600 / 2,518
第600話 ラディッツの街
しおりを挟む
俺らが後衛部隊を倒し終わって、敵前衛と冒険者たちが戦っている方をながめる。
膠着した戦況が続いているようだ。多少怪我をしている人はいるようだが、ポーションやヒーラーが治していて、大事にはなっていないようだ。
敵の方がやはり数が多いので、上手く攻め切れていない感じがするな。火傷するように援護はしたけど、思った以上に効果は出なかったか?
オンラインゲームの集団戦って言うと、ゲームによっても違うけど、硬くてフルバフしたキャラが敵陣に突っ込んで、かき乱したりするか、遠距離攻撃の高火力で吹き飛ばすか、単体だけど必殺で一撃離脱、チェインみたいなスキルで強引に味方陣営に引っ張ってボコる、くらいだもんな。
冒険者は基本チェインを使うような戦い方をしてないから、覚えてないんだろうな。
そう考えると対人戦を視野に入れている騎士が、チェインを覚えていないのは不思議だな。そもそもチェインっていうスキルって、メジャーじゃないのかな?
戦争ゲームの不毛な戦いの部分を、見ている気がするな。こちら側が有利な点と言えば、遠距離攻撃があるという事だろう。それでも前衛の数が違うので、カバーするために攻勢に出れていない感じだな。レイリーはどういう対応をするんだろうな。
様子を見ていたと思ったら、レイリーが指示をした。俺たちは双眼鏡を使って、戦闘の様子をみんなで評価しあっている感じだ。
倒した敵たちは、ニコたちスライムが、上に乗ってポンポンはねたりしている。痛くないだろうから問題ないけど、起きたらどうするんだ? 近くにダマもクロもギンもいるから、問題ないかな。
おっと! レイリーが指示を出したのは、兵士っぽいな。ニ人の兵士は両サイドから、相手の両サイドをけん制している……かと思ったら、一気に突っ込み手傷を負わせてから離脱していた。
これは一撃離脱戦法か? 戦闘力が高く素早い動きをする兵士が、敵を削る戦法だろうか。
十度程同じような攻防が続くが、対人戦闘の訓練をレイリーの下でしている兵士で、ラディッツの兵士よりレベルもスキルも高いのだから、止められるわけもなかった。
対策をたてる暇もなく、手傷を負わされた敵兵士が量産されていく。すでに火傷以外にも、手傷を負っていない敵兵士はいなくなっている。敵の前線には、ヒーラーやポーションが足りていないのだろう。
それに本来街を攻めるには、人員不足な気がするが、七つの街から同じくらいの兵士が出てくるのであれば、人数的には問題なかったのだろう。もっと数がいれば、違う結果になったかもしれないな。
手傷を負った兵士たちが、傷も治せずに前線を維持できるわけもなく、数的に勝っていたラディッツの兵士たちは、指揮官の降伏によって戦闘が終わった。
全員を捕らえ終わり、幹部クラスの人間だけを別に隔離して、治療を施して尋問を始めた。
その中で得られた情報は、この部隊の総指揮をとっていた指揮官以外の幹部は、メギドに攻め入ってはいけないという、勅命が出ていたのを知らなかったようだ。
ダギアが正体不明の組織に襲われた、と思っていた兵士たちだが、指揮官の奴は俺たちが、皇帝から向けられた懲罰部隊のようなものだと、正確に理解していた。
俺たちの事をきちんと理解しているのは、やはり上層部だけだったようだ。下の兵士たちには、メギドは不法に占拠されて、よくわからない技術を使って色々な実験をされている、と吹聴して兵士たちの士気を高めていたそうだ。聖戦だ! 的なノリだろうか?
することは決まった。ダギアと同じように、上層部だけ全部縛り上げて、挿げ替える事にしよう。有能な文官は、奴隷に落としてこき使う形でも問題ないだろう。
きちんと指示を出す人間が、しっかりしていれば問題ないから、ダギアでも実際にそういう風にしているらしいし。そこらへんはグリエルとガリア、ゼニスに頑張ってもらおう。
それにしても、自分の指示で奴隷になるやつが増えるのに、思った以上に嫌悪感がなくなってきてるな。初めの頃は奴隷というだけで、ちょっと嫌な感じがしてたけど……みんなを買ったあたりからかな?
初めから奴隷としてみてなかったけど、犯罪奴隷は自業自得だし、借金奴隷も自業自得だ。違法奴隷みたいなのもいるだろうけど、それは犯罪者が悪いんだし、奴隷が一種の職業みたいなニュアンスとして、俺が理解したのかな? 簡単に言えば労働力だしな。
言われたことを忠実にこなしてくれる、貴重な労働力が奴隷と考えれば、嫌悪感もなくなってしまうのだろうか? そう思って俺自身が潰れないように、しているのかな? 薄汚い汚職まみれの文官よりは、奴隷の方がよほど使える。
「レイリー、方針はダギアと同じ感じでいくのか?」
「そうですね。今回は、捕らえた兵士たちも利用しようかと思います。この部隊で一番といいますか、犯罪者として裁くのは、指揮官であるバカだけでいいと思います。
録画しておいた動画を見せて、事実を伝えてこちら側に引き込もうと思います。それで同僚の兵士たちを説得してもらい、上層部を捕らえましょう」
あいつらを利用するつもりなんだな。確かにダギアでした住人を使ったあれよりは、精神的な負担が減るからいいな……俺のだけどな!
ダギアと同じように、ラディッツの街の門の前で今回の説明をして、兵士たちに説得してもらうために先行してもらった。兵士たちには、もしあっちに付くなら、今度は殺すと伝えているが、そんな事伝えなくても裏切る事は無かっただろう。
ラディッツは、ダギアより簡単に街の制圧が完了した。というか、上層部を捕らえるのは、兵士たちが率先してやってくれたため、俺たちはほとんど何もすることなく街の制圧が完了した。
制圧してから四日後に、ゼニスが人員を連れてラディッツに到着した。
「それにしても、なんでツィード君がここにいるんだ?」
「俺だってたまには、いろんなところ行きたいよ! それに、今回はしっかり役目があるから問題ないもんね! 闇魔法の応用で、奴隷の首輪改Ⅱを作ったから、その試しでついてきてるからね!」
「シュウ様、今回は我がままを言われたのもありますが、本当に奴隷の首輪を改造してもらったので、効果を試すために来てもらっています。
ちなみに新しい奴隷の首輪は、解除ができなくなるだけではなく、命令違反の度が過ぎると締まるのではなく、意思を奪う機能をつけもらっています。文官たちの能力を下げずに、違反した場合の罰則を変更した感じですね」
ツィード君、久々に仕事してる感じだな。頑張れ!
膠着した戦況が続いているようだ。多少怪我をしている人はいるようだが、ポーションやヒーラーが治していて、大事にはなっていないようだ。
敵の方がやはり数が多いので、上手く攻め切れていない感じがするな。火傷するように援護はしたけど、思った以上に効果は出なかったか?
オンラインゲームの集団戦って言うと、ゲームによっても違うけど、硬くてフルバフしたキャラが敵陣に突っ込んで、かき乱したりするか、遠距離攻撃の高火力で吹き飛ばすか、単体だけど必殺で一撃離脱、チェインみたいなスキルで強引に味方陣営に引っ張ってボコる、くらいだもんな。
冒険者は基本チェインを使うような戦い方をしてないから、覚えてないんだろうな。
そう考えると対人戦を視野に入れている騎士が、チェインを覚えていないのは不思議だな。そもそもチェインっていうスキルって、メジャーじゃないのかな?
戦争ゲームの不毛な戦いの部分を、見ている気がするな。こちら側が有利な点と言えば、遠距離攻撃があるという事だろう。それでも前衛の数が違うので、カバーするために攻勢に出れていない感じだな。レイリーはどういう対応をするんだろうな。
様子を見ていたと思ったら、レイリーが指示をした。俺たちは双眼鏡を使って、戦闘の様子をみんなで評価しあっている感じだ。
倒した敵たちは、ニコたちスライムが、上に乗ってポンポンはねたりしている。痛くないだろうから問題ないけど、起きたらどうするんだ? 近くにダマもクロもギンもいるから、問題ないかな。
おっと! レイリーが指示を出したのは、兵士っぽいな。ニ人の兵士は両サイドから、相手の両サイドをけん制している……かと思ったら、一気に突っ込み手傷を負わせてから離脱していた。
これは一撃離脱戦法か? 戦闘力が高く素早い動きをする兵士が、敵を削る戦法だろうか。
十度程同じような攻防が続くが、対人戦闘の訓練をレイリーの下でしている兵士で、ラディッツの兵士よりレベルもスキルも高いのだから、止められるわけもなかった。
対策をたてる暇もなく、手傷を負わされた敵兵士が量産されていく。すでに火傷以外にも、手傷を負っていない敵兵士はいなくなっている。敵の前線には、ヒーラーやポーションが足りていないのだろう。
それに本来街を攻めるには、人員不足な気がするが、七つの街から同じくらいの兵士が出てくるのであれば、人数的には問題なかったのだろう。もっと数がいれば、違う結果になったかもしれないな。
手傷を負った兵士たちが、傷も治せずに前線を維持できるわけもなく、数的に勝っていたラディッツの兵士たちは、指揮官の降伏によって戦闘が終わった。
全員を捕らえ終わり、幹部クラスの人間だけを別に隔離して、治療を施して尋問を始めた。
その中で得られた情報は、この部隊の総指揮をとっていた指揮官以外の幹部は、メギドに攻め入ってはいけないという、勅命が出ていたのを知らなかったようだ。
ダギアが正体不明の組織に襲われた、と思っていた兵士たちだが、指揮官の奴は俺たちが、皇帝から向けられた懲罰部隊のようなものだと、正確に理解していた。
俺たちの事をきちんと理解しているのは、やはり上層部だけだったようだ。下の兵士たちには、メギドは不法に占拠されて、よくわからない技術を使って色々な実験をされている、と吹聴して兵士たちの士気を高めていたそうだ。聖戦だ! 的なノリだろうか?
することは決まった。ダギアと同じように、上層部だけ全部縛り上げて、挿げ替える事にしよう。有能な文官は、奴隷に落としてこき使う形でも問題ないだろう。
きちんと指示を出す人間が、しっかりしていれば問題ないから、ダギアでも実際にそういう風にしているらしいし。そこらへんはグリエルとガリア、ゼニスに頑張ってもらおう。
それにしても、自分の指示で奴隷になるやつが増えるのに、思った以上に嫌悪感がなくなってきてるな。初めの頃は奴隷というだけで、ちょっと嫌な感じがしてたけど……みんなを買ったあたりからかな?
初めから奴隷としてみてなかったけど、犯罪奴隷は自業自得だし、借金奴隷も自業自得だ。違法奴隷みたいなのもいるだろうけど、それは犯罪者が悪いんだし、奴隷が一種の職業みたいなニュアンスとして、俺が理解したのかな? 簡単に言えば労働力だしな。
言われたことを忠実にこなしてくれる、貴重な労働力が奴隷と考えれば、嫌悪感もなくなってしまうのだろうか? そう思って俺自身が潰れないように、しているのかな? 薄汚い汚職まみれの文官よりは、奴隷の方がよほど使える。
「レイリー、方針はダギアと同じ感じでいくのか?」
「そうですね。今回は、捕らえた兵士たちも利用しようかと思います。この部隊で一番といいますか、犯罪者として裁くのは、指揮官であるバカだけでいいと思います。
録画しておいた動画を見せて、事実を伝えてこちら側に引き込もうと思います。それで同僚の兵士たちを説得してもらい、上層部を捕らえましょう」
あいつらを利用するつもりなんだな。確かにダギアでした住人を使ったあれよりは、精神的な負担が減るからいいな……俺のだけどな!
ダギアと同じように、ラディッツの街の門の前で今回の説明をして、兵士たちに説得してもらうために先行してもらった。兵士たちには、もしあっちに付くなら、今度は殺すと伝えているが、そんな事伝えなくても裏切る事は無かっただろう。
ラディッツは、ダギアより簡単に街の制圧が完了した。というか、上層部を捕らえるのは、兵士たちが率先してやってくれたため、俺たちはほとんど何もすることなく街の制圧が完了した。
制圧してから四日後に、ゼニスが人員を連れてラディッツに到着した。
「それにしても、なんでツィード君がここにいるんだ?」
「俺だってたまには、いろんなところ行きたいよ! それに、今回はしっかり役目があるから問題ないもんね! 闇魔法の応用で、奴隷の首輪改Ⅱを作ったから、その試しでついてきてるからね!」
「シュウ様、今回は我がままを言われたのもありますが、本当に奴隷の首輪を改造してもらったので、効果を試すために来てもらっています。
ちなみに新しい奴隷の首輪は、解除ができなくなるだけではなく、命令違反の度が過ぎると締まるのではなく、意思を奪う機能をつけもらっています。文官たちの能力を下げずに、違反した場合の罰則を変更した感じですね」
ツィード君、久々に仕事してる感じだな。頑張れ!
4
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる