僕の『甘い魔女の報告書』 worth a thousand words.

美黎

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夜の 甘いの

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あ、もうこれ夢ね。

やっぱ、夢は、夢なのね。



うん。


大丈夫。ガッカリしてないから。

うん。


大丈夫、大丈夫。












だから




大丈夫だってば!!!!!!!!!!!!!



















はい  強がりました  すいません。








俺は あの   彼女の言葉を聞いて


まあ    ちょっと   かなり   殆ど



         きたい




した よね。


うん。






それは やっぱ     全国津々浦々

全ての   おとこ    が



          期待



していたと  おもうのですよ、   甘いのさん?!








「しかたのないひと」




あっ



いらっしゃいませ♡





いや、違う。今日真面目な話すんの。マジで。


まあ、座りなさいよ、甘いの。

ほら、ここに。









えっ



バレた?



俺ちゃんの膝の上は、


い     や        なの??





あ、ご  ごご    ごめんなさい。はい。











実は 今迄みんなには な  い  し  ょ



に してきたけどな?





夜の甘いのは  あの    アレ    が



ある   いや    みえる


うん?     ひらく?    あく?









そう





彼女の





その







額にある






          第三の瞳






に   俺が気が付いたのは



わ          り          と




                  最近。






気付いたと言うか、「認識した」のが近いかもしんない。

もしかしたら、最初から見えてたのかもしれないからな。



俺が          気付かなかった




       だけで。


















俺が気が付いた時    「それ」は




世にも不思議な  色  形  


       言葉では  言い表せない



       その   美しさ





例えて言うなら     俺の 下手糞な


例えでいいなら




     それは さながら







         世界の窓





かなと   思うのだ。





全てを映し    何も 映さない


その  近い様で  遠い






             在る様でいて  





   掴み所のない  しかし



  抗えない           魅力







あれこそ             魔性の瞳





と言うものなんだな、と

思うのだよ。





それは 恐ろしい様でいて

不思議と俺は  怖くなく

とても とても  美しいその  深い

彼女 そのものであろう  その  存在

きっと  それが    核で



           魂



   とかで



            そんな 大切な




君がきっと   隠しているであろう

何故か夜だけ開く  その  世界の窓を







見つめることに    精一杯で





しかし




その      戸惑い は   永くは続かず




  その 


           瞳






        窓







                魂   に








少し 慣れると 俺はもう





          それ






   の  虜になっていたのだ。






……………………………………………






「  わたしを おそれぬか」




暫く。




俺が  「それ」に慣れて


あまりに見つめるものだから



「それ」は口を開いた



開く  口は     俺の 桜色の口だ。



しかし



それが  「彼女の」言葉でない事は


なんとなく 解る。



俺は今   この    「世界の窓」の方と


話しているのだろう。





「怖くは、ないよ。だってお前は  彼女だろう?」




キラリと 一瞬光る

  
  その  「世界の窓」は




            俺の事を 映す




そのままの   俺





そうして   見つめて




                  暫く。






「あたりか」     と言った。




「ずいぶん ちがうものだな 」


とも。




俺はそれを聞いて


瞬時に  悟った。








           多分「僕」が




            この「窓」




             に




            負けたであろう





               事を。








まあ、勝負だったのかは

ワカンねぇけどな。




しかしきっと この「窓」は

「彼女」に   



       相応しいものなのか




を 判別しているであろう事は   解る。




だからきっと


教えてくれる 筈なんだ。





    彼女  を








           救う




   

     その         方法を。









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