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学園パーティー
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ついにこの日が来た。
入念に準備された会場へエストレヤと共に向かう。
お互い自身の部屋で着替えてから合流した。
衣装を相手の色にというのは時間がなく出来なかったが、エストレヤは俺色の宝石は身に付けている。
水晶の奥に光が指すと青い虹色が輝くピアスで、宝石に詳しくはないが侯爵家が用意したものだそれなりの値がするだろう。
俺の方には濃く深い赤の宝石の指輪が届いていた。
指輪の意味は知らないが、右手の中指にサイズが合った。
手を取って紳士的にエスコート…ではなく、腰を抱いてコイツは俺のものだと宣言しながら歩いた。
本格的な社交界ではないが、入場する大まかなルールとして平民から始まり貴族の男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵の順番となる。ペアの爵位が高い方に合わせるのが決まりとなっている。
俺達は最後から二番目。
一番最後は王族の金髪野郎だ。
まだ姿は見せていないが、そう言うもんなんだろう。
入場待ちをしているとティエンダとフロイントに出会うと、二人はお互いの色のチーフを身につけ新密度を上げていた。
以前のティエンダは知らないが、今の二人を見て引き裂こうとする奴はいないだろう。
しばらくの間四人で話していたが、伯爵家のティエンダの入場となり見送った。
その場には伯爵家三組と侯爵一組と俺達だった。
次第に入場の順番が近付くに連れてエストレヤが扉を見つめ胸の前で手を組んで緊張し出した。
エストレヤの緊張を解くために、エストレヤの事を思ってイタズラをしてみる事にした。
腰に回していた手をずらしていきいつも俺を受け入れている箇所に指を這わせた。
「んぁっん」
緊張から一瞬にして艶っぽい表情に変わり、視線を捉えると唇も合わせた。
殆どの生徒が会場に居るがまだ数組は残っている、そんな中で目につきにくいとはいえ後方で抱き合っていた。
「んっんふぅんんふぁんっんっだめぇんあんっ」
キスしながらお尻の奥の方まで指で刺激してエストレヤの反応を楽しんだ。
俺の腕の中で吐息を漏らしながらキスを受け入れながら、俺の指から逃げるも逃げた先では俺の身体に下半身を密着させてくる。
「んやぁん…もうだめぇん。」
エストレヤは大分緊張がほぐれたようだった。
「続きはパーティー終わったらな。」
「…んっ。」
残っていた侯爵家ペアは俺達に気付きながらも見て見ぬふりをしてくれていた。
二人とも一切こちらを見ずに硬い後ろ姿だが、表情は見えなくとも耳が赤くなっていたのには気付いた。
全く関係ないこいつらには悪いことしたかもなとはおもいつつも俺の一番はエストレヤだから仕形がない。
二人が入場し俺達の番になる前にもう一度唇を重ねた。
潤んだ瞳に紅潮する頬、見る奴が見れば用意に想像できる姿となったエストレヤ。
イヤらしい手を腰に戻し、多くの注目を浴びながら入場した。
中央まで進み会場内にいる人間にお辞儀をし最後の一人を待った。
が…王子の姿が見えなかった。
おかしな事に辺りを見回した時、懐かしのピンク頭の存在を確認した。
ピンク頭の周囲には誰かいるようには見えない。
なら、金髪野郎は誰と参加すんだ?
暫くして漸く金髪野郎が登場した。
主役は遅れて登場かもしれないが、焦らしすぎだな。
誰と参加するのか気になったのは一瞬で、すぐにエストレヤの首に噛みついていた。
小さな声で「ゃん」と可愛く啼いていたので、もっとイタズラしたくなる。
「お前は何をしているんだ?」
すぐ後ろから声が響いた。
振り向けば久し振りの男が不機嫌なオーラを隠すこと無く立っていた。
「ん?婚約者と戯れてる。」
エストレヤも相手が金髪野郎だと分かると小さな身体をさらに小さくさせていた。
「ん゛っ…少しは控えたらどうなんだっ公爵家ともあろう者が、はしたないっ。」
てめぇに心配される筋合いはねぇよ。
「ここは学園だろ?細けぇことはいいじゃねぇかよ。」
「…言葉使いも直すべきでは?」
確かにな。
王族相手にするべきじゃないとは分かっているが、コイツに敬語使うの癪に障るんだよな。
「もし気になるんなら俺に話しかけるのは辞めた方がいいな。」
話しかけんな。
「…ダンスそいつとするのか?」
話題変えたな。
「そいつって誰か分からねぇけど、ダンスは婚約者とするつもりだ。」
エストレヤの腰を引き寄せ首筋にエロく見せ付けるようにキスをした。
「ぁんだめ」って小さな声が聞こえたが気にせず舌で舐めた。
舐めやすいように首を傾け抵抗とも言えない微かな抵抗をされると噛みつきたくなるんだよな。
「…何故だ…。」
まだ居たのかよ。
「何故って婚約者だからだろ?」
「…私とは…」
「お前の相手はあそこにいるピンク頭だろ?…あいつ待ってんぞ。」
ピンク頭と言えばすぐに分かったのだろう、目線だけで確認していたが顔は微動だにしていなかった。
「…それでは学園パーティーを楽しみたまえ。」
いつの間にか学園長の挨拶が始まり終わっていた。
楽団による音楽が始まり各々動き出した。
俺達も壁際によりダンスホールを空ける。
最初にダンスをするのは爵位の一番高い者、今回は王子だ。
誰とダンスをするのか、ピンク頭も落ち着きが無いように見えた。
王子が一人で入場したことで自分にもまだチャンスがあると思っている模様。
この曲が終われば王子のダンス…。
誰を誘うのか多くの生徒が王子の動向に注目していた。
仕方なく王子のために壁際に寄れば、ティエンダとフロイントを偶然見つけた。
エストレヤとフロイントはダンス練習の合間に仲良くなっていたようで、お互いを見つけると笑顔で会話し始めた。
エストレヤが俺以外にこんな笑顔見せるの珍しい、これがティエンダだったらエストレヤを囲い混むがフロイントだったので穏やかでいられた。
「グラキエス様。」
不意に予期せぬ方向から名前を呼ばれた。
振り向けば進行を勤めていた生徒会の人間が慌てた様子で話しかけてきた。
「んあ?なんだ」
「その本日ダンスなさいますか?」
「あぁ、そのつもりだが。」
「では、一曲目のダンスお願いできますか?」
「え?俺が?アイツのパートナーって事か?」
それはお断りだ。
なんで婚約解消したのに奴とダンスしなければならないんだ。
俺はエストレヤの為に練習したんだ、奴の為じゃない。
「いえ…それが…アフェーレ殿下は…会場を出ていってしまい…。」
「出てった?」
良く見ると生徒会の奴は額に汗を浮かべ動揺しているように見えた。
「…はぃ…ですので一曲目をお願いできませんか?」
「俺とエストレヤって事か?」
「はい…どうでしょうか?」
ダンスはするつもりだったが、一曲目とは思っていなかった。
王子がダンス拒否するなんて…去年とかはピンク頭とかとしてたんだろ?
体調不良か?だから、エスコートしないで一人で入場したのか?
それよりも…。
「…エストレヤどうする?」
俺だけで決めるわけにはいかないよな。
王子の次の高位貴族と言えば俺…らしいので声をかけられたが、ダンスはペアとする。
エストレヤが嫌なのに無理矢理はしたくないな。
「ふぅぇっ…いいいっきょくめぇ?」
声が震えてる。
婚約者ダンスだけで緊張していたのに、一組しか踊れない一曲目を任されるなんて予想もしていなかったはず。
…それは、俺もだが。
「エストレヤが無理そうなら断るが…」
「…お願いします。」
生徒会の人間がエストレヤに切実に願っていた。
「ぁっぁっはぃ」
押しに弱いエストレヤは頷いてしまった。
「大丈夫か?」
「ふぅぇっうん…へっき」
めちゃくちゃ緊張してんじゃねぇかよ。
意外に俺も、一曲目を緊張していたりもしてる。
まあ、失敗したとしてもリードしている俺の責任であり、記憶喪失のため致し方ないということになんだろ?
と無理矢理思い込もうとしている…なんとかなる…なんとか…なる。
緊張で爆発しないよう自分に言い聞かせ、不安にならないよう必死に軽く考えた。
エストレヤ悪ぃ、俺も緊張してきた…エロい事浮かばねぇ…。
入念に準備された会場へエストレヤと共に向かう。
お互い自身の部屋で着替えてから合流した。
衣装を相手の色にというのは時間がなく出来なかったが、エストレヤは俺色の宝石は身に付けている。
水晶の奥に光が指すと青い虹色が輝くピアスで、宝石に詳しくはないが侯爵家が用意したものだそれなりの値がするだろう。
俺の方には濃く深い赤の宝石の指輪が届いていた。
指輪の意味は知らないが、右手の中指にサイズが合った。
手を取って紳士的にエスコート…ではなく、腰を抱いてコイツは俺のものだと宣言しながら歩いた。
本格的な社交界ではないが、入場する大まかなルールとして平民から始まり貴族の男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵の順番となる。ペアの爵位が高い方に合わせるのが決まりとなっている。
俺達は最後から二番目。
一番最後は王族の金髪野郎だ。
まだ姿は見せていないが、そう言うもんなんだろう。
入場待ちをしているとティエンダとフロイントに出会うと、二人はお互いの色のチーフを身につけ新密度を上げていた。
以前のティエンダは知らないが、今の二人を見て引き裂こうとする奴はいないだろう。
しばらくの間四人で話していたが、伯爵家のティエンダの入場となり見送った。
その場には伯爵家三組と侯爵一組と俺達だった。
次第に入場の順番が近付くに連れてエストレヤが扉を見つめ胸の前で手を組んで緊張し出した。
エストレヤの緊張を解くために、エストレヤの事を思ってイタズラをしてみる事にした。
腰に回していた手をずらしていきいつも俺を受け入れている箇所に指を這わせた。
「んぁっん」
緊張から一瞬にして艶っぽい表情に変わり、視線を捉えると唇も合わせた。
殆どの生徒が会場に居るがまだ数組は残っている、そんな中で目につきにくいとはいえ後方で抱き合っていた。
「んっんふぅんんふぁんっんっだめぇんあんっ」
キスしながらお尻の奥の方まで指で刺激してエストレヤの反応を楽しんだ。
俺の腕の中で吐息を漏らしながらキスを受け入れながら、俺の指から逃げるも逃げた先では俺の身体に下半身を密着させてくる。
「んやぁん…もうだめぇん。」
エストレヤは大分緊張がほぐれたようだった。
「続きはパーティー終わったらな。」
「…んっ。」
残っていた侯爵家ペアは俺達に気付きながらも見て見ぬふりをしてくれていた。
二人とも一切こちらを見ずに硬い後ろ姿だが、表情は見えなくとも耳が赤くなっていたのには気付いた。
全く関係ないこいつらには悪いことしたかもなとはおもいつつも俺の一番はエストレヤだから仕形がない。
二人が入場し俺達の番になる前にもう一度唇を重ねた。
潤んだ瞳に紅潮する頬、見る奴が見れば用意に想像できる姿となったエストレヤ。
イヤらしい手を腰に戻し、多くの注目を浴びながら入場した。
中央まで進み会場内にいる人間にお辞儀をし最後の一人を待った。
が…王子の姿が見えなかった。
おかしな事に辺りを見回した時、懐かしのピンク頭の存在を確認した。
ピンク頭の周囲には誰かいるようには見えない。
なら、金髪野郎は誰と参加すんだ?
暫くして漸く金髪野郎が登場した。
主役は遅れて登場かもしれないが、焦らしすぎだな。
誰と参加するのか気になったのは一瞬で、すぐにエストレヤの首に噛みついていた。
小さな声で「ゃん」と可愛く啼いていたので、もっとイタズラしたくなる。
「お前は何をしているんだ?」
すぐ後ろから声が響いた。
振り向けば久し振りの男が不機嫌なオーラを隠すこと無く立っていた。
「ん?婚約者と戯れてる。」
エストレヤも相手が金髪野郎だと分かると小さな身体をさらに小さくさせていた。
「ん゛っ…少しは控えたらどうなんだっ公爵家ともあろう者が、はしたないっ。」
てめぇに心配される筋合いはねぇよ。
「ここは学園だろ?細けぇことはいいじゃねぇかよ。」
「…言葉使いも直すべきでは?」
確かにな。
王族相手にするべきじゃないとは分かっているが、コイツに敬語使うの癪に障るんだよな。
「もし気になるんなら俺に話しかけるのは辞めた方がいいな。」
話しかけんな。
「…ダンスそいつとするのか?」
話題変えたな。
「そいつって誰か分からねぇけど、ダンスは婚約者とするつもりだ。」
エストレヤの腰を引き寄せ首筋にエロく見せ付けるようにキスをした。
「ぁんだめ」って小さな声が聞こえたが気にせず舌で舐めた。
舐めやすいように首を傾け抵抗とも言えない微かな抵抗をされると噛みつきたくなるんだよな。
「…何故だ…。」
まだ居たのかよ。
「何故って婚約者だからだろ?」
「…私とは…」
「お前の相手はあそこにいるピンク頭だろ?…あいつ待ってんぞ。」
ピンク頭と言えばすぐに分かったのだろう、目線だけで確認していたが顔は微動だにしていなかった。
「…それでは学園パーティーを楽しみたまえ。」
いつの間にか学園長の挨拶が始まり終わっていた。
楽団による音楽が始まり各々動き出した。
俺達も壁際によりダンスホールを空ける。
最初にダンスをするのは爵位の一番高い者、今回は王子だ。
誰とダンスをするのか、ピンク頭も落ち着きが無いように見えた。
王子が一人で入場したことで自分にもまだチャンスがあると思っている模様。
この曲が終われば王子のダンス…。
誰を誘うのか多くの生徒が王子の動向に注目していた。
仕方なく王子のために壁際に寄れば、ティエンダとフロイントを偶然見つけた。
エストレヤとフロイントはダンス練習の合間に仲良くなっていたようで、お互いを見つけると笑顔で会話し始めた。
エストレヤが俺以外にこんな笑顔見せるの珍しい、これがティエンダだったらエストレヤを囲い混むがフロイントだったので穏やかでいられた。
「グラキエス様。」
不意に予期せぬ方向から名前を呼ばれた。
振り向けば進行を勤めていた生徒会の人間が慌てた様子で話しかけてきた。
「んあ?なんだ」
「その本日ダンスなさいますか?」
「あぁ、そのつもりだが。」
「では、一曲目のダンスお願いできますか?」
「え?俺が?アイツのパートナーって事か?」
それはお断りだ。
なんで婚約解消したのに奴とダンスしなければならないんだ。
俺はエストレヤの為に練習したんだ、奴の為じゃない。
「いえ…それが…アフェーレ殿下は…会場を出ていってしまい…。」
「出てった?」
良く見ると生徒会の奴は額に汗を浮かべ動揺しているように見えた。
「…はぃ…ですので一曲目をお願いできませんか?」
「俺とエストレヤって事か?」
「はい…どうでしょうか?」
ダンスはするつもりだったが、一曲目とは思っていなかった。
王子がダンス拒否するなんて…去年とかはピンク頭とかとしてたんだろ?
体調不良か?だから、エスコートしないで一人で入場したのか?
それよりも…。
「…エストレヤどうする?」
俺だけで決めるわけにはいかないよな。
王子の次の高位貴族と言えば俺…らしいので声をかけられたが、ダンスはペアとする。
エストレヤが嫌なのに無理矢理はしたくないな。
「ふぅぇっ…いいいっきょくめぇ?」
声が震えてる。
婚約者ダンスだけで緊張していたのに、一組しか踊れない一曲目を任されるなんて予想もしていなかったはず。
…それは、俺もだが。
「エストレヤが無理そうなら断るが…」
「…お願いします。」
生徒会の人間がエストレヤに切実に願っていた。
「ぁっぁっはぃ」
押しに弱いエストレヤは頷いてしまった。
「大丈夫か?」
「ふぅぇっうん…へっき」
めちゃくちゃ緊張してんじゃねぇかよ。
意外に俺も、一曲目を緊張していたりもしてる。
まあ、失敗したとしてもリードしている俺の責任であり、記憶喪失のため致し方ないということになんだろ?
と無理矢理思い込もうとしている…なんとかなる…なんとか…なる。
緊張で爆発しないよう自分に言い聞かせ、不安にならないよう必死に軽く考えた。
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