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始まり
大好き✨
しおりを挟むあれから、3ヶ月たった。
お兄ちゃんとは、毎日会って一緒に遊んでもらってる。
笑顔は、俺の今の癒し!✨
よく、遊びにくるお兄ちゃん。
俺が、癒しになってると話してくれる。
すっごく、嬉しい!!
あれから、お母さんも度々、来てくれるようになった。
以前、お母さんは、家の領地経営、会社の仕事とたくさんあって、産んでからはなかなか、子どもに会いに行けず、寂しい思いをしていた。
父さんは、実は王宮で働く宰相を、している。
この人もなかなか、お家に長く居ることができない。
俺が、産まれるまでは、この家で家族が離れ離れの生活でお兄ちゃんは、ずっとさみしかったよな。
俺が産まれた時は、後継者への教育始まった所で、弟に会いに行けなかった様子。
この話しを何故、俺が知っているかっていうのは、乳母が俺をあやす時に、いつも言っていた事。
両親、兄でさえも顔をみせないからだ。
心配させないため?かな?
お母さんは、家に居ても、だいたい俺が寝てる時に、顔を見せてくれるみたい。
父さんは、あんまり?みたことないかも。
顔を覚えてないかも。、、、
これは、やばいな。
お兄ちゃんは、会いたそうにいつもしてる。、、、様子だ。
乳母と広い部屋で、二人だけで寂しく感じてたのに、今は、お母さん、お兄ちゃん、お母さんの待女、執事でつきっきりな毎日だ。
そして、いつも見守ってくれる乳母もいる!
うれしい。
また、俺は心からのうれしい気持ちが溢れて。
「きゃっ。きゃ。」
「あうー!!っ」
喜びを全身で表した!
その弟をみた、お兄ちゃんが真っ赤になってみ悶えていた。
その後も、反応が良かったからまた、俺は笑顔を返した。
お母さんも、二人をみてくすくすとわらってすごく、うれしそう。
「そうだわ。」
「じゃあ。 これからの事は、旦那様にも相談しないとね。」
お母さんから何かいい案が浮かんだ様子だ。
お父さんに、家族のこれからを相談する。
「今までは、家族なのに、弟が産まれても、家族それぞれがすべき事で、過ごしていたわね。」
「あなた達もまだ、幼いのだから家族の大切さを感じてお兄ちゃんには、教育も大事だけれど、少しの我が儘もない子どもだから、今のうちにたくさん甘えてほしいわ。」
「もっと、家族の時間を作ってもいいのではないかと、、、。そのお話は、今日お父さんが帰宅して、そこで話をする事にしますね。」
お母さんが、みんなをみて確認をとった。
「ねぇ。いいかしら?」
どうしたの?
お兄ちゃんが緊張した感じだ。
ぽたぽたっ。
涙がでて、泣いてる。
「ありがとうございます!」
その話しは、今まで一番強く、僕が願ってた事をお母様がいってくれたのだ!
ずっと、言えなかった事だった。
「お母様。僕も、一緒にお父様に、お願いします!」
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