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第255話 下層で見たもの
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「どっちかはっきりしろやボケ!」
みんな、ごめんて。我慢できなくて、大事な事だったから2度言ったんだよ? これは世界の法則なんだからね! だからそんな冷たい目で見ないで! そして3幼女よ、俺の真似をしないでくれ。
二度目に叫んだ後に、三幼女が俺の真似をして『どっちかはっきりしろやボケ!』といい笑顔で叫んだのだ。いや、叫ぶだけならいいけど、他の妻たちが声をそろえて「あれはマネしちゃだめですよ」って言うもんだから、心がえぐられるような気分です。
「みんな、そんな目で見ないで」
「ご主人様、シェリルたちはこうやって立派に働けていますが、まだ幼いのです。変な事を教えないでください、教育的にもよくありません! 子供が生まれた時の事を考えて発言して欲しい物です」
後半の子供が~の後が尻すぼみで声がちっちゃくなって、最後にモジモジし始めた……なんだこの可愛い生物は。しかもピーチの発言の後にみんなが全員そろって顔を赤くしていてモジモジしていたのだ。
その時にちょうど敵の戦闘から戻ってきたリュウが「リア充爆発しろ!」って言ったのは仕方がない事である。というかお前、何でそのフレーズ知っているのだ? と聞けば、最近図書館にある、俺おすすめコーナーの小説をよく読んでいるそうなのだ。
こんなところから異世界浸食が進んでいるとは、小説は恐ろしいんだな。でも娯楽の少ないこの世界では、演劇や吟遊詩人の詩みたいなものが最大の娯楽になるようなのだから、自分で文字が読めるようになれば、小説だって楽しめるようになるのだからはまって仕方がないか。
よく異世界系の小説では、リバーシや将棋、チェス等が娯楽の少ない世界で流行っても不思議はないか?
四十二階四十三階と順調に進んでいるようなのだが、思ったより戦闘に苦戦している気がする。レベルやステータスを見る限り、ゴブリンジェネラルより若干下位の強さなのに戦いにくそうなのだ。だが連携はジェネラルたちと同じくかなりの練度のある戦い方だ。
オークジェネラルなんちゃらの下の階層にいるのだから、強くて当たり前だと思うのだが、ここを作ったダンジョンマスターはただ単に強いのではなく、ステータス以外の何かに強さを求めたのだろうか? 直接戦っている鬼人達に聞いてみた方が早いだろう。
「そうですね。確かに一匹一匹は強くありませんが、体のサイズといえばいいでしょうか? 大きさが違う敵に複数で攻められると感覚がズレてしまうんですよね。だから今みたいに訓練として敵の数の半分程で戦闘を行うと、そのズレが戦いにくさの原因だと思います」
「へ~そういえば、今までに体のサイズが極端に違う魔物複数と対峙した事なかったな。こういう要素も戦闘しにくくなることにつながるんだな! 今度ダンジョン作る時は考える様にしようかな」
「ご主人様、何言ってるの? シェリルたちが前に踏破できなかった、ダンジョンINダンジョンは体のサイズの違う魔物で組ませてたよ? 今回みたいにオークとゴブリンみたいな人型タイプじゃなかったけど、人型と獣型の混成パーティーだったの!」
「そういえば、あれって違う種族が連携をとってたから戦いにくかったんじゃないのか?」
「ご主人様、今回とは確かに違いますが、体のサイズが違う敵を複数相手にするのは変わらないです。ここの魔物たちとは違いますが、人型の二足歩行と獣型の四足歩行もタイプは違えど、感覚のずれから生じる戦闘のしにくさは同質の物だと思います」
最近俺の中で委員長的なキャラが定着してきたライムが、そういって話をまとめてくれた。基本的なリーダーはピーチなのだが、こっちはどちらかというと教師的な率いる感じなのに対して、ライムはみんなをまとめるような感じなのだ。眼鏡とかかけたら似合いそうだしね。
ってライムさんそんな冷たい目で見ないで! 婚約したのに、最近みんなが俺に冷たい気がするんだよな。嫌われないようにしないと……
「そっか、意図してやってたわけじゃないけど、あの混成パーティーは理にかなってたわけか。ただ単に種族の違いからくる戦いにくさだけじゃなかったんだな。それを意図して発見したここを作ったダンジョンマスターはちょっとすごいな」
それなりに順調に進んでいるだろう。体のサイズはゴブリンかオークかしかいないから慣れないかと思っていたが、どうやら見た目も影響しているようで感覚がくるってしまっているようだ。
オークの見た目のゴブリンサイズ、ゴブリンの見た目のオークサイズ、見た目とサイズが混じっている……確かに感覚が狂いそうだ。
戦い難そうではあるが問題はなくスンスンと進んでいく。
四十五階に休憩ポイントを作って、今日潜るのはここまでになった。四十六階の階段付近に中継点を作ったので、四十六階の敵を見に行った。オークゴブリンなんちゃら……お前たちにも強化種がいたんだな!
ってことは、五十一階からはオークゴブリンジェネラルってことか。これってかなり危険じゃないのか?ノーマルでゴブリンジェネラルに近い能力を持ってるんだから、上位種となれば話が変わってくるな! 鬼人たちは大丈夫なのだろうか?
夕食後に娘たちを集めて、四十六階の敵を見て五十一階の敵を予測して話をした。今の段階で苦戦している面がみられるので、人数の減ってきている鬼人たちが危険になるかもしれないと話した。その際にいつでも介入できるようにしておいてほしいと付け加えて。
四十五階までは誰もいなかったが、四十六階・四十七階・四十八階には各一パーティーずつの三パーティー四十八人の騎士と神官たちがいた。ここの階で長期間もぐっているのだから強いと思っていたが、拍子抜けもいい所だったよ。
こっちにはまだ六十人程鬼人たちが残っているのだ。一対一でぶつかり合えば、負けることなどありえないのだ。敵は何のいい所もなく全員が捕縛される。例によって、四十八人中四十七人が犯罪の称号持ち。
そして称号のない異例の存在は、犯罪を起こしていないのではなく特殊な体質の持ち主だという事らしい。人を殺しても殺人にならないらしい、世界の法則が適用されていないのか?
そんな話をきいた時、キャットピープルとフォックスロープの四人が「確かご主人様のDVD部屋で見たアニメのサ〇コ〇スに出てきた、何とかシステムの犯罪係数のあれに似てない?」って話していた。この猫と狐たちはアニメが大変気に入ったようで、暇があれば四人で一緒にアニメを見ているのだ。
特殊体質というよりは異常体質って感じの神官だったな。考え方が歪んでいるバリス教の中でも、異端と言えるほど歪んでいるように思えたのだ。
だけどさ、システム感知が出来ないだけで、犯罪自体を無効化してたわけじゃないよな? 犯罪係数が検知できないから、使う装備にロックがかかって使えなくなるんじゃなかったか? そういった人間をシステムに取り込みたいから、殺させなかった……って話だったよな。
四十五階にある休憩ポイントまで運んで、ダンジョンの袋小路の一部屋にミスリル合金製の手錠を両手両足につけて放り込んでおいた。足の手錠は歩行には問題ないが、戦闘は難しい長さにしてある。
ちなみにアダマンタイト製でないのには理由がある。レベルが上がって魔力が増えていてもアダマンタイトをクリエイトゴーレムで加工すると、ありえないくらいの魔力消費をするので、魔力との相性のいいミスリルを使った合金で手錠を作っているのだ。
とうとうたどり着いた五十一階。
「ちょっとまてやゴルァ! ここまで来たら、オークゴブリンジェネラルが出てくるのが当たり前やろ! 世界の流れだろ! それなのにミノタウロスってどういう事だよ! しかも、でかいじーちゃんミノに中くらいのとーちゃんミノに小さい孫ミノみたいな、三種類も出てきやがった! 昨日の時間を返せ!」
俺が叫んでもしょうがないと思うんだ。でも冷たい目はやめてほしいな。優しくしてほしいのだよ。
ちなみにミノタウロスもオークやゴブリンと一緒で、他の種族ならほとんど孕ませることができるようだ。確かにこのダンジョンの趣旨からはずれてない気がする。
みんな、ごめんて。我慢できなくて、大事な事だったから2度言ったんだよ? これは世界の法則なんだからね! だからそんな冷たい目で見ないで! そして3幼女よ、俺の真似をしないでくれ。
二度目に叫んだ後に、三幼女が俺の真似をして『どっちかはっきりしろやボケ!』といい笑顔で叫んだのだ。いや、叫ぶだけならいいけど、他の妻たちが声をそろえて「あれはマネしちゃだめですよ」って言うもんだから、心がえぐられるような気分です。
「みんな、そんな目で見ないで」
「ご主人様、シェリルたちはこうやって立派に働けていますが、まだ幼いのです。変な事を教えないでください、教育的にもよくありません! 子供が生まれた時の事を考えて発言して欲しい物です」
後半の子供が~の後が尻すぼみで声がちっちゃくなって、最後にモジモジし始めた……なんだこの可愛い生物は。しかもピーチの発言の後にみんなが全員そろって顔を赤くしていてモジモジしていたのだ。
その時にちょうど敵の戦闘から戻ってきたリュウが「リア充爆発しろ!」って言ったのは仕方がない事である。というかお前、何でそのフレーズ知っているのだ? と聞けば、最近図書館にある、俺おすすめコーナーの小説をよく読んでいるそうなのだ。
こんなところから異世界浸食が進んでいるとは、小説は恐ろしいんだな。でも娯楽の少ないこの世界では、演劇や吟遊詩人の詩みたいなものが最大の娯楽になるようなのだから、自分で文字が読めるようになれば、小説だって楽しめるようになるのだからはまって仕方がないか。
よく異世界系の小説では、リバーシや将棋、チェス等が娯楽の少ない世界で流行っても不思議はないか?
四十二階四十三階と順調に進んでいるようなのだが、思ったより戦闘に苦戦している気がする。レベルやステータスを見る限り、ゴブリンジェネラルより若干下位の強さなのに戦いにくそうなのだ。だが連携はジェネラルたちと同じくかなりの練度のある戦い方だ。
オークジェネラルなんちゃらの下の階層にいるのだから、強くて当たり前だと思うのだが、ここを作ったダンジョンマスターはただ単に強いのではなく、ステータス以外の何かに強さを求めたのだろうか? 直接戦っている鬼人達に聞いてみた方が早いだろう。
「そうですね。確かに一匹一匹は強くありませんが、体のサイズといえばいいでしょうか? 大きさが違う敵に複数で攻められると感覚がズレてしまうんですよね。だから今みたいに訓練として敵の数の半分程で戦闘を行うと、そのズレが戦いにくさの原因だと思います」
「へ~そういえば、今までに体のサイズが極端に違う魔物複数と対峙した事なかったな。こういう要素も戦闘しにくくなることにつながるんだな! 今度ダンジョン作る時は考える様にしようかな」
「ご主人様、何言ってるの? シェリルたちが前に踏破できなかった、ダンジョンINダンジョンは体のサイズの違う魔物で組ませてたよ? 今回みたいにオークとゴブリンみたいな人型タイプじゃなかったけど、人型と獣型の混成パーティーだったの!」
「そういえば、あれって違う種族が連携をとってたから戦いにくかったんじゃないのか?」
「ご主人様、今回とは確かに違いますが、体のサイズが違う敵を複数相手にするのは変わらないです。ここの魔物たちとは違いますが、人型の二足歩行と獣型の四足歩行もタイプは違えど、感覚のずれから生じる戦闘のしにくさは同質の物だと思います」
最近俺の中で委員長的なキャラが定着してきたライムが、そういって話をまとめてくれた。基本的なリーダーはピーチなのだが、こっちはどちらかというと教師的な率いる感じなのに対して、ライムはみんなをまとめるような感じなのだ。眼鏡とかかけたら似合いそうだしね。
ってライムさんそんな冷たい目で見ないで! 婚約したのに、最近みんなが俺に冷たい気がするんだよな。嫌われないようにしないと……
「そっか、意図してやってたわけじゃないけど、あの混成パーティーは理にかなってたわけか。ただ単に種族の違いからくる戦いにくさだけじゃなかったんだな。それを意図して発見したここを作ったダンジョンマスターはちょっとすごいな」
それなりに順調に進んでいるだろう。体のサイズはゴブリンかオークかしかいないから慣れないかと思っていたが、どうやら見た目も影響しているようで感覚がくるってしまっているようだ。
オークの見た目のゴブリンサイズ、ゴブリンの見た目のオークサイズ、見た目とサイズが混じっている……確かに感覚が狂いそうだ。
戦い難そうではあるが問題はなくスンスンと進んでいく。
四十五階に休憩ポイントを作って、今日潜るのはここまでになった。四十六階の階段付近に中継点を作ったので、四十六階の敵を見に行った。オークゴブリンなんちゃら……お前たちにも強化種がいたんだな!
ってことは、五十一階からはオークゴブリンジェネラルってことか。これってかなり危険じゃないのか?ノーマルでゴブリンジェネラルに近い能力を持ってるんだから、上位種となれば話が変わってくるな! 鬼人たちは大丈夫なのだろうか?
夕食後に娘たちを集めて、四十六階の敵を見て五十一階の敵を予測して話をした。今の段階で苦戦している面がみられるので、人数の減ってきている鬼人たちが危険になるかもしれないと話した。その際にいつでも介入できるようにしておいてほしいと付け加えて。
四十五階までは誰もいなかったが、四十六階・四十七階・四十八階には各一パーティーずつの三パーティー四十八人の騎士と神官たちがいた。ここの階で長期間もぐっているのだから強いと思っていたが、拍子抜けもいい所だったよ。
こっちにはまだ六十人程鬼人たちが残っているのだ。一対一でぶつかり合えば、負けることなどありえないのだ。敵は何のいい所もなく全員が捕縛される。例によって、四十八人中四十七人が犯罪の称号持ち。
そして称号のない異例の存在は、犯罪を起こしていないのではなく特殊な体質の持ち主だという事らしい。人を殺しても殺人にならないらしい、世界の法則が適用されていないのか?
そんな話をきいた時、キャットピープルとフォックスロープの四人が「確かご主人様のDVD部屋で見たアニメのサ〇コ〇スに出てきた、何とかシステムの犯罪係数のあれに似てない?」って話していた。この猫と狐たちはアニメが大変気に入ったようで、暇があれば四人で一緒にアニメを見ているのだ。
特殊体質というよりは異常体質って感じの神官だったな。考え方が歪んでいるバリス教の中でも、異端と言えるほど歪んでいるように思えたのだ。
だけどさ、システム感知が出来ないだけで、犯罪自体を無効化してたわけじゃないよな? 犯罪係数が検知できないから、使う装備にロックがかかって使えなくなるんじゃなかったか? そういった人間をシステムに取り込みたいから、殺させなかった……って話だったよな。
四十五階にある休憩ポイントまで運んで、ダンジョンの袋小路の一部屋にミスリル合金製の手錠を両手両足につけて放り込んでおいた。足の手錠は歩行には問題ないが、戦闘は難しい長さにしてある。
ちなみにアダマンタイト製でないのには理由がある。レベルが上がって魔力が増えていてもアダマンタイトをクリエイトゴーレムで加工すると、ありえないくらいの魔力消費をするので、魔力との相性のいいミスリルを使った合金で手錠を作っているのだ。
とうとうたどり着いた五十一階。
「ちょっとまてやゴルァ! ここまで来たら、オークゴブリンジェネラルが出てくるのが当たり前やろ! 世界の流れだろ! それなのにミノタウロスってどういう事だよ! しかも、でかいじーちゃんミノに中くらいのとーちゃんミノに小さい孫ミノみたいな、三種類も出てきやがった! 昨日の時間を返せ!」
俺が叫んでもしょうがないと思うんだ。でも冷たい目はやめてほしいな。優しくしてほしいのだよ。
ちなみにミノタウロスもオークやゴブリンと一緒で、他の種族ならほとんど孕ませることができるようだ。確かにこのダンジョンの趣旨からはずれてない気がする。
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