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第五章『ブルー・オン・ブルー/若き戦士たちの挽歌』
Int.44:Not Exist/策士と俗物、策謀巡る蒼の夜
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「――――くそっ!!」
都内某所の高級ホテル、その最上階にあるスウィート・ルームのソファに深々と腰を落としていた倉本が、割入ってきた下士官の男に小さく耳打ちをされれば。その男が部屋から出て行くや否や、倉本は苛立ちを露わに拳をどこぞに打ち付けていた。
「そのご様子ですと、今日の計画はご破算となりましたか」
そんな倉本の様子を、ほくそ笑むようにして眺めながらそう言うのは、やはりマスター・エイジだった。窓際に寄りかかりながらワイン・グラスを傾けるその姿には、余裕しか感じられない。
「…………柳沢の妨害だ」
「ほう? 中将が、ですか」
忌々しげにその名を口にする倉本へ訊き返すように、マスター・エイジは意外そうな顔で反芻する。
――――柳沢陸軍中将。
その名は、マスター・エイジにも馴染みのある名だった。今目の前に居る倉本と同じ中部方面軍の将校で、倉本とは違い右派の徹底抗戦派。有能な男で、それでいてしたたか。あらゆる意味で、倉本とは正反対の男だとマスター・エイジは認識していた。
「順当に行けば、あのまま連中を挟撃出来ていたはずなのだ……!」
「それを、柳沢中将にぶち壊されたと」
「そうだ」忌々しげに頷きながら、倉本は灰皿に置いていた吸いかけの葉巻を再び口に咥える。
「その上、女狐の所に追加の戦力まで寄越す始末だ。全く、腹立たしい……」
「追加戦力、ですか?」
「うむ」頷く倉本。「AH-1Sが三機、一個小隊を桂駐屯地に配備させたようだ。奴らA-311小隊の支援に当たれ、と柳沢名義での命令書付きで」
「対戦車ヘリが、三機ですか……。確かに、彼らにとってはかなりの戦力増強になる。やはり少佐たちは、一筋縄ではいかない相手だ」
「だからこそ、忌々しいのだ」
ニヤニヤとするマスター・エイジの言葉に、倉本は苛立ちを露わにしながらそう言い返した。すると逆にマスター・エイジは浮かべる笑みの色を強めながら、
「こうなってしまえば、彼らも戦果を上げる一方ですねえ」
なんて風に続けて言うものだから、倉本は「チッ……」と軽く舌を打ち、やはり苛立ちの色を強めていく。
「……柳沢中将のルートとなれば、やはり大尉の手回しでしょうな」
そして、少しの沈黙を置いた後で、顔色を平静に塗り替えたマスター・エイジがそう言えば。すると倉本が「錦戸がか?」と訊き返してくるものだから、マスター・エイジは飲みかけのワイン・グラスを傍らの丸テーブルに置きつつ「はい」と頷いて、
「お二人は、昔より親交が深いと聞いておりますから。コブラを一個小隊分用意するともなれば、やはり大尉が手を回したと考えるのが適切でしょう」
苛立つ顔の倉本にそう答えながら、丸テーブルに置かれていた紙箱より摘まみ取ったマールボロ・ライトの煙草を、マスター・エイジは静かに口に咥えた。
「…………マスター・エイジよ、貴方は何が仰りたい?」
そうすれば、倉本が怪訝そうな顔で訊き返してくるものだから。マスター・エイジは「簡単なことです」と口に咥えたマールボロ・ライトに古びたジッポーで火を付けながら頷いて、
「――――少佐は、まだ手札を一枚足りとて切ってはいない、ということですよ」
漂い始めた紫煙の向こう側に満面の笑みを浮かべながら、そう告げてやった。
「っ……」
すると、そんなマスター・エイジの浮かべる笑みをやはり直視してしまった倉本は。あの不気味にも思える笑みを正視してしまったものだから、一瞬だけ顔を引き攣らせてしまう。
「あの少佐のことだ、一体どんな手段を講じてくるか、正直言って私にも分かったものではありません」
そんな倉本の反応を意図的に無視するようにしながら、マスター・エイジは大袈裟に肩を竦めてみせる。その仕草はあまりに大袈裟で、まるで舞台の上に立つ劇団員のように大仰だった。
「……まさか、特殊部隊でも引っ張ってくるとでも言いたいのかね、貴方は?」
忌々しげな顔で訊いてくる倉本だったが、しかしマスター・エイジの反応はあまりに淡泊で。「可能性としては、考えられます」なんて具合に、ニッコリと笑顔を浮かべながら、さも当然みたくアッサリと肯定してしまう。
「何せ、相手は文字通り生ける伝説ですから。それだけ、各方面とのパイプも太い。まして綾崎財閥と懇意であるのならば、余計に少佐の網の目は細かくなっていく。正直、本当にどんな手を使ってきてもおかしくないのですよ、あの人に限っては」
まして、瀬那が直に関わることであるのなれば、あの人は余計に何をしでかしてくるか、分かったものじゃない――――。
続けてそんなことを口走るマスター・エイジだったが、しかしその口振りとは裏腹に、浮かべる表情は凄まじいぐらいの満面の笑顔だった。
――――だからこそ、倉本の眼には、このマスター・エイジという男が不気味に映ってしまう。
(……相変わらず、底の読めん男だ)
自分よりも遙かに歳の若い、この男だが……。しかし倉本には、そんなマスター・エイジに対し底知れぬ闇を感じていた。自分などでは比較にもならないぐらいに、底知れない闇を。
だから、倉本は彼と接していると、自然と不気味さや恐ろしさを感じてしまうことが多々あった。まるで深い深い奈落の底の、その奥底にある深淵を覗き込んでいるかのような、言い知れぬ不気味さを…………。
「…………まあ、そこは良しとしましょう」
ともすれば、マスター・エイジはそんな倉本の内心を見透かしてか否か。押し黙る倉本の反応を敢えて気にしないまま、そうやって言葉を続ける。
「現状、我々は少佐たちの先手を取れています。出来ることならば、このアドヴァンテージは維持していきたい」
「……無論だ」
押し黙っていた倉本が、やっとこさ苦々しい顔のままながらそう、頷く。
「案ぜずとも、マスター・エイジ。こちらの方も、既に次の手を打つ用意はある」
「次の手?」
反芻するみたいに訊き返すマスター・エイジに「うむ」と倉本は頷いて、
「暗殺部隊を、再び動かす手筈は整えてある」
「……前に、彼らを使い潰した方が得策だと、倉本少将。貴方自身が仰っていたと記憶していますが?」
怪訝そうにマスター・エイジが続けて訊けば、しかし倉本は「それは、その通りだ」と意外にもあっさりと肯定し。その後で、こうも言葉を続けていった。
「確かに、前に私は貴方にそう言った。事実、A-311小隊は使える所まで使い切るつもりではある。
――――だが、それ以前に重要なことがある」
「重要な、こと?」
「うむ」倉本が頷く。「女狐に対しての、我らのアドヴァンテージだ」
たった今、マスター・エイジ。貴方が仰ったように――――。
そうやって倉本が言えば、マスター・エイジは「なるほど」と、一応の理解を示す。
「暗殺部隊の方は、ハッキリ言って捨て駒でも構わぬ。尤も、それで綾崎重三の娘を始末できるのならば、それが一番だが……」
「捨て駒、ですか。……するとその心は、少佐たちへプレッシャーを与えることが目的だと?」
マスター・エイジが訊けば、倉本は「うむ」と頷き肯定の意を示した。
「最終目標である綾崎重三の娘の始末は、隙あらば狙っていく方針に変わりない。A-311小隊を使える限り使い潰す方針にも、何ら変わりはないということだ」
「つまり、今まで通りだと?」
「要は、そういうことだ」
回りくどく言っておきながら、とどのつまりはそういうことらしい。マスター・エイジはひどく落胆した。ならば、最初から簡単にそう言えば早いではないかと。
このテの人間は、やたらと言葉を回りくどく、分かりにくくしたがる癖がある――――。
やはり自らの経験則に間違いは無かったと、この時マスター・エイジは実感していた。そして同時にこうも思っていた。やはり倉本はその程度の人間であると、所詮は矮小な俗物に過ぎない、単なる小物に過ぎないと……。
(まあ、良いでしょう。私は私で、貴方に構わず好きに動かせて貰いますから)
精々、貴方のプランとやらが成功することを祈っていますよ、倉本少将――――?
胸の奥でそうひとりごちながら、ニィッともう一度凄まじい満面の笑みをマスター・エイジが浮かべた瞬間。彼の咥えていたマールボロ・ライトの先から、燃え尽きた灰がポロリ、とカーペットの床に落ちていった。
都内某所の高級ホテル、その最上階にあるスウィート・ルームのソファに深々と腰を落としていた倉本が、割入ってきた下士官の男に小さく耳打ちをされれば。その男が部屋から出て行くや否や、倉本は苛立ちを露わに拳をどこぞに打ち付けていた。
「そのご様子ですと、今日の計画はご破算となりましたか」
そんな倉本の様子を、ほくそ笑むようにして眺めながらそう言うのは、やはりマスター・エイジだった。窓際に寄りかかりながらワイン・グラスを傾けるその姿には、余裕しか感じられない。
「…………柳沢の妨害だ」
「ほう? 中将が、ですか」
忌々しげにその名を口にする倉本へ訊き返すように、マスター・エイジは意外そうな顔で反芻する。
――――柳沢陸軍中将。
その名は、マスター・エイジにも馴染みのある名だった。今目の前に居る倉本と同じ中部方面軍の将校で、倉本とは違い右派の徹底抗戦派。有能な男で、それでいてしたたか。あらゆる意味で、倉本とは正反対の男だとマスター・エイジは認識していた。
「順当に行けば、あのまま連中を挟撃出来ていたはずなのだ……!」
「それを、柳沢中将にぶち壊されたと」
「そうだ」忌々しげに頷きながら、倉本は灰皿に置いていた吸いかけの葉巻を再び口に咥える。
「その上、女狐の所に追加の戦力まで寄越す始末だ。全く、腹立たしい……」
「追加戦力、ですか?」
「うむ」頷く倉本。「AH-1Sが三機、一個小隊を桂駐屯地に配備させたようだ。奴らA-311小隊の支援に当たれ、と柳沢名義での命令書付きで」
「対戦車ヘリが、三機ですか……。確かに、彼らにとってはかなりの戦力増強になる。やはり少佐たちは、一筋縄ではいかない相手だ」
「だからこそ、忌々しいのだ」
ニヤニヤとするマスター・エイジの言葉に、倉本は苛立ちを露わにしながらそう言い返した。すると逆にマスター・エイジは浮かべる笑みの色を強めながら、
「こうなってしまえば、彼らも戦果を上げる一方ですねえ」
なんて風に続けて言うものだから、倉本は「チッ……」と軽く舌を打ち、やはり苛立ちの色を強めていく。
「……柳沢中将のルートとなれば、やはり大尉の手回しでしょうな」
そして、少しの沈黙を置いた後で、顔色を平静に塗り替えたマスター・エイジがそう言えば。すると倉本が「錦戸がか?」と訊き返してくるものだから、マスター・エイジは飲みかけのワイン・グラスを傍らの丸テーブルに置きつつ「はい」と頷いて、
「お二人は、昔より親交が深いと聞いておりますから。コブラを一個小隊分用意するともなれば、やはり大尉が手を回したと考えるのが適切でしょう」
苛立つ顔の倉本にそう答えながら、丸テーブルに置かれていた紙箱より摘まみ取ったマールボロ・ライトの煙草を、マスター・エイジは静かに口に咥えた。
「…………マスター・エイジよ、貴方は何が仰りたい?」
そうすれば、倉本が怪訝そうな顔で訊き返してくるものだから。マスター・エイジは「簡単なことです」と口に咥えたマールボロ・ライトに古びたジッポーで火を付けながら頷いて、
「――――少佐は、まだ手札を一枚足りとて切ってはいない、ということですよ」
漂い始めた紫煙の向こう側に満面の笑みを浮かべながら、そう告げてやった。
「っ……」
すると、そんなマスター・エイジの浮かべる笑みをやはり直視してしまった倉本は。あの不気味にも思える笑みを正視してしまったものだから、一瞬だけ顔を引き攣らせてしまう。
「あの少佐のことだ、一体どんな手段を講じてくるか、正直言って私にも分かったものではありません」
そんな倉本の反応を意図的に無視するようにしながら、マスター・エイジは大袈裟に肩を竦めてみせる。その仕草はあまりに大袈裟で、まるで舞台の上に立つ劇団員のように大仰だった。
「……まさか、特殊部隊でも引っ張ってくるとでも言いたいのかね、貴方は?」
忌々しげな顔で訊いてくる倉本だったが、しかしマスター・エイジの反応はあまりに淡泊で。「可能性としては、考えられます」なんて具合に、ニッコリと笑顔を浮かべながら、さも当然みたくアッサリと肯定してしまう。
「何せ、相手は文字通り生ける伝説ですから。それだけ、各方面とのパイプも太い。まして綾崎財閥と懇意であるのならば、余計に少佐の網の目は細かくなっていく。正直、本当にどんな手を使ってきてもおかしくないのですよ、あの人に限っては」
まして、瀬那が直に関わることであるのなれば、あの人は余計に何をしでかしてくるか、分かったものじゃない――――。
続けてそんなことを口走るマスター・エイジだったが、しかしその口振りとは裏腹に、浮かべる表情は凄まじいぐらいの満面の笑顔だった。
――――だからこそ、倉本の眼には、このマスター・エイジという男が不気味に映ってしまう。
(……相変わらず、底の読めん男だ)
自分よりも遙かに歳の若い、この男だが……。しかし倉本には、そんなマスター・エイジに対し底知れぬ闇を感じていた。自分などでは比較にもならないぐらいに、底知れない闇を。
だから、倉本は彼と接していると、自然と不気味さや恐ろしさを感じてしまうことが多々あった。まるで深い深い奈落の底の、その奥底にある深淵を覗き込んでいるかのような、言い知れぬ不気味さを…………。
「…………まあ、そこは良しとしましょう」
ともすれば、マスター・エイジはそんな倉本の内心を見透かしてか否か。押し黙る倉本の反応を敢えて気にしないまま、そうやって言葉を続ける。
「現状、我々は少佐たちの先手を取れています。出来ることならば、このアドヴァンテージは維持していきたい」
「……無論だ」
押し黙っていた倉本が、やっとこさ苦々しい顔のままながらそう、頷く。
「案ぜずとも、マスター・エイジ。こちらの方も、既に次の手を打つ用意はある」
「次の手?」
反芻するみたいに訊き返すマスター・エイジに「うむ」と倉本は頷いて、
「暗殺部隊を、再び動かす手筈は整えてある」
「……前に、彼らを使い潰した方が得策だと、倉本少将。貴方自身が仰っていたと記憶していますが?」
怪訝そうにマスター・エイジが続けて訊けば、しかし倉本は「それは、その通りだ」と意外にもあっさりと肯定し。その後で、こうも言葉を続けていった。
「確かに、前に私は貴方にそう言った。事実、A-311小隊は使える所まで使い切るつもりではある。
――――だが、それ以前に重要なことがある」
「重要な、こと?」
「うむ」倉本が頷く。「女狐に対しての、我らのアドヴァンテージだ」
たった今、マスター・エイジ。貴方が仰ったように――――。
そうやって倉本が言えば、マスター・エイジは「なるほど」と、一応の理解を示す。
「暗殺部隊の方は、ハッキリ言って捨て駒でも構わぬ。尤も、それで綾崎重三の娘を始末できるのならば、それが一番だが……」
「捨て駒、ですか。……するとその心は、少佐たちへプレッシャーを与えることが目的だと?」
マスター・エイジが訊けば、倉本は「うむ」と頷き肯定の意を示した。
「最終目標である綾崎重三の娘の始末は、隙あらば狙っていく方針に変わりない。A-311小隊を使える限り使い潰す方針にも、何ら変わりはないということだ」
「つまり、今まで通りだと?」
「要は、そういうことだ」
回りくどく言っておきながら、とどのつまりはそういうことらしい。マスター・エイジはひどく落胆した。ならば、最初から簡単にそう言えば早いではないかと。
このテの人間は、やたらと言葉を回りくどく、分かりにくくしたがる癖がある――――。
やはり自らの経験則に間違いは無かったと、この時マスター・エイジは実感していた。そして同時にこうも思っていた。やはり倉本はその程度の人間であると、所詮は矮小な俗物に過ぎない、単なる小物に過ぎないと……。
(まあ、良いでしょう。私は私で、貴方に構わず好きに動かせて貰いますから)
精々、貴方のプランとやらが成功することを祈っていますよ、倉本少将――――?
胸の奥でそうひとりごちながら、ニィッともう一度凄まじい満面の笑みをマスター・エイジが浮かべた瞬間。彼の咥えていたマールボロ・ライトの先から、燃え尽きた灰がポロリ、とカーペットの床に落ちていった。
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