無かったことだし。月曜日に坂上健也の家に行くことが計画されたのは、私ではなく慎也の休みに合わされていたのだ。
「聖良さんは犯行に及んだ二時間後に、俺達を連れて再び坂上さんの家を訪れます。その時の状況をカナエさん、説明して下さい」
「あ、はい」
緊張していたが行ける。これも打ち合わせ通りだ。
才はあくまでもメインの進行役。彼が一人で全部喋るよりも周りを巻き込んで、複数人に意見を述べさせた方が推理の説得力が増す。そして犯人を孤立させられるだろう。実業家として現在成功している俊がくれたアドバイスだった。
「ええと、あの時は……」
私は思い出しながら話す振りをした。
「チャイムを鳴らしても誰も出てきてくれなかった……。それなのに、家の中からテレビみたいな音が聞こえたんです。変だなって思っていたら、才くんが手を掛けた玄関の引き戸が開いちゃって……」
上手く演技できているかな。舞台から降りて何十年も経っているのだ。
「その時思い出したんです、私と才くんが木嶋さんの遺体を発見した時と似ているって。それを口に出したら坂上さんを心配した美波さんが、靴のまま家の中へ走っていったんです。私と才くんがすぐに彼女を追いかけて、ええと、靴を脱ぐのに手間取った聖良さんが最後尾でした」
最後まで言えたぞ。ふー。途中ちょっとトチっちゃったけれど、かえってリアリティが出たんじゃないかな。
「ありがとうカナエさん。俺の記憶でも、あの時の状況はカナエさんの言った通りです。聖良さんが最後尾だった、ここが重要なんです」
才が強調した。
「俺達三人の視界から外れた聖良さんは、この隙に電源が落ちていた慎也さんのスマホを回収したんです」
俊が台本通りに合の手を入れる。
「電源は勝手に切れたのかい?」
「電池切れです。予め聖良さんは、スマホの電池残量を少なくした上で坂上さんの家に行ったんです。スマホには電池切れの推定時刻を教えてくれる機能が有りますから、それを参考にして調節したんでしょう。これで、俺達が到着する前に犯人が帰ったという演出の完成です」
「何とまぁ……」
才は海児に質問した。
「電源が落ちたそのスマホ、いつ何処で慎也さんに返却されたと思います?」
海児は頭をフルフル振ってから、疲れたような声音で答えた。
「……事件が有った日の夕方に、寝込んだ慎也さんの様子を見にアパートに立ち寄ったって、聖良ちゃんが言ってたから……。その時にこっそり部屋の何処かへ置いたんだろう」
「俺も、そう思います」
聖良が慎也の携帯電話を移動させたという才の推理を、海児は遠回しに認めたのだ。そんな親の言葉を美波は否定しなかった。彼女もまた、聖良が真犯人だと考え始めているのだろう。
新たに二名の支持者を得た才は勢いを増し、聖良に詰め寄った。
「慎也さんのスマホと靴跡さえ無ければ、第三者の犯行という可能性を捨て切れなかった。でもこのトリックが使われたのなら、犯人はあなたしか居ないんです。他の誰が慎也さんの私物を持ち出して、気づかれないまま戻すことができるんですか」
才は人差し指をピンと立てた。絶好調だね。ムカつくけど。
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