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第574話 メギドの衛星都市に向かって
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出発の朝を迎えた!
待ち合わせをしている場所に到着すると、先にミリーがターニャとその知り合いを連れて待っていた。
「早めに出てきたつもりだったけど、そっちも早いね。待った?」
「ちょっと前に来たところだから、待ってないよ」
なんだろう。デートの待ち合わせみたいなやり取りだな。それにしても見事に女の子ばかりだな。
ミリーの話では女の子が増えるのはいい事だし、ディストピアの男性陣には、しっかり頑張ってもらわないとな。女性も稼げる街だから、共働きでも働きやすい環境だ、頑張ってくれ!
「そっちにいる六人が、移住希望ってことでいいのかな? そっか、一応適性も見させてもらうので、ディストピアの衛星都市になる、ゴーストタウンで様子を見ることになるけど問題ないかな?」
「はい、大丈夫です!」
「じゃぁ、出発しようか」
準備しておいた馬車に乗り込んでいく。今回はミリーとターニャ+他5名の女の子を一つの馬車に乗せて、余っているスペースには、ドーンボーンの交易品を積んでいる。
偽装だけじゃなく、ここで稼いだお金を使っておきたいため、芸術品や技術品等を買い込んで積んでいる。
「お姉ちゃん! この馬車全然揺れないよ!? それにすごく早くない!?」
今、俺たちの馬車が走っている所は、ドーンボーンに来る際に作った道を通って、ディストピアへの帰路についている。
馬車をひいているのは、もちろんウォーホースであり、ただの馬と比べるまでもないほどに力が強いので、一匹ででもかなり速いスピードで走っている。
後ろの馬車から外を見ていたターニャに、一緒についてきた年下の子がはしゃいで、大きな声を上げている。
「ミリーさん、この馬車ってシュウさんの持ち物なんですよね?」
「一応そうね。私たちみんなの馬車でもあるから、ちょっと扱いに困るかもしれないけどね」
「こんなに揺れない馬車なんて初めてなんですが、どこかの工房で作られたのですか? とても高かったんじゃないですか? それなのに私たちを乗せてくれるなんて、大丈夫なんですか?」
馬車が凄すぎて、乗ってていいのか困惑し始めていたターニャが、若干青い顔になっている。
「そんな事気にしなくていいよ。これはシュウ君がほとんど作ったような物だからね。売ったら高いかもしれないけど、手作りだから気にする必要ないよ」
ミリーが気休めかもしれないけど、ターニャを落ち着かせていた……が作ったという所に反応して、さらに驚いていた。
「えっ!? シュウさんって、冒険者じゃないんですか? こんなに凄い馬車作れるのに、王族や貴族が乗っててもおかしくないくらい、凄い物じゃないんですか?」
「あぁ……一応シュウ君は、貴族になるのかな? 樹海の中心に自分で街を作ったから、王様って言っても間違いじゃないと思うけど、本人がそういう扱いをされるのが嫌だから、絶対にしないであげてね」
大きな声でいってみるみたいで、俺にまで聞こえてきている。その通り! 領主とか貴族とか王様って言われると、ムズムズして嫌なんだよね。
何ていうか街を作ったけど、俺が平和に過ごせるように作っただけだからな。ディストピアの領主は、実質グリエルだと俺は思っている。ただ所有権があるだけで、後は丸投げ。
俺が王様だとすれば、分かりやすいんだけどね。俺の持っている街を、信頼できる人に任せて、俺はあがりを期待する。なんという左団扇的な感じなのだろうか。
仕事をしていないわけじゃないけど、俺がいなくても何とでもなるようになってるんだよね。ただ、周りの人間に言わせると、俺がいるから何とかなっているだけという事なので、王様ではなく名前だけ貸している感じだと、俺は思っている。
問題はターニャと一緒に来た五人は、顔を青くして若干ブルブル震えてるぞ! ミリー変なこと言うな! 俺が怖い人間みたいじゃないか!
「そんな怖がることはないわ。今すぐ慣れろとは言わないけど、向こうで生活していれば、シュウ君が街を作った人間だなんて、思えないくらい親しまれてるから、安心していいのよ」
今すぐ安心できるわけは無いだろうが、気長に慣れていってくれ。
一日かからずに魔物の領域を抜けてしまった。さすが、俺の改造馬車にウォーホースだな! 少し進んだ所で野営になる。
そういえば、三時のおやつの時間に、チョコレートパフェを出してあげると、すぐに六人は俺がえらい人という事を忘れて、美味しい物をくれるお兄ちゃんに、昇格? 降格? した。
すぐにフレンドリーに接してくれるようになった。なので声をかけても、よそよそしくされたりせずに済んだ。寂しい思いをしなくてよかった。
シルキーたちの作る料理は、六人にとっては初めての物ばかりで、食べながらなく子までいた。確かに泣けるくらい美味いけど、泣いてたら味が落ちちゃうぞ! それに慌てて食べなくてもいいから! いくらでも準備しているから!
昼にも食べ過ぎてトドのようになって、お菓子ももらって、夕食でもトドになった。君たちこりないな。
テントを建てるのは、夕食前に手伝ってもらったから、後は寝るだけなんだけど、君たちお風呂には入らないのか? 俺は先に入るから、後で入ってくれ。
六人はドーンボーンから初めて出たみたいで、ずっとはしゃいでいたな。ご飯を食べてお風呂に入れる事を知って、お風呂に入った後、電池が切れたように眠りについてしまっていた。
ミリーがみんなをベッドに運んでいたので手伝おうとしたが、妻じゃないので女性に下手に触らないでください! と怒られてしまった。
土木組の子はいいのだろうかと思ったが、あの子たちは身内扱いなので、何の問題もないそうだ。そういえば、あの子たちはここ一ヶ月はディストピアから離れて、何処かに作業へ行っているって聞いたけど、大丈夫だろうか? 何となく親心的な感じになってしまっていた。
特に何もなく日が明けた。メギドに向かって進んでいく。急ぐ事は無いとはいえ、ずっと変わり映えのしない景色は飽きるので、メギドの近くにある魔物の領域の近くの街へ直通の地下通路を、掘ってその中を進んでいく。
この子たちには、まだ俺の正体は教えられないので、たまたま見つけた通路を使っているという事にしている。
俺の領地なので直通でもよかったが、入り口からしっかり入ることにした。俺たちが作った城壁が見えそうなところから外に出て、ウォーホースをパッカラパッカラ走らせて門に到着する。
待ち合わせをしている場所に到着すると、先にミリーがターニャとその知り合いを連れて待っていた。
「早めに出てきたつもりだったけど、そっちも早いね。待った?」
「ちょっと前に来たところだから、待ってないよ」
なんだろう。デートの待ち合わせみたいなやり取りだな。それにしても見事に女の子ばかりだな。
ミリーの話では女の子が増えるのはいい事だし、ディストピアの男性陣には、しっかり頑張ってもらわないとな。女性も稼げる街だから、共働きでも働きやすい環境だ、頑張ってくれ!
「そっちにいる六人が、移住希望ってことでいいのかな? そっか、一応適性も見させてもらうので、ディストピアの衛星都市になる、ゴーストタウンで様子を見ることになるけど問題ないかな?」
「はい、大丈夫です!」
「じゃぁ、出発しようか」
準備しておいた馬車に乗り込んでいく。今回はミリーとターニャ+他5名の女の子を一つの馬車に乗せて、余っているスペースには、ドーンボーンの交易品を積んでいる。
偽装だけじゃなく、ここで稼いだお金を使っておきたいため、芸術品や技術品等を買い込んで積んでいる。
「お姉ちゃん! この馬車全然揺れないよ!? それにすごく早くない!?」
今、俺たちの馬車が走っている所は、ドーンボーンに来る際に作った道を通って、ディストピアへの帰路についている。
馬車をひいているのは、もちろんウォーホースであり、ただの馬と比べるまでもないほどに力が強いので、一匹ででもかなり速いスピードで走っている。
後ろの馬車から外を見ていたターニャに、一緒についてきた年下の子がはしゃいで、大きな声を上げている。
「ミリーさん、この馬車ってシュウさんの持ち物なんですよね?」
「一応そうね。私たちみんなの馬車でもあるから、ちょっと扱いに困るかもしれないけどね」
「こんなに揺れない馬車なんて初めてなんですが、どこかの工房で作られたのですか? とても高かったんじゃないですか? それなのに私たちを乗せてくれるなんて、大丈夫なんですか?」
馬車が凄すぎて、乗ってていいのか困惑し始めていたターニャが、若干青い顔になっている。
「そんな事気にしなくていいよ。これはシュウ君がほとんど作ったような物だからね。売ったら高いかもしれないけど、手作りだから気にする必要ないよ」
ミリーが気休めかもしれないけど、ターニャを落ち着かせていた……が作ったという所に反応して、さらに驚いていた。
「えっ!? シュウさんって、冒険者じゃないんですか? こんなに凄い馬車作れるのに、王族や貴族が乗っててもおかしくないくらい、凄い物じゃないんですか?」
「あぁ……一応シュウ君は、貴族になるのかな? 樹海の中心に自分で街を作ったから、王様って言っても間違いじゃないと思うけど、本人がそういう扱いをされるのが嫌だから、絶対にしないであげてね」
大きな声でいってみるみたいで、俺にまで聞こえてきている。その通り! 領主とか貴族とか王様って言われると、ムズムズして嫌なんだよね。
何ていうか街を作ったけど、俺が平和に過ごせるように作っただけだからな。ディストピアの領主は、実質グリエルだと俺は思っている。ただ所有権があるだけで、後は丸投げ。
俺が王様だとすれば、分かりやすいんだけどね。俺の持っている街を、信頼できる人に任せて、俺はあがりを期待する。なんという左団扇的な感じなのだろうか。
仕事をしていないわけじゃないけど、俺がいなくても何とでもなるようになってるんだよね。ただ、周りの人間に言わせると、俺がいるから何とかなっているだけという事なので、王様ではなく名前だけ貸している感じだと、俺は思っている。
問題はターニャと一緒に来た五人は、顔を青くして若干ブルブル震えてるぞ! ミリー変なこと言うな! 俺が怖い人間みたいじゃないか!
「そんな怖がることはないわ。今すぐ慣れろとは言わないけど、向こうで生活していれば、シュウ君が街を作った人間だなんて、思えないくらい親しまれてるから、安心していいのよ」
今すぐ安心できるわけは無いだろうが、気長に慣れていってくれ。
一日かからずに魔物の領域を抜けてしまった。さすが、俺の改造馬車にウォーホースだな! 少し進んだ所で野営になる。
そういえば、三時のおやつの時間に、チョコレートパフェを出してあげると、すぐに六人は俺がえらい人という事を忘れて、美味しい物をくれるお兄ちゃんに、昇格? 降格? した。
すぐにフレンドリーに接してくれるようになった。なので声をかけても、よそよそしくされたりせずに済んだ。寂しい思いをしなくてよかった。
シルキーたちの作る料理は、六人にとっては初めての物ばかりで、食べながらなく子までいた。確かに泣けるくらい美味いけど、泣いてたら味が落ちちゃうぞ! それに慌てて食べなくてもいいから! いくらでも準備しているから!
昼にも食べ過ぎてトドのようになって、お菓子ももらって、夕食でもトドになった。君たちこりないな。
テントを建てるのは、夕食前に手伝ってもらったから、後は寝るだけなんだけど、君たちお風呂には入らないのか? 俺は先に入るから、後で入ってくれ。
六人はドーンボーンから初めて出たみたいで、ずっとはしゃいでいたな。ご飯を食べてお風呂に入れる事を知って、お風呂に入った後、電池が切れたように眠りについてしまっていた。
ミリーがみんなをベッドに運んでいたので手伝おうとしたが、妻じゃないので女性に下手に触らないでください! と怒られてしまった。
土木組の子はいいのだろうかと思ったが、あの子たちは身内扱いなので、何の問題もないそうだ。そういえば、あの子たちはここ一ヶ月はディストピアから離れて、何処かに作業へ行っているって聞いたけど、大丈夫だろうか? 何となく親心的な感じになってしまっていた。
特に何もなく日が明けた。メギドに向かって進んでいく。急ぐ事は無いとはいえ、ずっと変わり映えのしない景色は飽きるので、メギドの近くにある魔物の領域の近くの街へ直通の地下通路を、掘ってその中を進んでいく。
この子たちには、まだ俺の正体は教えられないので、たまたま見つけた通路を使っているという事にしている。
俺の領地なので直通でもよかったが、入り口からしっかり入ることにした。俺たちが作った城壁が見えそうなところから外に出て、ウォーホースをパッカラパッカラ走らせて門に到着する。
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