封魔剣舞 - 倒した魔物を魔石化する剣技と「魔石ガチャ」で冒険者無双 -

花京院 光

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第一章「迷宮都市ベーレント編」

第六話「決闘」

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 背後を振り返ると、ネグリジェ姿のエレオノーレ様が大きく跳躍して俺の前に着地した。寝起きで髪は乱れており、刀を持つ手が僅かに震えている。階段から飛び降りたにも関わらず、着地音が聞こえなかった。まるで小さな羽根が足元に落ちた様な軽やかさに驚きながらも、エレオノーレ様は腰に差した刀に手を掛けた。

「私が自ら選んだ弟子に手を上げるとはな。私にはもう時間がないんだ……有能な弟子を死なせる訳にはいかないんでね……」
「ほう? 封魔石宝流を継承しただけの小娘が! このダリウス様に敵うとでも思ってるのか!?」

 男がエレオノーレ様を挑発した瞬間、エレオノーレ様の体が消えた。

封魔石宝流抜刀術ふうませきほうりゅうばっとうじゅつ雷光閃らいこうせん!」

 瞬間、目視すら出来ない程の速度で刀を抜いたエレオノーレ様が男の胸部を切り裂き、男の体が吹き飛んだ。身長百九十センチを超える大男が自分よりも遥かに小柄なエレオノーレ様の剣によって軽々と吹き飛ばされたのだ。

 意識を失った大男が扉に激突すると、それでも勢いは衰えず、男の体が屋敷の入り口まで飛んだ。今の攻撃がSランクの封魔師の実力なのか? 呪いに肉体を蝕まれ、全盛期の力を失っている筈なのに、たった一撃で体重が百キロを超える様な剣客を吹き飛ばしたのだ。

 封魔剣舞の中で見せてくれた抜刀術・雷光閃らいこうせん。俺もこんな剣技が使えたら、魔石砲を使わなくても男を圧倒出来た筈。恐らく大広間の剣客達は初めてエレオノーレ様の剣技を見たのだろう、誰もが目を輝かせ、心からエレオノーレ様に敬意を抱いている様だ。

 それから剣客達はエレオノーレ様が一度披露してくれた雷光閃らいこうせんを見よう見まねで練習し始めた。エレオノーレ様が技術を授けるのはたった一人。来月の継承者試験に合格した者だけが全ての技を教わる事が出来るのだ。

「ユリウス。二度目はないからな。自分の身は自分で守れ」
「ありがとうございます」

 エレオノーレ様が颯爽と立ち去ると、俺は彼女の強さに心底驚きながらも、屋敷を飛び出した。全財産をはたいて刀を買おう。魔石砲は確かに強いが、エレオノーレ様の強さを再現するには武器が必要だ。

 それから俺はすっかり日が暮れたベーレントの街を駆けまわり、刀を取り扱う武器屋を探して回った。やっとの事で刀を扱う武器屋を見つけ出し、入門者向けの刀を八万ゴールドで購入した。

 刀を差すための帯も選び、俺は自分の髪の色に合わせて黒の帯を購入した。店主が刀の差し方を教えてくれると、俺は左の腰に刀を差した。急いで店の外に出て、雷光閃を真似してみる。エレオノーレ様の動きを再現しようとしても、刀を高速で引き抜く事も出来ない。

 それに、刀を扱うには圧倒的に筋力が足りないのだ。体も鍛えた方が良いだろう。父は魔法道具屋を構えてからも毎日の様に肉体を鍛えていた。行商人をしていた頃は体重が九十キロを超えていたらしい。身長は俺とほどんど変わらない。百七十五センチだ。母は脂肪がほとんど乗ってない鍛え上げられた父の肉体に惚れて結婚したと言っていた。

 肉体の鍛錬には栄養が必要。大量の栄養を短期間に摂取し、徹底的に筋肉を鍛え込めば筋肉を増やせるだろう。それから俺は二万ゴールドを使ってありったけの食料を買い込んだ。

 低価格で高タンパク質なチーズや、魔物の肉を乾燥させて作った乾燥肉。炭水化物も多めに摂る必要があるだろう。日持ちする固焼きビスケットやパン等を買い込んでマジックバッグに仕舞った。

