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愚王の崩壊
105話 可憐な美少女と少女の行方
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※名前間違いの指摘があり訂正いたしました。
ーーー
放課後、学校の敷地内にあるカフェで令嬢たちが盛り上がっている。キャッキャっと盛り上がる声は華やかだ。その可愛らしい声を聴きながらオープンカフェのテラス席で珈琲を飲み、魔法書を片手に過ごしていると、彼女たちの話が耳に入ってくる。
「アーシャ様の先日の水色のドレス、王太子様とお揃いでとっても可愛らしくお似合いでしたわ」
「殿下もアーシャ様をとても大切にされていて、本当に羨ましい。」
「でも私は、学園に居る時の制服姿のアーシャ様が一番だと思いますわ」
「明日の剣術の授業に、女性なのに参加されると聞きました。授業さぼって見に行きたいですわ」
先日の夜会で、王太子殿下と辺境伯令嬢の婚約が結ばれ、学園の令嬢たちの話題を独占している。その話題のおかげで、第二王子や、王妃の犯罪は公に騒がれず、粛々と刑の執行が行われた。第一王子は、精神を鍛えるため、地方の騎士団に入れられ、一番下っ端の一兵卒から這い上がれと、現国王に命令された。あの高飛車な態度がこれで少しでも矯正されれば良いんだけどね。
現在の王太子殿下、ルクレチア様のご就任に伴い、来年の譲位式に向けて、王国全体が慌ただしい日々を送っている。特に、長らく停滞していた王国の未来が動き出したことで、各貴族家当主への正式な報告と、譲位式への参加を促すための準備が急ピッチで進められているとのこと。
王都では、使者が各貴族領に向けて頻繁に派遣され、書状で王太子殿下のご就任と譲位式の日程、重要事項などが伝えられている模様です。
王宮内では、譲位式の儀式次第や、新王太子殿下の即位後の体制に関する議論も活発に行われていると考えられます。
お爺様も頻繁に王宮に出入りして忙しい日々を過ごしているよう……
そんななか、僕としては冷や汗ものの話題が出てきたんだよね。大きなため息をついて空を見上げる。
「結局、S級冒険者の白狼には子供が居なかったんだろ?」
「じゃあ、あの映像の美人と一緒に居た赤髪の女の子は誰だったんだろう?市井で見かけた奴がメッチャ可愛かったって言ってたぞ。」
「あー僕も聞いたよ。すらっとした美人で、 瞳が宝石みたいにキラキラしていたって。所作も美人の奥さんと並んでも引けを取らない美しさだって」
「所作がきれいなら、貴族だったら学園にいるんじゃないか?」
「会ってみたいな~赤髪の姫に」
そう。なぜかササさんではなく、市井で動いていた…女装した僕が、男子たちから話題に上がっている。映像石には顔は出ていなかったはずなのに、なぜだ?
探さないで。
赤髪なんて目立つし、そう多くないし…あの時はメイドさんやササさんにメッチャ化粧されたし…大丈夫だと思うんだけど…見つかりませんように……
そう思いながら、コーヒーを一口含んだ瞬間肩を叩かれた。
「何たそがれてんだよイル?妹ちゃんに会えなくなってしょげてんのか?」
ニヤニヤ笑いで僕をからかいに来たのは、レドだ。僕は目をすがめ、レドを見て
「当たり前だろ」
「相変わらずだな…」
俺の即答に、レドは呆れたように目を眇めため息を吐いて後ろを振り返った
「イルお前に紹介しようと思って連れてきたんだ。アーシャ嬢、こいつ友人のミハイル。かなりのシスコンの次期伯爵家当主様だよ」
「シスコンって紹介おかしいよねレド?」
その向こうに居たのは、美しいピンクブロンドをきれいに編みこんでいる姿の辺境伯令嬢のアーシャ嬢だった。今は王太子の婚約者、次期王妃である彼女の姿は女性 騎士訓練用の服装だ。
「失礼しました。ストーティオン伯爵家 嫡男の ミハイル・ストーティオンでございます」
「あぁ敬語は要らないわ。同級生ですもの。よろしくね。同席しても良いかしら?」
「どうぞ」
僕の放課後の憩い空間が…周りから見られる緊張空間に早変わりした瞬間だった。レドとアーシャ嬢は紅茶を注文して席に置いてある魔法書と珈琲に目を向けた。
「ストーティオン令息は珈琲派なのかしら?」
「ミハイルで大丈夫ですよ。レドと一緒でイルと気軽に読んで頂いても構いません」
「あら、ありがとう。ではイルと呼ばせていただくわ。私の事はアーシャとお呼びください」
「ふふ、アーシャ嬢ですね。僕は今は珈琲派ですね」
「こいつ、妹の淹れる珈琲飲んでから、珈琲無しじゃいられないって豪語しているんだぜ」
「レドもカナの珈琲飲んだら絶対珈琲派になるからな」
アーシャ嬢はクスクス笑いながら
「イル様は妹君が大好きなのね」
「学校が辛い。大好きなカナに会えないのが辛い…うぅぅぅ貴族辞めて冒険者になりたい…カナやトーさん・ウハハと一緒にまた旅がしたいよ……」
悲痛な思いで出した言葉に、レドは呆れた顔をして言い返された
「おいおい、嫡男の癖に何言ってんだよ!俺なんて継ぐ家無いから、成人したら平民になるか、婿養子になるかしかねーのにさ、贅沢な」
「あーーーー。ごめん。そうだよな…ちょっと愚痴っただけだよ、もう父も母も居ないから、僕が継ぐしか無いんだよ。領民も居るし、勉強頑張らなくちゃ…」
「お前は…極端すぎる。俺の周りは極端な奴ばかりかよ」
「あら?あら跡は妹さんでもいいのではなくて?イル様が夢中になる妹さん、会ってみたいわ♡」
僕とレドは顔を見合わせ苦笑した。
「アーシャ嬢は会った事あるよ」
「あのパーティーで殿下の隣に居たじゃん。アーシャより少し薄いピンク髪の女の子。 あれは変装だけど、結界張るのがうまいからあそこに居たって聞いたぜ」
アーシャ嬢はキョトンとした顔をしていたが、思い出したかのように
「え?あの子?」
こちらを向き直ったアーシャ嬢は
「妹さんに合わせて!殿下がお探しなの!!」
「え?もう王都には居ないですよ。トーさんと一緒に隣国で、魔道具の祭があると聞き嬉々として出かけました。僕も一緒に行きたかったけど、学園休んでは行けませんし、残念です」
「そ!!そんなぁぁぁ!!!!!!」
アーシャ嬢の絶叫が茜色の空に響き渡った。
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放課後、学校の敷地内にあるカフェで令嬢たちが盛り上がっている。キャッキャっと盛り上がる声は華やかだ。その可愛らしい声を聴きながらオープンカフェのテラス席で珈琲を飲み、魔法書を片手に過ごしていると、彼女たちの話が耳に入ってくる。
「アーシャ様の先日の水色のドレス、王太子様とお揃いでとっても可愛らしくお似合いでしたわ」
「殿下もアーシャ様をとても大切にされていて、本当に羨ましい。」
「でも私は、学園に居る時の制服姿のアーシャ様が一番だと思いますわ」
「明日の剣術の授業に、女性なのに参加されると聞きました。授業さぼって見に行きたいですわ」
先日の夜会で、王太子殿下と辺境伯令嬢の婚約が結ばれ、学園の令嬢たちの話題を独占している。その話題のおかげで、第二王子や、王妃の犯罪は公に騒がれず、粛々と刑の執行が行われた。第一王子は、精神を鍛えるため、地方の騎士団に入れられ、一番下っ端の一兵卒から這い上がれと、現国王に命令された。あの高飛車な態度がこれで少しでも矯正されれば良いんだけどね。
現在の王太子殿下、ルクレチア様のご就任に伴い、来年の譲位式に向けて、王国全体が慌ただしい日々を送っている。特に、長らく停滞していた王国の未来が動き出したことで、各貴族家当主への正式な報告と、譲位式への参加を促すための準備が急ピッチで進められているとのこと。
王都では、使者が各貴族領に向けて頻繁に派遣され、書状で王太子殿下のご就任と譲位式の日程、重要事項などが伝えられている模様です。
王宮内では、譲位式の儀式次第や、新王太子殿下の即位後の体制に関する議論も活発に行われていると考えられます。
お爺様も頻繁に王宮に出入りして忙しい日々を過ごしているよう……
そんななか、僕としては冷や汗ものの話題が出てきたんだよね。大きなため息をついて空を見上げる。
「結局、S級冒険者の白狼には子供が居なかったんだろ?」
「じゃあ、あの映像の美人と一緒に居た赤髪の女の子は誰だったんだろう?市井で見かけた奴がメッチャ可愛かったって言ってたぞ。」
「あー僕も聞いたよ。すらっとした美人で、 瞳が宝石みたいにキラキラしていたって。所作も美人の奥さんと並んでも引けを取らない美しさだって」
「所作がきれいなら、貴族だったら学園にいるんじゃないか?」
「会ってみたいな~赤髪の姫に」
そう。なぜかササさんではなく、市井で動いていた…女装した僕が、男子たちから話題に上がっている。映像石には顔は出ていなかったはずなのに、なぜだ?
探さないで。
赤髪なんて目立つし、そう多くないし…あの時はメイドさんやササさんにメッチャ化粧されたし…大丈夫だと思うんだけど…見つかりませんように……
そう思いながら、コーヒーを一口含んだ瞬間肩を叩かれた。
「何たそがれてんだよイル?妹ちゃんに会えなくなってしょげてんのか?」
ニヤニヤ笑いで僕をからかいに来たのは、レドだ。僕は目をすがめ、レドを見て
「当たり前だろ」
「相変わらずだな…」
俺の即答に、レドは呆れたように目を眇めため息を吐いて後ろを振り返った
「イルお前に紹介しようと思って連れてきたんだ。アーシャ嬢、こいつ友人のミハイル。かなりのシスコンの次期伯爵家当主様だよ」
「シスコンって紹介おかしいよねレド?」
その向こうに居たのは、美しいピンクブロンドをきれいに編みこんでいる姿の辺境伯令嬢のアーシャ嬢だった。今は王太子の婚約者、次期王妃である彼女の姿は女性 騎士訓練用の服装だ。
「失礼しました。ストーティオン伯爵家 嫡男の ミハイル・ストーティオンでございます」
「あぁ敬語は要らないわ。同級生ですもの。よろしくね。同席しても良いかしら?」
「どうぞ」
僕の放課後の憩い空間が…周りから見られる緊張空間に早変わりした瞬間だった。レドとアーシャ嬢は紅茶を注文して席に置いてある魔法書と珈琲に目を向けた。
「ストーティオン令息は珈琲派なのかしら?」
「ミハイルで大丈夫ですよ。レドと一緒でイルと気軽に読んで頂いても構いません」
「あら、ありがとう。ではイルと呼ばせていただくわ。私の事はアーシャとお呼びください」
「ふふ、アーシャ嬢ですね。僕は今は珈琲派ですね」
「こいつ、妹の淹れる珈琲飲んでから、珈琲無しじゃいられないって豪語しているんだぜ」
「レドもカナの珈琲飲んだら絶対珈琲派になるからな」
アーシャ嬢はクスクス笑いながら
「イル様は妹君が大好きなのね」
「学校が辛い。大好きなカナに会えないのが辛い…うぅぅぅ貴族辞めて冒険者になりたい…カナやトーさん・ウハハと一緒にまた旅がしたいよ……」
悲痛な思いで出した言葉に、レドは呆れた顔をして言い返された
「おいおい、嫡男の癖に何言ってんだよ!俺なんて継ぐ家無いから、成人したら平民になるか、婿養子になるかしかねーのにさ、贅沢な」
「あーーーー。ごめん。そうだよな…ちょっと愚痴っただけだよ、もう父も母も居ないから、僕が継ぐしか無いんだよ。領民も居るし、勉強頑張らなくちゃ…」
「お前は…極端すぎる。俺の周りは極端な奴ばかりかよ」
「あら?あら跡は妹さんでもいいのではなくて?イル様が夢中になる妹さん、会ってみたいわ♡」
僕とレドは顔を見合わせ苦笑した。
「アーシャ嬢は会った事あるよ」
「あのパーティーで殿下の隣に居たじゃん。アーシャより少し薄いピンク髪の女の子。 あれは変装だけど、結界張るのがうまいからあそこに居たって聞いたぜ」
アーシャ嬢はキョトンとした顔をしていたが、思い出したかのように
「え?あの子?」
こちらを向き直ったアーシャ嬢は
「妹さんに合わせて!殿下がお探しなの!!」
「え?もう王都には居ないですよ。トーさんと一緒に隣国で、魔道具の祭があると聞き嬉々として出かけました。僕も一緒に行きたかったけど、学園休んでは行けませんし、残念です」
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