8 / 15
8.二つ目の命令
しおりを挟む
「は、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
快感の余韻がまだ尾を引いていて、身体全体が痺れているみたいだった。
蹴人とのセックスでもこんなに感じたことはない。
(媚薬のせい? それともこんな風に見られて興奮する趣味が私に……?)
『ピロン』
スマホの音でぼんやりとした思考から引き戻される。
ひとつ目の命令の遂行が認められたようで、次の命令が届いていた。
「これ、どっかから見てるってこと?」
「多分、部屋のあれがカメラだと思います」
少年が指さす先に、言われてみればカメラのようなものがあった。
あんなとこから観察してるなんて、依頼主は本当に悪趣味だ。
ふたつ目の命令を一緒に確認する。
『男性器を舐めること』
少年は画面を見るやいなや、手のひらで口を押さえて顔を真っ赤にした。
「これ……あの、僕の……ですよね」
少年が撮影を続けるなら私が舐めるんだろう。
「でもさ、君は撮影しろって言われて来たんでしょ? 嫌じゃない?」
「僕は、あの、嫌……じゃない、です。あの喫茶店にも最初はコーヒー目当てだったけど、今はお姉さんに会いたくて通っていて……」
少年が顔を赤くしてうつむく。
少年の告白を聞いて,こんな時なのに胸が高鳴ってしまう。
美少女のような顔をしているのに下半身のボクサーパンツの中はしっかり膨らんでおり、先端のあたりの布が少し色濃くなって濡れているのがわかる。
私はそれを見てゴクリと唾を飲み込んだ。
手を伸ばし、人差し指でツーッとその膨らみを撫で上げる。
「あっ」
微かな声が漏らしながら少年が震えた。
「これ、脱がしちゃうね」
「はい」
少年はスマホのカメラを構え直す。
ボクサーパンツを脱がすと少年の陰茎がブルンと勢いよく飛び出た。
若いからか、お腹につきそうなほど勃ち上がっている。
私が少年の陰茎にそっと手を添わせると、手の中のそれが熱く脈打っていた。
「んん、は……お姉さん、あの、名前を教えてもらえませんか?」
「……依。今野依」
「依さん」
こんな時なのに、名前を誰かに呼んでもらうのが久しぶりで胸が大きく跳ねる。
「君の名前は?」
私はローションを手に取り温めてから、ゆっくりと少年の陰茎に塗り込める。
チュ、チュ、と陰茎の先に口づけを落とすと、少年は熱い吐息をこぼした。
「うっ……ルイ……累って書いて累で……あぁっ」
累くんが言い終わる前に先端をパクリと口に含む。
舌で扱きながらヂュウと吸うと、累くんが腹筋や足に力を入れたのがわかった。
頭の上から累くんの荒い息づかいが聞こえてくる。
「依さん、こっち見て……」
累くんを見上げるとカメラのレンズが私の顔を捉える。
陰茎に付いたローションが口の中に入ったせいか、口の中が熱くなってピリピリ痺れてきた。
累くんは熱のこもった声色で私の名を呼びながら、空いた片手で私の髪をなで、指先で耳たぶをくすぐる。
こんな風に誰かに優しく触れてもらったのなんていつ以来だろうか。
「あぁ……依さん、気持ちいいです」
私は陰茎の先を舌でぐるりと舐めまわしながら、陰嚢を柔らかく揉んでそのまま手を持ち上げて根元を扱いた。
口の中の累くんのモノが熱く硬く膨らんでいく。
「依さん……依さん……あ……っく!!」
累くんが腰をブルリと震わせて、私の口の中にたっぷりと精子を解き放った。
ビクビクと震えながら熱い飛沫が何度も放たれる。
「はぁっ……はぁ……。依さん、僕ばっかり気持ちよくなってごめんなさい」
チュポンと陰茎が抜かれて、累くんの出したモノで口の中をいっぱいにしている私は少しだけ首を横に振った。
「依さん、口開けて……」
口の中にたっぷりと出された累くんの精子を見せつけるように私がパクリと口を開けると、口の端からダラリと中身が溢れてしまった。
累くんはそれをしっかりとカメラに収める。
私は口を閉じて青臭くて苦い液体を飲みこんでもう一度口を開けた。
累くんはそれを撮りながら、片手を伸ばして枕元のティッシュを手に取り私の口の周りを丁寧に拭いてくれた。
快感の余韻がまだ尾を引いていて、身体全体が痺れているみたいだった。
蹴人とのセックスでもこんなに感じたことはない。
(媚薬のせい? それともこんな風に見られて興奮する趣味が私に……?)
『ピロン』
スマホの音でぼんやりとした思考から引き戻される。
ひとつ目の命令の遂行が認められたようで、次の命令が届いていた。
「これ、どっかから見てるってこと?」
「多分、部屋のあれがカメラだと思います」
少年が指さす先に、言われてみればカメラのようなものがあった。
あんなとこから観察してるなんて、依頼主は本当に悪趣味だ。
ふたつ目の命令を一緒に確認する。
『男性器を舐めること』
少年は画面を見るやいなや、手のひらで口を押さえて顔を真っ赤にした。
「これ……あの、僕の……ですよね」
少年が撮影を続けるなら私が舐めるんだろう。
「でもさ、君は撮影しろって言われて来たんでしょ? 嫌じゃない?」
「僕は、あの、嫌……じゃない、です。あの喫茶店にも最初はコーヒー目当てだったけど、今はお姉さんに会いたくて通っていて……」
少年が顔を赤くしてうつむく。
少年の告白を聞いて,こんな時なのに胸が高鳴ってしまう。
美少女のような顔をしているのに下半身のボクサーパンツの中はしっかり膨らんでおり、先端のあたりの布が少し色濃くなって濡れているのがわかる。
私はそれを見てゴクリと唾を飲み込んだ。
手を伸ばし、人差し指でツーッとその膨らみを撫で上げる。
「あっ」
微かな声が漏らしながら少年が震えた。
「これ、脱がしちゃうね」
「はい」
少年はスマホのカメラを構え直す。
ボクサーパンツを脱がすと少年の陰茎がブルンと勢いよく飛び出た。
若いからか、お腹につきそうなほど勃ち上がっている。
私が少年の陰茎にそっと手を添わせると、手の中のそれが熱く脈打っていた。
「んん、は……お姉さん、あの、名前を教えてもらえませんか?」
「……依。今野依」
「依さん」
こんな時なのに、名前を誰かに呼んでもらうのが久しぶりで胸が大きく跳ねる。
「君の名前は?」
私はローションを手に取り温めてから、ゆっくりと少年の陰茎に塗り込める。
チュ、チュ、と陰茎の先に口づけを落とすと、少年は熱い吐息をこぼした。
「うっ……ルイ……累って書いて累で……あぁっ」
累くんが言い終わる前に先端をパクリと口に含む。
舌で扱きながらヂュウと吸うと、累くんが腹筋や足に力を入れたのがわかった。
頭の上から累くんの荒い息づかいが聞こえてくる。
「依さん、こっち見て……」
累くんを見上げるとカメラのレンズが私の顔を捉える。
陰茎に付いたローションが口の中に入ったせいか、口の中が熱くなってピリピリ痺れてきた。
累くんは熱のこもった声色で私の名を呼びながら、空いた片手で私の髪をなで、指先で耳たぶをくすぐる。
こんな風に誰かに優しく触れてもらったのなんていつ以来だろうか。
「あぁ……依さん、気持ちいいです」
私は陰茎の先を舌でぐるりと舐めまわしながら、陰嚢を柔らかく揉んでそのまま手を持ち上げて根元を扱いた。
口の中の累くんのモノが熱く硬く膨らんでいく。
「依さん……依さん……あ……っく!!」
累くんが腰をブルリと震わせて、私の口の中にたっぷりと精子を解き放った。
ビクビクと震えながら熱い飛沫が何度も放たれる。
「はぁっ……はぁ……。依さん、僕ばっかり気持ちよくなってごめんなさい」
チュポンと陰茎が抜かれて、累くんの出したモノで口の中をいっぱいにしている私は少しだけ首を横に振った。
「依さん、口開けて……」
口の中にたっぷりと出された累くんの精子を見せつけるように私がパクリと口を開けると、口の端からダラリと中身が溢れてしまった。
累くんはそれをしっかりとカメラに収める。
私は口を閉じて青臭くて苦い液体を飲みこんでもう一度口を開けた。
累くんはそれを撮りながら、片手を伸ばして枕元のティッシュを手に取り私の口の周りを丁寧に拭いてくれた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
20
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる