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特典:『SIX RULES』設定資料集
設定資料集/6:登場銃器紹介(ショットガン編)
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/ショットガン
・ベネリM2 スーパー90
1980年代にイタリアの名門・ベネリ社より登場した画期的な自動式ショットガン、ベネリM1のアップグレード・モデル。それがこのベネリM2だ。
M2の基本構造はM1とそう変わらず、同社が特許を持つ画期的な反動利用機構(イナーシャ・リコイル・システム)が搭載されていることが大きな特徴だ。これにより従来の自動式で動作が難しいとされていた火薬量の少ないショットシェルなどでの動作が安定し、信頼性を高めている。
とはいえ、この独自機構は反動の受け流し方にちょっとしたコツが要るだとか、例えば映画撮影用の小道具として使う際、空砲(ブランク)カートリッジと相性が悪く動作が難しいといった欠点もある。だが全体的に優れた自動式ショットガンであることには間違いないだろう。現在でも後継のM3、及びガス圧利用式のM4共々、ベネリ社の主力製品の一つだ。
作中では回想時、十九歳のハリー・ムラサメが所持。L.A市内の事務所突入の際、ドアをブチ破って突破口を切り拓いた。
・ベネリM4 スーパー90
1999年、ショットガンの名門ベネリ社が世に送り出した自動式ショットガン。軍用を前提としたこのベネリM4は先述のM2や後継のM3と異なり反動利用機構を取り入れておらず、発砲時のガス圧で動作させる方式を取っている。
セミオートのみの動作で、ベネリM3のように手動への切り替えは不可能。更に使用するシェル径も軍用でポピュラーな12番ゲージのみと、徹底的にミリタリー・ユースを意識した造りだ。その上、ショットガンに於けるガス圧利用式の不安定さに関しては、同社開発の特殊システムA.R.G.O(ガス圧自動調節システム)を搭載することで解決している。
信頼性の於ける堅牢な造りと、そして使い勝手の良さ。名門ベネリ社ならではの意欲的な試みと確かな堅実さが組み合わさったベネリM4は、正に今日に於ける世界最高のショットガンの一挺に違いない。
劇中では教会戦時、インプレッサの隠しトランクから取り出した物(軍用七発チューブ弾倉/伸縮銃床。米軍M1014と同仕様)と、その後ユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃に際しミリィ・レイスから渡されたTTI社カスタマイズ品(同じく軍用チューブ弾倉で、固定銃床)の二挺が登場している。
・KS-23M
1970年代、ソヴィエト連邦にて生み出されたポンプ・アクション手動式ショットガン。刑務所内での暴徒鎮圧用として開発された。
催涙ガス弾を正確に撃ち込む為、精度を追求し通常のショットガンのようなスムーズ・ボア(ライフリング無し)の銃身でなく、通常の銃の如くライフリングの掘られたライフルド銃身が採用されている。国内での知名度はイマイチだが、ソヴィエト崩壊後も暴徒鎮圧用として多くが使われ続けている、東側の傑作ショットガンだ。
作中ではユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃の際、ハリーの前に立ち塞がる傭兵の一人が使用していた。発砲は無し。
・TAP TOZ-194M
ロシアのTAP(トゥーラ・アームズ・プラント)社の開発したポンプ・アクション手動式ショットガン。ソヴィエト崩壊直前に設計され、崩壊後に製造が始まったなんて数奇な運命を辿った一挺でもある。
露国内、及びヨーロッパ市場への販売が続いているショットガンではあるが、特徴らしい特徴は無い。ベーシックなショットガンとしか言いようのない一挺だ。
作中ではユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃の際、ハリーが敵の死体から奪ったピストル・グリップ/銃床無しの194Mモデルを使用。ヴァレンタイン私室の扉をコイツで吹き飛ばした。
・フランキ SPAS-12
1970年代にイタリア・フランキ社が開発した戦闘用の自動/手動切り替え式ショットガン、それがこのSPAS-12だ。独特な操作性の煩わしさや故障率の高さで言うほど良いモノでもなく、後年にベネリM2/M3などのより優れた切り替え式のショットガンが登場すると、途端に地位を蹴落とされる運命を辿ることになる。
かといって見た目の良さはピカイチでもあり、メディアへの露出度も高い。『ターミネーター』第一作にて、シュワルツェネッガー演じるT-800ターミネーターがアラモ銃砲店から本銃を奪い取るシーンを思い浮かべる方も多いことだろう。他にもFPSゲームなんかへの出演率も高く、生産終了から間も無く二十年が経過しようとしている現在でも尚、民間レベルでの人気は衰えていない。
作中ではハリーが邸宅内からかき集めた内の一挺としてランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスターの助手席に放り込まれ、その後空港での決戦、ジェーン・ブラント戦に於いて使用した。間一髪の所でSPAS-12を使った逆転劇を見せ、ジェーンを文字通りバラバラに吹き飛ばすようにして葬り去る。
・フランキ SPAS-15
前述のSPAS-12の後継機。弾倉を脱着式の箱形弾倉に改めるなど、より使い勝手が良いように改善が図られている。どちらかといえば旧ソヴィエトのサイガ12や旧デーウー社製造のUSAS-12に近いカテゴリの物だ。
箱形弾倉採用の自動ショットガンの宿命として図体はべらぼうに大きくなってしまっているが、使い勝手の良さと信頼性は旧来SPAS-12の比ではない。
作中では冴子の用意した監視拠点となるマンションの一室、武器庫代わりなウォークイン・クローゼットの中にARX-160自動ライフル共々放り込まれ用意されている描写がある。使用も発砲も無し。
・ベネリM2 スーパー90
1980年代にイタリアの名門・ベネリ社より登場した画期的な自動式ショットガン、ベネリM1のアップグレード・モデル。それがこのベネリM2だ。
M2の基本構造はM1とそう変わらず、同社が特許を持つ画期的な反動利用機構(イナーシャ・リコイル・システム)が搭載されていることが大きな特徴だ。これにより従来の自動式で動作が難しいとされていた火薬量の少ないショットシェルなどでの動作が安定し、信頼性を高めている。
とはいえ、この独自機構は反動の受け流し方にちょっとしたコツが要るだとか、例えば映画撮影用の小道具として使う際、空砲(ブランク)カートリッジと相性が悪く動作が難しいといった欠点もある。だが全体的に優れた自動式ショットガンであることには間違いないだろう。現在でも後継のM3、及びガス圧利用式のM4共々、ベネリ社の主力製品の一つだ。
作中では回想時、十九歳のハリー・ムラサメが所持。L.A市内の事務所突入の際、ドアをブチ破って突破口を切り拓いた。
・ベネリM4 スーパー90
1999年、ショットガンの名門ベネリ社が世に送り出した自動式ショットガン。軍用を前提としたこのベネリM4は先述のM2や後継のM3と異なり反動利用機構を取り入れておらず、発砲時のガス圧で動作させる方式を取っている。
セミオートのみの動作で、ベネリM3のように手動への切り替えは不可能。更に使用するシェル径も軍用でポピュラーな12番ゲージのみと、徹底的にミリタリー・ユースを意識した造りだ。その上、ショットガンに於けるガス圧利用式の不安定さに関しては、同社開発の特殊システムA.R.G.O(ガス圧自動調節システム)を搭載することで解決している。
信頼性の於ける堅牢な造りと、そして使い勝手の良さ。名門ベネリ社ならではの意欲的な試みと確かな堅実さが組み合わさったベネリM4は、正に今日に於ける世界最高のショットガンの一挺に違いない。
劇中では教会戦時、インプレッサの隠しトランクから取り出した物(軍用七発チューブ弾倉/伸縮銃床。米軍M1014と同仕様)と、その後ユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃に際しミリィ・レイスから渡されたTTI社カスタマイズ品(同じく軍用チューブ弾倉で、固定銃床)の二挺が登場している。
・KS-23M
1970年代、ソヴィエト連邦にて生み出されたポンプ・アクション手動式ショットガン。刑務所内での暴徒鎮圧用として開発された。
催涙ガス弾を正確に撃ち込む為、精度を追求し通常のショットガンのようなスムーズ・ボア(ライフリング無し)の銃身でなく、通常の銃の如くライフリングの掘られたライフルド銃身が採用されている。国内での知名度はイマイチだが、ソヴィエト崩壊後も暴徒鎮圧用として多くが使われ続けている、東側の傑作ショットガンだ。
作中ではユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃の際、ハリーの前に立ち塞がる傭兵の一人が使用していた。発砲は無し。
・TAP TOZ-194M
ロシアのTAP(トゥーラ・アームズ・プラント)社の開発したポンプ・アクション手動式ショットガン。ソヴィエト崩壊直前に設計され、崩壊後に製造が始まったなんて数奇な運命を辿った一挺でもある。
露国内、及びヨーロッパ市場への販売が続いているショットガンではあるが、特徴らしい特徴は無い。ベーシックなショットガンとしか言いようのない一挺だ。
作中ではユーリ・ヴァレンタイン邸襲撃の際、ハリーが敵の死体から奪ったピストル・グリップ/銃床無しの194Mモデルを使用。ヴァレンタイン私室の扉をコイツで吹き飛ばした。
・フランキ SPAS-12
1970年代にイタリア・フランキ社が開発した戦闘用の自動/手動切り替え式ショットガン、それがこのSPAS-12だ。独特な操作性の煩わしさや故障率の高さで言うほど良いモノでもなく、後年にベネリM2/M3などのより優れた切り替え式のショットガンが登場すると、途端に地位を蹴落とされる運命を辿ることになる。
かといって見た目の良さはピカイチでもあり、メディアへの露出度も高い。『ターミネーター』第一作にて、シュワルツェネッガー演じるT-800ターミネーターがアラモ銃砲店から本銃を奪い取るシーンを思い浮かべる方も多いことだろう。他にもFPSゲームなんかへの出演率も高く、生産終了から間も無く二十年が経過しようとしている現在でも尚、民間レベルでの人気は衰えていない。
作中ではハリーが邸宅内からかき集めた内の一挺としてランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスターの助手席に放り込まれ、その後空港での決戦、ジェーン・ブラント戦に於いて使用した。間一髪の所でSPAS-12を使った逆転劇を見せ、ジェーンを文字通りバラバラに吹き飛ばすようにして葬り去る。
・フランキ SPAS-15
前述のSPAS-12の後継機。弾倉を脱着式の箱形弾倉に改めるなど、より使い勝手が良いように改善が図られている。どちらかといえば旧ソヴィエトのサイガ12や旧デーウー社製造のUSAS-12に近いカテゴリの物だ。
箱形弾倉採用の自動ショットガンの宿命として図体はべらぼうに大きくなってしまっているが、使い勝手の良さと信頼性は旧来SPAS-12の比ではない。
作中では冴子の用意した監視拠点となるマンションの一室、武器庫代わりなウォークイン・クローゼットの中にARX-160自動ライフル共々放り込まれ用意されている描写がある。使用も発砲も無し。
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