578 / 2,518
第578話 車が完成
しおりを挟む
「集まってくれてありがとう!」
「あんなに心臓に悪いこと言われたら、誰だって来るわよ!」
「危うく生きがいを奪われる所でござった」
「そこまで深刻じゃないだろ。まぁいいや、今日集まってもらったのは、この世界仕様の車を作ろうと思うから、手伝ってもらおうかと思ってな。ニ人は車に乗りたくないか?」
「私は乗ってみたいわね! ラリーみたいにブイーンってドリフトなんかしてみたりね!」
「車……もしかして、コンバインとかトラクターとかでござるか!?」
「バザール、それは一応車扱いでも今回作るのは、四輪駆動の車だよ。DPで元になる車を出して、それを文字通り魔改造を施す予定だ。魔改造の魔は魔法の魔な!」
言わなくてもわかってると、ニ人に突っ込まれた。
モデルにするのは、世界のト〇タのC-H〇だ。見た目的にこれが好きなんだよね。
「主殿、この車を選んだのはわかったでござるが、どうやって魔改造するのでござるか?」
「ん~このままクリエイトゴーレムをこの車にかけてもいいんだけど、さすがにそれじゃ面白くないだろ? だから分解しながら、魔改造に必要ない部分は、全部削ぎ落していこうと思うのだ!」
「で、シュウ。いらない物をどうやって、見極めるの?」
「…………」
「考えてなかったのね。シュウってよく考えているようで、何も考えていない時ってあるよね。私が言えた事じゃないけど、楽しそうだから頑張ろう!」
何故か綾乃に慰められたような感じになっている。
「色んな細かい機能があると思うけど、とりあえずこの世界で走るために、必要最低限の機能をあげてみようか」
一時間位話し合って最低限欲しいものがピックアップされた。
一、動力
ニ、空調
三、事故した時の安全対策
まとめた結果こんな感じになった。最初は、ハンドルとそれに対応するタイヤみたいな感じで、出していたらきりが無くなっていたので、車という存在が初めから持っているもので、最低限なければ成立しない物をあげる事にしたのだ。
他にも話は出たが、車を動かすためのエンジンは、確実に付け替えなければならないのでハンドルやタイヤなどは、クリエイトゴーレムで丸っと模倣することになった。
さらに話し合いをつづけて、アクセルやブレーキは、魔核で代用してシステムの模倣はあきらめることになった。アクセルを踏むと動力が回転して、そのエネルギーがタイヤに伝わるようにしている。
エンジンなしでタイヤの軸に動力を任せる話も出たが、そうすると思ったよりごちゃごちゃしてしまったので、動力は別に用意することに改めて決まった。
ブレーキは、ディスクブレーキを採用して、ブレーキを踏むと作動するようになっている。もちろんアクセルもブレーキも、踏み具合で効きが変わるようにしている。
後はAT車のシステムというか、パーキング・ニュートラル・バック・ドライブ・低ギアを真似て組み込むことになった。AT車の特徴でブレーキを踏まないと、パーキングから動かせないあれも、もちろん組み込む予定だ。
複雑になりすぎて大丈夫かと思うが、作ってみないと分からないからな。
一日目は議論をするだけして、作成は明日からという事になった。ニ日目から作り出すとか、地球では考えられないほどのスピードだよな。
加工するにも色んな機械や、技術が必要なので当たり前なのだが、この世界というか俺たちの場合は、クリエイトゴーレムの恩恵により、色々な過程を排除できるという、素晴らしい技術を持っているのだ!
「あれ? ここのフレームは、何でミスリル合金じゃいけないんだ?」
「主殿も聞いたことがあると思うでござるが、車のフロントは比較的壊れやすい? つぶれやすい? そんな感じで出来ているでござる。確か理由は、事故にあった時や、人をはねてしまった時のために、ショックを吸収できるようになってるって、話だったでござる」
「おぉ、確かに事故のテレビとか見ると、前がひしゃげてるのに、人の乗る場所はつぶれてなかったりすることがあったな。
横からぶつかられたら、意味なさそうだけどな。本体の中心のフレームはミスリル合金じゃなくて、アダマンタイトでいいのか?重くならないか?」
「シュウは確かハニカム構造のパイプとか作れたよね、だから重さは問題ないと思うんだけど?」
「ミスリル合金のハニカム構造にコーティングじゃいけないのか?」
「メインになるフレームは、やっぱりアダマンタイトがいいわ!」
綾乃に押し切られて膨大な魔力を消費して、ポーションで回復しながらメインとなるフレームを作成した。
フロント部分は、ミスリルだけでフレームを作っている。魔法に相性のいいミスリルオンリーなので、ショック吸収の魔法とは言わないが、それに近い効果を発動できる魔核を準備している。
「主殿、フロントに詰まっている機械は、魔改造する際にほとんどいらないようでござるが、どうするでござるか?」
「いらないなら、つける必要はないだろ。邪魔なものは排除して、必要だと思ったら取り付けていく形で良くないか?」
「それもそうでござるね。よくわからないでござるが、基本は動力以外は必要なさそうでござるので、他の物は外してみるでござる。それと、ガラスは龍の眼の水晶体でいいのでござるか?」
「ガラスが壊れやすいのって、衝撃吸収のためとかだろ? この世界で魔物がたくさんいるんだから、あまり脆くても困るからそれを採用しようと思ってる」
「あれ? それなら全体を頑丈にして、衝撃吸収は車の中に働くようにしておいた方がいいんじゃない?」
「綾乃殿、もしかして魔物をひき殺す? とかそういう事でござるか?」
「正解!人だと抵抗あるけど、魔物なら殺っちゃっても問題ないでしょ?」
確かに、人を想定した機能だからなくても問題が無いってことか。何かの小説で装甲車みたいなのを走らせて、魔物をひき殺していたような? それでもいいのか。
一週間ほど、あーでもこーでもないと議論を重ねながら、ニ台の車を作った。見た目はどちらも、DPで召喚した世界のト〇タのC-H〇だ。
一台は人を想定した、安全を考えて作成され軽量になっている。本物の重量はおよそ一四四〇キログラムに対して、魔法やコーティング等の魔改造を施した車は、およそ七〇〇キログラムまで重量を抑えられた。
その反面、モンスターマシンのように作ったもう一台は、総重量四トンの化け物じみて重いものになっている。
そのほか外装というよりは、装甲と言っていいだろう。それは全面アダマンタイト製で、重さを偏らせないために、全体的に重い金属をくっつけている。タイヤも特別製になっている。
どっちの車にも言えるが、Aランク魔石の魔核が十個以上使用されており、魔力の塊のような物になっている。
すべてのパーツに自動修復機能も付けているので、事故をして大きく壊れない限りは、問題なく使える優秀な車だ!
ちなみに名前はまだない!
「あんなに心臓に悪いこと言われたら、誰だって来るわよ!」
「危うく生きがいを奪われる所でござった」
「そこまで深刻じゃないだろ。まぁいいや、今日集まってもらったのは、この世界仕様の車を作ろうと思うから、手伝ってもらおうかと思ってな。ニ人は車に乗りたくないか?」
「私は乗ってみたいわね! ラリーみたいにブイーンってドリフトなんかしてみたりね!」
「車……もしかして、コンバインとかトラクターとかでござるか!?」
「バザール、それは一応車扱いでも今回作るのは、四輪駆動の車だよ。DPで元になる車を出して、それを文字通り魔改造を施す予定だ。魔改造の魔は魔法の魔な!」
言わなくてもわかってると、ニ人に突っ込まれた。
モデルにするのは、世界のト〇タのC-H〇だ。見た目的にこれが好きなんだよね。
「主殿、この車を選んだのはわかったでござるが、どうやって魔改造するのでござるか?」
「ん~このままクリエイトゴーレムをこの車にかけてもいいんだけど、さすがにそれじゃ面白くないだろ? だから分解しながら、魔改造に必要ない部分は、全部削ぎ落していこうと思うのだ!」
「で、シュウ。いらない物をどうやって、見極めるの?」
「…………」
「考えてなかったのね。シュウってよく考えているようで、何も考えていない時ってあるよね。私が言えた事じゃないけど、楽しそうだから頑張ろう!」
何故か綾乃に慰められたような感じになっている。
「色んな細かい機能があると思うけど、とりあえずこの世界で走るために、必要最低限の機能をあげてみようか」
一時間位話し合って最低限欲しいものがピックアップされた。
一、動力
ニ、空調
三、事故した時の安全対策
まとめた結果こんな感じになった。最初は、ハンドルとそれに対応するタイヤみたいな感じで、出していたらきりが無くなっていたので、車という存在が初めから持っているもので、最低限なければ成立しない物をあげる事にしたのだ。
他にも話は出たが、車を動かすためのエンジンは、確実に付け替えなければならないのでハンドルやタイヤなどは、クリエイトゴーレムで丸っと模倣することになった。
さらに話し合いをつづけて、アクセルやブレーキは、魔核で代用してシステムの模倣はあきらめることになった。アクセルを踏むと動力が回転して、そのエネルギーがタイヤに伝わるようにしている。
エンジンなしでタイヤの軸に動力を任せる話も出たが、そうすると思ったよりごちゃごちゃしてしまったので、動力は別に用意することに改めて決まった。
ブレーキは、ディスクブレーキを採用して、ブレーキを踏むと作動するようになっている。もちろんアクセルもブレーキも、踏み具合で効きが変わるようにしている。
後はAT車のシステムというか、パーキング・ニュートラル・バック・ドライブ・低ギアを真似て組み込むことになった。AT車の特徴でブレーキを踏まないと、パーキングから動かせないあれも、もちろん組み込む予定だ。
複雑になりすぎて大丈夫かと思うが、作ってみないと分からないからな。
一日目は議論をするだけして、作成は明日からという事になった。ニ日目から作り出すとか、地球では考えられないほどのスピードだよな。
加工するにも色んな機械や、技術が必要なので当たり前なのだが、この世界というか俺たちの場合は、クリエイトゴーレムの恩恵により、色々な過程を排除できるという、素晴らしい技術を持っているのだ!