 すっかりお金を使い果たし、新たな武器とエレオノーレ様との出会いに興奮しながら街を見て歩いていると、俺は一軒の酒場の前を通った。ここは冒険者が集う酒場なのか、魔物討伐を終えた冒険者達が楽しそうにお酒を飲み、肉料理を食べて語り合っている。

 酒場では獣人の少女が働いており、十歳程の明らかに栄養失調気味な子供がお酒を運んでいる。足には鎖が付いており、服には所々穴が開いている。鮮やかな金色の髪をした美しい少女。きっと彼女は奴隷なのだろう。

 でっぷりと太った四十代程の店主が少女の背中を蹴り飛ばし、罵声を浴びせながら働かせている。それから店主は冒険者が残した料理を床にまき散らすと、床を指さして少女に食事をする様に言った。

「今日は忙しいんだ、さっさと食え!」
「はい、ご主人様。今日も食事をありがとうございます」
「感謝して食えよ! お前みたいな出来損ないを養うだけで金が掛かるんだからな!」
「いただきます」

 少女は深々と頭を下げてから残飯を食べ始めた。俺は思わず吐き気を催し、店主に対する憎悪の感情を強く抱いた。それから店主は上等な肉を焼き始め、冒険者と一緒になって食事を始めた。店主はまるでゴミでも見る様に少女を見下ろし、何度も背中に蹴りを入れているのだ。

 故郷のギーレン村には獣人奴隷は居なかった。奴隷の存在は両親から聞いていたから知っていたが、自分の目で見るのと話で聞くのは全く印象が違うのだ。少女の頭部からはまるで犬の様な耳が生えており、髪は何年も切っていないのだろう、だらしなく伸びている。体にはボロの布を纏っているだけで、靴は履いていない。

 地面を這いつくばって、まるで犬の様に残飯を食べる少女の様子を、冒険者達は嘲笑いながら見ているのだ。なんと気分の悪い店だろうか。今すぐ魔石砲を放って店を崩壊させたい衝動に駆られる。だが、俺には少女を開放する力も財力もない。

 しかし、このまま見過ごす訳にもいかない。俺は少女の手を取って立たせ、店主が床に捨てた残飯を力の限り蹴り飛ばした。残飯が店主の顔面に直撃すると、店主は激高しながら立ち上がり、俺を睨みつけた。

 俺は店主を無視し、買ったばかりのパンや乾燥肉、チーズを少女に押し付けた。少女は突然の出来事に愕然しながらも、静かに涙を流し、物凄い勢いでパンを食べ始めた。

「何しやがる! 小僧、俺に喧嘩を売ってるのか!?」
「獣人奴隷に残飯を食わせるとは許せませんね。表に出て下さい」

 俺は怒りを抑えきれず、店主に喧嘩を売った。先ほどの大広間での戦いで気分が高まっているのだ。それに、これから獣人奴隷が作り上げた剣技を学ぶ事になるのだから、虐げられている獣人を放っておく事は出来ない。

「俺をCランクの剣士と知って喧嘩を売ってるのか?」
「Cランク? そんなものは知りませんが、獣人に残飯を食わせるのは止めて下さい」
「俺が自分の奴隷をどうしようと勝手だろうが! いいだろう! お前が俺に勝てたらこいつを開放してやる! ただし、お前が負けたらその腰に提げてる銃を寄越せ」
「わかりました。約束は守って貰いますよ」

 ギルドに登録すらしていない、駆け出しの俺がCランクの剣士に勝てる確率は極めて低い。それでも俺は店主の行いを許す事は出来なかった。エレオノーレ様も言っていた「いかなる戦いにも負けるな」と。

 この戦いに少女の人生が懸かっているのだ。一体どんな攻撃を仕掛ければCランクの剣士を倒せるだろうか。店主は一度店に戻り、店の倉庫から革の鎧を運び出すと、全身に防具を身に着け、鋼鉄製のロングソードを構えた。

 体から感じる魔力も俺とは比較にならない程強い、それでも俺が怯える事はない。幼い頃から何度もSランクの魔法道具屋である父の本気を目の当たりにしてきた。何度も父から叱られ、その度に父の圧倒的な強さを肌で感じていた。

「俺に盾突いた事を後悔させてやる!」

 店主がロングソードを俺に向けると、刃には鋭い炎が発生した。魔法剣の使い手なのだろう。予想以上の魔力の高さに一瞬狼狽えたが、この程度の攻撃は父が俺を叱る時の殺人的な魔法に比べれば大した事はない。

 俺は瞬時に雷光閃の構えをとった。頭の中で何度もエレオノーレ様の雷光閃を再現していたからか、体が勝手に封魔石宝流剣術ふうませきほうりゅうけんじゅつの構えをとったのだ。重心を落として左手で鞘を握り、敵の接近を待つ。

 全神経を刀に集中させ、全ての魔力を送り込む。この一撃に人生を賭ける。二発目はありえない。体内の魔力と集中力を一撃で放出するのだ。俺に剣に、この一撃に少女のこれからの人生が掛かっている。何が何でも負ける訳にはいかない。

 男は俺が幼いから油断しているのだろう、両手で握りしめたロングソードを大きく振りかぶった瞬間、俺は男の間合いに踏み込み、全力で刀を抜いた。

「雷光閃!」

 体から注いだ魔力が刃に流れ、まるで雷のごとく輝くと、切っ先が男の胸部を深々と切り裂き、体が宙を舞った。俺の勝ちだ。やはり目の前で封魔剣舞を見て、心の底からエレオノーレ様の剣に惚れたのだろう。師範の雷光閃程の威力はないが、それでも一撃でCランクの剣士を退ける事が出来た。

 体からは一気に脂汗が流れ、魔力が枯渇して膝を着いた。刀を持つ手は震え出し、今更だがCランクの剣士と命懸けの戦いをしていた事を思い出して恐怖を感じた。相手が問答無用で俺を切り殺していた可能性もあったのだ。

 双方合意の上での決闘は認められており、ギーレン村でもよく決闘で命を落とす者が居た。雷光閃に俺の人生を賭けた時、最高の一撃を放つ事が出来た。これが封魔石宝流の力なのか。心の底から惚れてしまった。俺はこんな力を求めていたんだ。

 自分よりも遥かに体格の良い、格上の相手を一撃で仕留めたのだ。勿論命までは奪っていない。店主は恐怖のあまり顔を引きつらせながら失禁し、体を震わせながら俺を見上げた。

「頼む……! 殺さないでくれ……!」
「さぁ、少女を開放して貰いましょうか!」
「わかった! すまなかった! つい出来心で獣人の奴隷を買っただけなんだ!」

 店主は涙を流しながら慌てて店に戻り、少女の奴隷契約書を俺に差し出した。奴隷の契約を破棄するには契約書を燃やせば良い。魔法契約によって少女の背中には奴隷の刻印がる。契約書を燃やして契約を破棄すれば刻印も消える。

 いつの間にか店の周囲には大勢の野次馬が集まっていた。俺達の戦いを見ていた市民が魔力を回復させるためのマナポーションを分けてくれたので、俺はポーションで魔力を回復させてから、奴隷契約書を空に投げた。

 魔石砲をホルスターから引き抜き、魔力を注ぐ。

「ファイアボルト!」

 炎の矢が少女の奴隷契約書を燃やすと、市民達は熱狂的な拍手を上げ、俺の奴隷解放を称賛してくれた。やはり俺は正しい事をしたのだろう。

「あの少年って、昼間六種類の魔法を披露した天才魔術師じゃないのか!?」
「ああ、そうだ! 俺も確かに見たぞ! 剣術にも心得があったとはな!」
「強さを持っていても見ず知らずの獣人を開放してやれる優しさがある! 我々の街に最高の冒険者が誕生した様だな!」

 それから俺は市民達から永遠と称賛された。どうも店主は前から市民の反感を買っていたらしい。獣人を人間扱いせず、こき使っていた事を良く思わない人が多いみたいだ。

 少女は店主から解放され、自由民になれた事を心から喜び、涙を流しながら俺に抱き着いた。
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