17 / 44
第一章「迷宮都市フェーベル編」
第十七話「訓練の生活」
しおりを挟む
〈レオン視点〉
エミリアを失ってから十日が経過した。迷宮都市に向けて馬車を走らせながら、俺は全ての時間を魔法の訓練に注いだ。馬車の手綱をティナに任せ、荷台で永遠と魔法を使用する。エミリアが魔法を使用する時の様子を思い出しながら、彼女の動きや魔法の使い方を徹底的に再現する。
右手に持ったブロードソードにエンチャントを掛けたまま左手で氷の塊を作り、様々な形に造形する。小さなエミリアの人形を作り上げたり、両親の胸像を作ってみたりするのだ。細かい造形が出来る様になれば攻撃魔法の完成度も上がるとエミリアが言っていた。
まずは魔法を制御する感覚を覚える。左右の手に別々の魔法を使用して魔力の消費速度を上げ、体内の魔力を全て使い果たせばマナポーションを飲んで回復させる。疲労のあまり意識が朦朧としても、エミリアの居る生活を想像して頬を叩いた。
今回の事件は俺の弱さが招いたのだ。俺が異変に気が付いていれば、俺があの時眠らずにエミリアを守っていたら良かったんだ。猛烈な睡魔に襲われて二時間だけ仮眠をとった瞬間、精霊狩りを連れた魔族が遺跡を襲撃した。
決してエミリアとの出会いに浮かれていた訳ではなかった。エミリアと暮らしていた三週間の毎日の睡眠時間は二時間。魔法が使える事に興奮し、少しでもエミリアに見合う男に近づこうと努力していた。それでも俺はエミリアを守れなかったのだ。
強くなるには時間が必要なのだろう。生まれた時から魔法が使えたエミリアでさえ、魔族を退ける事は出来なかった。ティナの説明だと、エミリアは魔族が放った魔法を防御したが、精霊狩りがエミリアに催眠の魔法を掛けたのだとか。
流石のエミリアも四人同時に相手する事は出来なかったらしい。それでもエミリアは傷一つ負っておらず、昏睡状態で連れ去られた。彼女が怪我をしていたら、俺はどんな顔でエミリアに会えば良いのだろうか。
エミリアが居る生活を取り戻すために俺は死に物狂いで努力した。早朝に起きて剣と魔法の訓練をし、魔物が巣食う森で徹底的に戦闘訓練を積んだ。限られた僅かな時間で実戦を多く積み、戦いの勘を身に付ける。
襲い掛かるゴブリンやスケルトンを狩り続け、体力が尽きて敵の攻撃を全身に浴びる事もあった。それでも俺は強さを求めて戦い続けた。一度幻獣のアラクネが俺達を襲撃した事があった。体長三メートルを超える大型の魔物。下半身は黒い体毛に包まれた蜘蛛の体で、上半身は成人の女性に近い容姿をしている。
闇属性の幻獣相手に、俺はどこまで強くなったのか試したのだ。ウィンドホースのハンナの背中に飛び乗り、森を高速で駆けながら、エミリア直伝のアイスショットの魔法を飛ばし続けた。
アラクネが使用する武器は巨大なフレイルで、長い鎖の先端にスパイクが付いた武器は木々を軽々となぎ倒す力があり、高速で俺達を追いながらフレイルを振り回すアラクネの姿に、俺は震え上がりながらも、ひたすら魔法を連発した。
ティナはアラクネの頭上からファイアボールを落とし続けて着実にダメージを与え、俺とティナの連撃にアラクネは遂に倒れた。それでも俺達はアラクネにとどめを刺す事は出来なかった。瀕死になったアラクネは口から黒い霧を吐いて俺達の視界を奪い、逃亡を図ったのだ。
俺はティナと協力すれば幻獣クラスの魔物にも通用する魔法を身に着けた事を実感した。氷属性の中でも基本的な攻撃魔法であるアイスショット、それから氷の盾を作り上げるアイスシールド。精霊魔法であるアイスゴーレムの生成。単純な魔法を永遠と繰り返し、最高の攻撃魔法と防御魔法に昇華させた。
人生で最も過酷な十日を乗り越えた俺は、心身共に疲れ果てながら、迷宮都市フェーベルに到着した……。
馬車の御者台にティナと共に座りながら正門に進む。鎧を着込んだ二人の衛兵が俺を静止すると、荷台を覗き込んでからティナを見つめた。やはりガーゴイルを手懐けている人間は少ないのだろう。
衛兵がティナにビスケットを渡すと、ティナは可愛らしく頭を下げてから嬉しそうに食べ始めた。
「ガーゴイルと旅をする冒険者とは珍しいな。フェーベルにはどういう用件で来たんだ?」
「死霊の精霊に会いに来ました」
「精霊に会いに? 討伐に挑戦しに来たのではないのか?」
「はい、会いに来たんです。加護を貰えたら良いなと思いました」
