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第82話 今日もご飯が美味い
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奴隷商をたっぷりと脅してから屋敷に帰る。その足取りは羽の様に軽い気がする。最近特に思うようになってきたのだが、娘たちが絡んでいて悪い方向に向かえば向かうほど、容赦がなくなってきている気がする。それだけみんなが大切なんだよな。
こっちの世界にきた当初はゴブリンを殺そうとしたときに、吐き気をもよおす程の嫌悪感を抱いていたもんだ。今は人型の魔物ではなくて、人間をいたぶっても何も思わなくなっている。
この世界になじんだのか、俺がもともと持っていた気質なのか、大切なものを守るために振るう力は悪くないと感じている俺がいる。メルビン男爵みたいに権力や財力を使って好き放題するやつは正直気に食わないからな。
虐げられる側になっって、喜ぶ奴なんているわけないからな。手の届く範囲、娘たちは絶対に守って見せる。どんな手を使っても……
少し黒い考えをしている最中に屋敷に戻ってきていた。
「「「おかえりなさいませ、ご主人様」」」
相変わらず揃っている挨拶だ。しかも最近はお辞儀の角度まできれいに揃ってきている。メイド修行をさせているが、この娘たちはどこへ向かっているのだろうか?
そんなに長い時間メイドの修行をしているわけではないのに、何でここまでできるようになっているのだろう? 経験から来るものだってあるはずなのに……ん?
経験から来るものもあるか、まさかな……マジか、全員に【礼儀作法】【メイド】のスキルがついていた。この世界は何でもスキルで出来てるんかな?
「みんないつもありがと、まだ慣れないけどこれ聞くと家に帰ってきた気がするよ。いきなりだけど、明日からしばらく休みにしようと思ってるんだけど問題ないかな?」
娘たちの代表のピーチは、こういう時に必ずみんなの代弁で聞いてくる。
「ご主人様、少しよろしいでしょうか? ご主人様の命令であればなにも問題ありませんが、今回は何をするおつもりですか?」
「まぁ休みって言っているけど、俺も含めてだけど料理以外の生産系スキルって持ってないよね? だから、みんなにはしばらく生産系のスキルについて考えてもらえたらなっておもってる。装備とかDPで出すことはできるけど、個人専用を召喚することはできないんだよな。
街で売ってる装備はお眼鏡にかなう品質のものが無いから、自分たちで作れるようになれれば、専用装備も手に入れやすくなるから、チャレンジしてみようと思ってね。素材ならいくらでも出せるから修行もしやすいだろ」
「そういう事なのですね。簡単な裁縫ならできますが、装備できるほどの品質のものを作り上げるのはかなり大変だと思いますが、ご主人様のご命令であれば否応なしです」
この世界には数多の生産系スキルが存在する。料理もそうだが、採集も農業も釣りも飼育も生産系スキルとしてダンマスの召喚リストに表示されるのだ。この生産系の特徴としてあげられるのは、宝珠でスキルを覚えられるがDPでスキルのLvを上げることがなぜかできないのだ。
カエデの鍛冶スキルを上げようとした時に判明したのだ。スキルのLvを上げるためにはしっかりと知識を蓄えて、数をこなすことで上がるらしい。娘たちに協力してもらえば、メジャーな所の生産系スキルは取れると考えている。
「しばらく休みにするから、食事の方はどうしよっかな……」
「ご主人様、私たちから仕事をとらないでください。食事の支度の合間に、勉強や修練しますのでよろしくお願いします」
「あ~シルキーたちは、むしろ食事を作ってくれている方がありがたいな。その上で興味があるなら料理以外の生産系スキルを鍛えてもいいよ。夕飯はBBQにしてほしいんだけど大丈夫かな?」
「分かりました。今日の夕食のために仕込んでおいたものは、時間の止まる腕輪の中に入れておきます。BBQの具材はこちらで選ばさせていただきます。DPでご主人様の世界のものも取り寄せしておきますね」
「流石スカーレット、できるメイドは違うな!」
ほめられたスカーレットは少し顔を赤くして少し顔を伏せていた。
話が終わり、娘たちが仕事に戻っていく。そっか、明日からって言ったから今日は仕事するのか。みんなの邪魔をしない様に、自分の部屋で大人しくしてるかな。という建前で、久々にがっつりとゲームをする予定だ。ダンボールマニアのスニーキングゲームの新作がでたのだ。
この前ゲームのタグを見ていたら、NEWと表記されるゲームソフトが増えていて、何かを考えるより早く召喚していた。まだオープニングすら見ていないので、ワクワクドキドキが止まらないのだ。
コンコン
チャイムがあるのに俺の趣味部屋をノックする音が聞こえた。
「ん? 入っていいよ」
そういって入ってきたのはカエデだった。なぜか呆れた顔をしているぞ?
「シュウ、チャイムでも出てこないと思ったら……確かそれってゲームだっけ? それに集中しすぎてたのね。ご飯だからって、呼びに来たチェルシーが『ご主人様が出てきてくれないんです』って泣きながら私の所に来たわよ。原因がゲームだったとはね。きちんと謝っておきなさいよ」
セーブする暇もなく連れ出されてしまった。ゲームがつきっぱなしだ。電気代が……って今はコアから自動供給だったか、ゲーム機がいかれないならどうでもいいか。
カエデに引っ張られてついた先は、食堂ではなく世界樹のある中庭だった。
何でこんなところにと思ったが、今日は俺がBBQを希望したんだった。到着するやいなや食欲を直撃する匂いが立ち込めている。
俺が来るのを待っていた娘たち、特にシュリは早く食べたそうな表情をして、俺の方をガン見している。分かったから、その視線を向けないでくれ。お腹空いてるのは、分かってるからさ。
「みんな、すまない。ゲームに集中しててチャイムに気付けなかった。本当にごめんなさい。長々話すこともないので、食事にしよう。では、いただきます」
俺の掛け声に合わせて全員が『いただきます』と合唱してから食事が始まった。いつの間に作ったのか子牛の丸焼きも準備されていた。シルキーたちの本気恐るべし。俺がネットとかで得た中途半端な知識で、アメリカのBBQを見事なまでに再現していたのだ。
実際のアメリカのBBQを体験したことがないので、多分違うところが多いだろうが俺がイメージするBBQだ。美味しい物をみんなでワイワイしながら食べれるっていいね。
少し食休みをしていると、クロにまたがったシェリルが俺のそばに寄ってきた。
「ご主人様、食べてる? これ美味しいよ!」
屈託のない笑顔で、少し厚めのステーキ肉の乗った皿を見せてくれた。
「シェリルか、もちろん食べてるよ。確かにそれは美味しそうだな。それにしてもシェリルはクロと仲がいいんだな」
「じゃぁこれご主人様にあげる! シュリお姉ちゃんが美味しいって言って、六枚くらいペロッと食べてたからシェリルももらって食べようとしたの! クロはね、私のいう事なんでも聞いてくれる賢い子なんだよ、街の中は散歩できないからよくダンジョンの中を一緒に散歩してるんだ!」
クロよ、お前は犬じゃなくて狼だぞ。自分の種族を偽るなよ?
「シュリが美味しいって食べてたのか。一枚は多いから半分ずつ食べよっか。それにしてもよく懐いたもんだ、シェリルはテイマーの才能があるかもしれないな」
シェリルを手招きして、膝の上に乗せる。シェリルの持ってきた肉を俺がフォークとナイフを使って切り分け食べさせてやると、両方の頬を両手で押さえて『おいしい!』と体をつかって表現していた。俺も一切れ口に運んで食べてみると、
切った時に柔らかいことは解っていたが、口の中でとろけるのではないかと思うほど柔らかく美味しかった。後で聞いたら、もともと柔らかいと言われている種類の牛を丁寧に叩いて(よくわからないが何かの魔法を使ったらしい)ホエーに漬けたのを丁寧に処理して焼いたとの事。
シルキーたちの料理への探求心は恐ろしく高い。その原因が元の世界の調味料や料理法を、俺が教えたからなのだが、それに気づくことはなかった。
BBQも終わりみんなが満足げな表情をしている。みんなで食べる食事は美味いな。両親は共働きで俺に優しくしてくれたが、好きなことをすればいいと放任されていたため、人と食事する機会は多くなかった。
親がほとんどいないから自分で作らなければ、コンビニ弁当やお惣菜になるので、気が向いた時だけだが自分で作って一人で食べていたことを思い出した。
こっちの世界にきた当初はゴブリンを殺そうとしたときに、吐き気をもよおす程の嫌悪感を抱いていたもんだ。今は人型の魔物ではなくて、人間をいたぶっても何も思わなくなっている。
この世界になじんだのか、俺がもともと持っていた気質なのか、大切なものを守るために振るう力は悪くないと感じている俺がいる。メルビン男爵みたいに権力や財力を使って好き放題するやつは正直気に食わないからな。
虐げられる側になっって、喜ぶ奴なんているわけないからな。手の届く範囲、娘たちは絶対に守って見せる。どんな手を使っても……
少し黒い考えをしている最中に屋敷に戻ってきていた。
「「「おかえりなさいませ、ご主人様」」」
相変わらず揃っている挨拶だ。しかも最近はお辞儀の角度まできれいに揃ってきている。メイド修行をさせているが、この娘たちはどこへ向かっているのだろうか?
そんなに長い時間メイドの修行をしているわけではないのに、何でここまでできるようになっているのだろう? 経験から来るものだってあるはずなのに……ん?
経験から来るものもあるか、まさかな……マジか、全員に【礼儀作法】【メイド】のスキルがついていた。この世界は何でもスキルで出来てるんかな?
「みんないつもありがと、まだ慣れないけどこれ聞くと家に帰ってきた気がするよ。いきなりだけど、明日からしばらく休みにしようと思ってるんだけど問題ないかな?」
娘たちの代表のピーチは、こういう時に必ずみんなの代弁で聞いてくる。
「ご主人様、少しよろしいでしょうか? ご主人様の命令であればなにも問題ありませんが、今回は何をするおつもりですか?」
「まぁ休みって言っているけど、俺も含めてだけど料理以外の生産系スキルって持ってないよね? だから、みんなにはしばらく生産系のスキルについて考えてもらえたらなっておもってる。装備とかDPで出すことはできるけど、個人専用を召喚することはできないんだよな。
街で売ってる装備はお眼鏡にかなう品質のものが無いから、自分たちで作れるようになれれば、専用装備も手に入れやすくなるから、チャレンジしてみようと思ってね。素材ならいくらでも出せるから修行もしやすいだろ」
「そういう事なのですね。簡単な裁縫ならできますが、装備できるほどの品質のものを作り上げるのはかなり大変だと思いますが、ご主人様のご命令であれば否応なしです」
この世界には数多の生産系スキルが存在する。料理もそうだが、採集も農業も釣りも飼育も生産系スキルとしてダンマスの召喚リストに表示されるのだ。この生産系の特徴としてあげられるのは、宝珠でスキルを覚えられるがDPでスキルのLvを上げることがなぜかできないのだ。
カエデの鍛冶スキルを上げようとした時に判明したのだ。スキルのLvを上げるためにはしっかりと知識を蓄えて、数をこなすことで上がるらしい。娘たちに協力してもらえば、メジャーな所の生産系スキルは取れると考えている。
「しばらく休みにするから、食事の方はどうしよっかな……」
「ご主人様、私たちから仕事をとらないでください。食事の支度の合間に、勉強や修練しますのでよろしくお願いします」
「あ~シルキーたちは、むしろ食事を作ってくれている方がありがたいな。その上で興味があるなら料理以外の生産系スキルを鍛えてもいいよ。夕飯はBBQにしてほしいんだけど大丈夫かな?」
「分かりました。今日の夕食のために仕込んでおいたものは、時間の止まる腕輪の中に入れておきます。BBQの具材はこちらで選ばさせていただきます。DPでご主人様の世界のものも取り寄せしておきますね」
「流石スカーレット、できるメイドは違うな!」
ほめられたスカーレットは少し顔を赤くして少し顔を伏せていた。
話が終わり、娘たちが仕事に戻っていく。そっか、明日からって言ったから今日は仕事するのか。みんなの邪魔をしない様に、自分の部屋で大人しくしてるかな。という建前で、久々にがっつりとゲームをする予定だ。ダンボールマニアのスニーキングゲームの新作がでたのだ。
この前ゲームのタグを見ていたら、NEWと表記されるゲームソフトが増えていて、何かを考えるより早く召喚していた。まだオープニングすら見ていないので、ワクワクドキドキが止まらないのだ。
コンコン
チャイムがあるのに俺の趣味部屋をノックする音が聞こえた。
「ん? 入っていいよ」
そういって入ってきたのはカエデだった。なぜか呆れた顔をしているぞ?
「シュウ、チャイムでも出てこないと思ったら……確かそれってゲームだっけ? それに集中しすぎてたのね。ご飯だからって、呼びに来たチェルシーが『ご主人様が出てきてくれないんです』って泣きながら私の所に来たわよ。原因がゲームだったとはね。きちんと謝っておきなさいよ」
セーブする暇もなく連れ出されてしまった。ゲームがつきっぱなしだ。電気代が……って今はコアから自動供給だったか、ゲーム機がいかれないならどうでもいいか。
カエデに引っ張られてついた先は、食堂ではなく世界樹のある中庭だった。
何でこんなところにと思ったが、今日は俺がBBQを希望したんだった。到着するやいなや食欲を直撃する匂いが立ち込めている。
俺が来るのを待っていた娘たち、特にシュリは早く食べたそうな表情をして、俺の方をガン見している。分かったから、その視線を向けないでくれ。お腹空いてるのは、分かってるからさ。
「みんな、すまない。ゲームに集中しててチャイムに気付けなかった。本当にごめんなさい。長々話すこともないので、食事にしよう。では、いただきます」
俺の掛け声に合わせて全員が『いただきます』と合唱してから食事が始まった。いつの間に作ったのか子牛の丸焼きも準備されていた。シルキーたちの本気恐るべし。俺がネットとかで得た中途半端な知識で、アメリカのBBQを見事なまでに再現していたのだ。
実際のアメリカのBBQを体験したことがないので、多分違うところが多いだろうが俺がイメージするBBQだ。美味しい物をみんなでワイワイしながら食べれるっていいね。
少し食休みをしていると、クロにまたがったシェリルが俺のそばに寄ってきた。
「ご主人様、食べてる? これ美味しいよ!」
屈託のない笑顔で、少し厚めのステーキ肉の乗った皿を見せてくれた。
「シェリルか、もちろん食べてるよ。確かにそれは美味しそうだな。それにしてもシェリルはクロと仲がいいんだな」
「じゃぁこれご主人様にあげる! シュリお姉ちゃんが美味しいって言って、六枚くらいペロッと食べてたからシェリルももらって食べようとしたの! クロはね、私のいう事なんでも聞いてくれる賢い子なんだよ、街の中は散歩できないからよくダンジョンの中を一緒に散歩してるんだ!」
クロよ、お前は犬じゃなくて狼だぞ。自分の種族を偽るなよ?
「シュリが美味しいって食べてたのか。一枚は多いから半分ずつ食べよっか。それにしてもよく懐いたもんだ、シェリルはテイマーの才能があるかもしれないな」
シェリルを手招きして、膝の上に乗せる。シェリルの持ってきた肉を俺がフォークとナイフを使って切り分け食べさせてやると、両方の頬を両手で押さえて『おいしい!』と体をつかって表現していた。俺も一切れ口に運んで食べてみると、
切った時に柔らかいことは解っていたが、口の中でとろけるのではないかと思うほど柔らかく美味しかった。後で聞いたら、もともと柔らかいと言われている種類の牛を丁寧に叩いて(よくわからないが何かの魔法を使ったらしい)ホエーに漬けたのを丁寧に処理して焼いたとの事。
シルキーたちの料理への探求心は恐ろしく高い。その原因が元の世界の調味料や料理法を、俺が教えたからなのだが、それに気づくことはなかった。
BBQも終わりみんなが満足げな表情をしている。みんなで食べる食事は美味いな。両親は共働きで俺に優しくしてくれたが、好きなことをすればいいと放任されていたため、人と食事する機会は多くなかった。
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