27 / 59
第一章「冒険者編」
第二十七話「ガチャの可能性」
しおりを挟む
ローラの神聖な魔力が天地創造の杖の力を引き出しているのか、ローラが持つ杖は金色の光を纏っており、ローラが杖を地面に向けて魔力を放出すると、森が一斉に成長を始めた。背の低い木は瞬く間に伸び、枯れた草は青々と生命力溢れる姿に成長した。
「ローラの性質に合った杖だからだろうか、天地創造の杖はローラを持ち主だと認めているのだろうな」
「まるで森が生まれ変わったみたいですね」
「ギルベルト、この杖が力を貸してくれるみたい」
「ローラはその杖でこれから何をしたいと思う?」
「ローラはギルベルトを助ける冒険者になるの。それから皆を守れる力が欲しい!」
ローラが宣言すると、杖はローラの考えに従う様に優しく輝き出した。杖の魔力がローラの体に流れると、ローラの体からは普段とは異なる魔力を感じる事に気がついた。ギルドカードを見て確認してみようか。
『LV.10 冒険者 ギルベルト・カーティス』
属性:【火】
魔法:ファイア
装備:錬金術師の指環 守護の指環 守護の指環 騎士のガントレット 鋼鉄のライトメイル ブロードソード 鉄の玉 マジックバッグ
加護:ベルギウスの加護(魔石ガチャ・モンスター封印) バシリウスの加護(火・雷属性魔法習得速度上昇)
効果:物理防御力上昇 力上昇
『LV.22 創造の魔術師 ローラ』
属性:【聖】【地】
魔法:ホーリー ヒール キュア リジェネレーション アース ストーン
装備:天地創造の杖 金のローブ レザーブーツ 猫耳
効果:聖・地属性魔法効果上昇
『LV.65 戦士 バシリウス』
属性:【火】【雷】
魔法:ファイア ファイアボール エンチャント・ファイア サンダー サンダーボルト エンチャント・サンダー
装備:ランス ラウンドシールド
アイテムを装備した状態でギルドカードを確認すれば、アイテムの名称を知る事が出来るのか。どうやら鋼鉄製のガントレットは騎士のガントレットという名前だったらしい。そして、ローラの職業も変わっている。創造の魔術師か。ギルドカードがローラの力を感じ取り、カードの内容を書き換えたのだろう。
新たにリジェネレーションとアース、ストーンの魔法を習得した様だ。きっと天地創造の杖がローラに魔法を与えたのだろう。リジェネレーションは対象を持続的に回復させる魔法。アースは土を作り出し、ストーンは石を作り出す魔法だ。
それから、バシリウス様のステータスが俺のギルドカードに追加されている。バシリウス様が俺の召喚獣になったからだろう。彼はレベル六十五だったのか。道理で驚異的な強さを持っている訳だ。
マジックアイテムの効果により、新たな属性や魔法を習得出来るという事を知れたのは最高の収穫だ。幻獣クラスの魔石を入手出来れば、新たな魔法や属性を習得し、一気に冒険者として強くなれる可能性がある。
「ギルベルト。もう暫く宴を楽しんだら仮眠を取り、移動を再開しよう」
「はい、バシリウス様」
それから俺は手に入れた魔石を全てアイテムに変える事にした。魔石ガチャとは天地創造の杖の様な非常に価値のあるマジックアイテムを作り出す事も出来るのか。現在所持している魔石は、ケンタウロスロードの魔石、ケンタウロスの魔石が十五個、レッサーミノタウロスの魔石が三個。それからゴブリンの魔石が十五個だ。
レッサーミノタウロスの魔石ではレベルの新米鍛冶師シリーズを回す事が出来る。まずはレッサーミノタウロスの魔石を使用してガチャを回す事にした。ローラがガチャを回したいとねだったので、俺は魔石を渡してローラに回して貰う事にした。
ローラがガチャを三回回すと、全てノーマルカプセルが出た。カプセルの中身は、ライトメイルとグラディウス、それから三十センチ程の木製の杖が一本。
変形しきっていた鋼鉄のライトメイルを脱ぎ、新品のライトメイルを装備した。それから予備の武器としてグラディウスを腰に差した。木製の杖をギルドカードで確認してみると、ムーンロッドという名前のアイテムだった。ヘルゲンに戻ったらシャルロッテに杖を贈る事にしよう。
それからゴブリンの魔石を全て使用してガチャを回した。守護の指環が二つ、ホワイトベアの着ぐるみが一着。 ガーゴイル人形が三つ。スケルトンの置物が四つ。 ホワイトベアのぬいぐるみの二つ。猫耳が二つ出た。最後に金色に輝くスーパーレアカプセルが出た。カプセルの中身はマジックバッグだったので、俺は大切に仕舞っておく事にした。
守護の指環はローラに装備させる事にした。少しでもローラの防御力が上がれば、安全の旅が出来るからだ。ローラは白銀製の二つの指環を左手の中指に嵌めると、初めて宝飾品を身に付けたからか、満面の笑みを浮かべて俺に抱きついた。俺はローラの頭を撫でると、そんな様子を見ていたエリカは寂しそうに俯いた。
エリカは森での移動の最中でも常に俺達の傍に居てくれる。ゴブリンやスケルトンが俺達に近づけば、棍棒の強烈な一撃を放って敵を駆逐してくれる。特に会話をする事はなく、彼女は恥ずかしがり屋なのか、俺が話しかけてもすぐにバシリウス様の後ろに隠れてしまう。
『おやおや。ギルベルトはエリカの事も気になるのかな?』
「わざわざ念話で話さなくても良いよ」
『ガチャにはギルベルトの考えなんてお見通しなんだからね』
俺はガチャの声を無視して、ケンタウロスロードの魔石を投入すると、ガチャの体には光の文字が浮かんだ。『LV.4 中級鍛冶師シリーズ』と表示されている。レベル3を飛ばしてレベル4のガチャを回す事が出来るのか。ケンタウロスロードの魔石が持つ力が強いからだろう。
早速レバーを回してみると、金色に輝くスーパーレアカプセルが飛び出した。今日は何と運が良いのだろうか。すぐにカプセルを開けると、中からは何の変哲もない羽衣が現れた。白い糸から出来た羽衣を纏うと、俺は次の瞬間、まるで背が縮んだ様に視線が低くなった。
「何が起こっているんだ? ギルベルトはどこだ?」
「バシリウス様。ギルベルトならここだよ」
「馬鹿な……。ギルベルトは変化の魔法を使用したのか? どこからどう見てもガーゴイルにしか見えないのだが」
「これはガーゴイルの羽衣。羽衣を纏うとガーゴイルに変化出来るのさ。変化を終えたいと心で思えば人間に戻る事が出来るからね」
俺は何が何だか分からずに心で人間に戻りたいと願うと、次の瞬間、いつもの自分の体に戻っていた。自在にガーゴイルに変化出来る羽衣か。ガーゴイルの羽衣があれば、ヘルゲンまで戻る時間を大幅に短縮出来るな。ガーゴイルになった状態でローラを抱いて空を飛べば良いのだから。
試しにラルフがガーゴイルの羽衣を纏うと、次の瞬間、体長三メートルを超える巨大なガーゴイルが現れた。通常のガーゴイルは体長五十センチ程だが、巨体のラルフが羽衣を使用したからだろうか、現実ではあり得ない大きさのガーゴイルが生まれたのだ。
ガーゴイルになったラルフは楽しそうに空を飛ぶと、暫く上空を旋回してから地上に着地した。ラルフは羽衣の力を解除してレッサーミノタウロスに戻ると、興奮した面持ちで羽衣を渡してくれた。
「これは素晴らしいマジックアイテムだな。まさか俺が空を飛ぶ事になるとは……」
「魔石ガチャとは誠に不思議なものだな。?化の効果を持つマジックアイテムをも作り出して仕舞うのだからな」
「そうですね。無限の可能性を秘めているのだと思います」
俺はガーゴイルの羽衣やガチャで得たアイテムをマジックアイテムに仕舞うと、次にケンタウロスの魔石を使用してガチャを回す事にした……。
「ローラの性質に合った杖だからだろうか、天地創造の杖はローラを持ち主だと認めているのだろうな」
「まるで森が生まれ変わったみたいですね」
「ギルベルト、この杖が力を貸してくれるみたい」
「ローラはその杖でこれから何をしたいと思う?」
「ローラはギルベルトを助ける冒険者になるの。それから皆を守れる力が欲しい!」
ローラが宣言すると、杖はローラの考えに従う様に優しく輝き出した。杖の魔力がローラの体に流れると、ローラの体からは普段とは異なる魔力を感じる事に気がついた。ギルドカードを見て確認してみようか。
『LV.10 冒険者 ギルベルト・カーティス』
属性:【火】
魔法:ファイア
装備:錬金術師の指環 守護の指環 守護の指環 騎士のガントレット 鋼鉄のライトメイル ブロードソード 鉄の玉 マジックバッグ
加護:ベルギウスの加護(魔石ガチャ・モンスター封印) バシリウスの加護(火・雷属性魔法習得速度上昇)
効果:物理防御力上昇 力上昇
『LV.22 創造の魔術師 ローラ』
属性:【聖】【地】
魔法:ホーリー ヒール キュア リジェネレーション アース ストーン
装備:天地創造の杖 金のローブ レザーブーツ 猫耳
効果:聖・地属性魔法効果上昇
『LV.65 戦士 バシリウス』
属性:【火】【雷】
魔法:ファイア ファイアボール エンチャント・ファイア サンダー サンダーボルト エンチャント・サンダー
装備:ランス ラウンドシールド
アイテムを装備した状態でギルドカードを確認すれば、アイテムの名称を知る事が出来るのか。どうやら鋼鉄製のガントレットは騎士のガントレットという名前だったらしい。そして、ローラの職業も変わっている。創造の魔術師か。ギルドカードがローラの力を感じ取り、カードの内容を書き換えたのだろう。
新たにリジェネレーションとアース、ストーンの魔法を習得した様だ。きっと天地創造の杖がローラに魔法を与えたのだろう。リジェネレーションは対象を持続的に回復させる魔法。アースは土を作り出し、ストーンは石を作り出す魔法だ。
それから、バシリウス様のステータスが俺のギルドカードに追加されている。バシリウス様が俺の召喚獣になったからだろう。彼はレベル六十五だったのか。道理で驚異的な強さを持っている訳だ。
マジックアイテムの効果により、新たな属性や魔法を習得出来るという事を知れたのは最高の収穫だ。幻獣クラスの魔石を入手出来れば、新たな魔法や属性を習得し、一気に冒険者として強くなれる可能性がある。
「ギルベルト。もう暫く宴を楽しんだら仮眠を取り、移動を再開しよう」
「はい、バシリウス様」
それから俺は手に入れた魔石を全てアイテムに変える事にした。魔石ガチャとは天地創造の杖の様な非常に価値のあるマジックアイテムを作り出す事も出来るのか。現在所持している魔石は、ケンタウロスロードの魔石、ケンタウロスの魔石が十五個、レッサーミノタウロスの魔石が三個。それからゴブリンの魔石が十五個だ。
レッサーミノタウロスの魔石ではレベルの新米鍛冶師シリーズを回す事が出来る。まずはレッサーミノタウロスの魔石を使用してガチャを回す事にした。ローラがガチャを回したいとねだったので、俺は魔石を渡してローラに回して貰う事にした。
ローラがガチャを三回回すと、全てノーマルカプセルが出た。カプセルの中身は、ライトメイルとグラディウス、それから三十センチ程の木製の杖が一本。
変形しきっていた鋼鉄のライトメイルを脱ぎ、新品のライトメイルを装備した。それから予備の武器としてグラディウスを腰に差した。木製の杖をギルドカードで確認してみると、ムーンロッドという名前のアイテムだった。ヘルゲンに戻ったらシャルロッテに杖を贈る事にしよう。
それからゴブリンの魔石を全て使用してガチャを回した。守護の指環が二つ、ホワイトベアの着ぐるみが一着。 ガーゴイル人形が三つ。スケルトンの置物が四つ。 ホワイトベアのぬいぐるみの二つ。猫耳が二つ出た。最後に金色に輝くスーパーレアカプセルが出た。カプセルの中身はマジックバッグだったので、俺は大切に仕舞っておく事にした。
守護の指環はローラに装備させる事にした。少しでもローラの防御力が上がれば、安全の旅が出来るからだ。ローラは白銀製の二つの指環を左手の中指に嵌めると、初めて宝飾品を身に付けたからか、満面の笑みを浮かべて俺に抱きついた。俺はローラの頭を撫でると、そんな様子を見ていたエリカは寂しそうに俯いた。
エリカは森での移動の最中でも常に俺達の傍に居てくれる。ゴブリンやスケルトンが俺達に近づけば、棍棒の強烈な一撃を放って敵を駆逐してくれる。特に会話をする事はなく、彼女は恥ずかしがり屋なのか、俺が話しかけてもすぐにバシリウス様の後ろに隠れてしまう。
『おやおや。ギルベルトはエリカの事も気になるのかな?』
「わざわざ念話で話さなくても良いよ」
『ガチャにはギルベルトの考えなんてお見通しなんだからね』
俺はガチャの声を無視して、ケンタウロスロードの魔石を投入すると、ガチャの体には光の文字が浮かんだ。『LV.4 中級鍛冶師シリーズ』と表示されている。レベル3を飛ばしてレベル4のガチャを回す事が出来るのか。ケンタウロスロードの魔石が持つ力が強いからだろう。
早速レバーを回してみると、金色に輝くスーパーレアカプセルが飛び出した。今日は何と運が良いのだろうか。すぐにカプセルを開けると、中からは何の変哲もない羽衣が現れた。白い糸から出来た羽衣を纏うと、俺は次の瞬間、まるで背が縮んだ様に視線が低くなった。
「何が起こっているんだ? ギルベルトはどこだ?」
「バシリウス様。ギルベルトならここだよ」
「馬鹿な……。ギルベルトは変化の魔法を使用したのか? どこからどう見てもガーゴイルにしか見えないのだが」
「これはガーゴイルの羽衣。羽衣を纏うとガーゴイルに変化出来るのさ。変化を終えたいと心で思えば人間に戻る事が出来るからね」
俺は何が何だか分からずに心で人間に戻りたいと願うと、次の瞬間、いつもの自分の体に戻っていた。自在にガーゴイルに変化出来る羽衣か。ガーゴイルの羽衣があれば、ヘルゲンまで戻る時間を大幅に短縮出来るな。ガーゴイルになった状態でローラを抱いて空を飛べば良いのだから。
試しにラルフがガーゴイルの羽衣を纏うと、次の瞬間、体長三メートルを超える巨大なガーゴイルが現れた。通常のガーゴイルは体長五十センチ程だが、巨体のラルフが羽衣を使用したからだろうか、現実ではあり得ない大きさのガーゴイルが生まれたのだ。
ガーゴイルになったラルフは楽しそうに空を飛ぶと、暫く上空を旋回してから地上に着地した。ラルフは羽衣の力を解除してレッサーミノタウロスに戻ると、興奮した面持ちで羽衣を渡してくれた。
「これは素晴らしいマジックアイテムだな。まさか俺が空を飛ぶ事になるとは……」
「魔石ガチャとは誠に不思議なものだな。?化の効果を持つマジックアイテムをも作り出して仕舞うのだからな」
「そうですね。無限の可能性を秘めているのだと思います」
俺はガーゴイルの羽衣やガチャで得たアイテムをマジックアイテムに仕舞うと、次にケンタウロスの魔石を使用してガチャを回す事にした……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる