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第一章「冒険者編」
第二十六話「イフリートとしてエリカに勝負を挑んだらフルボッコにされた件について」
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身長は恐らく三メートルを超えている。
体高が百七十センチを超えるウィンドホースが随分小さく見える。
全身の筋肉は大きく発達しており、頭が冴えわたっている。
まるで生まれ変わった様だ。
新は体には不思議な心地良さを感じる。
「俺が炎の精霊・イフリート!?」
「素晴らしい変化魔法じゃ! 二度目の変化でイフリートに姿を変えるとはの」
「姿は変わっても体内に秘める魔力には変化がないみたいだ……」
「そうじゃ。メタモールファシスは容姿だけを変える魔法。ラインハルト自身が強くなった訳ではない。しかし、肉体は随分立派になったみたいじゃの」
「力がみなぎってるよ。今ならどんな魔物でも倒せそうだ!」
「変化魔法の効果を過信するでないぞ。魔法能力は変わらんのじゃからな」
まさか、俺がSランクのイフリートに変化する日が来るとは。
炎の精霊とも呼ばれるイフリートは人間に友好的な魔物である。
クロノ大陸には三体のイフリートが生息してるらしい。
イフリートは民を守る冒険者に加護を授ける事もあるのだとか。
「ラインハルト! 私を空に連れて行ってくれ! 私は翼を失ってから今日まで一度も空を飛んでいない! 失った空の生活を取り戻したいとは思わないが……もう一度を空を飛びたい!」
「ラインハルトさん、私も連れて行って下さい!」
「わらわも空を飛んでみたいものじゃ」
「わかったよ。それじゃみんな捕まって」
俺は三人に手を差し伸べると、周囲に盗賊が潜んでいる事に気が付いた。
流石の盗賊もイフリートに挑む度胸は無いのだろう。
恐れおののいた表情を浮かべ、一目散に逃げ去った。
俺は三人を抱き上げると、翼を開いて一気に飛び上がった。
初めての飛行だからなかなか上手く飛べない。
それでもエリカから飛び方を教えて貰い、翼を動かしていると空を飛べる様になった。
「私がまた空を飛ぶ日が来るとはな。本当に嬉しいぞ、ラインハルト……」
「ブラックラゴンとして生まれて、翼を失って辛かったんだろう……?」
「そうだ。欠陥品の私ではもう二度と空は飛べないからな。だが、やはり空は良い」
「いつでも空を飛んであげるよ」
フローラは嬉しそうに地上を眺め、エリカは満面の笑みを浮かべている。
アナスタシアは怯えながら俺の手を強く握り、目に涙を浮かべている。
「わ、わらわ、空は苦手の様じゃ! ラインハルトや、早くわらわを地上に下ろすのじゃ! 怖くて堪らん!」
俺は何とか地面に着地し、三人を地上に下ろした。
自由に空を飛べる事がこんなに楽しいとは思わなかった。
「ラインハルト、イフリートの体の強さを知りたいとは思わないか? 私が相手してやっても良いぞ」
「確かに、この体でエリカ相手に戦ってみようか」
イフリートの筋力がどこまでエリカに通用するのか知りたい。
俺はエリカに両手を向けた。
「エリカ・封印解除」
瞬間、エリカの肉体が炎に包まれ、巨体のブラックドラゴンが現れた。
イフリートになって木々や馬車が随分小さいと思っていた。
だがブラックラゴンのエリカはこの姿でも十分大きい。
「さぁ掛かって来い。全力で打ってみろ」
エリカが挑発すると、俺は拳に炎を纏わせ、全力のストレートを放った。
拳がエリカの肉体を捉えると、彼女は不敵な笑みを浮かべて俺を見降ろした。
体長五メートルを超えるブラックラゴンには俺の攻撃は通用しないのか。
いや、俺の魔力が上がれば攻撃が通用する様になるだろう。
「なかなか良い攻撃だな。だが、まだまだ威力は低い。これが本物の魔物の攻撃だ……!」
瞬間、エリカの尻尾が目にも留まらぬ速度で俺の腹部を捉えた。
体長三メートルを超えるイフリートの俺が、エリカの一撃を受けて宙に浮かんだ。
それでも肉体が頑丈だからか、まだまだ耐えられる。
腹部には猛烈な痛みを感じるが、エリカの攻撃を体で受け止めたのだ。
以前ダンジョン内でエリカの攻撃を受けたが、あの時は手加減をしていたのだろう。
今回の本気の一撃は威力が桁違いだ。
「防御力はなかなか強いみたいだな。ラインハルトがますます強くなって私は嬉しいぞ」
「物理的な攻撃力は人間の俺よりも遥かに強いみたいだよ」
「イフリートとしての戦い方も覚えると良い。私が稽古を付けてやろう。さぁ全力で掛かって来い」
それから俺はエリカに何度も攻撃を仕掛けた。
エリカはまるで子供と遊ぶ様に、俺の攻撃を軽々と回避した。
やはり戦闘経験が違いすぎる。
今は人間の俺がイフリートの姿をしているだけ。
だが鍛え続ければこの肉体を自在に使いこなせる様になるだろう。
暫く動いていると、自動的に変化が解けた。
どうやら体内の魔力が枯渇すれば変化が解けるらしい。
メタモールファシスの魔法があまりにも便利すぎる。
Cランクの俺がSランクの魔物に変化出来るのだ。
飛行タイプの魔物だから、クエストに向かう時も移動時間も短縮出来る。
つくづくソロモン王の加護は偉大だと実感した。
「そろそろ移動を再開しようか。盗賊はもうリヒターを諦めたと思うけど、早めにイステルに着きたいからね」
「そうじゃな。ラインハルトや、わらわも御者台に乗って良いかの?」
「勿論」
小さなアナスタシアの手を取って御者台に乗せる。
エリカとフローラが馬車の家に乗り込むと、俺達は移動を再開した。
「ラインハルトや、イフリートの体はどうじゃ? もう慣れたかの?」
「まだ完璧にイフリートとして動ける訳じゃないけど、いつでもイフリートになれるのは便利だと思うよ」
「じゃがイフリートとは人間を守る精霊。イフリートの姿で居れば人間から様々な要求をされる事じゃろう」
「俺がイフリートか……力仕事とかは楽に出来そうだね」
「そうじゃ。わらわは一度イフリートと話した事があるのじゃが、奴は人間にこき使われて疲れ切っていたわい。畑を耕したり、人間を襲う魔物を駆逐したり、子守をしたりと、なかなか忙しく暮らしていたみたいじゃったぞ」
アナスタシアが微笑みながら俺を見つめると、俺は彼女の美貌に胸が高鳴った。
右目はエメラルドの様な色合いをしており、左目はルビーに近い色合いをしている。
ミディアムボブの銀髪もまた美しい。
肌はフローラ程ではないが色白で、胸は随分大きいのか、フローラの服が窮屈そうだ。
「これこれ、わらわをそんなに見つめるでないぞ」
「ごめん……」
「良いのじゃ。じゃがラインハルトや、お主はソロモンの加護によって魔物の魔法を習得したり、非常に強い力を秘めるマジックアイテムに変化させたり出来るじゃろ? その力はお主しか持たぬ特殊な力。強大な力は人間をいとも簡単に狂わせる。その力があれば民を支配し、王になる事も出来るじゃろう」
「俺はそんな事はしないよ」
「それはわかっておる。お主は将来的にはどうなりたいのじゃ?」
「俺はただ、今まで五年間もサポーターとして暮らしてきたから、これからは高ランクの冒険者を目指して鍛錬を積もうと思うんだ。強い魔物達に守られるだけの男にはなりたくないからね」
「そうかそうか。お主が正しい心で冒険者を続ける限り、わらわはお主に力を貸し続けるぞ」
「ありがとう、アナスタシア」
アナスタシアの小さな頭を撫でる。
どうせなら彼女が獣人の姿をしている時にモフモフしてみたかった。
「あの……もう一回獣人になって貰っても良い?」
「勿論じゃ」
瞬間、アナスタシアの体が人間と九尾の狐の中間種に変化した。
まるで人間の様だが、全身が銀色の体毛に包まれている。
クリクリとしたオッドアイの瞳も変わらない。
お尻からは九本の尻尾が生え、頭部からは形の整った耳が生えている。
「お主、もしや獣人が好みなのか?」
「今の姿のアナスタシアも綺麗だなと思って……」
「そうかそうか……お主は誠に素直な男じゃの。さぁ好きなだけ触るが良い。わらわはお主の召喚獣じゃからの」
ゆっくりとアナスタシアの手に触れる。
柔らかい肉球の手触りを楽しみ、彼女の頭を撫でる。
アナスタシアは嬉しそうに目を瞑り、九本の尻尾を器用に動かした。
暫くアナスタシアをモフモフしていると、フローラが御者台にやってきた。
「アナスタシアさん……私、獣人って初めてみるので、ちょっと触らせて貰っても良いですか?」
「勿論じゃ。好きなだけわらわをモフモフすると良い」
「それでは失礼します……」
フローラは幸せそうにアナスタシアを抱きしめ、頭を撫でた。
二人の美少女が抱き合っている光景は童貞の俺には刺激が強すぎる。
「日も暮れてきたから、今日は森で野営しよう」
そうして俺は森の開けた場所に馬車を停め、馬車の家に戻った……。
体高が百七十センチを超えるウィンドホースが随分小さく見える。
全身の筋肉は大きく発達しており、頭が冴えわたっている。
まるで生まれ変わった様だ。
新は体には不思議な心地良さを感じる。
「俺が炎の精霊・イフリート!?」
「素晴らしい変化魔法じゃ! 二度目の変化でイフリートに姿を変えるとはの」
「姿は変わっても体内に秘める魔力には変化がないみたいだ……」
「そうじゃ。メタモールファシスは容姿だけを変える魔法。ラインハルト自身が強くなった訳ではない。しかし、肉体は随分立派になったみたいじゃの」
「力がみなぎってるよ。今ならどんな魔物でも倒せそうだ!」
「変化魔法の効果を過信するでないぞ。魔法能力は変わらんのじゃからな」
まさか、俺がSランクのイフリートに変化する日が来るとは。
炎の精霊とも呼ばれるイフリートは人間に友好的な魔物である。
クロノ大陸には三体のイフリートが生息してるらしい。
イフリートは民を守る冒険者に加護を授ける事もあるのだとか。
「ラインハルト! 私を空に連れて行ってくれ! 私は翼を失ってから今日まで一度も空を飛んでいない! 失った空の生活を取り戻したいとは思わないが……もう一度を空を飛びたい!」
「ラインハルトさん、私も連れて行って下さい!」
「わらわも空を飛んでみたいものじゃ」
「わかったよ。それじゃみんな捕まって」
俺は三人に手を差し伸べると、周囲に盗賊が潜んでいる事に気が付いた。
流石の盗賊もイフリートに挑む度胸は無いのだろう。
恐れおののいた表情を浮かべ、一目散に逃げ去った。
俺は三人を抱き上げると、翼を開いて一気に飛び上がった。
初めての飛行だからなかなか上手く飛べない。
それでもエリカから飛び方を教えて貰い、翼を動かしていると空を飛べる様になった。
「私がまた空を飛ぶ日が来るとはな。本当に嬉しいぞ、ラインハルト……」
「ブラックラゴンとして生まれて、翼を失って辛かったんだろう……?」
「そうだ。欠陥品の私ではもう二度と空は飛べないからな。だが、やはり空は良い」
「いつでも空を飛んであげるよ」
フローラは嬉しそうに地上を眺め、エリカは満面の笑みを浮かべている。
アナスタシアは怯えながら俺の手を強く握り、目に涙を浮かべている。
「わ、わらわ、空は苦手の様じゃ! ラインハルトや、早くわらわを地上に下ろすのじゃ! 怖くて堪らん!」
俺は何とか地面に着地し、三人を地上に下ろした。
自由に空を飛べる事がこんなに楽しいとは思わなかった。
「ラインハルト、イフリートの体の強さを知りたいとは思わないか? 私が相手してやっても良いぞ」
「確かに、この体でエリカ相手に戦ってみようか」
イフリートの筋力がどこまでエリカに通用するのか知りたい。
俺はエリカに両手を向けた。
「エリカ・封印解除」
瞬間、エリカの肉体が炎に包まれ、巨体のブラックドラゴンが現れた。
イフリートになって木々や馬車が随分小さいと思っていた。
だがブラックラゴンのエリカはこの姿でも十分大きい。
「さぁ掛かって来い。全力で打ってみろ」
エリカが挑発すると、俺は拳に炎を纏わせ、全力のストレートを放った。
拳がエリカの肉体を捉えると、彼女は不敵な笑みを浮かべて俺を見降ろした。
体長五メートルを超えるブラックラゴンには俺の攻撃は通用しないのか。
いや、俺の魔力が上がれば攻撃が通用する様になるだろう。
「なかなか良い攻撃だな。だが、まだまだ威力は低い。これが本物の魔物の攻撃だ……!」
瞬間、エリカの尻尾が目にも留まらぬ速度で俺の腹部を捉えた。
体長三メートルを超えるイフリートの俺が、エリカの一撃を受けて宙に浮かんだ。
それでも肉体が頑丈だからか、まだまだ耐えられる。
腹部には猛烈な痛みを感じるが、エリカの攻撃を体で受け止めたのだ。
以前ダンジョン内でエリカの攻撃を受けたが、あの時は手加減をしていたのだろう。
今回の本気の一撃は威力が桁違いだ。
「防御力はなかなか強いみたいだな。ラインハルトがますます強くなって私は嬉しいぞ」
「物理的な攻撃力は人間の俺よりも遥かに強いみたいだよ」
「イフリートとしての戦い方も覚えると良い。私が稽古を付けてやろう。さぁ全力で掛かって来い」
それから俺はエリカに何度も攻撃を仕掛けた。
エリカはまるで子供と遊ぶ様に、俺の攻撃を軽々と回避した。
やはり戦闘経験が違いすぎる。
今は人間の俺がイフリートの姿をしているだけ。
だが鍛え続ければこの肉体を自在に使いこなせる様になるだろう。
暫く動いていると、自動的に変化が解けた。
どうやら体内の魔力が枯渇すれば変化が解けるらしい。
メタモールファシスの魔法があまりにも便利すぎる。
Cランクの俺がSランクの魔物に変化出来るのだ。
飛行タイプの魔物だから、クエストに向かう時も移動時間も短縮出来る。
つくづくソロモン王の加護は偉大だと実感した。
「そろそろ移動を再開しようか。盗賊はもうリヒターを諦めたと思うけど、早めにイステルに着きたいからね」
「そうじゃな。ラインハルトや、わらわも御者台に乗って良いかの?」
「勿論」
小さなアナスタシアの手を取って御者台に乗せる。
エリカとフローラが馬車の家に乗り込むと、俺達は移動を再開した。
「ラインハルトや、イフリートの体はどうじゃ? もう慣れたかの?」
「まだ完璧にイフリートとして動ける訳じゃないけど、いつでもイフリートになれるのは便利だと思うよ」
「じゃがイフリートとは人間を守る精霊。イフリートの姿で居れば人間から様々な要求をされる事じゃろう」
「俺がイフリートか……力仕事とかは楽に出来そうだね」
「そうじゃ。わらわは一度イフリートと話した事があるのじゃが、奴は人間にこき使われて疲れ切っていたわい。畑を耕したり、人間を襲う魔物を駆逐したり、子守をしたりと、なかなか忙しく暮らしていたみたいじゃったぞ」
アナスタシアが微笑みながら俺を見つめると、俺は彼女の美貌に胸が高鳴った。
右目はエメラルドの様な色合いをしており、左目はルビーに近い色合いをしている。
ミディアムボブの銀髪もまた美しい。
肌はフローラ程ではないが色白で、胸は随分大きいのか、フローラの服が窮屈そうだ。
「これこれ、わらわをそんなに見つめるでないぞ」
「ごめん……」
「良いのじゃ。じゃがラインハルトや、お主はソロモンの加護によって魔物の魔法を習得したり、非常に強い力を秘めるマジックアイテムに変化させたり出来るじゃろ? その力はお主しか持たぬ特殊な力。強大な力は人間をいとも簡単に狂わせる。その力があれば民を支配し、王になる事も出来るじゃろう」
「俺はそんな事はしないよ」
「それはわかっておる。お主は将来的にはどうなりたいのじゃ?」
「俺はただ、今まで五年間もサポーターとして暮らしてきたから、これからは高ランクの冒険者を目指して鍛錬を積もうと思うんだ。強い魔物達に守られるだけの男にはなりたくないからね」
「そうかそうか。お主が正しい心で冒険者を続ける限り、わらわはお主に力を貸し続けるぞ」
「ありがとう、アナスタシア」
アナスタシアの小さな頭を撫でる。
どうせなら彼女が獣人の姿をしている時にモフモフしてみたかった。
「あの……もう一回獣人になって貰っても良い?」
「勿論じゃ」
瞬間、アナスタシアの体が人間と九尾の狐の中間種に変化した。
まるで人間の様だが、全身が銀色の体毛に包まれている。
クリクリとしたオッドアイの瞳も変わらない。
お尻からは九本の尻尾が生え、頭部からは形の整った耳が生えている。
「お主、もしや獣人が好みなのか?」
「今の姿のアナスタシアも綺麗だなと思って……」
「そうかそうか……お主は誠に素直な男じゃの。さぁ好きなだけ触るが良い。わらわはお主の召喚獣じゃからの」
ゆっくりとアナスタシアの手に触れる。
柔らかい肉球の手触りを楽しみ、彼女の頭を撫でる。
アナスタシアは嬉しそうに目を瞑り、九本の尻尾を器用に動かした。
暫くアナスタシアをモフモフしていると、フローラが御者台にやってきた。
「アナスタシアさん……私、獣人って初めてみるので、ちょっと触らせて貰っても良いですか?」
「勿論じゃ。好きなだけわらわをモフモフすると良い」
「それでは失礼します……」
フローラは幸せそうにアナスタシアを抱きしめ、頭を撫でた。
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