【完結】ハーレムルートには重要な手掛かりが隠されています

天冨 七緒

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二章 ハーレムルート

お膝大好きっ

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お兄様の膝の上は心地よくたっぷりと寝てしまっていた。
目覚めれは、真剣な表情の皆が見えた。
邪魔はしてはおけないとお兄様の膝の上で静かにしていたが、暇になってしまいお兄様の組んだ手が目についた。組んでいた親指と人差し指の間が輪になっていて丁度今の僕の頭のサイズなのではと、ふと思ってしまった。

思ってしまったら好奇心が押さえられず、ついムギュッと顔を入れてしまった。

ピッタリ

「……ん゛っ」

「…プッ…」

「…ひゅっ…」

「……ふぅ…」
 
四人共気付いてない?

ライは難しい顔をしたまはま動かないし、エドは視線を遠ざけてしまった。
リックは眼を瞑り、アレックスは無だった。

「…シャル…起きたのか?」

降ってきたお兄様の声で上を向いた。

「ふっ、可愛いなぁ。おいで」

輪が無くなり手を広げられたので、なにも考えずにお兄様の胸に飛び込んでいた。

「にゃむにゃむぅ」

抱き抱えられお兄様の香りを嗅いだ。

「この格好のシャルに話すのもあれだけど、理解はしているだろ?」

「にゃー」

分かってますよぉ。

「シャルにパーティーの招待状が沢山来ているんだ。」

「んにゃ?パーティーにゃーにゃー?」

「そっ、パーティー。学生のうちは参加について配慮されているが、長期休暇の間は本人次第になっている。公爵家と関わりの有るものは父や私が参加してシャルに対しては基本は断っているんだけど、王族主催のパーティーだけは貴族の全員強制参加だから断れないんだ。」

「にゃぁ…」

強制参加…。

「今回ばかりは逃げられない。」

「にゃぁ…」

ですね…。
王族主催のパーティーですもん…。
ん?どうして僕は王族のパーティーから逃げてるんだっけ?
パーティーちょっと行ってみたいよ?
美味しいもの食べられるんだよね?
…あっ、もしやシャルマンが王子様を追いかけ回していたから王族には要注意人物に認定されてるとか?
それだと皆に迷惑掛けちゃうよね…。
たから、皆真剣な顔してたのかな?
僕、もう王子様を追いかけ回したりしないよ?
それに王子様って婚約したよね?
婚約していても僕は王子様を追いかけると思われてる?

「にゃぁん…にゃぁん」

「大丈夫。シャルの事は守るから安心しなさい。」

お兄様にゃぁあん

頼りになるお兄様、大好きっ。

「シャル、今日は私の所で寝ような?」

「「「「ぁっ…」」」」

「にゃん…ん?」

皆も大好きだけど、お兄様と一緒に眠るのもだぁい好きっ。
んにゃ?みんにゃどうしたの?

その後、会話が続くも僕はお兄様の膝の上で撫でられながら過ごした。

パーティーかぁ。

当日ご飯抜いといた方が良いかな?
全部は無理でも半分は食べたいな。
なんてったって王宮の料理、一般人…公爵家の僕だけど滅多に食べられるもんじゃないから沢山食べたいっ。
待ち遠しいなっパーティー。
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