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本題
メイリー
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「えっ?レオ…ヴァ…ガラン…って王子様ですか?」
二人から紹介されたのはこの国の王子、レオナルド・ヴァン・ガランディオール王子。
平民の私でも名前だけは知っている。
そんなお方と話しができるなんて信じられなかった。これが平等…
「あぁ、二人から話は聞いている。学園は平等だ、平民と言うことで萎縮することはない。存分に能力を発揮してくれ」
「あっはい、ありがとうございます」
私から話し掛けても王子様は差別することはなく、笑顔を向けてくれる。
それから話す機会が増えるにつれ、周囲から常に視線を感じるようになっていた。
「ちょっとあなた、レオナルド王子は私の婚約者なのよ。馴れ馴れし過ぎるわよ」
婚約者? まただ…私からすると婚約者を繋ぎ止めておけない貴方が悪いし、婚約者がいるなんて知らなかったし、そもそも婚約者がいる事を隠している方が疚しいでしょう。
どうして私が責められなきゃならないの?
「えっ…私は友人として…」
「友人?あなた平民よね?平民が貴族と…ましてや王族と友人になれるわけないでしょ」
目の前の婚約者からは私への侮蔑の意志が見える。
「酷いっ…学園は平等ですよ?」
「平等?貴族と平民が平等なわけないでしょっ。あなた達みたいな人間はこの学園に相応しくないわ、出ていきなさいっ」
王子の婚約者の名乗る人物は言いたいことだけを言って去っていく…
「あんなに素敵な人の婚約者がどうして…私ってそんなにいけない存在なの?」
噂話には興味がなく知らなかったが、耳をすませば王子の婚約者について様々な話が聞こえてきた。
公爵家という立場で婚約者となり、学園が休みの日には我が物顔で王宮へ出向いては約束もなく王子を呼び出し居座っているんだとか。
王子が誰かと会話しているだけで割り込み「婚約者との時間を優先すべき」と言っては相手を追い払うんだとか。
どれだけ重要な話だったとしても、公爵令嬢であり婚約者という立場を持ち出すので誰も彼女を止められないようで、王子もうんざりしてはいるが国王が決めた婚約なので耐えるしかないので皆が同情気味に語る。
婚約者は平民の私にだけキツイのかと思っていたが、貴族に対しても変わらないようで王子の婚約者に相応しくないと誰もが語る。
私に優しいルイやリオでさえ彼女に対して顔をしかめ「次期王妃に相応しくない」とハッキリと口にした。
「私が公爵令嬢なら皆に優しくするのに…私の方がもっと相応しく振る舞えるのに…」
あんなに怖い婚約者にも関わらず、他の貴族令嬢達は婚約者の隙をみて王子に近付く姿を何度も目撃する。
どういう事なのか噂に耳を傾けると「あの二人は婚約破棄になる。そうなれば新しい婚約者が必要となるはず」と話し、誰もが次の婚約者の座を狙っていた。
「新たな婚約者…」
二人から紹介されたのはこの国の王子、レオナルド・ヴァン・ガランディオール王子。
平民の私でも名前だけは知っている。
そんなお方と話しができるなんて信じられなかった。これが平等…
「あぁ、二人から話は聞いている。学園は平等だ、平民と言うことで萎縮することはない。存分に能力を発揮してくれ」
「あっはい、ありがとうございます」
私から話し掛けても王子様は差別することはなく、笑顔を向けてくれる。
それから話す機会が増えるにつれ、周囲から常に視線を感じるようになっていた。
「ちょっとあなた、レオナルド王子は私の婚約者なのよ。馴れ馴れし過ぎるわよ」
婚約者? まただ…私からすると婚約者を繋ぎ止めておけない貴方が悪いし、婚約者がいるなんて知らなかったし、そもそも婚約者がいる事を隠している方が疚しいでしょう。
どうして私が責められなきゃならないの?
「えっ…私は友人として…」
「友人?あなた平民よね?平民が貴族と…ましてや王族と友人になれるわけないでしょ」
目の前の婚約者からは私への侮蔑の意志が見える。
「酷いっ…学園は平等ですよ?」
「平等?貴族と平民が平等なわけないでしょっ。あなた達みたいな人間はこの学園に相応しくないわ、出ていきなさいっ」
王子の婚約者の名乗る人物は言いたいことだけを言って去っていく…
「あんなに素敵な人の婚約者がどうして…私ってそんなにいけない存在なの?」
噂話には興味がなく知らなかったが、耳をすませば王子の婚約者について様々な話が聞こえてきた。
公爵家という立場で婚約者となり、学園が休みの日には我が物顔で王宮へ出向いては約束もなく王子を呼び出し居座っているんだとか。
王子が誰かと会話しているだけで割り込み「婚約者との時間を優先すべき」と言っては相手を追い払うんだとか。
どれだけ重要な話だったとしても、公爵令嬢であり婚約者という立場を持ち出すので誰も彼女を止められないようで、王子もうんざりしてはいるが国王が決めた婚約なので耐えるしかないので皆が同情気味に語る。
婚約者は平民の私にだけキツイのかと思っていたが、貴族に対しても変わらないようで王子の婚約者に相応しくないと誰もが語る。
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「私が公爵令嬢なら皆に優しくするのに…私の方がもっと相応しく振る舞えるのに…」
あんなに怖い婚約者にも関わらず、他の貴族令嬢達は婚約者の隙をみて王子に近付く姿を何度も目撃する。
どういう事なのか噂に耳を傾けると「あの二人は婚約破棄になる。そうなれば新しい婚約者が必要となるはず」と話し、誰もが次の婚約者の座を狙っていた。
「新たな婚約者…」
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