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【会場入口の出逢い♡】
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「クソッ♡この美しい私が♡ここまで無視されるなんてぇぇ……ッ♡♡♡」
私は全知全能の化身にして遍く宇宙を護る至宝──その名をラズイール。危険視されている宇宙繁殖生命体を追跡するため地球へ赴き、人類の平和を護っている高潔にして気高い高等生物、「天使」である。
今日もその調査として、『メリーハメハメ♡クリスマスドスケベガーデン~2025~』なる催しに潜入している最中だ。しかし何故か毎回人間の低俗なスケベ行為に付き合わされ、今回もミニスカートにマイクロビキニ♡その上に赤いケープ♡という「ミニスカサンタ」のドスケベスタイルで案内看板を持たされている♡♡♡
クリスマスなる催しは聞いたことがあったが、もっと高尚なイベントのはず♡それなのに、まさかこんな不埒な格好をさせられるとはぁ♡ほぉ゙♡しかも今回はハーフアップのツインテールヘアに赤い帽子♡しかもハイヒールに赤いニーハイまで穿かされて、ニーハイはキツキツで太ももにムッチリ食い込む始末ぅぅ……ッ♡♡♡
ほッ♡ほぉぉ♡超絶に高貴で美貌溢れる私がこんな卑猥な服を着たら♡んほ♡低俗なヒトオス共に即狙われ、群がられるに決まっているぅ♡今日も全身ナデナデいぢられて♡ほぉん゙♡ムラムラエロエロドスケベアクメ♡無理矢理キメさせられるに決まっているぅぅんッ♡♡♡
「わ~♡きれ~い♡見てあれ~♡やぁん♡おっぱい触るのだめぇ♡♡♡」
「んッふ♡べろちゅ好き♡んふ♡んふぅ♡だいしゅき♡彼氏くん♡あいちてるぅ♡♡♡」
「ほぉぉ゙ッ!♡♡♡こんなとこでスケベ♡ダメ♡お゙ほ♡イク♡イック♡クリスマスに♡ドスケベイッグゥッ!♡♡♡」
「──。」
しかし──。
オス共は私の美貌に見向きもせず、他のオスメス共と夜景やイルミネーションを見ながらひたすらイチャイチャネチャネチャと絡み合っている。
な、なんなんだッ♡今回のイベント名はただの「クリスマスガーデン」と銘打っているはずッ♡それなのにまさかこんなにもカップル至上主義のクソイベントだったとはぁぁッ♡こ、このぉ♡こんなにも美しく♡気高く♡逞しい私を差し置いて♡下等生物同士でラブラブ♡イチャイチャ♡しおってぇぇッ♡♡♡
──ほッ♡ほぉん♡いや♡別に♡私は♡ヒトオスとイチャイチャなどしたくはないが♡高等生物の私が下等生物のヒトオスとイチャイチャラブラブなど♡こちらから願い下げだが♡んッお゙♡こにょッ♡でもでもッ♡いつものスケベイベントなら速攻でスケベされるはずなのに♡ヒトオス共に「可愛い♡最高♡らぢゅちゃん大好き♡」などとチヤホヤされて♡甘サドドスケベアクメキメられるはずなのにぃぃッ♡♡♡お゙ぉんッ♡ムラつく♡目の前でオスメスのスケベ見せられて♡お預けムラつくぅぅんッ♡♡♡私もッ♡らぶらぶどすけべッ♡らぢゅもッ♡えろえろカップル♡イチャイチャどすけべぇぇッ♡♡♡
「あれ~?もしかしてラズさんっ?」
「んほッ♡ほッ♡ほぉぉ……ッ?♡」
無意識に腰をヘコつかせ、カップルへの悔しさと羨ましさを滲ませる私に声を掛けてきたのは──なんとも平凡な地味男。しかし、その顔には見覚えがあった。何故ならそれは私に地球で最初にスケベをしてきた、不埒なヒトオスだったのだからッ!♡
「貴様は──隆ぃッ!?♡♡♡」
そう──この輩は隆(たかし)という名のヒトオス。
私が勘違いで潜入した痴漢イベントで真っ先に手を出してきた、不敬極まりない男だ。しかしそこで同様のスケベイベントが地球には多数存在している事を教えられ、その後も近郊で開催されているイベントで度々遭遇してはエロハメ♡する仲に落ち着いている。
ほ♡ほぉん♡隆♡隆ぃ♡私が潜入捜査している間は決して会うことはないが♡イベントで会えばすぐに絡み合い♡ドスケベ愛撫からのネチネチ甘ハメを行う♡数少ない知り合いのヒトオスぅ♡♡♡ほぉんッ♡ここで会ったのもなにかの縁♡貴様が頭を下げるなら♡おほぉんッ♡上位存在であるこの私が♡直々にらぶらぶハメハメ♡させてやってもいいのだじょおッ♡♡♡
「そうっす、隆っす!秋ぶりっすね~♡前の紅葉チンマン狩りイベントではお世話になりました♡あん時の秋服女装、メタクソ可愛かったっす♡」
「う、うるさい♡アレはイベント側で配られた衣装を仕方なく着てやっただけだッ♡断じて私が三日三晩寝ずに張り切ってコーディネートしたわけではないッ♡」
「いやぁ、そのラズさん節ッ♡相変わらずツンデレで可愛いっすね~♡今日もミニスカサンタとか、最高にドシコりっす♡」
「さ、最高のドシコリぃぃ……ッ?♡♡♡──ハッ!こ、この♡低俗ヒトオスめ♡高貴な私をいつまでも淫らな目で見おってぇ♡♡♡」
「隆──友人か?」
思わぬ知人の登場に私が歩み寄ってやると、その背後から隆より身長の高い男が顔を出す。眼鏡を掛け、きっちりとしたオールバックに髪を纏めている男は、私には数段劣るもののそれなりの上品さを感じさせる。
「あ、ハイ!こちら、ラズイールさんっす。なんでも地球を護る、天使業営んでるみたいで!」
「地球を護る?天使業……?最近はそういうコンセプトカフェもあるんだな……。どうも、初めまして。私は講師業を営んでいる至と申します」
「む……少しは礼儀が出来ているようだな。私はラズイールと申す者。今後とも宜しく……」
丁寧に挨拶をしてくるヒトオス……いや、至。隆よりはまともな礼節を弁えているようだ。しかしやけに親しげな様子は、妙に私の胸をザワつかせる。なにせ今回のイベントは有象無象のカップル祭り。共に訪れたこの二人がカップルとしてイベントに訪れていたとしても、何も疑問はないだろう。
「いやぁ、それにしても賑わってますね~♡」
「ああ。今回のイベントは私も色々呼び掛けたからな。盛況でなによりだ」
「おお、さっすが至さん!その行動力とコネクション……!マジで尊敬しますッ♡」
「くッ……!くうぅぅぅ……ッ!」
私を横目に笑顔を交わし、親しげに会話を続ける二人ぃぃ……ッ♡♡♡
こ、このぉッ♡隆めッ♡まさか私に見せつけるためにこの至というヒトオスとイチャイチャしに来たと言うのかっ?♡このッ♡こにょッ♡らぶらぶカップル♡のように仲睦まじくしおってぇぇ……ッ!♡♡♡隆の癖にッ♡下等生物の癖に生意気なッ♡ふ、ふんッ♡貴様が誰とイチャつこうと私には関係ないぞッ♡知り合いが目の前でらぶらぶ♡していようと♡私は一切動じないのだからなッ!♡♡♡
「そそそそそそれでたたたたたたた隆ッ?きききききき貴様は一体何をしにここへ来たのだッ?」
「え?そりゃこのイベントに来るためっすけど……どうしたんすかラズさん?なんか冷や汗ダラダラしてますけど」
「うううううるひゃいッ!貴様のことなど私には何も関係ないじょッ!」
「えぇぇ……?自分で聞いてきたのに……???」
「ふっ、仲が良いんだな」
「な、なぬぅッ!?」
「そちらは懇ろのようだし、私は約束もあるから先に行くぞ。隆、お前は本当に一人でいいのか?」
「あ……ハイッ!今回も武者修行なんで!高嶺の花子さん!見つけてきますッ!」
「エッ?」
「そうか、頑張れよ。それではラズイールさん、私は失礼します。隆も達者でな」
「ハイ!至さんも頑張って~!」
「エエッ……?」
軽やかな別れの挨拶を交わし、そのまま別方向に去っていく至を、私は呆然と見送る。
な、なんだ……?貴様らは……?これかららぶらぶ♡イチャイチャ♡しないのか……ッ??
