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50.ベッドの上の攻防戦
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『あ゛ぁー…、汚点や!マジ人生唯一の汚点や………』
生理の出血を見られ、匂いをまき散らした私は戦意喪失になり、赤毛の屋敷に連れて来られた。
勿論、マルクス達は捕虜のように連行。鉄格子の入った、部屋に軟禁されている。ポポは術止めを食らったせいで、ただの少年となっている状態だ。
私はここの侍女さんに風呂と着替えを勧められ、遠慮なく入浴剤の入った風呂に浸かっている。
『さてどうするか・・・ブク・・ブク・・ブク・・・』
湯船に浸かって考えていても仕方がない・・そう思って、風呂から出た。
そして体を拭いて、着替えに手をやる。
『・・・。』
無言で赤毛の趣味だろうそれを着る。
浴室から出たら、部屋に赤毛がいたので文句を言ってみた。
『おい、赤毛。何やねんこれ?スケスケの寝間着やないか!まだ昼やぞ、飯も食わさんと寝ろってか?』
「ふ~ん、いいじゃねぇか。ほんじゃ、始めるぞ」
そう言ってこっちに来る赤毛。ゾワッとして、後ろにたじろぐ。
この感覚に覚えがある。ラムスのおっさんに、ベルさん、ゲル…もう番認定者の盛りに似てた。
ただちょっと違うのが、こいつが意識があるって事や。前にマルクスが言っていた言葉を思い出す。
普通にセックスはする。なるほど…って、ちゃうがなっ!思わず納得しかけた自分に突っ込みを入れる。
そして、じりじりと迫る赤毛に冷静な判断を求める。
『ちょっ、待て!私は生理が現在進行形や。血まみれになるで!』
「それは知ってる。しかし異常にセックスしたいんだなこれが。それってやっぱり、お前の魔のせいか?迷い人さんよ?」
げっ、ばれとる!
「因みに抱きたいではなく、孕ませたいって気持ちで一杯のほうな」
そう言って、寝間着の裾を引っ張られる。生理痛で腹も痛いのに、あそこも破瓜の痛みって…絶対阻止やな。
そう思って、パンチをお見舞いする。しかしそれを赤毛は簡単に掴んだ。
あれ?威力がでん。
「あっ、言うの忘れてたが、お前が浴槽に使ったお湯。あれな、痺れ薬と破瓜の痛みがないよう媚薬も入れておいた。だから安心してセックスしような」
それはおおきにと思わず言いそうなぐらい、普通に言う赤毛。
持たれた手を引っ張られ、よいしょっと言って肩に担がれた。そんでもって、ぽすっとベットに投げられ、馬乗りされる。一連の動作がスムーズ過ぎて抵抗無しで、組み敷かられてしまった。
『///えっ?てっかお前、合意がなければこれはれっきとした、レイプやぞ!!』
「もう少ししたら、嬢ちゃんから足広げるから安心しろ。あの媚薬結構効くぞ。
1回試したが、俺が攻めじゃなく、責められる側になったんだからすごいと思わないか?」
『お前のセックスなんか知らんし、知りとうもないわ!…わっ、///何脱いでんねん』
「ん?脱がないと出来ねぇだろ?嬢ちゃんはちょっと後な。血が出てるから、先に脱がすとここらが血まみれになるからな」
そう言って、惜しげもなく全裸になる赤毛。
うん、確かにいい身体してるな。それに、下の毛も赤いんやとしげしげ見る。
「嬢ちゃん、もっとウブな反応してくれねぇかなぁ・・・。そうしげしげ見られるとこっちがウブな反応するじゃねぇか」
もう見慣れてるし!しかも何やねんその大きさ。ここの世界の基準がこんなんばっかりやったら、私のあそこはやるたんびに血まみれや!医者に、切れたし縫ってくれみたいなセックスは勘弁してほしい……。
「嬢ちゃん、頑張って孕もうな」
そう言って下腹部を撫でられた。瞬間、下腹部にじゅくんとしたものが湧き上がる。
何か息も荒くなり、ごっつうやばいと感じる。これが媚薬効果?!
「早いな……もう媚薬が効くか。どうする、俺が下になるか?好きなように腰振れるぞ。やっぱ初めては、俺が上になった方がいいか………」
顎に手をやり考える赤毛。
『///なっ、くっそー!絶対負けへん・・、にゃあぁっ・・ん・・・』
怒って、動かせる足をばたつかせたら、あそこからどろっとした血が出た。その感覚にもぞくっと身体が反応した私。
そして、変な声が出た事に、暫し固まる。
///恥ずかしい!真っ赤になっているだろう顔で赤毛を下から覗き見る。赤毛は信じられないってな顔でこっちを見てた。
「やばいな・・それ」
喉をゴクリと鳴らし、意味の解らんことを言ったかと思うと激しいキスをされた。
『む・・んっ・・ン・・ンァ・・』
息継ぎをさせない貪るようなキスは、媚薬のせいかそれとも痺れ薬のせいか腰にきた。次第にもう何してるのかも分からんぐらい脱力する私。
どっちの唾液か分からん物をゴクリと飲んで、一旦唇が離れた。私は酸素不足をそこで補う。
赤毛がはぁ…と吐息を吐くと、自分の匂いを付けるように今度は首筋に舌を這わす。
そして舌が喉元に来たかと思うと、しゃぶるように食らい付いた。
それは捕食者の喰らうではなく、熟れたての果物を溢さないよう口に含みかぶりつくと言った表現の方が正しいだろう。
痛さよりも快感でのけ反る。その反応に赤毛が、ふっと笑う。
何度も私の様子を見ながら強弱をつけて喰らい付く。赤毛の手が内またをなぞった時、感極まって思わず声が出た。その声の大きさに、はっとして素面に戻る。と同時に赤毛もその行為をピタリと止めた。
喰らい付いた喉から一旦口を離し、めくれ上がった私の寝間着を整えた。
そして、ノロノロと体を起き上がらせる赤毛。
「・・・。」
『////』
ポリポリと頭を掻いたかと思うと、よいしょっと言って私を裏返しにした。
ゴロンとうつ伏せにされ、スケスケの寝間着を「う~ん」と言って見つめられる。次に寝間着をベロンと上に上げられた。丸見えになった背中。またしても、「う~ん」と言って唸る赤毛。
そして・・・・
『///ぎゃー…、何さらすねん!!』
今度はパンツをぐいっと下げられた。
所謂半ケツ状態だ。
「よし、良いケツだ!」
今度は唸らずにそう言った。
『///お前コロス!!』
素面に戻った私がそう言って、半ケツのパンツを自分で上げ直し赤毛に飛びついた。
「おっ、俺が責められる側かぁ?」
呑気にそう言った男に頭突きを食らわす。
薬で力が出ないなら、これしかないと思ったからだ。案の定、頭突きは効いた。
「いってぇ・・、このお転婆!」
そう言って私に覆いかぶさる赤毛。両手を上で絡め止められてベットに縫い付けられた。頭も手もだめなら今度は足を股間に向け蹴り上げる。
「ぐうっ!」
素足にダイレクトに伝わる股間のブツの感触にぞわりとした。
そして、赤毛が苦しんでる隙に逃げようとしたら、逃がすかと言って足首を持ち上げられた。
その途端、またどろりと股間から血が出た。
一瞬パンツを心配したが、怒りの方が勝っているため、今度は掴まれていない足を赤毛の顔面にキックした。
「ぶっ!」
私の股間からではなく、今度は赤毛の鼻から血がボタボタと出た。
鼻から出る血を押さえる為、赤毛が私が逃げないよう腹の上に跨って押さえ込む。
ジタバタ暴れながら、目の前の巨大マツタケを力の限り握ってやった。
「ぬわっ!・・やめ、ぐはっ、///むぅーーーーー!!!」
腰を引き気味に、猫背になりながら悶絶打つ赤毛。片手を私の胸に這わす。この期に及んでこのスケベがって思った時、その胸をぐりっと抓るように握られた。
『いったーいっ!!!痛い、痛い、マジ痛いーーーー!!』
痛さで握っていた巨大マツタケにも、力が入る。
「ぐっ!うぅぅぅぅ・・・・」
赤毛も反撃とばかりに、今度は両胸をぐりっとねじり握った。
『んぎゃー!』
生まれたての赤子のような悲鳴が出た。
そんな時、咳払いが聞こえ、2人ぜぇぜぇしながらそっちを向く。
いつからそこに居たのか、咳払いをした男の後ろにマルクス達も立っていた。
「もう・・・そのへんでよいのではないですか、ジル様」
お互い何を握ってんねんってな恰好で固まる。
しかもよく見るとベットは、私の生理の血とこいつの鼻血で血まみれ。そのせいで部屋中生臭い血の匂いが充満し、皆がしかめっ面をしていた。
生理の出血を見られ、匂いをまき散らした私は戦意喪失になり、赤毛の屋敷に連れて来られた。
勿論、マルクス達は捕虜のように連行。鉄格子の入った、部屋に軟禁されている。ポポは術止めを食らったせいで、ただの少年となっている状態だ。
私はここの侍女さんに風呂と着替えを勧められ、遠慮なく入浴剤の入った風呂に浸かっている。
『さてどうするか・・・ブク・・ブク・・ブク・・・』
湯船に浸かって考えていても仕方がない・・そう思って、風呂から出た。
そして体を拭いて、着替えに手をやる。
『・・・。』
無言で赤毛の趣味だろうそれを着る。
浴室から出たら、部屋に赤毛がいたので文句を言ってみた。
『おい、赤毛。何やねんこれ?スケスケの寝間着やないか!まだ昼やぞ、飯も食わさんと寝ろってか?』
「ふ~ん、いいじゃねぇか。ほんじゃ、始めるぞ」
そう言ってこっちに来る赤毛。ゾワッとして、後ろにたじろぐ。
この感覚に覚えがある。ラムスのおっさんに、ベルさん、ゲル…もう番認定者の盛りに似てた。
ただちょっと違うのが、こいつが意識があるって事や。前にマルクスが言っていた言葉を思い出す。
普通にセックスはする。なるほど…って、ちゃうがなっ!思わず納得しかけた自分に突っ込みを入れる。
そして、じりじりと迫る赤毛に冷静な判断を求める。
『ちょっ、待て!私は生理が現在進行形や。血まみれになるで!』
「それは知ってる。しかし異常にセックスしたいんだなこれが。それってやっぱり、お前の魔のせいか?迷い人さんよ?」
げっ、ばれとる!
「因みに抱きたいではなく、孕ませたいって気持ちで一杯のほうな」
そう言って、寝間着の裾を引っ張られる。生理痛で腹も痛いのに、あそこも破瓜の痛みって…絶対阻止やな。
そう思って、パンチをお見舞いする。しかしそれを赤毛は簡単に掴んだ。
あれ?威力がでん。
「あっ、言うの忘れてたが、お前が浴槽に使ったお湯。あれな、痺れ薬と破瓜の痛みがないよう媚薬も入れておいた。だから安心してセックスしような」
それはおおきにと思わず言いそうなぐらい、普通に言う赤毛。
持たれた手を引っ張られ、よいしょっと言って肩に担がれた。そんでもって、ぽすっとベットに投げられ、馬乗りされる。一連の動作がスムーズ過ぎて抵抗無しで、組み敷かられてしまった。
『///えっ?てっかお前、合意がなければこれはれっきとした、レイプやぞ!!』
「もう少ししたら、嬢ちゃんから足広げるから安心しろ。あの媚薬結構効くぞ。
1回試したが、俺が攻めじゃなく、責められる側になったんだからすごいと思わないか?」
『お前のセックスなんか知らんし、知りとうもないわ!…わっ、///何脱いでんねん』
「ん?脱がないと出来ねぇだろ?嬢ちゃんはちょっと後な。血が出てるから、先に脱がすとここらが血まみれになるからな」
そう言って、惜しげもなく全裸になる赤毛。
うん、確かにいい身体してるな。それに、下の毛も赤いんやとしげしげ見る。
「嬢ちゃん、もっとウブな反応してくれねぇかなぁ・・・。そうしげしげ見られるとこっちがウブな反応するじゃねぇか」
もう見慣れてるし!しかも何やねんその大きさ。ここの世界の基準がこんなんばっかりやったら、私のあそこはやるたんびに血まみれや!医者に、切れたし縫ってくれみたいなセックスは勘弁してほしい……。
「嬢ちゃん、頑張って孕もうな」
そう言って下腹部を撫でられた。瞬間、下腹部にじゅくんとしたものが湧き上がる。
何か息も荒くなり、ごっつうやばいと感じる。これが媚薬効果?!
「早いな……もう媚薬が効くか。どうする、俺が下になるか?好きなように腰振れるぞ。やっぱ初めては、俺が上になった方がいいか………」
顎に手をやり考える赤毛。
『///なっ、くっそー!絶対負けへん・・、にゃあぁっ・・ん・・・』
怒って、動かせる足をばたつかせたら、あそこからどろっとした血が出た。その感覚にもぞくっと身体が反応した私。
そして、変な声が出た事に、暫し固まる。
///恥ずかしい!真っ赤になっているだろう顔で赤毛を下から覗き見る。赤毛は信じられないってな顔でこっちを見てた。
「やばいな・・それ」
喉をゴクリと鳴らし、意味の解らんことを言ったかと思うと激しいキスをされた。
『む・・んっ・・ン・・ンァ・・』
息継ぎをさせない貪るようなキスは、媚薬のせいかそれとも痺れ薬のせいか腰にきた。次第にもう何してるのかも分からんぐらい脱力する私。
どっちの唾液か分からん物をゴクリと飲んで、一旦唇が離れた。私は酸素不足をそこで補う。
赤毛がはぁ…と吐息を吐くと、自分の匂いを付けるように今度は首筋に舌を這わす。
そして舌が喉元に来たかと思うと、しゃぶるように食らい付いた。
それは捕食者の喰らうではなく、熟れたての果物を溢さないよう口に含みかぶりつくと言った表現の方が正しいだろう。
痛さよりも快感でのけ反る。その反応に赤毛が、ふっと笑う。
何度も私の様子を見ながら強弱をつけて喰らい付く。赤毛の手が内またをなぞった時、感極まって思わず声が出た。その声の大きさに、はっとして素面に戻る。と同時に赤毛もその行為をピタリと止めた。
喰らい付いた喉から一旦口を離し、めくれ上がった私の寝間着を整えた。
そして、ノロノロと体を起き上がらせる赤毛。
「・・・。」
『////』
ポリポリと頭を掻いたかと思うと、よいしょっと言って私を裏返しにした。
ゴロンとうつ伏せにされ、スケスケの寝間着を「う~ん」と言って見つめられる。次に寝間着をベロンと上に上げられた。丸見えになった背中。またしても、「う~ん」と言って唸る赤毛。
そして・・・・
『///ぎゃー…、何さらすねん!!』
今度はパンツをぐいっと下げられた。
所謂半ケツ状態だ。
「よし、良いケツだ!」
今度は唸らずにそう言った。
『///お前コロス!!』
素面に戻った私がそう言って、半ケツのパンツを自分で上げ直し赤毛に飛びついた。
「おっ、俺が責められる側かぁ?」
呑気にそう言った男に頭突きを食らわす。
薬で力が出ないなら、これしかないと思ったからだ。案の定、頭突きは効いた。
「いってぇ・・、このお転婆!」
そう言って私に覆いかぶさる赤毛。両手を上で絡め止められてベットに縫い付けられた。頭も手もだめなら今度は足を股間に向け蹴り上げる。
「ぐうっ!」
素足にダイレクトに伝わる股間のブツの感触にぞわりとした。
そして、赤毛が苦しんでる隙に逃げようとしたら、逃がすかと言って足首を持ち上げられた。
その途端、またどろりと股間から血が出た。
一瞬パンツを心配したが、怒りの方が勝っているため、今度は掴まれていない足を赤毛の顔面にキックした。
「ぶっ!」
私の股間からではなく、今度は赤毛の鼻から血がボタボタと出た。
鼻から出る血を押さえる為、赤毛が私が逃げないよう腹の上に跨って押さえ込む。
ジタバタ暴れながら、目の前の巨大マツタケを力の限り握ってやった。
「ぬわっ!・・やめ、ぐはっ、///むぅーーーーー!!!」
腰を引き気味に、猫背になりながら悶絶打つ赤毛。片手を私の胸に這わす。この期に及んでこのスケベがって思った時、その胸をぐりっと抓るように握られた。
『いったーいっ!!!痛い、痛い、マジ痛いーーーー!!』
痛さで握っていた巨大マツタケにも、力が入る。
「ぐっ!うぅぅぅぅ・・・・」
赤毛も反撃とばかりに、今度は両胸をぐりっとねじり握った。
『んぎゃー!』
生まれたての赤子のような悲鳴が出た。
そんな時、咳払いが聞こえ、2人ぜぇぜぇしながらそっちを向く。
いつからそこに居たのか、咳払いをした男の後ろにマルクス達も立っていた。
「もう・・・そのへんでよいのではないですか、ジル様」
お互い何を握ってんねんってな恰好で固まる。
しかもよく見るとベットは、私の生理の血とこいつの鼻血で血まみれ。そのせいで部屋中生臭い血の匂いが充満し、皆がしかめっ面をしていた。
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