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拗れた女は、また拗れる
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伏せっていた顔を上げると、大人の宗太が居た。
興奮して真面に見なかったが、10年前とだいぶ風体が変わっていた。
『・・・宗太、老けたね』
出た言葉がそれだった。ずっこけた宗太。そして・・
「///10年会ってなかったら、変わってて当たり前だろう!」
私にしたら16歳のままの宗太だったから不思議な感じだ。
自分もいろいろ変わったから、10年という月日はそうなんだろう。でも、何か別人と喋ってるようで照れてしまう、、、。
しかも、そんな別人のような宗太が10年間の怒りを吐けと言う。
改まって言われると、さっきのような勢いがなくなって言えなくなった。また、宗太だけに陰気な女に成り下がる私。
「捌け口になりそうな所から言ってけ。ちぐはぐな話になってもいいから、一つ一つ溜まったものを出せ。聞く方の俺も結構黙られると堪える、、、」
そう言われて、言えそうな怒りは此処からだった。
『私、10年間動けてない!!宗太は10年間ちゃんと動けてたのが腹が立つ!』
「あぁ。それから?」
『その原因は、あの時宗太が言った言葉だからね!トラウマになってる!』
「あぁ。他は?」
『さっきも言ったけど、宗太だけずるい!ぐずっ、本当にっ宗太だけ幸せになってずるいっ!!///宗太なんか死んじゃえ、うえぇーん……』
「俺が幸せってなんだよ?」
『母さんから聞いたっ、宗太結婚するって・・・うぇぇ・・ん』
「は?誰が?」
『宗太に決まってんじゃん!"宗ちゃん、今度結婚するんだって"そう言ってたもん!』
「・・・あぁ、そういう事か・・・。それ間違い。結婚するのは俺じゃない。弟の宗次だ」
『・・・・・・・・・・・・・・・え?』
思わず固まってしまった。
勘違いで宗太の所に殴り込みに行ったって事?
脱力気味にそのままベッドにうつ伏す。
そして、そのままの恰好で宗太にお願いする。
『宗太、もう帰っていただけますか…そして、取りあえず……………ごめんなさい』
これ以上拗らせたくない。
ケツのしらたきの次は、1人ヒステリーで幕を閉じた・・・。
これはもう・・夢にうなされるな。
きっと宗太は家の方向も宗太自身も鬼門なんだ。そう思って諦めようと思ったら、怒りの声が後ろで聞こえた。
興奮して真面に見なかったが、10年前とだいぶ風体が変わっていた。
『・・・宗太、老けたね』
出た言葉がそれだった。ずっこけた宗太。そして・・
「///10年会ってなかったら、変わってて当たり前だろう!」
私にしたら16歳のままの宗太だったから不思議な感じだ。
自分もいろいろ変わったから、10年という月日はそうなんだろう。でも、何か別人と喋ってるようで照れてしまう、、、。
しかも、そんな別人のような宗太が10年間の怒りを吐けと言う。
改まって言われると、さっきのような勢いがなくなって言えなくなった。また、宗太だけに陰気な女に成り下がる私。
「捌け口になりそうな所から言ってけ。ちぐはぐな話になってもいいから、一つ一つ溜まったものを出せ。聞く方の俺も結構黙られると堪える、、、」
そう言われて、言えそうな怒りは此処からだった。
『私、10年間動けてない!!宗太は10年間ちゃんと動けてたのが腹が立つ!』
「あぁ。それから?」
『その原因は、あの時宗太が言った言葉だからね!トラウマになってる!』
「あぁ。他は?」
『さっきも言ったけど、宗太だけずるい!ぐずっ、本当にっ宗太だけ幸せになってずるいっ!!///宗太なんか死んじゃえ、うえぇーん……』
「俺が幸せってなんだよ?」
『母さんから聞いたっ、宗太結婚するって・・・うぇぇ・・ん』
「は?誰が?」
『宗太に決まってんじゃん!"宗ちゃん、今度結婚するんだって"そう言ってたもん!』
「・・・あぁ、そういう事か・・・。それ間違い。結婚するのは俺じゃない。弟の宗次だ」
『・・・・・・・・・・・・・・・え?』
思わず固まってしまった。
勘違いで宗太の所に殴り込みに行ったって事?
脱力気味にそのままベッドにうつ伏す。
そして、そのままの恰好で宗太にお願いする。
『宗太、もう帰っていただけますか…そして、取りあえず……………ごめんなさい』
これ以上拗らせたくない。
ケツのしらたきの次は、1人ヒステリーで幕を閉じた・・・。
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