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23巻
23-1
Chapter1 戦いの傷跡
商業の国クリカラでの戦いの後、シンたちは技術者集団『黒の派閥』の構成員であるクリュックから、派閥の本拠地パルダ島に招待されていた。
同じ鍛冶師であり、黒の派閥で武具部門の長を務めるドルクや他の部門長たちと話をし、一行は各施設を見学させてもらえることになった。
半分意見交換のような時間を過ごしていた中で、地下鉱脈での鉱物採取をするという話を聞いたシンたちは、作業の見学に訪れる。
ところが、その最中に突如大地が揺れ、地脈の中から巨大な神獣の骨が姿を見せた。
そして、骨からシンが持つアイテムへと力を移し、神獣アルマイズが復活する。
アルマイズはパルダ島に危機が迫っていると告げ、それを聞いたシンたちは、黒の派閥とともに戦うことを決意するのだった。
襲来するモンスターの大群。それを率いるのは、ボスモンスターであるヌヴァ。
戦いの中で、ヌヴァの真の目的が明かされる。
彷徨う魂を集め、浄化し、世界の循環に還す力を持つヌヴァは、長い年月を経てその体に穢れを溜め込み、おかしくなっていたのだ。
役目を果たすために戦うヌヴァに、シンはエレメントテイルのユズハと協力し、称号『解放者』の力を解き放つ。
ユズハによって増幅された力が、モンスターたちを縛っていた穢れを消し去り、やがて大本であるヌヴァも、シンの手によって安らかに消えていくのだった。
†
ヌヴァが消えるのを見届けたシンたちは、しばらくその場に留まっていた。
状況的にもう終わったとわかっている。それでも、圧倒的とも言える数のモンスターがきれいさっぱり消えてしまうというのは、少し現実味がない。
シンは「もう何もないよな」と思いつつ、周囲を警戒していた。
「さすがにもう一匹とか、別のイベントが発生するとかは……ないか」
シンは息を吐いて、ユズハの背から降りる。
「そんなことがあっては、さすがに困るな」
苦笑するようにアルマイズが言うと、周りにいたシュニーやシュバイドといったパーティメンバーたちも、揃って肩の力を抜いた。
アルマイズの方でも、改めてもうヌヴァたちの気配は感じないと伝えてくる。
「はぁ~、一時はどうなるかと思ったよ」
元プレイヤーのミルトが脱力しながらそうつぶやくと、パーティのムードメーカー的なポジションのフィルマも、それに応えながら武器を下げる。
「そうねぇ。単純に倒して終わりじゃないから、いつもと違った緊張感があったわね」
言葉にこそしないが、シュニーとシュバイドも同じ気持ちだろうとシンは思った。
「それにしても、ユズハはもう力を完全に取り戻したのですか? 完全に元に戻ったという話は聞いた覚えがありませんが」
子狐から一転、巨大な姿となったユズハを見上げながら、シュニーが言った。
今までもユズハが力を見せる場面はあったが、今回はその規模が違う。シンと協力したとはいえ、力を及ぼした対象や範囲が今までの比ではなかった。
「九割がた、といったところか。もっとも、一番肝心の部分がまだ解放されていないが」
水面の上に立ったまま、少し屈むようにしてシュニーへと顔を向け、ユズハは応えた。
本来の姿と言ってもいい状態だからだろう。ユズハの体から発する魔力が、ただの言葉にすら圧迫感のある重さを与えていた。
シンたちはユズハに敵意がないことを知っている上に、ステータスも高いので影響を受けないが、そうでなければ中級クラスの選定者ですら膝を屈していることだろう。
「肝心の部分、ですか?」
「力が解放されつつあるがゆえに、己の中にまだ霞がかった部分があるのがわかる。我が力の核たるもの。そして、それに関する知識だ」
ユズハの話を聞いてシンが思い浮かべたのは、神獣の持つ支配領域のこと。
かつて、エレメントテイルは広大な領域を支配し、多くの眷属を従えていた。
しかしシンがユズハを発見した時は、領域も眷属も見ていない。エレメントテイルがいるにしてはあまりにも小さな神社だけ。瘴気によってインベイドモンスターと化してしまった狛狐の像は、もしかすると眷属だったのだろうかとも思う。
元の姿や領域のことを知っているシンには、当時の状況は「瘴気の影響で弱った」というだけでは説明のつかないものだったとわかる。
「今の姿が、完全ではないのか? 小さくなっているのは、その方が都合が良いからだと聞いていたが」
アルマイズが疑問を口にする。今の姿のユズハは、シンが知るエレメントテイルにかなり近い。アルマイズも、まさかまだ封じられている力があるとは思わなかったようだ。
「完全に回復していたら、ヌヴァの頭だけでなく、胴体も吹き飛ばしていただろう」
