【完結】全ては王子の手のひらの上
学校を上から眺め、駅まで飛ぶと次第に見知らぬ場所になっていき、気が付けば外国の風景に変わっていた。活気ある町並みから素敵な教会を見つけそちらに意識が向くと誰かの声がして振り向いた時にはぶつかっていた。
回転しながら落下し、そこで夢から覚めた…
夢から覚めたはずなのに、まだ現実とは思えなかった…
何故なら私は、見知らぬ女性の体を奪っていた…
日本ではない外国の風景に、聞いたこともない国名…この体の人物が誰なのか、ここがどこなのか知っていくと、私は公爵令嬢で王子の婚約者…とても責任のある立場だと知り、私が本物でないと知られては家族だけでなくこの体の待ち主にも迷惑が掛かり最悪処刑されるのでは?と恐れるようになり、日々目立たないように学園生活を乗り切ることにした…
「どうにかして体を本人に返さなきゃ…私も元の体に…」
だが、私は知らなかった。
この身体の持ち主は王子と婚約関係だが、一方的に追いかけ回し爵位を鼻に掛け努力を嫌い、失敗は全て他人のせいにするような性格で王子からだけでなく周囲の人間からも嫌われていたことを…
婚約者を心配する王子を目の当たりにし身体を返したいと思う主人公、婚約者の全てを知っている王子、そしてそんな二人に近づく一人の女生徒。
確かに前のスカーレットが高慢でまとわりついてきて嫌だったとはいえ、
スカーレットの身の安全も考えず除霊したり
今のスカーレットなら良いって発言をするヒーローに不信感はありときめく感じはなかったですが
ざまぁはかなりスッキリめでよかったです
まぁ王子なんて腹黒じゃなきゃやってけないですよね
完結、そして別視点の番外編ありがとうございます。
スカーレットちゃんのお父さんとお母さんについて、
「娘が記憶喪失になってるのに呑気だなあ」と思っていたら、
そんな事情があったんですね!
「次は誰視点?」と更新が楽しみです。
楽しく読ませていただいてます。
読者目線では、王子は被害者→加害者→傍観者・・と変遷してきたと思いますが、今回再び主人公に接近。いいくるめてますね・・・。王子はこの状況を生み出した加害者。そろそろ主人公が、体を返す方法を探るなり侯爵令嬢として生きていくなり、決断して動く時期かなと思って読んでました。この年齢の子がこのような状況に置かれたら、実際右往左往決断できないのがリアル。でもお話ですから、自分がどうしたいのか決め、抜けちゃった魂はどうなったか落ちをつけ、(できれば王子ざまぁして)終わって欲しいと思ってます。(⌒∇⌒)
種に適した育て方をしたいから情報が欲しいと言ってるのに「楽しみが減るだろう」って、変な会話ですね。
辞書で何の種か調べるのもアウトってことですよね。
よっぽど簡単に育つ植物なんでしょうか。植えときゃ咲く、みたいな。
勘違いヒロインの書かれ方が秀逸です!
王子の反応を都合よく受け取る所とか、自己肯定が酷すぎる所とか、読み進めるほどに次第に恐怖を感じてきています。
普通ならイラッとくるはずなのに、何でこんなにゾクッとくるのか……。メ(イ)リーさん怖い。
でもその恐怖が癖になる!ある意味メ(イ)リーさんにハマってます(笑)
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