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16日目 中国人ジャーナリスト
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今日も快晴でいい天気。ゆっくりと眠れて体調も万全。
りたんさん 女性 中国北京在住 28歳 ジャーナリスト
りたんさんの第一印象
明るくて活発な印象 笑顔が素敵
「こんにちは~りたんさんですか?」
「あ、はいはいはい~私はりたんです」
「エリです。今日はご予約ありがとうございました」
「えりさんですか?えりさん」
「はい、エリです」
「エ↓リ↑さんですか?それともエ↑リ↓さんですか?」
りたんさんは2通りの微妙に違うアクセント、というかイントネーションで私の名前を発音した。
「え↑り↓です。でも人によってイントネーションは微妙に違うかも」
「え↑り↓さんですね。宜しくお願いします~」
「はい、宜しくお願いします。りたんさんは今部屋でレッスンを受けてるんですか?」
りたんさんの背景にはソファやカラフルな壁紙が映っている。
「あ、はい。部屋にいます」
「なんだかりたんさんの部屋は可愛らしいですね~」
そういうとりたんさんがにこっと笑う。
「恥ずかしいです笑 あんまり見ないでください笑」
「あ、ごめんなさい」
「大丈夫ですよ笑」
「じゃあ、気を取り直して、自己紹介しましょうか」
「はい、わかりました」
「じゃあまずは私から始めますね。〇〇(会社名)で日本語講師をしていますエリです。27歳です。今は北海道に住んでいます。趣味は読書と料理です」
「えー、北海道に住んでいるんですね」
「はい、そうです。りたんさんも自己紹介できますか?」
「はい。私はりたんです。28歳です。仕事はジャーナリストをしていて北京にすんでいます」
「はい、ありがとうございます。北京に住んでいるんですね~。生まれたのも北京ですか?」
「いえ、生まれは西安です。西安知っていますか?」
「はい、知っていますよ」
「ええ、知っているの?」
りたんさんは驚いた様子で聞き返してくる。
「はい、そんなに詳しくは知らないですけど、西安は大都市だし、兵馬俑や餃子で有名ですよね」
「あ、そうかもしれないですね笑」
「今は北京でお仕事をされているんですか?」
「はい、今はここで(北京で)働いています」
「あー、なるほど。ジャーナリストですものね。ジャーナリストの方とお話しするのは初めてです」
「あ、そうなんですね」
「はい、なのでよく知らなくて。りたんさんは普段どう言うお仕事をするんですか?」
「ニュースを書いたりします」
「なるほど。ニュースって事は勤め先は新聞社ですか?テレビ局ですか?」
「テレビ局です」
「そうなんですね。じゃあ、事件や出来事が起こったら現場に出向いて詳細を取材してそれを記事にしたりするんですよね?」
「はい、そうです」
「へー、そうなんですね。凄いなあ、尊敬します」
「いえいえ」
りたんさんは笑っている。
「りたんさんは日本語を勉強してもう長いんですか?もう日本語上手に話せているけど」
「いえいえいえ、全然上手じゃないですよ。今は自分で勉強していますから。うーん、文法がとっても難しいです」
「あー、そうですか」
「はい、最初は先生と一緒に勉強しました。でも忙しくなってからは1人で勉強するようになりました」
「なるほど、じゃあ今もお仕事忙しいんですか?」
「あ、はい。よく出張しますから。時間が無いです」
「そうなんですね~」
「それに、まだ一年くらいしか日本語を勉強していませんし、勉強するのも仕事の合間の時間だけです」
「それでも勉強を続けているのは偉いですね~」
りたんさんが照れ笑いする。りたんさんは褒められるとにこりと笑う。
「いえいえ、北海道は今は寒いですか?」
「あ、はい。すごく寒いですよ。今日は降ってないけどいつも沢山の雪が降ります」
「あ、いいですね。北京も冬は寒いけど、今年の雪は2回だけかな」
「2日間だけ雪が降ったんですね」
「はいはい」
「北京ではあまり雪は降らないんですか?」
「はい。冬の間、1度しか雪が降らないこともありますから」
「そうなんですね。じゃあ比較的暖かいんですね」
「うーん、雪は降らないけど暖かくもないです笑」
「なるほど笑」
「エリ先生は中国には来たことがありますか?」
「実はまだないんです。学生時代に本格的に中国語の勉強をして、中華圏にすごく興味はあるので一度行ってみたいなとは思っています」
「そうなんですか。どこに興味がありますか?」
