18 / 142
Sortie-01:黒翼の舞う空
第五章:グレイ・ゴースト/02
しおりを挟む
「それにしても――――」
翔一がそんな風に南の解説を聞き、彼の説明に相槌を打ち納得していると。すると二人の後ろから、今まで静観していた要の声が飛んでくる。
「翔一くん。君は飛行機というか……戦闘機か。その辺りに関して、ある程度分かるクチのようだな」
分かりやすく噛み砕いているといえ、それでも専門的な用語の多い南の言葉の意味を難なく理解している辺りから、どうやら要は翔一が――――少なくとも知識面に於いては、ズブの素人というワケでもないことを察していたらしい。翔一は彼の方を振り向きながら「はい」と頷き、そして言葉を続けた。
「知識止まりの部分が多いですが。それに……一応、戦闘機も飛ばしたことはあります」
「ほう?」
「……尤も、シミュレーション・ゲームでの話ですけれどね」
「何よ、単なるゲームの話じゃない……」
飛ばしたことがあるという発言に意外そうな顔をする要に、続けて翔一が小さく肩を竦めながら……少しばかり皮肉っぽく言うと。すると遠巻きに眺めていたアリサがそう言って、完全に呆れ返った風な素振りを見せる。
が、そんなアリサの反応とは裏腹に、寧ろ要の方は感心した風だった。
「いいや、あのテのフライト・シミュレータは馬鹿に出来んぞ、アリサくん。モノにもよるが、計器の扱いにその他諸々……軍のマニュアルでも引っ張ってきたのか、実機そのままに再現したモノもある。現役のパイロットでも好き者が居るぐらいに本格的なんだ。ゲームだからといって一概に馬鹿にも出来ないぞ、アリサくん」
「でも、所詮は仮想空間での話でしょう? 実際に飛ばすのとはやっぱりワケが違うわ」
「……一応、本当に一応レベルだが、セスナ機程度なら何度か実際に飛ばした経験もある。殆ど誤差レベル、経験が無いことに変わりはないが」
続けて翔一がそう言うと、今まで呆れ返り、完全に馬鹿にした風だったアリサは「あら、そう。完全に未経験のド素人ってワケでもないのね」という風に、少しだけ感心したというか……ほんのちょっぴりだけ認めた風に態度を改めた。
刺々しい語気とキツい性格の割に、その辺りの柔軟性というか、アリサは意外に素直なところもあるらしい。その辺りの柔らかさもまた、アリサ・メイヤードがエース・パイロットの内に数えられる所以でもあるのか。
とにかく、翔一の話だが――――実際、父が生きていた頃にセスナ機は……彼自身の手で何度か飛ばしたことがある。
尤も、空の上で操縦を移譲され、父の監督の下である程度好きに飛び回らせた程度だが。今から考えれば幼い自分に一時的といえ操縦桿を預けた父の行為は、法的に色々どうかと思うが。まあ少なくとも、翔一にとっては貴重な経験だったことは事実だ。
「そうか、だったら話は早いな」
そんな昔のことを、ふと翔一が何気なく思い起こしていれば。すると要はニヤリとして、彼に対しこんな言葉を投げ掛けてくる。
「翔一くん、つまり君は……空が好きなのだな?」
「? え、ええ。まあそれなりには」
質問の意図が読めず、首を傾げながらもひとまず翔一が頷き返すと。すると要はまたニヤリと不敵な笑みを湛え、次の質問を彼に問うた。
「俺たちの上にある青い空、本当の意味で自由に飛んでみたいと思ったことは?」
「何度も」と翔一。「いつかは飛んでみたいって、自分だけの翼で……自分だけの空を飛んでみたいって。そう思ったことなら、幾らでも」
「だったら翔一くん、折角の良い機会だ。実際に飛んでみるといい、この大空を」
「飛ぶって……僕が?」
きょとんとした翔一に、要は「ああ」と子供のような笑顔で頷き返す。
「こんな機会、滅多に得られることじゃあない。最終的に君がどんな選択をするにせよ、同じく空を愛した者同士……一度は経験させてやりたいと思ってな」
「……良いんですか?」
「構わないさ、基地司令の俺が許可するんだ。誰にも文句は言わせない。
…………よし、俺のファントムを貸そう。南、飛ばせるな?」
チラリと要に目配せをされた南は「あたぼうよ」と不敵な笑みを彼に向け返し、続けてこう言う。
「整備はばっちしだ、言ってくれりゃあいつだって飛ばせるぜ。……でもよ、肝心のパイロットはどうすんだよ? 幾らソイツがある程度は分かるクチだっつっても、流石に超音速のジェット機は無理があるってもんだぜ。幾ら何でも話になんねえだろ?」
「問題ない。それなら丁度良い適役が居るからな」
そう言って、要は今度は傍に立つアリサの方に目配せをするから、意味深な視線を向けられた彼女は「げっ」と露骨に嫌そうな顔を浮かべる。
とすれば、要は続けて「アリサくん、頼めるか?」と彼女に問うた。だが……アリサの表情は苦く、やはり露骨なまでに嫌そうな感じだった。
「……司令が飛ばした方が早いんじゃあない? 骨董品の飛ばし方なら、アタシよりも司令の方がよっぽど心得ているはずだわ」
「かもな。しかし残念ながら、俺はこの後に仕事が山ほど控えていてね。基地の案内と説明ぐらいならまだしも、流石に飛ばしている暇は無いさ」
「アタシが後ろに絶対誰も乗せたくないの、知ってて言うのかしら?」
「ああ、そういえばそうだったな。だが……少しぐらい構わないだろう? なあに、別にドッグファイトをしろってワケじゃあない。チョイと島の周りを遊覧飛行して帰ってくるだけの話だ」
「だからアタシに、コイツを後ろに乗せて飛ばせって?」
「そうだ」
子供みたいに無邪気な笑顔で要に頷かれ、アリサは参ったように大きな溜息をつき。そうすれば、まるで確認するかのように彼に問うてみる。返ってくる答えは分かりきっているが、それでも一応、一応だ。
「…………それは、基地司令の立場としての、アタシに対する命令なの?」
「場合によっては、それも吝かじゃあないかもだ」
ニッコリとした笑顔の要にそう言われてしまえば、もう返す言葉もなく。アリサは完全に諦めたのか、やれやれと大袈裟な手振りを交えつつ大きく肩を竦める。
「ったく……分かったわよ。アタシの負け。でも勘違いしないでよ? 次はないから。今回だけ特別、特別なんだからね?」
「うむ、それで構わんよ」
「ふっ……流石のアリサくんも、隆一郎相手には形無しか」
はっはっは、といい加減に聞き慣れてきた爽やかな高笑いをする要の横で、霧子もまたニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべていて。とすれば今まで翔一の横で話を聞いていた南も「相変わらず強引なおっさんだぜ」と、要の強引さに呆れ返っていた。
そんな皆を横目に、アリサはまたはぁーっと大きな溜息をつく。彼女のそんな仕草を、ただ独り状況がイマイチ呑み込めていない翔一が遠巻きに眺め、そして戸惑っていると。すると急に近寄ってきたアリサは彼の手を唐突に掴んで、そして「ほら、さっさと準備するわよ」と言って、強引に彼の手を引いて早足気味に歩き出してしまう。
突然彼女に手を掴まれ、引きずられるように連れて行かれながら。何とか彼女の後を追いつつ、翔一は更に困惑を深めながら「準備って、何の?」と彼女に問うた。
すると、歩きながら小さく振り向いてきた彼女の口から返ってきた答えは……ある意味でぶっきらぼうにも聞こえる声音での、こんな一言だった。
「決まってるじゃない。――――飛ぶのよ、アンタとアタシで」
(第五章『グレイ・ゴースト』了)
翔一がそんな風に南の解説を聞き、彼の説明に相槌を打ち納得していると。すると二人の後ろから、今まで静観していた要の声が飛んでくる。
「翔一くん。君は飛行機というか……戦闘機か。その辺りに関して、ある程度分かるクチのようだな」
分かりやすく噛み砕いているといえ、それでも専門的な用語の多い南の言葉の意味を難なく理解している辺りから、どうやら要は翔一が――――少なくとも知識面に於いては、ズブの素人というワケでもないことを察していたらしい。翔一は彼の方を振り向きながら「はい」と頷き、そして言葉を続けた。
「知識止まりの部分が多いですが。それに……一応、戦闘機も飛ばしたことはあります」
「ほう?」
「……尤も、シミュレーション・ゲームでの話ですけれどね」
「何よ、単なるゲームの話じゃない……」
飛ばしたことがあるという発言に意外そうな顔をする要に、続けて翔一が小さく肩を竦めながら……少しばかり皮肉っぽく言うと。すると遠巻きに眺めていたアリサがそう言って、完全に呆れ返った風な素振りを見せる。
が、そんなアリサの反応とは裏腹に、寧ろ要の方は感心した風だった。
「いいや、あのテのフライト・シミュレータは馬鹿に出来んぞ、アリサくん。モノにもよるが、計器の扱いにその他諸々……軍のマニュアルでも引っ張ってきたのか、実機そのままに再現したモノもある。現役のパイロットでも好き者が居るぐらいに本格的なんだ。ゲームだからといって一概に馬鹿にも出来ないぞ、アリサくん」
「でも、所詮は仮想空間での話でしょう? 実際に飛ばすのとはやっぱりワケが違うわ」
「……一応、本当に一応レベルだが、セスナ機程度なら何度か実際に飛ばした経験もある。殆ど誤差レベル、経験が無いことに変わりはないが」
続けて翔一がそう言うと、今まで呆れ返り、完全に馬鹿にした風だったアリサは「あら、そう。完全に未経験のド素人ってワケでもないのね」という風に、少しだけ感心したというか……ほんのちょっぴりだけ認めた風に態度を改めた。
刺々しい語気とキツい性格の割に、その辺りの柔軟性というか、アリサは意外に素直なところもあるらしい。その辺りの柔らかさもまた、アリサ・メイヤードがエース・パイロットの内に数えられる所以でもあるのか。
とにかく、翔一の話だが――――実際、父が生きていた頃にセスナ機は……彼自身の手で何度か飛ばしたことがある。
尤も、空の上で操縦を移譲され、父の監督の下である程度好きに飛び回らせた程度だが。今から考えれば幼い自分に一時的といえ操縦桿を預けた父の行為は、法的に色々どうかと思うが。まあ少なくとも、翔一にとっては貴重な経験だったことは事実だ。
「そうか、だったら話は早いな」
そんな昔のことを、ふと翔一が何気なく思い起こしていれば。すると要はニヤリとして、彼に対しこんな言葉を投げ掛けてくる。
「翔一くん、つまり君は……空が好きなのだな?」
「? え、ええ。まあそれなりには」
質問の意図が読めず、首を傾げながらもひとまず翔一が頷き返すと。すると要はまたニヤリと不敵な笑みを湛え、次の質問を彼に問うた。
「俺たちの上にある青い空、本当の意味で自由に飛んでみたいと思ったことは?」
「何度も」と翔一。「いつかは飛んでみたいって、自分だけの翼で……自分だけの空を飛んでみたいって。そう思ったことなら、幾らでも」
「だったら翔一くん、折角の良い機会だ。実際に飛んでみるといい、この大空を」
「飛ぶって……僕が?」
きょとんとした翔一に、要は「ああ」と子供のような笑顔で頷き返す。
「こんな機会、滅多に得られることじゃあない。最終的に君がどんな選択をするにせよ、同じく空を愛した者同士……一度は経験させてやりたいと思ってな」
「……良いんですか?」
「構わないさ、基地司令の俺が許可するんだ。誰にも文句は言わせない。
…………よし、俺のファントムを貸そう。南、飛ばせるな?」
チラリと要に目配せをされた南は「あたぼうよ」と不敵な笑みを彼に向け返し、続けてこう言う。