戦闘中にヌヴァの頭部を盛大に吹き飛ばした必殺技も、全力ではなかったとユズハは言う。少し悔しげなのは、簡単に再生されてしまったからだろうか。
「そこまで回復しているなら、いっそ最大状態まで回復させたいな。解放されていない部分って、どうやれば解除できるのかわかるか?」
シンの問いに、ユズハは首を横に振って答える。
「わからぬ。ただ、ここまで力が戻っても解けないほど強固な封印がされているところを見るに、外部から封印されたというよりも、自ら封印したのではないかと思ってしまうな」
自分の力や状態を細かく把握できるようになったからこそ、違和感を覚えると、ユズハは返した。
何か重要なことを忘れている確信があるのに、肝心の内容を思い出せないという、もどかしい状態のようだ。
「力を借りた身としては、こちらも力になってやりたいが、封じられた力を解放するのは不得手だ。すまぬな」
神獣であっても、別の神獣に干渉するのは容易ではない。気落ちした様子のアルマイズに、ユズハは軽い口調で応える。
「構わんさ」
「……にしても、自分でか。でも、それならやった本人が解けるものじゃないか?」
シンが尋ねると、ユズハはわずかに首を傾げた。
「いや、それがどうにもこちらの干渉を拒んでいるようなのだ。よほど見せたくないものがあるのか。それとも封印しなければならない理由があるのか。今の状態では予想ができない」
「やばいものだと困るけど、わからないことを悩んでも意味はないか。気にはなるが、今のところは手の出しようがないな」
自分で封印という話も、あくまで仮定のこと。わざわざ悪い方へ考える必要はない。
周囲をもう一度確認して、シンたちは島に戻ることにした。
カード化してアイテムボックスに入れていた魔導船舶を具現化して乗り込む。ユズハも子狐モードに戻って、シンの肩の上に移動した。
島へ向かう途中、まだ警戒を続けていた戦闘部隊のパルザンたちを発見したので、合流する。
「いやぁ、無事でよかった。突然奴らが引き返していくから、何事かと思ったよ」
パルザンによると、島に攻めてきたヘビンやコーパスといったモンスターたちは、戦闘中にもかかわらず防衛隊に背を向けて移動を始めたという。
隊員にトドメを刺せるような状況の個体もおり、九死に一生を得た者もいる。
パルザンたちが戦っていた場所とシンたちがヌヴァと向き合っていた場所は距離があったので、ヘビンの移動先にシンたちがいるとは思わなかったようだ。
ヘビンたちからはあえて背を向けて攻撃を誘っているというような意図は感じられず、隙だらけの姿に攻撃をしようとした隊員もいた。しかし、それでまた島へと進み始められてはたまらない。そもそも数で負けているのだ。
退いてくれるならそれに越したことはない。また攻撃してくるにしても、回復する時間が得られるなら良いと判断し、パルザンは隊員に攻撃しないように命令を出したという。
「大きくなったアルマイズ殿と戦っていたのが、ヌヴァだったんだろ? 正直に言って、あんなのどうしろっていうんだと思ったよ」
ヘビンたちが退いたことで、よそに目を向ける余裕ができた。その際に、ヌヴァとアルマイズの戦いが見えたとパルザンは言う。
見上げるしかないほどの巨体を持つヌヴァと、それを引き裂くアルマイズ。まさに怪獣大決戦さながらの状態に、あれがこっちに来たらどうしようもないと、アルマイズの勝利を願わずにはいられなかったようだ。
「そういえば、最後に出てきた大きな狐? みたいなモンスターはなんだったんだい? 大きさだけでもアルマイズ殿に匹敵する上、あの光だ。たまたまそこにいましたってわけじゃないんだろう?」
「そうですね。この状況で隠し事をするのも悪いですし、正直に話します。あれも俺のパートナーモンスターなんです。俺自身は召喚士としての実力はあまりないので、向こうが好意で力を貸してくれているだけですが」
ユズハがそれだとまでは言わず、シンはあくまで他にもいると匂わせるような言い回しをした。
パルザンの実力ならば、ユズハがただの子狐ではないことは察していてもおかしくはない。ユズハはパートナーモンスターだと紹介してあるが、シンたちが連れているモンスターが可愛らしいだけの存在とは考えないだろう。
それでも、能力を全開にしたユズハと、今の子狐モードの彼女を関連づけるのは難しいはずだ。それらが同一の存在というよりも、眷属が力を貸していると考える方が現実的だ。
そもそも、姿かたちもそうだが、何より纏う魔力があまりにも桁違いである。黄金の光を放ったユズハを見て、エレメントテイルを連想する者はいるかもしれない。だが、伝承だろうとプレイヤーの知識だろうと、エレメントテイルが子狐になれるなどという事実を知る者は、存在しないはずだった。何せ、何度も戦ったシンですら知らなかったのだ。
「あんなすごいのに好かれるシン殿にもビックリだよ。距離があってもやばいのがわかったからねぇ。敵じゃなくてよかったよ、本当に」
安堵しているようにも、呆れているようにも見える表情を浮かべながら、パルザンはふぅと息を吐いた。シンのパートナーモンスターだという部分は疑っていない様子だ。
「自分で言うのもなんですが、信じてもらえるんですか?」
「その辺の選定者程度の言葉だったら信じられないだろうけど、そこはほら、シン殿だから」
シンの質問に答えつつ、パルザンは最後に「ねぇ?」と同意を求めるようにシュニーたちへと言葉を向けた。
「……」
「否定できないわね」
「うむ」
「だねぇ」
無言でうなずくシュニーをはじめ、フィルマ、シュバイド、ミルトと、誰も否定しない。
もちろん、全員がユズハの正体を知っているからだろうが、その表情や声音から、知らなくても同じ反応だったのではないかと勘ぐってしまうシンだった。
「なんだろう。信じてもらえているのに、なんか納得できない」
保有する情報量においてはこの世界でもトップクラスの組織に属するパルザンが驚愕するほどの存在と、友誼を結んでいる。疑われて当然の事実を信じてもらえているのに、シンは少しモヤモヤしていた。
「いやいや、それだけシン殿がすごいってことだからね! というか、シン殿もヌヴァの首を飛ばしてたでしょ。あれを見て、ただの選定者とは思えないって」
「あ、そこは見えていたんですね」
パルザンの発言を聞き、どのあたりから見ていたんだろうかと、シンは少し気になった。同時に、パルザンの表情を少しだけ観察した。
ドルクたち部門長と違い、パルザンは生粋の戦闘職。今回の戦闘で、ヌヴァやアルマイズの強さを肌で感じたのは間違いない。
力が隔絶していれば、ある意味現実感のない光景として映ったであろうシンの戦いぶりも、パルザンなら確かな現実として認識しているに違いなかった。もしそうだとすれば、シンの戦う様子を見て感じた脅威は、戦いを生業にしていない者の比ではないはずだ。
「スキルありとはいえ、剣だけであの巨体を真っ二つにできるのは、戦闘職として憧れるよ。俺たちももう少し強ければよかったんだけどね」
パルザンの表情からは、シンに対する恐れは感じられなかった。どちらかと言えば、自分自身の不甲斐なさを嘆くような感情が滲んでいた。
「今回のやつは、はっきり言って色々おかしかったですから。戦いも、勝ったというよりは勝ちを譲ってもらったというか、そもそも勝ったと言えないというか。微妙なところですし」
再生にもモンスターの数にも限界はあっただろう。シンたちならば、被害に目を瞑れば倒し切れたかもしれない。だが、それは意味のない仮定だ。
シンたちは戦いのつもりだったが、ヌヴァたちにとっては最も効率的な倒される方法だったという可能性すらある。
世界樹の巫女であるティエラも、モンスターたちが抱える苦しみを、鋭敏に感じ取っていた。
「不満があるのはお互い様みたいだね。よし、この話はここで終わりにしよう。島の皆にも、危機が去ったことを伝えないと。どうなったのか気になっているだろうからね」
シンも不完全燃焼なのを察したようで、パルザンはパンと手を叩いて話を変えた。
シンもここでうだうだ言うつもりはない。話題を変えてくれたのに乗って、改めて島に帰還することにした。
報告には自分もいた方がいいだろうと言うパルザンを魔導船舶に乗せ、シンたちは防衛部隊の面々に先行して島へ向かう。
島へ近づくにつれて、海岸沿いの状態が見えてきた。シンの視界に映ったのは、並べられていた魔導砲や迎撃用の兵装が玩具のようにあちこちに転がっている光景だった。
「これは……」
シンは操縦桿を握りながら、モンスターは到達していないはずと訝しむ。
「おそらく、ヌヴァの咆哮によるものだろう。あれは、ブレスや魔術のような攻撃ではなかった」
障壁が攻撃と判断しなかったのだろうというシュバイドの意見を聞いて、なるほどとシンも納得した。
ヌヴァが放った咆哮は、言うなればただのデカい音なのだ。スキルや装備による障壁も、ただの音であれば普通に透過する。ヌヴァのそれは、音というにはあまりにも強力だったが、それでもやはり攻撃には分類されないのだろう。
「下手な攻撃スキルより厄介に感じるな。その辺の対策も後で考えるか」
魔術スキルの中には視覚と聴覚を同時に封じるスタングレネードのようなものもある。これまでシンは、装備に付与するスキルの数や質の上限を増やす方法、より致命的な効果への対策などを中心に考えていた。だが今ならば、今回の叫び声のような「致命的ではないが無策で受けるのはきついもの」への対策を考える余裕がある。
「でも、今やることはそっちじゃないな」
「まずは片付けと復旧作業ですね」
隣に立って言うシュニーにうなずいて応え、シンは港に向けて舵を切る。
眼前にはなかなかの惨状が広がっているが、人の反応はなく、視覚に作用するスキルを使っても姿は見えない。少なくとも、倒れた機材に押し潰されているとか、衝撃で吹き飛ばされて気絶している人は見つからなかった。
「皆避難したのかな?」
シンと同様に救助が必要な人はいないか探していたミルトの問いに、倒れた迎撃用魔導砲を見ながらフィルマが答える。
「でしょうね。この状況じゃ、残ってもまともな迎撃はできないでしょ」
「怪我人もいるかもしれないし、なるべく早く戻ろう。幸い、港はぶ――」
『みんなー、ボスは倒したー?』
無事みたいだ、と続けようとしたシンの言葉を、別行動していたパーティメンバーのセティから飛んできた音声チャット――【心話】が遮った。
「シン殿? どうかしたのかい?」
「ああ、仲間から【心話】が来たもので」
問題ないとパルザンに伝えて、シンは【心話】に意識を向けた。
全体チャットモードでこちらの情報を伝えつつ、セティたちの状況も聞く。
セティたちが相手にしていたヘビンやコーパス、融合個体も、シンたちの近くにいた個体と同じ行動をしていたようだ。
『最短距離を行こうとしたみたいで、障壁にぶつかると皆海に潜っちゃったのよ。シンたちの状況がよくわからなかったから、届く範囲で倒してたけど』
戦闘当時、ティエラとの会話は全体チャットモードだったので、話を聞いたあとは様子を見るにとどめていたとセティは言う。
ユズハが増幅したシンの称号の力は光となり、島を挟んで反対側にいたセティたちのところまで届いていたようだ。そして海に潜った個体も障壁にぶつかっていた個体も、皆同様に消えてしまったらしい。
さすがのシンも、島の反対側まで光が届いていたかはわからなかったが、感知範囲外にいた個体もきっちり消えていたと確かめられたのは朗報だ。
実は効果が及んでいないところがあって、残った個体がいたなんてことにはなってほしくない。
『こっちは間違いなく終わった。ヌヴァも消えたし、新しく湧いてくる奴もいなかったのも確認済みだ』
『よかった。もう、苦しまずに済むのね』
『そうだな。この称号には助けられてばかりだ』
デスゲーム最後のモンスター、オリジンを倒したことによってシンが得た三つの称号。その中でも、『解放者』の称号は他二つの称号と毛色が違う。
最初こそ、これらの称号はすべて自身の強化に繋がるとシンは考えていたが、実際は違っていた。
自らに作用する『臨界者』と『到達者』と比べて、『解放者』は他者に使う頻度が高い。この称号がなければ、助けられなかった人も少なくはないだろう。
だが、そもそもなぜこの三つの称号を得られたのかという疑問もある。
オリジンの力を吸収したから強くなった。それはわかる。だが、それなら二つの称号だけで良かったはずだ。敵を倒すという点において、『解放者』の称号は必須とは言えない。
(拘束系を無効化できるのは助かるけど、ゲーム時代にはなかった〝隷属効果を解除できる〟って部分の方が役に立つんだよな。いや、どちらかといえば、こっちの方が本命か?)
ゲーム時代には、イベント時に手に入る素材を使って、隷属効果解除用のアイテムを作っていた。だが、肝心の素材をドロップするモンスターは、この世界では存在しているかすら怪しい。
『隷属の首輪』が出てきたイベント『嘆きのマリオネット』は、ハロウィンの季節イベント。それなりに世界を回ってきたシンだが、季節もののイベントモンスターやアイテムは、見たことも聞いたこともない。
黄金商会のベレットや、世界を股にかけて活躍していたシュニーですら聞いたことがないとなれば、運営の干渉がない世界では、そもそも存在していないと考える必要もあるだろう。シンはそう思っている。
(あれば研究の役に立つだろうけど、そもそも解除と言いつつ、実際はイベント中に敵対しなくなるだけだしなぁ。イベントの黒幕を倒して完全解除だから、根本的な解決をするには、結局称号の力に頼るしかない)
称号の力をカードに込めることはできた。研究は続けるが、そのあたりはセティと協力して進めることになるだろう。
早く結果が出ると良いなどと思いつつ、シンは魔導船舶を港に停泊させる。考え事をしつつも続けていた【心話】での会話も、一旦終了だ。
シンは船の免許など持っていないが、ゲームの感覚がそのまま役に立つおかげで、船の扱いもお手のもの。もちろん、魔導船舶そのものに操縦を補助する機能もあるので、すべて自分の力などと調子に乗ることはない。
全員が下船してから、シンは魔導船舶をカード化して収納し、移動先を決める。
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