「うーん、ほぼ全ての事に興味がありますが特に食文化や文学などですかね」
「あ、そうですか。中国は広いから全てを網羅するのは大変ですよ笑」
「確かにそうですよね笑」
「辛いものは食べられますか?」
「実は得意ではないんです。日本で食べる少し辛いカレーや麻婆豆腐も時々食べられない事があります」
「そうですか。じゃあ四川の料理は合わないかもしれないですね」
「やっぱり四川料理は辛いんですか?」
「はい。味、料理の種類が多いし、香辛料を効かせた辛い料理が特徴ですね」
「そうなんですね。一度東京で中国人が経営する本格的な中華レストランで火鍋を食べたときにはあまりの辛さに火を吹くかと思いました笑」
「火を吹く...ですか?」
「はい。辛過ぎて食べられなかったんです」
「あ、なるほど笑 そうですね。日本人にとって中国の火鍋は辛いと思いますよ笑」
「はい笑 その店に日本人のお客さんは殆ど居なかったんです。私たちはピリ辛を注文したんですが、ほかの中国のお客さん達はもっと辛いのを注文していましたね」
「そうですか。実は私も辛いのがそんなに得意ではありません。日本には何度か旅行に行っていますが、日本の味付けは甘くて美味しいと思います」
「日本に旅行されてるんですね~。どこに行った事がありますか?」
「東京と大阪と京都です。東京は人が多すぎて疲れるのであまり好きではありません。ただ、当時私は日本語を全く話せなかったので英語を話せる人が東京には多くて助かりました」
「そうですね。東京には外国人が多いですから他言語対応している場所が多いですもんね」
「はい、だけど今は少し日本語が話せるようになったので東北や九州などの場所にも行ってみたいと思っています」
「いいですね~。東北は私の祖母の出身地なんです。秋田って場所なんですが、静かで綺麗な景色が多く見られる場所ですよ」
「秋田ですか。聞いたことがあります」
「はい、良質な水から作られるお米が有名なんですよ。他にも沢山の郷土料理があります」
「そうなんですか。ぜひ行ってみたいです」
レッスンの終わりの時間
「今日は初めてのレッスンありがとうございました。色々お話しできてよかったです」
「いえ、こちらこそありがとうございました。またお話ししましょう」
「はい、それではまた~」
「はーい、さようなら」
りたんさんと話してみた感想
ジャーナリストをしていて色んな事に興味を持っているりたんさん。笑顔が素敵だと思った。
りたんさん 女性 中国北京在住 28歳 ジャーナリスト
りたんさんの第一印象
明るくて活発な印象 笑顔が素敵
「こんにちは~りたんさんですか?」
「あ、はいはいはい~私はりたんです」
「エリです。今日はご予約ありがとうございました」
「えりさんですか?えりさん」
「はい、エリです」
「エ↓リ↑さんですか?それともエ↑リ↓さんですか?」
りたんさんは2通りの微妙に違うアクセント、というかイントネーションで私の名前を発音した。
「え↑り↓です。でも人によってイントネーションは微妙に違うかも」
「え↑り↓さんですね。宜しくお願いします~」
「はい、宜しくお願いします。りたんさんは今部屋でレッスンを受けてるんですか?」
りたんさんの背景にはソファやカラフルな壁紙が映っている。
「あ、はい。部屋にいます」
「なんだかりたんさんの部屋は可愛らしいですね~」
そういうとりたんさんがにこっと笑う。
「恥ずかしいです笑 あんまり見ないでください笑」
「あ、ごめんなさい」
「大丈夫ですよ笑」
「じゃあ、気を取り直して、自己紹介しましょうか」
「はい、わかりました」
「じゃあまずは私から始めますね。〇〇(会社名)で日本語講師をしていますエリです。27歳です。今は北海道に住んでいます。趣味は読書と料理です」
「えー、北海道に住んでいるんですね」
「はい、そうです。りたんさんも自己紹介できますか?」
「はい。私はりたんです。28歳です。仕事はジャーナリストをしていて北京にすんでいます」
「はい、ありがとうございます。北京に住んでいるんですね~。生まれたのも北京ですか?」
「いえ、生まれは西安です。西安知っていますか?」
「はい、知っていますよ」
「ええ、知っているの?」
りたんさんは驚いた様子で聞き返してくる。
「はい、そんなに詳しくは知らないですけど、西安は大都市だし、兵馬俑や餃子で有名ですよね」
「あ、そうかもしれないですね笑」
「今は北京でお仕事をされているんですか?」
「はい、今はここで(北京で)働いています」
「あー、なるほど。ジャーナリストですものね。ジャーナリストの方とお話しするのは初めてです」
「あ、そうなんですね」
「はい、なのでよく知らなくて。りたんさんは普段どう言うお仕事をするんですか?」
「ニュースを書いたりします」
「なるほど。ニュースって事は勤め先は新聞社ですか?テレビ局ですか?」
「テレビ局です」
「そうなんですね。じゃあ、事件や出来事が起こったら現場に出向いて詳細を取材してそれを記事にしたりするんですよね?」
「はい、そうです」
「へー、そうなんですね。凄いなあ、尊敬します」
「いえいえ」
りたんさんは笑っている。
「りたんさんは日本語を勉強してもう長いんですか?もう日本語上手に話せているけど」
「いえいえいえ、全然上手じゃないですよ。今は自分で勉強していますから。うーん、文法がとっても難しいです」
「あー、そうですか」
「はい、最初は先生と一緒に勉強しました。でも忙しくなってからは1人で勉強するようになりました」
「なるほど、じゃあ今もお仕事忙しいんですか?」
「あ、はい。よく出張しますから。時間が無いです」
「そうなんですね~」
「それに、まだ一年くらいしか日本語を勉強していませんし、勉強するのも仕事の合間の時間だけです」
「それでも勉強を続けているのは偉いですね~」
りたんさんが照れ笑いする。りたんさんは褒められるとにこりと笑う。
「いえいえ、北海道は今は寒いですか?」
「あ、はい。すごく寒いですよ。今日は降ってないけどいつも沢山の雪が降ります」
「あ、いいですね。北京も冬は寒いけど、今年の雪は2回だけかな」
「2日間だけ雪が降ったんですね」
「はいはい」
「北京ではあまり雪は降らないんですか?」
「はい。冬の間、1度しか雪が降らないこともありますから」
「そうなんですね。じゃあ比較的暖かいんですね」
「うーん、雪は降らないけど暖かくもないです笑」
「なるほど笑」
「エリ先生は中国には来たことがありますか?」
「実はまだないんです。学生時代に本格的に中国語の勉強をして、中華圏にすごく興味はあるので一度行ってみたいなとは思っています」
「そうなんですか。どこに興味がありますか?」
「うーん、ほぼ全ての事に興味がありますが特に食文化や文学などですかね」
「あ、そうですか。中国は広いから全てを網羅するのは大変ですよ笑」
「確かにそうですよね笑」
「辛いものは食べられますか?」
「実は得意ではないんです。日本で食べる少し辛いカレーや麻婆豆腐も時々食べられない事があります」
「そうですか。じゃあ四川の料理は合わないかもしれないですね」
「やっぱり四川料理は辛いんですか?」
「はい。味、料理の種類が多いし、香辛料を効かせた辛い料理が特徴ですね」
「そうなんですね。一度東京で中国人が経営する本格的な中華レストランで火鍋を食べたときにはあまりの辛さに火を吹くかと思いました笑」
「火を吹く...ですか?」
「はい。辛過ぎて食べられなかったんです」
「あ、なるほど笑 そうですね。日本人にとって中国の火鍋は辛いと思いますよ笑」
「はい笑 その店に日本人のお客さんは殆ど居なかったんです。私たちはピリ辛を注文したんですが、ほかの中国のお客さん達はもっと辛いのを注文していましたね」
「そうですか。実は私も辛いのがそんなに得意ではありません。日本には何度か旅行に行っていますが、日本の味付けは甘くて美味しいと思います」
「日本に旅行されてるんですね~。どこに行った事がありますか?」
「東京と大阪と京都です。東京は人が多すぎて疲れるのであまり好きではありません。ただ、当時私は日本語を全く話せなかったので英語を話せる人が東京には多くて助かりました」
「そうですね。東京には外国人が多いですから他言語対応している場所が多いですもんね」
「はい、だけど今は少し日本語が話せるようになったので東北や九州などの場所にも行ってみたいと思っています」
「いいですね~。東北は私の祖母の出身地なんです。秋田って場所なんですが、静かで綺麗な景色が多く見られる場所ですよ」
「秋田ですか。聞いたことがあります」
「はい、良質な水から作られるお米が有名なんですよ。他にも沢山の郷土料理があります」
「そうなんですか。ぜひ行ってみたいです」
レッスンの終わりの時間
「今日は初めてのレッスンありがとうございました。色々お話しできてよかったです」
「いえ、こちらこそありがとうございました。またお話ししましょう」
「はい、それではまた~」
「はーい、さようなら」
りたんさんと話してみた感想
ジャーナリストをしていて色んな事に興味を持っているりたんさん。笑顔が素敵だと思った。
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