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第375話 想定外の事だらけ
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ムカつくが馬鹿女神共にもらったスキルのおかげで、スンスン進んでいる勇者たちを憎々しげに見るが、俺の視線で難しくなるなんてことはないので、妻たちが一生懸命考えたダンジョンが、スキルの効果によって攻略されてるのはちょっと複雑な気分だ。
一層目は、何のトラブルもなく通過されてしまった。メインになった年中組のメンバーが、ちょっと残念そうな顔をしている。
このダンジョンはここからが本番や! 毒罠エリアはさすがに多少は苦労するだろう。
勇者の一人であるシーフは、罠の種類まで完全に把握しているようで、範囲に散布される毒罠は絶対に発動させていなかった。しかも残りの二人に毒罠だから注意するように、説明している場面すらあったので、そのスキルを与えた馬鹿女神共には、呪いをプレゼントしたい気分だ!
二層目も二時間ほどで踏破されてしまった。三層目に期待だ!
勇者たちは、魔物が出てこないことを理解した上で、三層目が毒エリアという事もあり、二層目から三層目に行く階段の前で、休憩をとる事にしたようだ。一気に踏破させるためには、魔物も配置しておくべきだったか? ことごとく思惑から外れ少しイライラするな!
結局、勇者たちは六時間ほど寝たため、その間は俺たちも交換で休憩をとっていた。
ダンジョン攻略を始めたが、これまたこちらの思惑から外れて、後衛の魔法特化スキルをもらった奴が、魔法で空気の層を作って毒がきかない状態にされてしまった。
視界は若干悪いので、上の階層より時間がかかっている印象だ。四層目も大した効果がなく、突破されてしまう。三層・四層を突破するのにかかった時間は、六時間だった。
また休憩を取り食事をしていた。次は、俺が丹精込めて作った人造ゴーレムだ! 頑張ってくれよな!
勇者たちは、休憩が終わりボス部屋へと突入していく。もちろん中を確認してから食事をとっていたので、きちんと装備の確認をして中に入っていく。
『外から見た時にも見えてたけど、やっぱりゴーレムだな。帝国の騎士共に聞いていた見た目とは、全く違うな。ゴーレムというより、オートマタに近いか? 違いなんてしらないけどな!』
『おそらく、俺たちを召喚した女神たちと対立しているっていう、ダンジョンマスターの生み出した魔物だろう。毒が充満しているフロアに無機物の魔物。毒の効果がない魔物を選ぶんだから、性格の悪さがにじみ出ているようだな』
ムカッ! 子供を洗脳して操って、毒のついたナイフで暗殺させる奴に、性格の悪さをとやかく言われたくないわ! 一緒に画面を見ていた妻たちの手元で、数個のコップが割れる音がしたので、こっちもかなり怒っているようだとわかる。少し落ち着け!
『性格の悪いダンジョンマスターの事だ、このゴーレムも見た目が普通と違うから、何かの仕掛けがあるはずだ。油断せずに倒していこう』
戦闘が開始されて、タンクが前に出る。タンクの勇者が範囲で挑発を行うが、魔物でないため一切の反応を示さず、一人につき二体で攻め込もうとしている。
『おぃ、全然引き付けられてねーぞ! しっかりやれよ!』
『俺のせいじゃねえよ! こいつらがスキルに反応しないんだから、しょうがねーだろうが! これもダンジョンマスターの仕業か? 強制的に振り向かせてやるよ。【チェインバースト】』
シュリ以外で使う奴初めて見たな。六体の人造ゴーレムに向かって伸びて強引に引っ張る。さすがに六体分の力を上回ることはできないが、人造ゴーレムたちもこのタンクを排除しないと、他の奴らと戦えない事に考えがいたり、ターゲットが変更される。
『やっとこっちに来やがったか、俺を無視したんだ分かってるよな? スクラップにしてやるから、かかってこい!』
タンクから赤いオーラの様なものが立ち上っている。初めて見る現象だけど、これが女神が与えたっていうスキルの一部か? 何かを強化する系統のスキルかな?
タンクと人造ゴーレムが武器を何度も合わせている。有視界戦闘で俺も一対二では、倒す自信のない人造ゴーレム六体相手に、しっかりと攻撃をさばいている。
『こいつら予想以上に強いじゃねえか! だけどな、武術を習っていたうえに、身体能力もあげてもらったんだ、負ける要素が見当たらないけど、なっ!』
軽口をたたきながら攻撃をさばいている。隙をつくようにしてシーフも攻撃を仕掛けてはいるが、耐久力が高すぎるため、ダメージを与えられていない。
後衛は魔法でのダメージがほとんどないのを確認すると、バフを使って仲間たちの能力を上げていく。ある程度の強化が終わったら、収納の腕輪から、パチンコ玉くらいの金属を取り出して、そのまま集中し始めた。
『あんた頑張りなさいよ! いくら馬鹿女神たちが違反して強化した相手とは言え、こんなに簡単にダンジョンを突破されてんじゃないわよ! 私に恥をかかs『ブッ君取り上げるぞ?』……せてもいいわよ!』
その文章おかしいだろ! そんなにブッ君が大切なら、少し黙っとけよ。
「あの魔法使い何やってんだろうな? それにあの金属なんだ?」
強化されたシーフの攻撃も人造ゴーレムにききはじめたため、人造ゴーレムたちが不利になっていく。あれだけ強いと思っていた人造ゴーレムが、こんなに簡単にあしらわれるなんて、悔しいな。
トリプルの冒険者っていうのは、この位強い奴らがいてもおかしくないよな。あいたくねーな。
不利になっていく戦闘を眺めていると、不意に轟音がした。人造ゴーレムの二体に穴が開き、一体の腕が吹き飛んでいた……なんで?
後衛の勇者が金属を持った手を、前に突き出しており指先が若干火傷をしていた。どうやってか分からないが、手から高速で撃ちだしたのだろう。
あれなら銃じゃないから、この世界のシステムでダメージが下がることはないのか? そもそも人造ゴーレムだから、ダメージが下がっていない可能性はあるけど、前者が有力だろう。
「みんな、さすがにこの状況はまずいな。後衛のあの勇者がまた金属を取り出したから、人造ゴーレムたちが壊されるから、介入しよう。チビ神のくれた、グレイプニルの出番だろう。
二人は取り押さえれるのは確認したから、タンクと後衛を取り押さえるから、みんなはシーフを優先して止めてくれ。ミリーは俺の手伝いで捕らえたやつの装備を全部はぎ取ってくれ。その後に、この手錠をかけてくれ。二人を捕える時間だけ、みんな頑張ってくれ」
勇者を捕えるために俺たちは動き出す。グレイプニルをチビ神にもらってなかったら、本当にやばかったな。
一層目は、何のトラブルもなく通過されてしまった。メインになった年中組のメンバーが、ちょっと残念そうな顔をしている。
このダンジョンはここからが本番や! 毒罠エリアはさすがに多少は苦労するだろう。
勇者の一人であるシーフは、罠の種類まで完全に把握しているようで、範囲に散布される毒罠は絶対に発動させていなかった。しかも残りの二人に毒罠だから注意するように、説明している場面すらあったので、そのスキルを与えた馬鹿女神共には、呪いをプレゼントしたい気分だ!
二層目も二時間ほどで踏破されてしまった。三層目に期待だ!
勇者たちは、魔物が出てこないことを理解した上で、三層目が毒エリアという事もあり、二層目から三層目に行く階段の前で、休憩をとる事にしたようだ。一気に踏破させるためには、魔物も配置しておくべきだったか? ことごとく思惑から外れ少しイライラするな!
結局、勇者たちは六時間ほど寝たため、その間は俺たちも交換で休憩をとっていた。
ダンジョン攻略を始めたが、これまたこちらの思惑から外れて、後衛の魔法特化スキルをもらった奴が、魔法で空気の層を作って毒がきかない状態にされてしまった。
視界は若干悪いので、上の階層より時間がかかっている印象だ。四層目も大した効果がなく、突破されてしまう。三層・四層を突破するのにかかった時間は、六時間だった。
また休憩を取り食事をしていた。次は、俺が丹精込めて作った人造ゴーレムだ! 頑張ってくれよな!
勇者たちは、休憩が終わりボス部屋へと突入していく。もちろん中を確認してから食事をとっていたので、きちんと装備の確認をして中に入っていく。
『外から見た時にも見えてたけど、やっぱりゴーレムだな。帝国の騎士共に聞いていた見た目とは、全く違うな。ゴーレムというより、オートマタに近いか? 違いなんてしらないけどな!』
『おそらく、俺たちを召喚した女神たちと対立しているっていう、ダンジョンマスターの生み出した魔物だろう。毒が充満しているフロアに無機物の魔物。毒の効果がない魔物を選ぶんだから、性格の悪さがにじみ出ているようだな』
ムカッ! 子供を洗脳して操って、毒のついたナイフで暗殺させる奴に、性格の悪さをとやかく言われたくないわ! 一緒に画面を見ていた妻たちの手元で、数個のコップが割れる音がしたので、こっちもかなり怒っているようだとわかる。少し落ち着け!
『性格の悪いダンジョンマスターの事だ、このゴーレムも見た目が普通と違うから、何かの仕掛けがあるはずだ。油断せずに倒していこう』
戦闘が開始されて、タンクが前に出る。タンクの勇者が範囲で挑発を行うが、魔物でないため一切の反応を示さず、一人につき二体で攻め込もうとしている。
『おぃ、全然引き付けられてねーぞ! しっかりやれよ!』
『俺のせいじゃねえよ! こいつらがスキルに反応しないんだから、しょうがねーだろうが! これもダンジョンマスターの仕業か? 強制的に振り向かせてやるよ。【チェインバースト】』
シュリ以外で使う奴初めて見たな。六体の人造ゴーレムに向かって伸びて強引に引っ張る。さすがに六体分の力を上回ることはできないが、人造ゴーレムたちもこのタンクを排除しないと、他の奴らと戦えない事に考えがいたり、ターゲットが変更される。
『やっとこっちに来やがったか、俺を無視したんだ分かってるよな? スクラップにしてやるから、かかってこい!』
タンクから赤いオーラの様なものが立ち上っている。初めて見る現象だけど、これが女神が与えたっていうスキルの一部か? 何かを強化する系統のスキルかな?
タンクと人造ゴーレムが武器を何度も合わせている。有視界戦闘で俺も一対二では、倒す自信のない人造ゴーレム六体相手に、しっかりと攻撃をさばいている。
『こいつら予想以上に強いじゃねえか! だけどな、武術を習っていたうえに、身体能力もあげてもらったんだ、負ける要素が見当たらないけど、なっ!』
軽口をたたきながら攻撃をさばいている。隙をつくようにしてシーフも攻撃を仕掛けてはいるが、耐久力が高すぎるため、ダメージを与えられていない。
後衛は魔法でのダメージがほとんどないのを確認すると、バフを使って仲間たちの能力を上げていく。ある程度の強化が終わったら、収納の腕輪から、パチンコ玉くらいの金属を取り出して、そのまま集中し始めた。
『あんた頑張りなさいよ! いくら馬鹿女神たちが違反して強化した相手とは言え、こんなに簡単にダンジョンを突破されてんじゃないわよ! 私に恥をかかs『ブッ君取り上げるぞ?』……せてもいいわよ!』
その文章おかしいだろ! そんなにブッ君が大切なら、少し黙っとけよ。
「あの魔法使い何やってんだろうな? それにあの金属なんだ?」
強化されたシーフの攻撃も人造ゴーレムにききはじめたため、人造ゴーレムたちが不利になっていく。あれだけ強いと思っていた人造ゴーレムが、こんなに簡単にあしらわれるなんて、悔しいな。
トリプルの冒険者っていうのは、この位強い奴らがいてもおかしくないよな。あいたくねーな。
不利になっていく戦闘を眺めていると、不意に轟音がした。人造ゴーレムの二体に穴が開き、一体の腕が吹き飛んでいた……なんで?
後衛の勇者が金属を持った手を、前に突き出しており指先が若干火傷をしていた。どうやってか分からないが、手から高速で撃ちだしたのだろう。
あれなら銃じゃないから、この世界のシステムでダメージが下がることはないのか? そもそも人造ゴーレムだから、ダメージが下がっていない可能性はあるけど、前者が有力だろう。
「みんな、さすがにこの状況はまずいな。後衛のあの勇者がまた金属を取り出したから、人造ゴーレムたちが壊されるから、介入しよう。チビ神のくれた、グレイプニルの出番だろう。
二人は取り押さえれるのは確認したから、タンクと後衛を取り押さえるから、みんなはシーフを優先して止めてくれ。ミリーは俺の手伝いで捕らえたやつの装備を全部はぎ取ってくれ。その後に、この手錠をかけてくれ。二人を捕える時間だけ、みんな頑張ってくれ」
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