「悪い事は言わない、死霊の精霊には近づくな。あれは人間に心を開く様な精霊ではない。精霊は人間を守る神聖な生物だが、あの精霊だけは他の精霊とは全く異なる存在なのだ。それに、半年前から死霊の精霊に挑む者はギルドで許可証を得なければならない事が決まった。あまりにも死霊の精霊に挑んで命を落とす者が多いからだ」
「許可証ですか?」
「そうだ。どのギルドでも良い。一定以上の力があると証明し、死霊の精霊に挑戦するための許可を得る必要がある。まぁ、そんな事には挑戦しないで、フェーベル産のエールとスペアリブでも食って旅の疲れを癒やすんだ。あんな精霊に近づくのは自殺行為だからな」
俺は二人の衛兵からこの町のエールがいかに美味しいか、甘ダレで煮込んだ豚のスペアリブの美味しさを力説されてからやっと開放された。きっと二人共俺を本気で心配していたのだろう。久しぶりに鏡を見たら、村を出た頃よりも遥かに老け込んでいた自分に驚いた。
俺はきっと思い詰めた表情をしていたのだろう。エミリアを奪われてから、俺は毎日悲しくて堪らなかった。体を動かす事によって、自分を極限まで追い込む事によってエミリアに対する気持ちを抑えていた。
二人の衛兵が俺の肩を力強く叩きながら、フェーベル産のエールの味を本気で語るものだから、俺は今夜にでもエールを飲みに行く事した。十五歳で成人を迎えた俺は遂に飲酒が出来るのだ。
流石に体を酷使しすぎた。睡眠時間が惜しくて魔法を徹底的に使い込んでいたが、今の体の状態では死霊の精霊が俺を認め、加護を与える事は決して無いだろう。精霊は自分自身の加護を有効に活用出来る者を精選する。奥手なエミリアは三年も俺を監視していた。
俺に残された時間は二十日間だけだ。この二十日間で死霊の精霊の心を開き、人間嫌いを克服させ、死霊の精霊と共に魔族の砦を落とさなければならない……。
エミリアを失ってから十日が経過した。迷宮都市に向けて馬車を走らせながら、俺は全ての時間を魔法の訓練に注いだ。馬車の手綱をティナに任せ、荷台で永遠と魔法を使用する。エミリアが魔法を使用する時の様子を思い出しながら、彼女の動きや魔法の使い方を徹底的に再現する。
右手に持ったブロードソードにエンチャントを掛けたまま左手で氷の塊を作り、様々な形に造形する。小さなエミリアの人形を作り上げたり、両親の胸像を作ってみたりするのだ。細かい造形が出来る様になれば攻撃魔法の完成度も上がるとエミリアが言っていた。
まずは魔法を制御する感覚を覚える。左右の手に別々の魔法を使用して魔力の消費速度を上げ、体内の魔力を全て使い果たせばマナポーションを飲んで回復させる。疲労のあまり意識が朦朧としても、エミリアの居る生活を想像して頬を叩いた。
今回の事件は俺の弱さが招いたのだ。俺が異変に気が付いていれば、俺があの時眠らずにエミリアを守っていたら良かったんだ。猛烈な睡魔に襲われて二時間だけ仮眠をとった瞬間、精霊狩りを連れた魔族が遺跡を襲撃した。
決してエミリアとの出会いに浮かれていた訳ではなかった。エミリアと暮らしていた三週間の毎日の睡眠時間は二時間。魔法が使える事に興奮し、少しでもエミリアに見合う男に近づこうと努力していた。それでも俺はエミリアを守れなかったのだ。
強くなるには時間が必要なのだろう。生まれた時から魔法が使えたエミリアでさえ、魔族を退ける事は出来なかった。ティナの説明だと、エミリアは魔族が放った魔法を防御したが、精霊狩りがエミリアに催眠の魔法を掛けたのだとか。
流石のエミリアも四人同時に相手する事は出来なかったらしい。それでもエミリアは傷一つ負っておらず、昏睡状態で連れ去られた。彼女が怪我をしていたら、俺はどんな顔でエミリアに会えば良いのだろうか。
エミリアが居る生活を取り戻すために俺は死に物狂いで努力した。早朝に起きて剣と魔法の訓練をし、魔物が巣食う森で徹底的に戦闘訓練を積んだ。限られた僅かな時間で実戦を多く積み、戦いの勘を身に付ける。
襲い掛かるゴブリンやスケルトンを狩り続け、体力が尽きて敵の攻撃を全身に浴びる事もあった。それでも俺は強さを求めて戦い続けた。一度幻獣のアラクネが俺達を襲撃した事があった。体長三メートルを超える大型の魔物。下半身は黒い体毛に包まれた蜘蛛の体で、上半身は成人の女性に近い容姿をしている。
闇属性の幻獣相手に、俺はどこまで強くなったのか試したのだ。ウィンドホースのハンナの背中に飛び乗り、森を高速で駆けながら、エミリア直伝のアイスショットの魔法を飛ばし続けた。
アラクネが使用する武器は巨大なフレイルで、長い鎖の先端にスパイクが付いた武器は木々を軽々となぎ倒す力があり、高速で俺達を追いながらフレイルを振り回すアラクネの姿に、俺は震え上がりながらも、ひたすら魔法を連発した。
ティナはアラクネの頭上からファイアボールを落とし続けて着実にダメージを与え、俺とティナの連撃にアラクネは遂に倒れた。それでも俺達はアラクネにとどめを刺す事は出来なかった。瀕死になったアラクネは口から黒い霧を吐いて俺達の視界を奪い、逃亡を図ったのだ。
俺はティナと協力すれば幻獣クラスの魔物にも通用する魔法を身に着けた事を実感した。氷属性の中でも基本的な攻撃魔法であるアイスショット、それから氷の盾を作り上げるアイスシールド。精霊魔法であるアイスゴーレムの生成。単純な魔法を永遠と繰り返し、最高の攻撃魔法と防御魔法に昇華させた。
人生で最も過酷な十日を乗り越えた俺は、心身共に疲れ果てながら、迷宮都市フェーベルに到着した……。
馬車の御者台にティナと共に座りながら正門に進む。鎧を着込んだ二人の衛兵が俺を静止すると、荷台を覗き込んでからティナを見つめた。やはりガーゴイルを手懐けている人間は少ないのだろう。
衛兵がティナにビスケットを渡すと、ティナは可愛らしく頭を下げてから嬉しそうに食べ始めた。
「ガーゴイルと旅をする冒険者とは珍しいな。フェーベルにはどういう用件で来たんだ?」
「死霊の精霊に会いに来ました」
「精霊に会いに? 討伐に挑戦しに来たのではないのか?」
「はい、会いに来たんです。加護を貰えたら良いなと思いました」
「悪い事は言わない、死霊の精霊には近づくな。あれは人間に心を開く様な精霊ではない。精霊は人間を守る神聖な生物だが、あの精霊だけは他の精霊とは全く異なる存在なのだ。それに、半年前から死霊の精霊に挑む者はギルドで許可証を得なければならない事が決まった。あまりにも死霊の精霊に挑んで命を落とす者が多いからだ」
「許可証ですか?」
「そうだ。どのギルドでも良い。一定以上の力があると証明し、死霊の精霊に挑戦するための許可を得る必要がある。まぁ、そんな事には挑戦しないで、フェーベル産のエールとスペアリブでも食って旅の疲れを癒やすんだ。あんな精霊に近づくのは自殺行為だからな」
俺は二人の衛兵からこの町のエールがいかに美味しいか、甘ダレで煮込んだ豚のスペアリブの美味しさを力説されてからやっと開放された。きっと二人共俺を本気で心配していたのだろう。久しぶりに鏡を見たら、村を出た頃よりも遥かに老け込んでいた自分に驚いた。
俺はきっと思い詰めた表情をしていたのだろう。エミリアを奪われてから、俺は毎日悲しくて堪らなかった。体を動かす事によって、自分を極限まで追い込む事によってエミリアに対する気持ちを抑えていた。
二人の衛兵が俺の肩を力強く叩きながら、フェーベル産のエールの味を本気で語るものだから、俺は今夜にでもエールを飲みに行く事した。十五歳で成人を迎えた俺は遂に飲酒が出来るのだ。
流石に体を酷使しすぎた。睡眠時間が惜しくて魔法を徹底的に使い込んでいたが、今の体の状態では死霊の精霊が俺を認め、加護を与える事は決して無いだろう。精霊は自分自身の加護を有効に活用出来る者を精選する。奥手なエミリアは三年も俺を監視していた。
俺に残された時間は二十日間だけだ。この二十日間で死霊の精霊の心を開き、人間嫌いを克服させ、死霊の精霊と共に魔族の砦を落とさなければならない……。
0
あなたにおすすめの小説
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~
ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」
魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。
本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。
ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。
スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます
黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ!
捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……?
無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる