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第613話 最強戦力?
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ミューズから進攻して来るなら、地下通路を進んでくるはずだから、俺らはそこに罠というか、通路をそのままダンジョンに変えて対応する予定だ。
中に配置する魔物をどうするか? 強化した魔物を出して対応することになるからな。ダンジョンを作ってから決めて行こうか。
「シュウ様、以前ダンジョンバトルで相手が使ってきた、水責めみたいなものはどうなのでしょうか?」
「水責めか、悪くないけどあそこに落とすために、どうするか考えないといけないな……ある程度の範囲の通路を、落とせるようにしておけばいいか? そうすれば落とす事をできるけど、その後を考えなきゃいけないか」
まずは、ダンジョンを作らないとな。
「とりあえず、ダンジョン作るわ。水陸の魔物に対応できるよう作ればいいよな。通路から最下層に行くようにして、落ちるような形にしておけば大丈夫かな」
条件に当てはまるような、ダンジョンを準備していく。ダンジョンの半分は水没するように設計して、上半分は無理やり破壊するのが難しく、迷宮ありのダンジョンを準備した。
「配置する魔物はどうするべきか。水の中で活動できるタイプの魔物は必要だよな。バザールの所から、あいつら持ってくるか。骨ゲーター……待てよ! これならリバイアサンのいた湖までトンネル掘って、こっちに来てもらうのもありか?」
「そういえば、ダギアとラディッツの近くにある湖に、骨ゲーターを一撃で倒した、リバイアサンとかいう魔物がいるとか言っていましたね。アダマンコーティングされていたのに、一撃っていうのはすごいですよね。でもいう事聞いてくれるんですか?」
「それは問題ない。ダンマスのスキルでリバイアサンを買った……と表現していいのかな? そうしたら俺の支配下にはいったから、問題なく俺の命令を聞いてくれたよ。
直接見てないけど、ダンジョンの監視のスキルで、顔を見やすい位置に持ってきてもらって顔を見たけど、正直水の中で戦いたくないわ、と思ったね。あ、これ写真ね」
「比較対象がないので、大きさが分かりにくいですが、目が沢山ありますね。それにシュウ様が前に話していた機械? ロボット? みたいな感じがしますね」
「言われてみたら、何となくそう見えなくもないな。まぁこいつを、樹海の下に住む場所を作って、敵が来た時に対応してもらうか。
地下三〇〇メートル位なら、ディストピアとゴーストタウン周辺以外は、ダンジョンがないからドーナツ型の住処を用意しておくか。ジャルジャン・グレッグ・ミューズの各地下通路に、リバイアサンの住処へ一直線の落とし穴を作ろう」
「三〇〇メートルも落ちたら、さすがに死にませんか?」
「どうだろな。少なくとも各街に配置している、リビングアーマーを倒せるんだったら、何とかできる力は持っていそうな気がするし、それで死ぬなら儲けものだろ?」
「それもそうですね。侵入者は殺害前提でかまいませんですし」
リバイアサンが通れるように、巨大な地底湖のような物を樹海の地下に作成していく。湖から樹海の下まで通路も、だいぶ余裕があるサイズで作成した。
一通り整備が終わったので、リバイアサンに樹海の方に来るように命令すると、移動を開始する。その間にする事はしないとな、今掘った樹海の地底湖を、リバイアサンの住んでいた湖とつなげたので、DPを大量に消費して湖の生態をそのまま適応させた。
侵入者用のダンジョンを作ってしまったので、放置するわけにも行かず、中立の三都市から繋がっている通路に、同じものを作って配置する。
ダンジョンの魔物は、ランダム召喚でいいか。脱出前のボス部屋に配置する魔物だけ、後でしっかりと決めないとな。後はランダム召喚ポチっとな!
ランダム召喚は、ダンマスのスキルでいつ手に入れたか分からないが、エリアやフロアを指定して、指定されたDP分の魔物をランダムで召喚してくれるのだ。
ある程度細かく指定できるため、一匹の召喚だけでなく、フロアやエリアに付与するタイプの召喚も、DP次第で可能なのだ。
それにしてもダンマスのスキルって、何で段階的に解放されるんだろうな? 最初っから全部の能力が使えれば……DPないからどうせ使えないか?
『ばっかね~、勇者だって基本は低レベルからなのに、ダンマスばっか有利だったら面白くないじゃない! どっちも頑張って、レベル上げている姿も面白いじゃない!』
おぃっ! ナチュラルに覗いてんじゃねえよ!
おいおい、いう事だけ言ってそのままいなくなってんじゃねえよ!
気を取り直して、ダンジョンを整備していくか。
「グリエル、ミューズの状況は他に確認できてるか?」
「えっと、リビングアーマーなど魔物は、あいつの視界に入らない位置に移動させたようで、今はご飯を食べているようです。
こちらから捕まえるにも、被害が大きくなる可能性が高いので、目視やスキルによる監視は行っていません。隊長クラスの人間に渡している、タブレットで監視させています」
「なるほど、確かにトリプルの冒険者だったら、そういうのも敏感な可能性が高いよな。ミューズからの地下通路は、もう閉鎖してるか?」
「リビングアーマーが倒された段階で、厳戒態勢という事にして、入ろうとしていた人たちも全員中に入れず、追い返しています。文句があるのなら、街中で暴れた人に言ってくれ、と言っているそうです。
今、通路にいるのは四つの商隊ですね。ゴーストタウンにしばらく留まる予定だそうですので、帰えろうとしている商隊がどう反応するかですね」
「そこらへんは、ゴーストタウンのお金から多少払って、やるしかないだろう? 滞在申告期間を過ぎた商隊だけにしか、お金を渡せないとか言ってさ」
「そうですね。その予定でこちらも考えていました。そのように対応します」
あいつがいつどうやって、移動を始めるかだよな。地下通路を通らなくても、問題なく移動できるだけの実力があるわけだから、最悪俺たちが出てゲリラ戦を仕掛けるしかないかもしれないな。
さっきまでは、盲目的に地下通路を通ってくるとか考えていたが、落ち着いて考えたらそんなことないよな。
中に配置する魔物をどうするか? 強化した魔物を出して対応することになるからな。ダンジョンを作ってから決めて行こうか。
「シュウ様、以前ダンジョンバトルで相手が使ってきた、水責めみたいなものはどうなのでしょうか?」
「水責めか、悪くないけどあそこに落とすために、どうするか考えないといけないな……ある程度の範囲の通路を、落とせるようにしておけばいいか? そうすれば落とす事をできるけど、その後を考えなきゃいけないか」
まずは、ダンジョンを作らないとな。
「とりあえず、ダンジョン作るわ。水陸の魔物に対応できるよう作ればいいよな。通路から最下層に行くようにして、落ちるような形にしておけば大丈夫かな」
条件に当てはまるような、ダンジョンを準備していく。ダンジョンの半分は水没するように設計して、上半分は無理やり破壊するのが難しく、迷宮ありのダンジョンを準備した。
「配置する魔物はどうするべきか。水の中で活動できるタイプの魔物は必要だよな。バザールの所から、あいつら持ってくるか。骨ゲーター……待てよ! これならリバイアサンのいた湖までトンネル掘って、こっちに来てもらうのもありか?」
「そういえば、ダギアとラディッツの近くにある湖に、骨ゲーターを一撃で倒した、リバイアサンとかいう魔物がいるとか言っていましたね。アダマンコーティングされていたのに、一撃っていうのはすごいですよね。でもいう事聞いてくれるんですか?」
「それは問題ない。ダンマスのスキルでリバイアサンを買った……と表現していいのかな? そうしたら俺の支配下にはいったから、問題なく俺の命令を聞いてくれたよ。
直接見てないけど、ダンジョンの監視のスキルで、顔を見やすい位置に持ってきてもらって顔を見たけど、正直水の中で戦いたくないわ、と思ったね。あ、これ写真ね」
「比較対象がないので、大きさが分かりにくいですが、目が沢山ありますね。それにシュウ様が前に話していた機械? ロボット? みたいな感じがしますね」
「言われてみたら、何となくそう見えなくもないな。まぁこいつを、樹海の下に住む場所を作って、敵が来た時に対応してもらうか。
地下三〇〇メートル位なら、ディストピアとゴーストタウン周辺以外は、ダンジョンがないからドーナツ型の住処を用意しておくか。ジャルジャン・グレッグ・ミューズの各地下通路に、リバイアサンの住処へ一直線の落とし穴を作ろう」
「三〇〇メートルも落ちたら、さすがに死にませんか?」
「どうだろな。少なくとも各街に配置している、リビングアーマーを倒せるんだったら、何とかできる力は持っていそうな気がするし、それで死ぬなら儲けものだろ?」
「それもそうですね。侵入者は殺害前提でかまいませんですし」
リバイアサンが通れるように、巨大な地底湖のような物を樹海の地下に作成していく。湖から樹海の下まで通路も、だいぶ余裕があるサイズで作成した。
一通り整備が終わったので、リバイアサンに樹海の方に来るように命令すると、移動を開始する。その間にする事はしないとな、今掘った樹海の地底湖を、リバイアサンの住んでいた湖とつなげたので、DPを大量に消費して湖の生態をそのまま適応させた。
侵入者用のダンジョンを作ってしまったので、放置するわけにも行かず、中立の三都市から繋がっている通路に、同じものを作って配置する。
ダンジョンの魔物は、ランダム召喚でいいか。脱出前のボス部屋に配置する魔物だけ、後でしっかりと決めないとな。後はランダム召喚ポチっとな!
ランダム召喚は、ダンマスのスキルでいつ手に入れたか分からないが、エリアやフロアを指定して、指定されたDP分の魔物をランダムで召喚してくれるのだ。
ある程度細かく指定できるため、一匹の召喚だけでなく、フロアやエリアに付与するタイプの召喚も、DP次第で可能なのだ。
それにしてもダンマスのスキルって、何で段階的に解放されるんだろうな? 最初っから全部の能力が使えれば……DPないからどうせ使えないか?
『ばっかね~、勇者だって基本は低レベルからなのに、ダンマスばっか有利だったら面白くないじゃない! どっちも頑張って、レベル上げている姿も面白いじゃない!』
おぃっ! ナチュラルに覗いてんじゃねえよ!
おいおい、いう事だけ言ってそのままいなくなってんじゃねえよ!
気を取り直して、ダンジョンを整備していくか。
「グリエル、ミューズの状況は他に確認できてるか?」
「えっと、リビングアーマーなど魔物は、あいつの視界に入らない位置に移動させたようで、今はご飯を食べているようです。
こちらから捕まえるにも、被害が大きくなる可能性が高いので、目視やスキルによる監視は行っていません。隊長クラスの人間に渡している、タブレットで監視させています」
「なるほど、確かにトリプルの冒険者だったら、そういうのも敏感な可能性が高いよな。ミューズからの地下通路は、もう閉鎖してるか?」
「リビングアーマーが倒された段階で、厳戒態勢という事にして、入ろうとしていた人たちも全員中に入れず、追い返しています。文句があるのなら、街中で暴れた人に言ってくれ、と言っているそうです。
今、通路にいるのは四つの商隊ですね。ゴーストタウンにしばらく留まる予定だそうですので、帰えろうとしている商隊がどう反応するかですね」
「そこらへんは、ゴーストタウンのお金から多少払って、やるしかないだろう? 滞在申告期間を過ぎた商隊だけにしか、お金を渡せないとか言ってさ」
「そうですね。その予定でこちらも考えていました。そのように対応します」
あいつがいつどうやって、移動を始めるかだよな。地下通路を通らなくても、問題なく移動できるだけの実力があるわけだから、最悪俺たちが出てゲリラ戦を仕掛けるしかないかもしれないな。
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