1,359 / 2,518
第1359話 久々のおうち
しおりを挟む
1月半ほどの出張を終えて帰ってきた俺を待っていたのは、
「「「とーたん、おかえりなさい!!」」」
と言いいながらダッシュしてきて、俺に向かって全力で駆け出してきた。このまま来ればお腹に突っ込んできそうだ。これが激しい愛情表現か……俺からすれば、子供のロケット頭突きくらいどうってことないんだけどな。
「娘たち、帰ってきたぞ」
両手を広げてミーシャたちを向かい受ける。どうってこと無いとたかをくくっていた俺は、可愛い娘たちの姿を視界におさめて油断していた。
一番始めに到着したのはミーシャだった。正面から俺のお腹にめがけて飛び込んできた。
「グフッ」
あまりに強い衝撃に娘を抱き締めている親が、出してはいけない声を出してしまった。
何とかミーシャを受け止めた俺だが、そこで安心してしまったのがいけなかった。向かってきた娘はミーシャだけではなかったのだ。
少し遅れて到着したスミレとブルムが計算したかのごとく、ミーシャを避けて両脇腹にロケット頭突きをしてきた。
「ケフッ」
またしてもよろしくない声を出してしまった。
それより、ミーシャたちのロケット頭突きがなんでこんなに……
「シュウくん、お帰りなさい。ミーシャたちが走っていったから、シュウくんが帰ってきたと分かったよ」
話を聞いてみると、ミーシャたちはマップ先生を見ていたわけでもないのに、ミリーたちより早く気づいたそうだ。どうやって察知をしているのだろう?
「そうだ、ミーシャたちの頭突きが痛かったんだけど、理由を知ってたりしない? 父親キラーみたいなスキルがついてたりしないよな?」
「あれ? シュウくんは知らなかったみたいだね。気になるなら、あの娘たちを鑑定してみるといいよ」
ミリーのセリフに嫌な予感を感じながらミーシャたちに鑑定をかけてみるさ。
「ブフッ」
思わず吹いてしまった。
レベルが300に達していたのだ。どうやってこんなにレベルを上げたんだ? 何もせずにここまで上がることは絶対にあり得ない。これはおそらくパワーレベリングをしたのだろうが、まだ戦うことも出来ない子どもなのにどうやって上げたんだ?
混乱しながらも、娘たちはスキンシップを止めようとしない。
ミーシャはお腹に抱き付き、スミレとブルムは腕をよじ登って肩に到着して頭に抱き付いてきた。
2人は肩を跨いで頭に抱き付いているので、落ちることはないだろう。それより、目を塞がれると歩けないのだが。
久し振りに会った父娘の再開なので、これも仕方がないことなのだろう。俺も嫌いではないからな。いや、むしろ娘たちのことは好きだ。こうやって喜んでもらえると嬉しいかぎりだ。
娘たちが落ち着くまで30分はかかったと思う。だけど俺の混乱はまだ続いている。3人がどうやってレベルを上げたのか全く分かっていない。
肩にのって頭に抱き付いていた2人が満足して降りると、やっと解放された視界にウサミミが目に入ってきた。ちょっと離れた位置で、ミリーやカエデたちと並んでこちらを見ていたのだ。そしてその表情が少し悲しげだった。
娘たち3人を連れてウルの近くまで移動する。
ウルには嫌われていないと思うけど、いきなり抱き上げたら嫌がるだろうか? 俺はウルの家族になったつもりだけど、ウルからしたら迷惑だったのでわないだろうか?と今も考えることがある。
ウルが何て言おうが関係ない! と言ってはいるが、実際には心の中でよくそんなことを考えてしまっている。
でも、悩んでいても仕方がない。俺はウルのことも娘だと思っている。ミーシャたちと差をつけるつもりはない!
ウルの近くまで移動するとミーシャたちがウルに抱き付いた。みんな仲良しでいいことだ! だけど、抱き付く権利を俺に寄越すのだ!
お姉ちゃんに抱き付いている3人を押し退けて、ウルを抱き上げた。
その様子にミーシャたち3人は、ずるい! わたしも! と言っているが、今はウルの番だから引っ張らないの!
「ウル、ただいま。妹たちの面倒をしっかり看てくれていたみたいだね。お姉ちゃんとして偉いぞ! ご褒美に甘えさせて上げよう」
少しごまかすようなノリでそう言うと、嬉しかったのかギュッと抱き付いてきた。首筋に顔を埋めて少し泣いているようだ。
その様子に気づいた母親3人は、俺の足にじゃれついているミーシャたちを回収してくれた。察しの良さは、ピカいちだな。
ウルは急にお姉ちゃんになってしっかりしなきゃいけない、と考えていたと思う。でも、地球だったら小学生にもなっていない子どもだ。母親を目の前で殺された、本当にかわいそうな子なのだ。
俺に引き取られ頑張っていたが、気持ちの捌け口が無かったのは辛かっただろう。きちんとそこら辺まで考えてあげられなかった自分が情けない。
今は気の済むまで甘えさせてみよう。これでミーシャたちと一緒に抱き付いてきたりしてくれると嬉しいな。
ミーシャたちも何かを察して静かにしていた。30分ほど皆に聞こえるほどではないが、泣いていたウルは目が少し腫れてしまっていた。
子どもでも泣いた後の顔は見られたく無かったのか、小さな声で降ろしてと言って降りると、ミリーのところへ走っていった。何やら秘密の話をしているようだ。
そして解放された3人の娘たちは、再度俺に向かってロケット頭突きをかましてきた。
今度はしっかりと気合いを入れていたので問題はなかった。力を入れすぎると頭から突っ込んでくる娘たちの頭が、怪我をしてしまうかもしれないので力の入れ具合に少し緊張したけどね。
3人を抱き抱えながら移動をする。
次に向かう先は、お腹に赤ちゃんのいる嫁さんたちのところだ。
1ヶ月半もあっていないと、お腹が大きくなったことがよく分かる。
俺がメギドに向かう前から、少しお腹の膨らみが分かり始めていたのだ。それから1ヶ月半も経っている。カウントが間違っていなければ、もうすぐ7ヶ月目に入るころだと思う。
結構目立つようになったな。奥さんのお腹を撫でながら、そんなことを考えていた。
ミーシャたちも俺の真似をして、1人ずつ妻のお腹を撫でていた。
ミーシャたちは、自分たちがウルみたいにお姉さんになるのを、理解しているだろうか?
「「「とーたん、おかえりなさい!!」」」
と言いいながらダッシュしてきて、俺に向かって全力で駆け出してきた。このまま来ればお腹に突っ込んできそうだ。これが激しい愛情表現か……俺からすれば、子供のロケット頭突きくらいどうってことないんだけどな。
「娘たち、帰ってきたぞ」
両手を広げてミーシャたちを向かい受ける。どうってこと無いとたかをくくっていた俺は、可愛い娘たちの姿を視界におさめて油断していた。
一番始めに到着したのはミーシャだった。正面から俺のお腹にめがけて飛び込んできた。
「グフッ」
あまりに強い衝撃に娘を抱き締めている親が、出してはいけない声を出してしまった。
何とかミーシャを受け止めた俺だが、そこで安心してしまったのがいけなかった。向かってきた娘はミーシャだけではなかったのだ。
少し遅れて到着したスミレとブルムが計算したかのごとく、ミーシャを避けて両脇腹にロケット頭突きをしてきた。
「ケフッ」
またしてもよろしくない声を出してしまった。
それより、ミーシャたちのロケット頭突きがなんでこんなに……
「シュウくん、お帰りなさい。ミーシャたちが走っていったから、シュウくんが帰ってきたと分かったよ」
話を聞いてみると、ミーシャたちはマップ先生を見ていたわけでもないのに、ミリーたちより早く気づいたそうだ。どうやって察知をしているのだろう?
「そうだ、ミーシャたちの頭突きが痛かったんだけど、理由を知ってたりしない? 父親キラーみたいなスキルがついてたりしないよな?」
「あれ? シュウくんは知らなかったみたいだね。気になるなら、あの娘たちを鑑定してみるといいよ」
ミリーのセリフに嫌な予感を感じながらミーシャたちに鑑定をかけてみるさ。
「ブフッ」
思わず吹いてしまった。
レベルが300に達していたのだ。どうやってこんなにレベルを上げたんだ? 何もせずにここまで上がることは絶対にあり得ない。これはおそらくパワーレベリングをしたのだろうが、まだ戦うことも出来ない子どもなのにどうやって上げたんだ?
混乱しながらも、娘たちはスキンシップを止めようとしない。
ミーシャはお腹に抱き付き、スミレとブルムは腕をよじ登って肩に到着して頭に抱き付いてきた。
2人は肩を跨いで頭に抱き付いているので、落ちることはないだろう。それより、目を塞がれると歩けないのだが。
久し振りに会った父娘の再開なので、これも仕方がないことなのだろう。俺も嫌いではないからな。いや、むしろ娘たちのことは好きだ。こうやって喜んでもらえると嬉しいかぎりだ。
娘たちが落ち着くまで30分はかかったと思う。だけど俺の混乱はまだ続いている。3人がどうやってレベルを上げたのか全く分かっていない。
肩にのって頭に抱き付いていた2人が満足して降りると、やっと解放された視界にウサミミが目に入ってきた。ちょっと離れた位置で、ミリーやカエデたちと並んでこちらを見ていたのだ。そしてその表情が少し悲しげだった。
娘たち3人を連れてウルの近くまで移動する。
ウルには嫌われていないと思うけど、いきなり抱き上げたら嫌がるだろうか? 俺はウルの家族になったつもりだけど、ウルからしたら迷惑だったのでわないだろうか?と今も考えることがある。
ウルが何て言おうが関係ない! と言ってはいるが、実際には心の中でよくそんなことを考えてしまっている。
でも、悩んでいても仕方がない。俺はウルのことも娘だと思っている。ミーシャたちと差をつけるつもりはない!
ウルの近くまで移動するとミーシャたちがウルに抱き付いた。みんな仲良しでいいことだ! だけど、抱き付く権利を俺に寄越すのだ!
お姉ちゃんに抱き付いている3人を押し退けて、ウルを抱き上げた。
その様子にミーシャたち3人は、ずるい! わたしも! と言っているが、今はウルの番だから引っ張らないの!
「ウル、ただいま。妹たちの面倒をしっかり看てくれていたみたいだね。お姉ちゃんとして偉いぞ! ご褒美に甘えさせて上げよう」
少しごまかすようなノリでそう言うと、嬉しかったのかギュッと抱き付いてきた。首筋に顔を埋めて少し泣いているようだ。
その様子に気づいた母親3人は、俺の足にじゃれついているミーシャたちを回収してくれた。察しの良さは、ピカいちだな。
ウルは急にお姉ちゃんになってしっかりしなきゃいけない、と考えていたと思う。でも、地球だったら小学生にもなっていない子どもだ。母親を目の前で殺された、本当にかわいそうな子なのだ。
俺に引き取られ頑張っていたが、気持ちの捌け口が無かったのは辛かっただろう。きちんとそこら辺まで考えてあげられなかった自分が情けない。
今は気の済むまで甘えさせてみよう。これでミーシャたちと一緒に抱き付いてきたりしてくれると嬉しいな。
ミーシャたちも何かを察して静かにしていた。30分ほど皆に聞こえるほどではないが、泣いていたウルは目が少し腫れてしまっていた。
子どもでも泣いた後の顔は見られたく無かったのか、小さな声で降ろしてと言って降りると、ミリーのところへ走っていった。何やら秘密の話をしているようだ。
そして解放された3人の娘たちは、再度俺に向かってロケット頭突きをかましてきた。
今度はしっかりと気合いを入れていたので問題はなかった。力を入れすぎると頭から突っ込んでくる娘たちの頭が、怪我をしてしまうかもしれないので力の入れ具合に少し緊張したけどね。
3人を抱き抱えながら移動をする。
次に向かう先は、お腹に赤ちゃんのいる嫁さんたちのところだ。
1ヶ月半もあっていないと、お腹が大きくなったことがよく分かる。
俺がメギドに向かう前から、少しお腹の膨らみが分かり始めていたのだ。それから1ヶ月半も経っている。カウントが間違っていなければ、もうすぐ7ヶ月目に入るころだと思う。
結構目立つようになったな。奥さんのお腹を撫でながら、そんなことを考えていた。
ミーシャたちも俺の真似をして、1人ずつ妻のお腹を撫でていた。
ミーシャたちは、自分たちがウルみたいにお姉さんになるのを、理解しているだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる