118 / 142
Sortie-02:騎士たちは西欧より来たりて
第八章:This moment, we own it./06
しおりを挟む
「へえ、こんなのもあるのか」
「座ってのんびり眺められるって感じね。……って、ちょっと翔一」
「ん?」
「アレって……」
「ああ……こんなところに居たのか、あの二人」
そのまま翔一がアリサと二人で奥へ――――というほどの距離は歩いていない。さっき立ち止まっていた水槽の前から本当にごく近い距離、同じ北館の二階フロアの中で、一際目立つ巨大な水槽の前にあるちょっとした広場に二人は行き着いていた。
この場所、どうやら水中観覧席というらしい。凄まじく巨大な水槽が目の前に広がっていて、そんな水槽の前には結構広いスペースがある。そこには映画館のように数本の通り道があって……それ以外は絨毯敷きみたいな感じのふわふわした床だ。様子を見る限り、此処に座ってゆったりと水槽を眺められるといった感じの場所らしい。
そんな水中観覧席の前にある水槽は、どうやら三階にあるメインプールのもののようだ。イルカショーなんかをやる、水族館では定番中の定番な屋外水槽。アレを水中の視点から眺められる場所が、この水中観覧席のようだ。
場所が場所だけに、きっとショーの時間帯には此処も上の屋外観覧席と同じく賑わっているのだろう。しかし今はショーの時間ではない為か、割と空いている感じだった。座る場所だって、わざわざ探すまでもなく見つけられる。
で、そんな水中観覧席の奥。割に水槽に近い場所の、最前列近辺に――――さっきから見失っていたあの二人の姿があったのだ。
此処からだと二人の交わす言葉までは聞き取れないが、しかし横並びになって……ごく近い距離に隣り合って座る宗悟とミレーヌの二人は、遠目に見ているだけでも結構良い雰囲気だ。
宗悟の方はまあ、いつものお気楽な調子でにししと笑っている。ミレーヌの方はさっき見かけた時と同じく、妙に気恥ずかしそうに頬を赤らめつつも……しかし今は翔一たちの目がないと思っているからか、見える横顔はさっきよりも穏やかで。普段より幾分か素直に宗悟と接している風だった。
交わす言葉は、本当に欠片も聞こえてこない。しかし二人とも表情が穏やかで、そして――――宗悟が何気なく床についた手の甲に、ミレーヌが自分の手のひらをそっと重ねている辺り、ミレーヌが何を思っているかは色々とお察しだ。
「……邪魔は、しないであげましょうか」
「そうしようか。野暮をして馬に蹴られたくはないからね、僕も」
そんな二人があまりに良い雰囲気なものだから、翔一たちも彼らの邪魔をするべきではないと思い。ミレーヌたちから少し離れた場所の……観覧席でも比較的後方の隅に行き、そこにアリサと二人で腰を落とした。例によって、こちらも近い距離での横並びだ。
翔一が左側、アリサが彼の右側という位置関係。隣の彼女の方が背丈が高いせいか、それとも原因は別にあるのか。とにかく距離が近いこともあって、こうして二人で何をするでもなく隣同士に座っているだけでも……不思議と、安心感を覚えてしまう。
「思ってたより広いのね、この水族館。ホントに全部回りきれるのかしら……?」
「時間はまだまだたっぷりある。そう急ぐことはないよ」
「ま、そうかもね」
自分の分の小さなパンフレットを開き、そこに記されている水族館の略地図に視線を落としながら呟く、アリサの何気ない独り言。それに翔一が薄く笑いかけながら言ってやると、アリサの方も微かに表情を綻ばせ、チラリと横目の視線を何気なく彼の方に投げ掛ける。
「…………っ!」
――――翔一の視線と、アリサの金色の瞳からの視線とがそっと重なり合う。
そうすれば、彼女は何故か頬に僅かな朱色を差して、そのままぷいっと彼からそっぽを向いてしまった。そんな彼女の反応が不思議で、翔一は「アリサ、どうかしたのか?」と首を傾げながら問いかける。
「べっ……別に、何でもないわよ」
が、アリサの反応はこんな具合で。うーと唸りながら、開いたパンフレットで顔を隠す彼女が何故、こうして頬を紅くしているのか。なんでそんな風に誤魔化すようなことを言ったのかが分からず……翔一はただただ「んん……?」と頭の上に疑問符を浮かべることしか出来ないでいた。これでも鈍感ではないと自分では思っているのだが、いやはや……女心というものは複雑怪奇。まして当事者の立場とあれば、彼がアリサの気持ちを察せなくても決して無理ないことだった。
「それにしても――――」
と、そんな彼女の反応が気になりつつも……それはひとまず隅に置いておいて。翔一は後ろに両手を突きながら軽く背筋を反らし気味に伸ばすと、深呼吸なんかしながら。隣の彼女に、こんなことを呟いていた。
「皆で賑やか、ってのも悪くないけれど……僕はやっぱり、君と二人だけの方が落ち着くかな」
「……そ、そう?」
「自然体で居られる、って言ったら良いのかな。……アリサと居るときは、不思議なぐらいに落ち着くんだ」
「アタシと一緒に……か」
顔を隠していたパンフレットから顔を上げ、ポツリと小さくひとりごち。そしてまた小さく翔一の方に横目を向けたアリサは、彼に「それって、今もなの?」と訊いてみた。
そんな彼女の問いかけに、翔一は「ああ」と肯定の意を以て頷き返す。
「率直な気持ちを言ってしまうと、もうこのまま、あの二人とは離れて……ずっと、君と二人だけで見て回りたいと思ってる自分が居る。この先の時間を、僕らだけで過ごしてしまいたい、なんて思ってしまっている。…………それぐらい、今が落ち着くんだ」
「……そんなに?」
「ああ、そんなにだ」薄く笑んで、翔一が肯定する。「だけど……どうやら、そうもいかなさそうかな」
「えっ?」
続く彼の言葉が意味するところが理解出来ず、アリサがきょとんとしていると。すると翔一は「ほら、あっち」と視線で彼女に示す。
そんな風に彼が示した方に、アリサが視線を向けてみると――――。
「おう、ンなとこに居たのかお二人さんよ。遠くじゃあアレだろ? ホラ、さっさとこっち来いって」
「…………」
「ん、どしたよミレーヌ?」
「……なんでもない! 馬鹿、宗悟は本当に馬鹿だよ…………」
「あえ……? 何か知らんけど俺ってば怒られてるゥ……?」
どうやら二人に気付かれてしまっていたようで、翔一が視線で示した先では――――宗悟とミレーヌがこっちに振り向いていた。
翔一たちの姿を見つけた宗悟は、いつものように気さくな調子でこっち来いと手招きをしている。そして、ミレーヌはというと……そんな彼の横でぷくーっと頬を膨らませていて、明らかに不満げな様子だ。それは翔一たちに二人っきりの時間を邪魔されたことへの不満というよりも、宗悟がそれを何も気にしていなくて、まして翔一たちを自分から招いていることに対する不満だろう。折角二人っきりだったのに、それを自分から終わらせてしまうような真似が……ミレーヌからしてみれば、あまり面白くないのかもしれない。
「…………あー、そうみたいね」
手招きをする宗悟と、頬を膨らませながら宗悟にブツブツと不満を呟くミレーヌ。そんな二人の姿を目の当たりにして、アリサは翔一の言っていた言葉の意味を悟ると……どうにも微妙な顔で隣の彼に呟き返す。
「まあ、見つかっちゃった以上は仕方ないさ。別にアリサとの時間はこれっきりじゃないんだ、焦る必要はない」
「……ふふっ、分かったわよ。アンタとサシで回るのは、また次の機会ってことにしておきましょうか」
「ああ、その時を楽しみにしているよ」
二人でそんな言葉を交わし合い、頷き合うと。翔一とアリサはその場からよっこいしょと立ち上がり、手招きをする宗悟の方に歩み寄っていく。
ここからはミレーヌたちと再合流して、当初の予定通りに四人で色々と見て回ることになりそうだ。翔一としては、個人的に言うと……アリサと二人きりの方が色々と嬉しいのだが。でも、賑やかなのも悪くない。今日は折角ミレーヌたちも一緒なのだから、これはこれで楽しめるはずだ。あの二人と一緒だと、色んな意味で飽きないのだから。
「座ってのんびり眺められるって感じね。……って、ちょっと翔一」
「ん?」
「アレって……」
「ああ……こんなところに居たのか、あの二人」
そのまま翔一がアリサと二人で奥へ――――というほどの距離は歩いていない。さっき立ち止まっていた水槽の前から本当にごく近い距離、同じ北館の二階フロアの中で、一際目立つ巨大な水槽の前にあるちょっとした広場に二人は行き着いていた。
この場所、どうやら水中観覧席というらしい。凄まじく巨大な水槽が目の前に広がっていて、そんな水槽の前には結構広いスペースがある。そこには映画館のように数本の通り道があって……それ以外は絨毯敷きみたいな感じのふわふわした床だ。様子を見る限り、此処に座ってゆったりと水槽を眺められるといった感じの場所らしい。
そんな水中観覧席の前にある水槽は、どうやら三階にあるメインプールのもののようだ。イルカショーなんかをやる、水族館では定番中の定番な屋外水槽。アレを水中の視点から眺められる場所が、この水中観覧席のようだ。
場所が場所だけに、きっとショーの時間帯には此処も上の屋外観覧席と同じく賑わっているのだろう。しかし今はショーの時間ではない為か、割と空いている感じだった。座る場所だって、わざわざ探すまでもなく見つけられる。
で、そんな水中観覧席の奥。割に水槽に近い場所の、最前列近辺に――――さっきから見失っていたあの二人の姿があったのだ。
此処からだと二人の交わす言葉までは聞き取れないが、しかし横並びになって……ごく近い距離に隣り合って座る宗悟とミレーヌの二人は、遠目に見ているだけでも結構良い雰囲気だ。
宗悟の方はまあ、いつものお気楽な調子でにししと笑っている。ミレーヌの方はさっき見かけた時と同じく、妙に気恥ずかしそうに頬を赤らめつつも……しかし今は翔一たちの目がないと思っているからか、見える横顔はさっきよりも穏やかで。普段より幾分か素直に宗悟と接している風だった。
交わす言葉は、本当に欠片も聞こえてこない。しかし二人とも表情が穏やかで、そして――――宗悟が何気なく床についた手の甲に、ミレーヌが自分の手のひらをそっと重ねている辺り、ミレーヌが何を思っているかは色々とお察しだ。
「……邪魔は、しないであげましょうか」
「そうしようか。野暮をして馬に蹴られたくはないからね、僕も」
そんな二人があまりに良い雰囲気なものだから、翔一たちも彼らの邪魔をするべきではないと思い。ミレーヌたちから少し離れた場所の……観覧席でも比較的後方の隅に行き、そこにアリサと二人で腰を落とした。例によって、こちらも近い距離での横並びだ。
翔一が左側、アリサが彼の右側という位置関係。隣の彼女の方が背丈が高いせいか、それとも原因は別にあるのか。とにかく距離が近いこともあって、こうして二人で何をするでもなく隣同士に座っているだけでも……不思議と、安心感を覚えてしまう。
「思ってたより広いのね、この水族館。ホントに全部回りきれるのかしら……?」
「時間はまだまだたっぷりある。そう急ぐことはないよ」
「ま、そうかもね」
自分の分の小さなパンフレットを開き、そこに記されている水族館の略地図に視線を落としながら呟く、アリサの何気ない独り言。それに翔一が薄く笑いかけながら言ってやると、アリサの方も微かに表情を綻ばせ、チラリと横目の視線を何気なく彼の方に投げ掛ける。
「…………っ!」
――――翔一の視線と、アリサの金色の瞳からの視線とがそっと重なり合う。
そうすれば、彼女は何故か頬に僅かな朱色を差して、そのままぷいっと彼からそっぽを向いてしまった。そんな彼女の反応が不思議で、翔一は「アリサ、どうかしたのか?」と首を傾げながら問いかける。
「べっ……別に、何でもないわよ」
が、アリサの反応はこんな具合で。うーと唸りながら、開いたパンフレットで顔を隠す彼女が何故、こうして頬を紅くしているのか。なんでそんな風に誤魔化すようなことを言ったのかが分からず……翔一はただただ「んん……?」と頭の上に疑問符を浮かべることしか出来ないでいた。これでも鈍感ではないと自分では思っているのだが、いやはや……女心というものは複雑怪奇。まして当事者の立場とあれば、彼がアリサの気持ちを察せなくても決して無理ないことだった。
「それにしても――――」
と、そんな彼女の反応が気になりつつも……それはひとまず隅に置いておいて。翔一は後ろに両手を突きながら軽く背筋を反らし気味に伸ばすと、深呼吸なんかしながら。隣の彼女に、こんなことを呟いていた。
「皆で賑やか、ってのも悪くないけれど……僕はやっぱり、君と二人だけの方が落ち着くかな」
「……そ、そう?」
「自然体で居られる、って言ったら良いのかな。……アリサと居るときは、不思議なぐらいに落ち着くんだ」
「アタシと一緒に……か」
顔を隠していたパンフレットから顔を上げ、ポツリと小さくひとりごち。そしてまた小さく翔一の方に横目を向けたアリサは、彼に「それって、今もなの?」と訊いてみた。
そんな彼女の問いかけに、翔一は「ああ」と肯定の意を以て頷き返す。
「率直な気持ちを言ってしまうと、もうこのまま、あの二人とは離れて……ずっと、君と二人だけで見て回りたいと思ってる自分が居る。この先の時間を、僕らだけで過ごしてしまいたい、なんて思ってしまっている。…………それぐらい、今が落ち着くんだ」
「……そんなに?」
「ああ、そんなにだ」薄く笑んで、翔一が肯定する。「だけど……どうやら、そうもいかなさそうかな」
「えっ?」
続く彼の言葉が意味するところが理解出来ず、アリサがきょとんとしていると。すると翔一は「ほら、あっち」と視線で彼女に示す。
そんな風に彼が示した方に、アリサが視線を向けてみると――――。
「おう、ンなとこに居たのかお二人さんよ。遠くじゃあアレだろ? ホラ、さっさとこっち来いって」
「…………」
「ん、どしたよミレーヌ?」
「……なんでもない! 馬鹿、宗悟は本当に馬鹿だよ…………」
「あえ……? 何か知らんけど俺ってば怒られてるゥ……?」
どうやら二人に気付かれてしまっていたようで、翔一が視線で示した先では――――宗悟とミレーヌがこっちに振り向いていた。
翔一たちの姿を見つけた宗悟は、いつものように気さくな調子でこっち来いと手招きをしている。そして、ミレーヌはというと……そんな彼の横でぷくーっと頬を膨らませていて、明らかに不満げな様子だ。それは翔一たちに二人っきりの時間を邪魔されたことへの不満というよりも、宗悟がそれを何も気にしていなくて、まして翔一たちを自分から招いていることに対する不満だろう。折角二人っきりだったのに、それを自分から終わらせてしまうような真似が……ミレーヌからしてみれば、あまり面白くないのかもしれない。
「…………あー、そうみたいね」
手招きをする宗悟と、頬を膨らませながら宗悟にブツブツと不満を呟くミレーヌ。そんな二人の姿を目の当たりにして、アリサは翔一の言っていた言葉の意味を悟ると……どうにも微妙な顔で隣の彼に呟き返す。
「まあ、見つかっちゃった以上は仕方ないさ。別にアリサとの時間はこれっきりじゃないんだ、焦る必要はない」
「……ふふっ、分かったわよ。アンタとサシで回るのは、また次の機会ってことにしておきましょうか」
「ああ、その時を楽しみにしているよ」
二人でそんな言葉を交わし合い、頷き合うと。翔一とアリサはその場からよっこいしょと立ち上がり、手招きをする宗悟の方に歩み寄っていく。
ここからはミレーヌたちと再合流して、当初の予定通りに四人で色々と見て回ることになりそうだ。翔一としては、個人的に言うと……アリサと二人きりの方が色々と嬉しいのだが。でも、賑やかなのも悪くない。今日は折角ミレーヌたちも一緒なのだから、これはこれで楽しめるはずだ。あの二人と一緒だと、色んな意味で飽きないのだから。
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その神示を纏めた書類です。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 願うのみ
神のつたへし 愛善の道』
歌人 蔵屋日唱
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる