ヤンキー・モンキー・ベイビー!

卯月うさぎ

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82.マルクス後悔する 中編

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本来素晴らしい裸体に目が行くはずが、下のイチモツに目を奪われ声が出た。
痴女さながら股間をガン見している私のガウンを脱がしにかかるベルさん。
そしてネグリジェをたくし上げられ、パンツが露わになる。そこで初めてシたいの意味にたどり着く。
奴ははっきりとシたいと言った。扱きたい、匂いをつけたいは一言も言っていない。ただ一言


"シたい・・・"



それを人は交尾という。セックスと言う。性交という。そしてこれは・・・


───────野外プレイという。


この状況から、此処でヤるのは決定だ。
せめて、部屋でシて欲しい。あのラムスのおっさんでさえ、交尾用の巣作りしとったぐらい繊細に扱ってくれた。マルクスに優美と言われたベルさんが、此処そとですんのか?ケツに小石がくいこむ様な地べたで?

慌てて騎士道なベルさんに戻って来いとばかりに、平手をお見舞いする。グーはちょっとでけへん。見目麗しい顔に青タンはちょっとな・・・。
パシッといい音が鳴って、どや戻ったかとばかりにベルさんの顔を覗く。

するとそこには、昔近所で飼われていたハスキー犬がいた。よくこんな目してたなぁ…と思いだす。

あの独特の風貌の為、尻尾を振ってても噛み付くんか友好的なんかようわからん犬種やった。
結局、怖くって触れんまま私は引っ越したが・・・。

恐る恐る、あの時でけへんかった手を出してみる。
途端、がぶっと噛まれた。やっぱしかー!!

やっぱ、ベルさんは噛むよな~・・。私を見ながらはむはむと甘噛みされる。

で、こうなったら、恥も外聞もなく私は叫ぶしかないなと判断した。
すぅーっと息を吸うて、木霊するぐらい叫ぼうとした時、ハスキー犬が甘噛みをやめ、ばふっと覆いかぶさって私の口にむしゃぶりついた。


『ブゥゥゥ────!!』


吐こうとした声がベルさんの口によって遮られ、大きな屁のような音を出した。


『・・・』
「・・・」


あかん、笑える。このとぼけたも死ぬぐらい笑える!
色気もくそもない雰囲気になり、萎えたかなと思って目線だけを下に移動した。
バットなら本能。警棒なら理性だ。




バット・・・・。


本能継続中だ。
しかし、脳は屁の音を拾ったようで口をつけたまま動きを止めたベルさん。

逃げるんなら今しかないと思い、ベルさんの胸を押した。あっさりと腕の拘束から抜け出た。・・・と思いきや、後ろ向きになった所で、パンツを持たれ引き止められる。そして私は半ケツ状態になった。


『///うぎゃっ!』


脱げかけたパンツを上に引っ張り上げようとするが、ベルさんが鷲掴みにしているため上に上がらない。そして、この体制は四つん這い。盛っているオスに半ケツでバックをとられるという行為は、あまりにもデンジャラスだ。

そうこうしてる間に半ケツに生暖かい息がかかる。


『///げっ!ま・・ま、まさかっ!』


振り返る間もなく、ベロンとケツを舐められた。
その途端ぶるっと毛が逆立つような感覚が私に走る。
そして今度はきわどいところを舐められ、身をすくめて『んんっ・・』とくぐもった声が出た。
ドクドク鳴る心臓に、股間がムズムズする私。ピチャピチヤと水音を鳴らしながらケツを舐められる。
腰を持ちながら自分の方に引き寄せるベルさん。舐められる度に背筋がゾクゾクした。むずがゆしさとほてりが身体に溜め込まれる。ただ、地べたについた手だけが冷たかった。

高揚感漂う中、突然現実に引き戻される。

『///あ゛ぎゃぁっ?!!』

ケツを舐めていた舌がありえへん場所を攻めてきたからだ。
私の水戸黄門様を舐め出すベルさん。それはしっかりと、水戸黄門様と認識して舌が這っていた。

///そこは、勘弁してくれーーー!!

脳内で拒絶的叫びが出たと同時に蹴りがでた。何処に当ったのか、ベルさんが「ぐぅうう・・」と唸る。

その途端、がぶっとケツを噛まれた。それも甘噛みでなく超がつく本気噛みだ!


『///んっぎゃー!!』


また、生まれたての赤子のような声が出た。何度も噛みつくベルさんに、もう青タンがどうとか言う問題では無くなる。
何処に蹴りが入ろうが、しったこっちゃない!どったんばったんと、くんずほぐれつでもつれ合う。ネグリジェがたくし上げられたまま、そしてパンツを上げるのも忘れて必死に抵抗する。私の動きを止めようと後ろから両腕事抱きつかれ、身動きを封じられる。胸に丁度ベルさんの手が当たり、大福を握り潰す勢いで揉まれた。


『いたーい!!痛い!!痛い!!』


お前…、赤毛の映像で勉強したやろ!!経験が浅くて、刺激に慣れていない処女にはもう少し優しくソフトに胸揉めって!お構いなしに、胸を揉みし抱くベルさんが息を荒くして今度は腰をカクカクと揺らしだした。バットが、私の半分下がったパンツに当る。

奴はどうも行き無しのホールインワンを狙っているようだ。布一枚で防御しているという事実に焦りを覚える。

その時、耳元で「好き。好き。好き」と連呼するベルさん。


///ぐはっ!何じゃその甘えた言い方は・・・。


正直に言おう、こういう状況だがキュンと来た。

此処で愛してると言われるより、愛を小分けしたようなその言い方に母性本能が持っていかれた。そしてドストライクな告白に私に隙が出来きた。パンツの隙間から、大きな手が指し込まれアソコを弄られる。

『////むぅん・・んっ・!!』

自分でも恥ずかしいが濡れていた。赤毛の映像でもしっかりと耳に焼き付いた音が鳴る。そして例の赤毛の作った映像のセリフが脳内に流れた。


"濡れているのか?ふっ、処女の癖に淫乱な!"


居た堪れない・・・。

そんな私とは反対に、今度は耳元で「嬉しい!嬉しい!嬉しい!」を連呼するベルさん。喜んでるベルさんには申し訳ないけど、自分の気持ちも分からんまま、交尾はごめんや!ベルさんの手を薄皮一枚抓る。「っ!」小さい声が聞こえ手が引っ込んだ。それを見計らって、鳩尾に一発お見舞いする。さっきまで、喜んでいたベルさんが唸りながら、後ろから押さえ込もうと腰にタックルしてきた。ネグリジェがその反動で、胸付近までめくれ上がり、お互いの肌がダイレクトに伝わる。レスリングのようなもみ合いをしながら、ある物が手に当たる。ごめんな・・。罰あてんといてなと前回と同じ言葉を吐きながら、それを両手で持ち上げベルさんに振り落とした。

ガシャーンと音がして、ピクリとも動かなくなったベルさん。えっ、死んでしもた?やばい!と焦っていたら、ラムスのおっさんばりに怒りでグルグルと唸る手負いの猛獣が、月をバックに立ち上がった。
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