「た、隆……どうした?き、貴様らは……カップルではないのかッ?」
「えっ?ああ、いやいや!至さんは今日別にお相手が居るんで!俺は一緒に来ただけっすよ」
「そ……そうなのか?い、いや……ッ、それにしては随分仲が良いようだったがぁ……ッ?」
「ああ、まぁ、そこはセフレっすからねぇ。最初ラズさんにあんなドサドに出れたのも、元々は至さんのドマゾ指導のお陰なんで♡」
「な……ッ!?せ、セフレだとぉぉッ!?貴様ぁッ!この高貴な私という者がありながらぁッ!!」
「えっ?えぇ~っ??でもラズさんだって色んなスケベ店回って名馳せてるって聞きますよ?高慢な超絶金髪美人がクソザコにアヘりまくってエグい高額指名バンバン貰ってたって。アレラズさんっすよね?」
「ぐぬぅッ!?き、貴様ァッ、何故それを……ッ!!」
「だって高慢で超絶金髪美人でクソザコなんて、ラズさんぐらいしか居ないじゃないっすか~。つまりお互い自由にスケベしてたってことなんだし、ソコはもうノーカンってことにしましょーよ?」
「ぐにゅ……ッ。ぐにゅにゅうぅぅ゙……ッ!」
私の経歴を暴き平然と正論じみた事を並べ立てる隆の言い分に、私は何も言い返せずに唇を噛み締める。上層部からの指令だったにせよ、私が数々のドスケベ店で潜入捜査を行い、ヒトオス共とチョメチョメ♡していたのは紛れもない事実。隆の言う通り、ノーカウント扱いにされても仕方が無いだろう。
だが隆はニヤニヤと笑い、やけに嬉しそうに私に詰め寄ってくる……ッ♡
「でもでもっ♡そんな風に言ってくるってことは、ラズさん、俺にジェラってくれたってことっすよね?♡」
「な、何ィッ!?♡」
「だって至さんとの仲気にしたり、自分のこと言い出したりして~♡それって俺のこと気にしてくれてたってことっすもん♡うっほ、アガる~っ♡まさかラズさんから、ランカーセフレポジ貰ってたとかぁ~ッ!♡」
「な、な、なぁぁ……ッ!♡」
独りで勝手に盛り上がり、あること無いことを叫び出す隆ィッ♡わ、私が隆にジェラ……ジェラシーをしているだとぉッ!?♡そそそそそッ、そんなことがあってたまるかッ!♡私は宇宙の至宝♡那由多の奇跡♡ヒトオスなどにそんな滑稽な感情♡抱くわけがなかろぉッ♡♡♡
「ば、馬鹿者ぉッ!♡私が貴様のような下等生物を特別♡大事♡と思うなど笑止千万♡思い上がるのもいい加減にしろぉッ!♡」
「またまたぁ♡俺のこと、意外と気に入ってるクセに~♡ラズさんのツンデレ、もうバレバレっすよ♡」
「ほッ♡ほぉぉ゙んッ!?♡♡♡」
「今日、ラズさんフリーなんすよね?今回のイベントは特別なクリスマスイベだし♡ラブラブハメ、付き合ってくださいよ♡」
「ぉほッ♡ほぉん♡クリスマス♡らぶらぶハメぇぇ……ッ♡♡♡──ほッ♡だ♡だれが♡貴様にゃんかに♡この私がぁ♡」
「そんなこと言わないで~♡俺、ヤるたびにどんどん成長してますから♡きっとラズさんのことも、前より満足させられますよッ♡ねっ?♡」
「ほおぉぉぉッ♡♡♡」
おほッ♡ほぉぉん゙ッ♡ねっちりケツ揉みしながらも♡私の手を握ってくる隆ぃ♡ほぉん♡これ♡これ知ってるぅ♡地球の番達がする♡恋人つなぎぃ♡らぶらぶかっぷるだけが許される♡ぎゅうぅ♡♡♡ってする♡指を絡めるらぶな手の繋ぎ方ぁ♡ほぉん♡ほぉぉん♡こにょお♡隆♡わかっているのか♡私にこんなことをするなど♡求愛行為と同じなのだぞ♡ほぉッ♡下等生物の分際で♡私に求婚しているのと♡同じなのだじょおぉぉッ♡♡♡
「ラズさん♡今日は俺のちんぽで、山程メロつかせてあげますからッ♡」
「おほッ♡ほぉぉ゙ッ♡んッおぉぉ゙……ッ!♡♡♡」
厭らしく笑い、ちんぽ主張をしてくる隆のオスオーラに、それだけで全身をキュンキュンさせて敗けメスとして甘イキしてしまう私゙ぃぃ……ッ♡♡♡ほ♡ほぉッ♡くしょ♡地味オス隆の分際で♡分を弁えない言動ばかりしおってぇぇ♡♡♡
ぉおッ♡ほぉん゙♡手♡ぎゅってされてるぅ♡メスとして求められてるぅ♡ほぉッ♡おほぉッ♡私の処女を奪ったどすけべちんぽオスに♡ほぉッ♡勝てない♡勝てにゃいぃぃ♡♡♡ぉほ♡させられるッ♡今かららぶらぶさせられるッ♡私の初オスから♡あまあまのめろめろあくめ♡させられるぅ♡♡♡ほぉん゙ッ♡おほぉぉん゙ッ♡おまんこ疼くッ♡隆にメス教えられたケツおまんこ♡もぉ疼きゅうぅんッ♡♡♡
「ほッ♡ほぉぉ゙ッ♡う♡うるひゃいぃ♡誰が貴様のちんぽなんかで♡ほぉッ♡メロメロアクメなど♡するものかッ♡ほふッ♡おふぅぅんッ♡らぶらぶ♡イチャイチャ♡あまあまアクメなど♡しゅるものかぁぁぁッ♡♡♡」
私は全知全能の化身にして遍く宇宙を護る至宝──その名をラズイール。危険視されている宇宙繁殖生命体を追跡するため地球へ赴き、人類の平和を護っている高潔にして気高い高等生物、「天使」である。
今日もその調査として、『メリーハメハメ♡クリスマスドスケベガーデン~2025~』なる催しに潜入している最中だ。しかし何故か毎回人間の低俗なスケベ行為に付き合わされ、今回もミニスカートにマイクロビキニ♡その上に赤いケープ♡という「ミニスカサンタ」のドスケベスタイルで案内看板を持たされている♡♡♡
クリスマスなる催しは聞いたことがあったが、もっと高尚なイベントのはず♡それなのに、まさかこんな不埒な格好をさせられるとはぁ♡ほぉ゙♡しかも今回はハーフアップのツインテールヘアに赤い帽子♡しかもハイヒールに赤いニーハイまで穿かされて、ニーハイはキツキツで太ももにムッチリ食い込む始末ぅぅ……ッ♡♡♡
ほッ♡ほぉぉ♡超絶に高貴で美貌溢れる私がこんな卑猥な服を着たら♡んほ♡低俗なヒトオス共に即狙われ、群がられるに決まっているぅ♡今日も全身ナデナデいぢられて♡ほぉん゙♡ムラムラエロエロドスケベアクメ♡無理矢理キメさせられるに決まっているぅぅんッ♡♡♡
「わ~♡きれ~い♡見てあれ~♡やぁん♡おっぱい触るのだめぇ♡♡♡」
「んッふ♡べろちゅ好き♡んふ♡んふぅ♡だいしゅき♡彼氏くん♡あいちてるぅ♡♡♡」
「ほぉぉ゙ッ!♡♡♡こんなとこでスケベ♡ダメ♡お゙ほ♡イク♡イック♡クリスマスに♡ドスケベイッグゥッ!♡♡♡」
「──。」
しかし──。
オス共は私の美貌に見向きもせず、他のオスメス共と夜景やイルミネーションを見ながらひたすらイチャイチャネチャネチャと絡み合っている。
な、なんなんだッ♡今回のイベント名はただの「クリスマスガーデン」と銘打っているはずッ♡それなのにまさかこんなにもカップル至上主義のクソイベントだったとはぁぁッ♡こ、このぉ♡こんなにも美しく♡気高く♡逞しい私を差し置いて♡下等生物同士でラブラブ♡イチャイチャ♡しおってぇぇッ♡♡♡
