透明の「扉」を開けて

美黎

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23の扉 新世紀

点火と転化 3

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   大きく吐いた息から スペースもぜんぶ出して。

 すっきりするまで少し呼吸を意識した後、
 「道の上にいる自分」を 改めて 視る。


「  そう、思えば。  確かに「炉」は 「創造の場」でもあるけど「転換点」でもあるな?」

 そんなことを 言いつつも
 もう一度視界を切り替えて。

しっかりと自分の立ち位置に立つと
 「自分の欲しい創りたいもの具現化する」為
  「根源からの矢印の上で」
  「観て 決め」
  「必要を焔に転換する」、その行為を行う準備をする。

 「想像を 創造にする」には
「これ」を常に行い適切に視界左右の眼を使う、そういうことだ。


「  まあ 最初は。 少し意識しなきゃいけないけど 。」

 「ことば」にすると長いけれど
 だがそれ練習は「ここまでずっとやってきた私の十八番」であるからして
そうすること練習」は私にとって自然であり
 今更苦でもなんでもない。

 それよりも「そこを超えればもっと広いせかいが視える」、それがわかるから
「このレベルなら軽く超えられる」
 そう思える自分に 今は感謝できる。

「  そうなんだよね 。視えるわかると全然違うし。 だって 実際こんがらがってぐっちゃぐちゃ、だけど進まなきゃと思ってた頃よりかは断然、楽なんだ。」

 事実、そうやって
  「想像力を、使」。

 適切にチカラエネルギーを使い、世界を創造する神話を描く為に 
 は自分を熟知したのであるし
 だから自信を持って「それをやる」のだ。

 「自己回復」と「自己創造」、それはここまでやってきた自分の得意であり
 "誇れること"

だから再びくるりと切り替えて「今 実際に行動に移す起こすもの」を 光の中から検分してゆく。


「  うん、 よし。」

そして 止めていた足を動かし
 石畳を上りながら 軽く鼻歌を歌って 
   「それに付いて来るものだけ」を選別して。

   「今の私」に 

 それを集めて焔の炉に入れ「かたち」に成る様に してゆく。


 今の私は、
  もう「一生懸命」じゃなくて いい。

 これまで古きに必要であった「血の滲むような努力」
  「積み重ねる年月」
  「はみ出してはならない厳粛さ」。

 そこから生まれるものは もう古くて
 「駄目」ではないけど 「もう、そうじゃない」。

今 ここから指すものはどこまでも自由な創造性で
 「拡大して然るべきもの」、
その何処までも飛べる軽さで「傾かないフラットなせかいへ届くチカラ」であり
私はそれを、世界へ波及してゆく。


「  よっ  とっ   ほっ    ふぅ。」

 そうして「注意と綻び」、そして「抜きどころ」をポンポン投げて来るみんな光達のバランスを真ん中で取りながら
 二、三段石畳をポンポン降りて流れを切り替え
「そのいろんな注意点」を一度ぜんぶ外し 
 再びスペースをくうにする。


「   うん、ありがとう。」

 そう、こうやって「主がスペースを廻し始めると」
 「いろんな回想を投げかけ注意を促す光達」がいて
いつだって自分は脱線気味である。

 だから一旦、それを虚空に投げ 
  スペースを スッキリさせると。

それら注意点」はきちんと「私の矢印以外」に退、のさばるのを辞め 逆に「道から逸れぬ様に そこにある」のが わかる。


「  成る程?」

 そうなんだ
ごちゃごちゃ言っているのは確かに
 即ち「これまでわかっていなかったから」で
それが退けば浄まれば、逆に「脇を固めてくれる」という味方になる。


  ふむ?  
   
       なるほど ?


 これは とても面白い「視え方」だけど。

 「光の道」を外れようと、「ヒョイ」と脇に足を出すと
たちまち違和感が襲ってきて「それは違う」と 警告してくるのだ。

 まあ 実際「違うと」のではなく
 「別のいろに触れるとその景色が視える展開することで警告になる」
 その表現が正しいけれど
確かにそれは「警告」「教訓」であり、「数々の私」が踏み外してきた道
 それでもある。

 だからみんな私達
  「もうそれは違う」と直ぐに騒ぐ発するのであって
 「それ」はとてつもなく優秀なセンサーでも あるんだ。


「   なるほどこっち側では 「踏み外している様に視える」けど 実際 で観れば ふむ 「その行為」が違ってるってことで  」

 確かに ここで改めて観ると
それは「今までもあらゆる場面で発揮されていたこと」がわかり
 そして
「今 それを最も上手く使えること」が わかる。


 そもそも
  こうして「想像すること」、
それひとつだって。

 「光の矢印根源のチカラ」は働いていて
 がそこからはみ出そうとするとなんだか気持ち悪いし
 「それは そうじゃない」のが感覚でわかる。

そしてそれは勿論「口に出す言葉」から 
 「視線の先」
そして「モノを見る目」にも適用され
 私は大丈夫だし 
 大丈夫だという感覚があるし
せかいは充満であるのもわかって、且つ「自分の脇を固めているのがそれだ」と認識できるので ある。


「 ふむ」

 そう、それ過去は「失くなった」のではなくて
 「逸れずに間違えずに歩けるし」
 「すべてをどちらもまるっと含むから」、
 結局「私が世界わたしはせかい」なんだ。
 

「   ん で?  結局、なんだったっけ? 」

そうこうしているうちに、青の景色が
 「そろそろ近くですよ」と私に知らせているのがわかる。

 特に「準備は要らない」のはわかるけれど
確か私は工房へ向かう際に「熟成されているもの」、
 それを認識しておこうと 思っていた筈だ。

 そう、それを「あ~ なるほどね~」と眺めたかっただけで
わちゃわちゃするつもりはなかったのだけど
 そうは問屋が卸さないのが「わたし」であり
「更新した視点」は どんどん新しいものを拾っている。

そして その恩恵を受けているうちに 
 実際はもうヨークの所へ着きそうである。


「  ま、いいか ?」

 だから 案の定
   「その場に立てば わかる」

そのいつものアレが ポンと出てきたのがわかって。

「確かに」と 思いつつも
 「すっきりしているスペース」と「ここまでの距離」
それを照らし合わせてパチンと纏め、意思矢印を整える。


「  そうね。 もう、工房観えてきたし。」

 そして
 その「建物実物に意識が移ること」を意識しながら。

 久しぶりの工房へ 
  ウキウキと進んで行ったので ある。





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