帝国戦争 ー繁栄ー

神明三日月

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帝国戦争ー繁栄ー

帝国戦争#6 占領下のセルフィア

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我々は、この戦いでたくさんの資源を獲得した。
中でもサンドラ帝国で特に産出しなかった石油などが確保できたこの戦争は、サンドラ連邦にとって
十分過ぎると言っていいほどの戦利品だ。
しかしそれは、元サンドラ連邦の一地域に過ぎない
占領された国の人々は、差別や飢えを凌いでいる 国からの資源の搾取が横行し混乱が深まった
通常そんな国は長く持たない 反乱が起き革命が起きる
しかしこの国は、違った 違ってしまったと言うべきなのかわからないが
占領地域の多くは 宗教的に苦しみや搾取からでも生き残ることが美徳となっている
そんな宗教普通は無いが 過酷な扱いを受けていた国だからこその宗教なのだろう。

そしてサンドラ帝国は、野望の元にあるスローガンを掲げた all for one
1人の為にみんなが活躍する場を国が与えると言う条件で
これは施工された 僅か公布から1ヶ月だった

国民は気づいた「国のトップ無能じゃん」
国は言った「死にたくなかったら働け」

ある国では、働いて死ぬ人もいるだろうが前提が違う

国民は、叫ぶ「こんな国逃げてやる!!」

「銃殺隊 やれ」

反乱を犯そうと企てるものは、死ぬ
それは、どんな国でも同じだ、しかしこの国は、国民選挙がない
一般人が国を変える方法がない。
皆は、考えたことがあるか?自分達で選んだ道筋の元に自分達が殺されると言う現象に
権力者から殺されると言う可能性について。

サンドラ連邦は、必ず終わる
次の指導者選挙で

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