──ほッ♡ほぉん♡いや♡別に♡私は♡ヒトオスとイチャイチャなどしたくはないが♡高等生物の私が下等生物のヒトオスとイチャイチャラブラブなど♡こちらから願い下げだが♡んッお゙♡こにょッ♡でもでもッ♡いつものスケベイベントなら速攻でスケベされるはずなのに♡ヒトオス共に「可愛い♡最高♡らぢゅちゃん大好き♡」などとチヤホヤされて♡甘サドドスケベアクメキメられるはずなのにぃぃッ♡♡♡お゙ぉんッ♡ムラつく♡目の前でオスメスのスケベ見せられて♡お預けムラつくぅぅんッ♡♡♡私もッ♡らぶらぶどすけべッ♡らぢゅもッ♡えろえろカップル♡イチャイチャどすけべぇぇッ♡♡♡
「あれ~?もしかしてラズさんっ?」
「んほッ♡ほッ♡ほぉぉ……ッ?♡」
無意識に腰をヘコつかせ、カップルへの悔しさと羨ましさを滲ませる私に声を掛けてきたのは──なんとも平凡な地味男。しかし、その顔には見覚えがあった。何故ならそれは私に地球で最初にスケベをしてきた、不埒なヒトオスだったのだからッ!♡
「貴様は──隆ぃッ!?♡♡♡」
そう──この輩は隆(たかし)という名のヒトオス。
私が勘違いで潜入した痴漢イベントで真っ先に手を出してきた、不敬極まりない男だ。しかしそこで同様のスケベイベントが地球には多数存在している事を教えられ、その後も近郊で開催されているイベントで度々遭遇してはエロハメ♡する仲に落ち着いている。
ほ♡ほぉん♡隆♡隆ぃ♡私が潜入捜査している間は決して会うことはないが♡イベントで会えばすぐに絡み合い♡ドスケベ愛撫からのネチネチ甘ハメを行う♡数少ない知り合いのヒトオスぅ♡♡♡ほぉんッ♡ここで会ったのもなにかの縁♡貴様が頭を下げるなら♡おほぉんッ♡上位存在であるこの私が♡直々にらぶらぶハメハメ♡させてやってもいいのだじょおッ♡♡♡
「そうっす、隆っす!秋ぶりっすね~♡前の紅葉チンマン狩りイベントではお世話になりました♡あん時の秋服女装、メタクソ可愛かったっす♡」
「う、うるさい♡アレはイベント側で配られた衣装を仕方なく着てやっただけだッ♡断じて私が三日三晩寝ずに張り切ってコーディネートしたわけではないッ♡」
「いやぁ、そのラズさん節ッ♡相変わらずツンデレで可愛いっすね~♡今日もミニスカサンタとか、最高にドシコりっす♡」
「さ、最高のドシコリぃぃ……ッ?♡♡♡──ハッ!こ、この♡低俗ヒトオスめ♡高貴な私をいつまでも淫らな目で見おってぇ♡♡♡」
「隆──友人か?」
思わぬ知人の登場に私が歩み寄ってやると、その背後から隆より身長の高い男が顔を出す。眼鏡を掛け、きっちりとしたオールバックに髪を纏めている男は、私には数段劣るもののそれなりの上品さを感じさせる。
「あ、ハイ!こちら、ラズイールさんっす。なんでも地球を護る、天使業営んでるみたいで!」
「地球を護る?天使業……?最近はそういうコンセプトカフェもあるんだな……。どうも、初めまして。私は講師業を営んでいる至と申します」
「む……少しは礼儀が出来ているようだな。私はラズイールと申す者。今後とも宜しく……」
丁寧に挨拶をしてくるヒトオス……いや、至。隆よりはまともな礼節を弁えているようだ。しかしやけに親しげな様子は、妙に私の胸をザワつかせる。なにせ今回のイベントは有象無象のカップル祭り。共に訪れたこの二人がカップルとしてイベントに訪れていたとしても、何も疑問はないだろう。
「いやぁ、それにしても賑わってますね~♡」
「ああ。今回のイベントは私も色々呼び掛けたからな。盛況でなによりだ」
「おお、さっすが至さん!その行動力とコネクション……!マジで尊敬しますッ♡」
「くッ……!くうぅぅぅ……ッ!」
私を横目に笑顔を交わし、親しげに会話を続ける二人ぃぃ……ッ♡♡♡
こ、このぉッ♡隆めッ♡まさか私に見せつけるためにこの至というヒトオスとイチャイチャしに来たと言うのかっ?♡このッ♡こにょッ♡らぶらぶカップル♡のように仲睦まじくしおってぇぇ……ッ!♡♡♡隆の癖にッ♡下等生物の癖に生意気なッ♡ふ、ふんッ♡貴様が誰とイチャつこうと私には関係ないぞッ♡知り合いが目の前でらぶらぶ♡していようと♡私は一切動じないのだからなッ!♡♡♡
「そそそそそそれでたたたたたたた隆ッ?きききききき貴様は一体何をしにここへ来たのだッ?」
「え?そりゃこのイベントに来るためっすけど……どうしたんすかラズさん?なんか冷や汗ダラダラしてますけど」
「うううううるひゃいッ!貴様のことなど私には何も関係ないじょッ!」
「えぇぇ……?自分で聞いてきたのに……???」
「ふっ、仲が良いんだな」
「な、なぬぅッ!?」
「そちらは懇ろのようだし、私は約束もあるから先に行くぞ。隆、お前は本当に一人でいいのか?」
「あ……ハイッ!今回も武者修行なんで!高嶺の花子さん!見つけてきますッ!」
「エッ?」
「そうか、頑張れよ。それではラズイールさん、私は失礼します。隆も達者でな」
「ハイ!至さんも頑張って~!」
「エエッ……?」
軽やかな別れの挨拶を交わし、そのまま別方向に去っていく至を、私は呆然と見送る。
な、なんだ……?貴様らは……?これかららぶらぶ♡イチャイチャ♡しないのか……ッ??
「た、隆……どうした?き、貴様らは……カップルではないのかッ?」
「えっ?ああ、いやいや!至さんは今日別にお相手が居るんで!俺は一緒に来ただけっすよ」
「そ……そうなのか?い、いや……ッ、それにしては随分仲が良いようだったがぁ……ッ?」
「ああ、まぁ、そこはセフレっすからねぇ。最初ラズさんにあんなドサドに出れたのも、元々は至さんのドマゾ指導のお陰なんで♡」
「な……ッ!?せ、セフレだとぉぉッ!?貴様ぁッ!この高貴な私という者がありながらぁッ!!」
「えっ?えぇ~っ??でもラズさんだって色んなスケベ店回って名馳せてるって聞きますよ?高慢な超絶金髪美人がクソザコにアヘりまくってエグい高額指名バンバン貰ってたって。アレラズさんっすよね?」
「ぐぬぅッ!?き、貴様ァッ、何故それを……ッ!!」
「だって高慢で超絶金髪美人でクソザコなんて、ラズさんぐらいしか居ないじゃないっすか~。つまりお互い自由にスケベしてたってことなんだし、ソコはもうノーカンってことにしましょーよ?」
「ぐにゅ……ッ。ぐにゅにゅうぅぅ゙……ッ!」
私の経歴を暴き平然と正論じみた事を並べ立てる隆の言い分に、私は何も言い返せずに唇を噛み締める。上層部からの指令だったにせよ、私が数々のドスケベ店で潜入捜査を行い、ヒトオス共とチョメチョメ♡していたのは紛れもない事実。隆の言う通り、ノーカウント扱いにされても仕方が無いだろう。
だが隆はニヤニヤと笑い、やけに嬉しそうに私に詰め寄ってくる……ッ♡
「でもでもっ♡そんな風に言ってくるってことは、ラズさん、俺にジェラってくれたってことっすよね?♡」
「な、何ィッ!?♡」
「だって至さんとの仲気にしたり、自分のこと言い出したりして~♡それって俺のこと気にしてくれてたってことっすもん♡うっほ、アガる~っ♡まさかラズさんから、ランカーセフレポジ貰ってたとかぁ~ッ!♡」
「な、な、なぁぁ……ッ!♡」
独りで勝手に盛り上がり、あること無いことを叫び出す隆ィッ♡わ、私が隆にジェラ……ジェラシーをしているだとぉッ!?♡そそそそそッ、そんなことがあってたまるかッ!♡私は宇宙の至宝♡那由多の奇跡♡ヒトオスなどにそんな滑稽な感情♡抱くわけがなかろぉッ♡♡♡
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「またまたぁ♡俺のこと、意外と気に入ってるクセに~♡ラズさんのツンデレ、もうバレバレっすよ♡」
「ほッ♡ほぉぉ゙んッ!?♡♡♡」
「今日、ラズさんフリーなんすよね?今回のイベントは特別なクリスマスイベだし♡ラブラブハメ、付き合ってくださいよ♡」
「ぉほッ♡ほぉん♡クリスマス♡らぶらぶハメぇぇ……ッ♡♡♡──ほッ♡だ♡だれが♡貴様にゃんかに♡この私がぁ♡」
「そんなこと言わないで~♡俺、ヤるたびにどんどん成長してますから♡きっとラズさんのことも、前より満足させられますよッ♡ねっ?♡」
「ほおぉぉぉッ♡♡♡」
おほッ♡ほぉぉん゙ッ♡ねっちりケツ揉みしながらも♡私の手を握ってくる隆ぃ♡ほぉん♡これ♡これ知ってるぅ♡地球の番達がする♡恋人つなぎぃ♡らぶらぶかっぷるだけが許される♡ぎゅうぅ♡♡♡ってする♡指を絡めるらぶな手の繋ぎ方ぁ♡ほぉん♡ほぉぉん♡こにょお♡隆♡わかっているのか♡私にこんなことをするなど♡求愛行為と同じなのだぞ♡ほぉッ♡下等生物の分際で♡私に求婚しているのと♡同じなのだじょおぉぉッ♡♡♡
「ラズさん♡今日は俺のちんぽで、山程メロつかせてあげますからッ♡」
「おほッ♡ほぉぉ゙ッ♡んッおぉぉ゙……ッ!♡♡♡」
厭らしく笑い、ちんぽ主張をしてくる隆のオスオーラに、それだけで全身をキュンキュンさせて敗けメスとして甘イキしてしまう私゙ぃぃ……ッ♡♡♡ほ♡ほぉッ♡くしょ♡地味オス隆の分際で♡分を弁えない言動ばかりしおってぇぇ♡♡♡
ぉおッ♡ほぉん゙♡手♡ぎゅってされてるぅ♡メスとして求められてるぅ♡ほぉッ♡おほぉッ♡私の処女を奪ったどすけべちんぽオスに♡ほぉッ♡勝てない♡勝てにゃいぃぃ♡♡♡ぉほ♡させられるッ♡今かららぶらぶさせられるッ♡私の初オスから♡あまあまのめろめろあくめ♡させられるぅ♡♡♡ほぉん゙ッ♡おほぉぉん゙ッ♡おまんこ疼くッ♡隆にメス教えられたケツおまんこ♡もぉ疼きゅうぅんッ♡♡♡
「ほッ♡ほぉぉ゙ッ♡う♡うるひゃいぃ♡誰が貴様のちんぽなんかで♡ほぉッ♡メロメロアクメなど♡するものかッ♡ほふッ♡おふぅぅんッ♡らぶらぶ♡イチャイチャ♡あまあまアクメなど♡しゅるものかぁぁぁッ♡♡♡」
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