この気持ちに気づくまで

猫谷 一禾

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そして回る

《48》 ♡

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「はっおさまんねっ」
「はぁはぁ……あ、コウ」

下半身の衣服を全て取り除かれ後ろの蕾に触れてくる。

「久しぶりだから、ゆっくりやるつもり」
「あっ…コウ……もっと……触ってほし……」

熱に浮かされた緋縁は思ったままを口走っていた。

「だから、煽るなって…」

噛み付く勢いのキス、唇を舐められ皇輝の舌に誘われるように外に出した舌を軽く噛まれる。その間に放ったものでぬめる指が蕾に挿入されていた。

「う"っ……はぅ…」

力が入ってしまい舌が口の中に引っ込む。

「やっぱり狭い……」

膝が震える、蕩けた頭でもこの先を想像すると緊張してくる。

「覚えてる、ここら辺だろ?」
「んぅっ……あっ…あっ…はあ……」

皇輝の服を掴む。緋縁は乱された格好なのに皇輝は余り乱れていない。

(これ、俺も素肌…触りたい)

緋縁は熱い息を吐きながらゆっくりと皇輝のシャツのボタンを外していく。

(指、震える……)

ボタンを外されている皇輝はふっと笑い愛しさが増す。全て外し終えると綺麗な腹筋が見えた。

(素肌にシャツ1枚って……)

皇輝の腹筋をマジマジと見るのは初めてだった。

(綺麗だな……)

スーっと触ってみる。すると皇輝の指も緋縁の中でスリスリと擦り上げてくる。

「んっ……ふぅ……」
「イタズラするなら俺もやるぞ」
「ちが…うよ…あっ……も、もぅ……ちょっとぉ…」
「ちゅっ……緋縁…もっと気持ちよくなって」

(クラクラする…)

感情が高ぶりすぎて涙が出てくる。顔が熱くて、涙の熱が分からない。

(あぁ…もっと……深く触れたい…)

緋縁の蕾には指が2本出たり入ったりしていた。皇輝は軽いキスをしてきたり胸元に吸い付いたり、緋縁を味わい尽くそうとしている。

「んあっ……はぁ……はぁ……コウ……」
「緋縁の中、ぎゅうぎゅう締め付けてくる。誘われてるみたいだ…」

片膝を立てられて、ググッと3本の指と増やされた。内側の粘膜を擦られる。今はムズムズするどころか、身体がビクリと反応してしまう場所を指が行ったり来たりする。

「や……だ……はぁっ………あっん……」
「早く入れたい…ひとつに……緋縁…」

熱い、奥が切ない。どうしたらいいのだろうか。

(早く……コウ……コウ……こうき……)

「緋縁、入れるぞ」
「んんっ……あ、入って……熱いの…が……」
「はぁ……すげぇ……歓迎されてる」
「やだっ……そんな……黙って……」
「可愛い。可愛い緋縁」
「あっ……うっ……うぅ……」

しっかり解された蕾は熱い脈動を受け入れる。
どっくんどっくん
しっかりと感じられる。

「あんま、もたない……」
「コウ、コウ…………んっ」

皇輝が動き出し、半年前の夏がフラッシュバックする。あの時よりずっと意味がある。心から受け入れる感覚。肌で感じる体温がまるで違う。

「あっ……はっ……こう、こうきっ」
「緋縁っ……んっ出るっ」

奥に、身体の奥に熱い物が膨らむ。出されてしまう感じはまだよく分からないけど、自分の身体で皇輝が快感を感じてくれたことが嬉しかった。

「悪い、緋縁も…」

前を刺激され、緋縁もまた熱いものを出す。

「んん……はぁ……あ……」

汗とか体液とか気持ち悪いのに、抱きしめて欲しかった。その願いはすぐに叶えられる。耳元で幸せそうな皇輝の声が聞こえる。

「緋縁、好きだ……俺のものだ……」
「コウ…あ、耳……くすぐったい…」

クスリと笑い、目を細めながら皇輝を見つめる。

「なんだ、その流し目は…そうだよな、1回なんかじゃ全然足りないよな。今度は一緒にイこうな」
「……え?……」

(あら?こういう時って…甘い雰囲気が続くものなんかじゃないの?)

緋縁はフルフルと首を振る。

「俺、そんなこと言ってな……身体、ぐちゃぐちゃで気持ち悪……」

無言でティッシュを取り、軽く拭かれる。

「どうせまた、ぐちゃぐちゃになる」
「へっ?……あ、あの」
「こうきって呼ばれるの良いな…また呼んでくれ」

(あ、あらぁ?これ、聞こえてるよね?今の結構ハードだったんだけど……)

「身体、痛くなりそうで……」
「あぁそうだな、ベッドに行ってゆっくりやろう」
「え、意味が……」
「また可愛い声が聞きたい」

ちゅっと可愛いキスをして、軽々と緋縁を抱き上げる。満足そうな表情の瞳の中は消えることを知らない欲の炎が見えた。

(これ、これ……大丈夫なの?俺……)

ベッドに降ろされ、一度解れた蕾に容赦なく熱い塊が入って来る。

「んあっ……わっ……うぅんっ……も、ちょっ……」

余裕を取り戻した皇輝は言葉通りゆっくりと緋縁を攻めてくる。

「感じてとろけてる顔、見せて」
「ひ、うそっ……んっちゅく……あ……」
「俺に我慢を強いた分、覚悟しろ……たっぷり鳴かせてやるからな」
「あっ、はっ……うっ…わっ……あぁ……ああぁ」

顔を反らせて喘いでしまう。恥ずかしくて見られたくないのに、本当にじっと見てくる。
言葉通りにたっぷり鳴かされる緋縁。皇輝の熱い塊を締め付けては喜ばれ、より一層行為が激しくなるのだった。
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