「あれ? ここのフレームは、何でミスリル合金じゃいけないんだ?」
「主殿も聞いたことがあると思うでござるが、車のフロントは比較的壊れやすい? つぶれやすい? そんな感じで出来ているでござる。確か理由は、事故にあった時や、人をはねてしまった時のために、ショックを吸収できるようになってるって、話だったでござる」
「おぉ、確かに事故のテレビとか見ると、前がひしゃげてるのに、人の乗る場所はつぶれてなかったりすることがあったな。
横からぶつかられたら、意味なさそうだけどな。本体の中心のフレームはミスリル合金じゃなくて、アダマンタイトでいいのか?重くならないか?」
「シュウは確かハニカム構造のパイプとか作れたよね、だから重さは問題ないと思うんだけど?」
「ミスリル合金のハニカム構造にコーティングじゃいけないのか?」
「メインになるフレームは、やっぱりアダマンタイトがいいわ!」
綾乃に押し切られて膨大な魔力を消費して、ポーションで回復しながらメインとなるフレームを作成した。
フロント部分は、ミスリルだけでフレームを作っている。魔法に相性のいいミスリルオンリーなので、ショック吸収の魔法とは言わないが、それに近い効果を発動できる魔核を準備している。
「主殿、フロントに詰まっている機械は、魔改造する際にほとんどいらないようでござるが、どうするでござるか?」
「いらないなら、つける必要はないだろ。邪魔なものは排除して、必要だと思ったら取り付けていく形で良くないか?」
「それもそうでござるね。よくわからないでござるが、基本は動力以外は必要なさそうでござるので、他の物は外してみるでござる。それと、ガラスは龍の眼の水晶体でいいのでござるか?」
「ガラスが壊れやすいのって、衝撃吸収のためとかだろ? この世界で魔物がたくさんいるんだから、あまり脆くても困るからそれを採用しようと思ってる」
「あれ? それなら全体を頑丈にして、衝撃吸収は車の中に働くようにしておいた方がいいんじゃない?」
「綾乃殿、もしかして魔物をひき殺す? とかそういう事でござるか?」
「正解!人だと抵抗あるけど、魔物なら殺っちゃっても問題ないでしょ?」
確かに、人を想定した機能だからなくても問題が無いってことか。何かの小説で装甲車みたいなのを走らせて、魔物をひき殺していたような? それでもいいのか。
一週間ほど、あーでもこーでもないと議論を重ねながら、ニ台の車を作った。見た目はどちらも、DPで召喚した世界のト〇タのC-H〇だ。
一台は人を想定した、安全を考えて作成され軽量になっている。本物の重量はおよそ一四四〇キログラムに対して、魔法やコーティング等の魔改造を施した車は、およそ七〇〇キログラムまで重量を抑えられた。
その反面、モンスターマシンのように作ったもう一台は、総重量四トンの化け物じみて重いものになっている。
そのほか外装というよりは、装甲と言っていいだろう。それは全面アダマンタイト製で、重さを偏らせないために、全体的に重い金属をくっつけている。タイヤも特別製になっている。
どっちの車にも言えるが、Aランク魔石の魔核が十個以上使用されており、魔力の塊のような物になっている。
すべてのパーツに自動修復機能も付けているので、事故をして大きく壊れない限りは、問題なく使える優秀な車だ!
ちなみに名前はまだない!
2
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる