異世界転生➰絵本の悪役はハッピーに

始まり

『一話』

　「！！！」
　「、、、、おぎゃ～。！」
　「おぎゃ～っ。」

　自分自身から出ているような感じだ？
　びっくりして？泣いてる？
　知らない所に居る様子で泣いているのは、誰かか？
　何故？自分？は、、、。

　まさか、、、。


　しかし、よく見ると、手がすごく小さいし、身体が自由に動けない。。。。？知らない広い部屋で、かご？の中に入ってる？自分？？？

　「え？」

　泣き続けていると、女の人がやってきた！

「ぼっちゃま。どうしましたか？」

　なんか、誰だかわからないけれど、お世話をはじめてくれた。　　　
　優しい空気を出す人だ。安心して、眠ってしまった。　　　　　　　　
　　むにゃむにゃ。


　その女の人は、小さな声でその子に、俺？に？
「おやすみなさいませ。
　　　よい夢を。、、、」
　と、言ってくれたのを覚えている。
　　　

　一晩たって、朝になるとなんか状況が少し掴めてきた。
　
　俺？は、そのまま転生？して、この世界に生きる事になったのかな？

　昨日は、いろんな事がありすぎて、記憶がパンク寸前だったけど、落ち着いてきた。
　赤ちゃんからだから、地道にするしかないだろうなあ。

　少し心配、、、。
　いや、、、、。
　この先は、まだ不安かな。

　いろんな事を考えてまた、ゴロゴロしたり、考え過ぎて情緒不安定で自然に涙でてくる。


　今度は、二人目の誰か？

　キィ～ッ。パタ。
　扉を開ける音だ。
　その後には、パタパタと小さな音が近づく。
　

　「おはよう！はじめまして！　君のお兄ちゃんだよ！！」

　髪は、サラサラの金髪で瞳は青空の色だ。顔も、どちらかというとかわいい女の子？の様な感じ。男？

　こちらをみて、笑っている。
　わあああー。天使だあー。
　笑顔だけで、癒される！
　お兄ちゃん大好き！✨
　まだ、しゃべれない俺は、何とかまだ表現難しい天使の微笑み？をお兄ちゃんにしてみた。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

　バターン！
お兄ちゃんが倒れた！
　「オギャーッ！！！」　
　心配になって、つい大声で泣いていると、普段こんなにも見た事のない家中のたくさんの人達がきた！

　あ！お母さんもいる！
　すぐにわかった。
　　雰囲気でわかる！
　お兄ちゃんと一緒の色！
　
　倒れているお兄ちゃんから、大量の赤い物が、、、。
　お母さんは、あわててすぐに抱えると、「鼻血？吐血？」

　俺は、お兄ちゃんと笑ってただけなのに？？？心配だよ。
　こんな時にまだ、幼い俺はしゃべれないのは不便だあー。



　顔には、大量の出血が、、、。
待女が直ぐに医者を呼んでいる間、お兄ちゃんは意識が戻って聞いてみると、ただの弟が可愛すぎただけで、そうなってしまった様だ。
　興奮のし過ぎかな？
　
　お兄ちゃんには、気をつけないと、、、。