「整備はばっちしだ、言ってくれりゃあいつだって飛ばせるぜ。……でもよ、肝心のパイロットはどうすんだよ? 幾らソイツがある程度は分かるクチだっつっても、流石に超音速のジェット機は無理があるってもんだぜ。幾ら何でも話になんねえだろ?」
「問題ない。それなら丁度良い適役が居るからな」
そう言って、要は今度は傍に立つアリサの方に目配せをするから、意味深な視線を向けられた彼女は「げっ」と露骨に嫌そうな顔を浮かべる。
とすれば、要は続けて「アリサくん、頼めるか?」と彼女に問うた。だが……アリサの表情は苦く、やはり露骨なまでに嫌そうな感じだった。
「……司令が飛ばした方が早いんじゃあない? 骨董品の飛ばし方なら、アタシよりも司令の方がよっぽど心得ているはずだわ」
「かもな。しかし残念ながら、俺はこの後に仕事が山ほど控えていてね。基地の案内と説明ぐらいならまだしも、流石に飛ばしている暇は無いさ」
「アタシが後ろに絶対誰も乗せたくないの、知ってて言うのかしら?」
「ああ、そういえばそうだったな。だが……少しぐらい構わないだろう? なあに、別にドッグファイトをしろってワケじゃあない。チョイと島の周りを遊覧飛行して帰ってくるだけの話だ」
「だからアタシに、コイツを後ろに乗せて飛ばせって?」
「そうだ」
子供みたいに無邪気な笑顔で要に頷かれ、アリサは参ったように大きな溜息をつき。そうすれば、まるで確認するかのように彼に問うてみる。返ってくる答えは分かりきっているが、それでも一応、一応だ。
「…………それは、基地司令の立場としての、アタシに対する命令なの?」
「場合によっては、それも吝かじゃあないかもだ」
ニッコリとした笑顔の要にそう言われてしまえば、もう返す言葉もなく。アリサは完全に諦めたのか、やれやれと大袈裟な手振りを交えつつ大きく肩を竦める。
「ったく……分かったわよ。アタシの負け。でも勘違いしないでよ? 次はないから。今回だけ特別、特別なんだからね?」
「うむ、それで構わんよ」
「ふっ……流石のアリサくんも、隆一郎相手には形無しか」
はっはっは、といい加減に聞き慣れてきた爽やかな高笑いをする要の横で、霧子もまたニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべていて。とすれば今まで翔一の横で話を聞いていた南も「相変わらず強引なおっさんだぜ」と、要の強引さに呆れ返っていた。
そんな皆を横目に、アリサはまたはぁーっと大きな溜息をつく。彼女のそんな仕草を、ただ独り状況がイマイチ呑み込めていない翔一が遠巻きに眺め、そして戸惑っていると。すると急に近寄ってきたアリサは彼の手を唐突に掴んで、そして「ほら、さっさと準備するわよ」と言って、強引に彼の手を引いて早足気味に歩き出してしまう。
突然彼女に手を掴まれ、引きずられるように連れて行かれながら。何とか彼女の後を追いつつ、翔一は更に困惑を深めながら「準備って、何の?」と彼女に問うた。
すると、歩きながら小さく振り向いてきた彼女の口から返ってきた答えは……ある意味でぶっきらぼうにも聞こえる声音での、こんな一言だった。
「決まってるじゃない。――――飛ぶのよ、アンタとアタシで」
(第五章『グレイ・ゴースト』了)
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その神示を纏めた書類です。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 願うのみ
神のつたへし 愛善の道』
歌人 蔵屋日唱
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる