1,476 / 2,518
第1476話 もう1つの街?
しおりを挟む
予想以上に変わっていた街を、ディストピアの執務室の机に座りながら思い出していた。
グレンをつかまえに行くときについでに作った街と、ダンジョンのある島へ渡るところにつくった街も思い出してみる。
ディストピア以外で俺が作った街の3つの内2つ、もう1つは、獣人が住む街だ。
新しく作った街、グリエルとガリアの息子たちが経験を積むために領主代行をしている。あの2人は時々ディストピアに帰ってきて、自分の家でゆっくりしているからたまに見かけるから、その時に何度か話を聞いていた。
そして、思ったより発展していたことにびっくりである。
あの街は、食料自給率がとにかく低い。理由は簡単、周りに作物を育てるのに適した土壌がないからだ。だから、発展させるのは困難だが、訓練にはなるはずとグリエルたちが言っていたのを思い出す。
あの街は観光資源があるわけでもない、では何で俺の想像以上に発展できたかと言えば、やはりグレンのいたダンジョンのある島に向かうための、通り道だったということだろう。後、少し離れた位置になるが、樹海も近くにあるので冒険者たちが集まりやすいのだとか。
でも、おそらくだがあの街に人が集まるように仕掛けたのは、グリエルとガリアの息子たち、モーリスとテオの2人だろう。
あの2人には、ダンジョンのある島の街、島に渡る前にある街、領主代行をしている街の3つを今任せている。それで、1つ1つ見て回った結果感じた印象だ。
ダンジョンにある島の街は、基本的に最低限の設備しかない。泊まる場所と冒険者ギルド、必要最低限の商店。そして、商店に関してはかなり高めに設定されていた。まあ、大きなグループ、クランと呼んでいるが、そのクランが独自に許可を得て作っている拠点もある。
商店の商品が高く設定されているのは、自分たちでしっかり準備して来いということではないだろうか? そして一番近くで準備できる場所というと、モーリスたちの街である。
なんで島に渡る前の街ではないのかと言えば、あの街は基本的に漁業を生業としている街だからだ。加工品や生の魚を低温状態でモーリスたちの街に運ぶ、食糧確保のためにある街だということだ。
そこでは魚人たちが活躍している。海の中にも魔物がいるので、それを倒しているのだ。正確に言えば、魚人の中で冒険者になった奴らが集まっている場所だ。ここの中心になっているのが、昔俺に突っかかって来た、魚人族の長の息子だ。
自分の居場所を見つけて、今は昔のような刺々しさやバカをやっていないみたいだな。ただ、ここには魚人と漁師のための鍛冶師が派遣されている。ドワーフたちの中でも見習いに属する若手だという話だ。
そんな見習いでも、武具をメンテナンスしたり、漁の道具をメンテナンスする分には十分な技量があるのだとか。
冒険者たちもずっとダンジョンにもぐっているわけではない。お金を稼いで長い休みをとる時は、安心してゆっくり休める場所にいたいだろう。その為の街がモーリスたちの街ということだ。
そこでは、本格的な武器のメンテナンス、しっかりとした風呂、上手い飯、遊ぶ場所とたくさんあるのだ。一番大きい理由は、花街があることだろう。
こういった職業の人間は、性欲が強かったりするのだ。で、普通の街なら一般人を襲うやつも出てくるのだが、そこはディストピアに連なる街でそういう犯罪は、ホモークやホモゴブリン行きになる。まあ女性にもそういうやつがいるので、例の場所に送られる。
それでもゼロにならないのが悲しい現実。比較的治安の良い日本でも、そういった被害は無くならないからな。そんなことするくらいなら、エロ本とか動画でも見て自家発電すればいいのにな。
っと、この花街はゴーストタウンと同じサキュバスがいる。そして女性たちのためのインキュバスまで存在する。これは、モーリスたちがバザールに頭を下げて召喚してもらったらしい。
サキュバスやインキュバスは、自分の身を守るために高Lvになるまで訓練しているし、リビングアーマーも置物権護衛として花街を守っている。
サキュバスは見た事あったからエロい姉ちゃんがいるな、くらいにしか思わなかったが、インキュバスはちょっと毛色が違った。女性たちの要望に応えるためか、多少なら体を変化させられるらしい。サキュバスには無い能力だ。
で、見た目がショタからダンディーなおじさま、細マッチョにゴリマッチョ、渋いお爺さんタイプと各種そろえられていた。細マッチョでも多少肉をつけたりできるみたいで、調節可能らしい。
この中で以外にも人気が高いのが、ショタインキュバスらしい。理由は、食べちゃいたくなる感じがいいらしい。戦闘系の女性は、そういうタイプが好きなのだろうか? まるでエロ漫画だな……とか思ってしまった。
ただこの女性たちも、結婚するのがショタがいいわけではなく、遊びと割り切っているから、普段はあまりみないショタを選ぶ傾向があるんだってさ。って、ショタインキュバスが言ってた。
サキュバスにしてもインキュバスにしても、相手の性欲を食らう魔物なので特殊な性癖にも対応している。女同士や男同士って奴だな。
ゴーストタウンでもインキュバスはいるのだが、ここまでインキュバスの種類が豊富ではない。そして、あっちでは、特殊な性癖には対応していないので、こっちには特に女性冒険者が多く集まっているのだとか。
上手く呼び込んだ感は否めないな。
そして一番は、食事の美味しさだろう。ゴーストタウンも美味しいのだが、食事の美味しさだけで言えばこちらの方が上だろう。ディストピアとまではいかないが、匹敵するくらいには美味しい食事にありつけど。
おそらくは、ブラウニーたちの協力を取り付けたのだろう。ゴーストタウンでも料理教室をやっているが、今はブラウニーたちの店は無くなっている。理由は、面倒な貴族や冒険者に絡まれることが多いようで店を潰したのだ。
そのときに一悶着あったと聞いている。迷惑をかけた冒険者や貴族が私刑にあったとか。大体そういうやつらは、悪さをしているので私刑はお咎め無しになったそうだけどね。
それで、ブラウニーたちの店はないが、調理指導や現場指揮をとっているブラウニーがいたのだ。これなら確かに美味い店として有名になるわな。
そうやって、俺たちが取りこぼした客層をモーリスたちは引っ張って来て、この街を発展させたみたいだ。
一番驚いたのは、ゴーストタウンの冒険者たちより平均レベルが高く、荒くれ者っぽい人たちも多いのだが、治安がかなりいいことだろう。ディストピア・ヴローツマインに次ぐ治安の良さだと思う。
荒くれ者たちは自分たちの居場所だと考えて、街に協力してくれている冒険者が多いからではないだろうか? 見ている感じでは、愛着心が物凄く強く感じたな。
それにしても、こいつら、上手い事やったな。
グレンをつかまえに行くときについでに作った街と、ダンジョンのある島へ渡るところにつくった街も思い出してみる。
ディストピア以外で俺が作った街の3つの内2つ、もう1つは、獣人が住む街だ。
新しく作った街、グリエルとガリアの息子たちが経験を積むために領主代行をしている。あの2人は時々ディストピアに帰ってきて、自分の家でゆっくりしているからたまに見かけるから、その時に何度か話を聞いていた。
そして、思ったより発展していたことにびっくりである。
あの街は、食料自給率がとにかく低い。理由は簡単、周りに作物を育てるのに適した土壌がないからだ。だから、発展させるのは困難だが、訓練にはなるはずとグリエルたちが言っていたのを思い出す。
あの街は観光資源があるわけでもない、では何で俺の想像以上に発展できたかと言えば、やはりグレンのいたダンジョンのある島に向かうための、通り道だったということだろう。後、少し離れた位置になるが、樹海も近くにあるので冒険者たちが集まりやすいのだとか。
でも、おそらくだがあの街に人が集まるように仕掛けたのは、グリエルとガリアの息子たち、モーリスとテオの2人だろう。
あの2人には、ダンジョンのある島の街、島に渡る前にある街、領主代行をしている街の3つを今任せている。それで、1つ1つ見て回った結果感じた印象だ。
ダンジョンにある島の街は、基本的に最低限の設備しかない。泊まる場所と冒険者ギルド、必要最低限の商店。そして、商店に関してはかなり高めに設定されていた。まあ、大きなグループ、クランと呼んでいるが、そのクランが独自に許可を得て作っている拠点もある。
商店の商品が高く設定されているのは、自分たちでしっかり準備して来いということではないだろうか? そして一番近くで準備できる場所というと、モーリスたちの街である。
なんで島に渡る前の街ではないのかと言えば、あの街は基本的に漁業を生業としている街だからだ。加工品や生の魚を低温状態でモーリスたちの街に運ぶ、食糧確保のためにある街だということだ。
そこでは魚人たちが活躍している。海の中にも魔物がいるので、それを倒しているのだ。正確に言えば、魚人の中で冒険者になった奴らが集まっている場所だ。ここの中心になっているのが、昔俺に突っかかって来た、魚人族の長の息子だ。
自分の居場所を見つけて、今は昔のような刺々しさやバカをやっていないみたいだな。ただ、ここには魚人と漁師のための鍛冶師が派遣されている。ドワーフたちの中でも見習いに属する若手だという話だ。
そんな見習いでも、武具をメンテナンスしたり、漁の道具をメンテナンスする分には十分な技量があるのだとか。
冒険者たちもずっとダンジョンにもぐっているわけではない。お金を稼いで長い休みをとる時は、安心してゆっくり休める場所にいたいだろう。その為の街がモーリスたちの街ということだ。
そこでは、本格的な武器のメンテナンス、しっかりとした風呂、上手い飯、遊ぶ場所とたくさんあるのだ。一番大きい理由は、花街があることだろう。
こういった職業の人間は、性欲が強かったりするのだ。で、普通の街なら一般人を襲うやつも出てくるのだが、そこはディストピアに連なる街でそういう犯罪は、ホモークやホモゴブリン行きになる。まあ女性にもそういうやつがいるので、例の場所に送られる。
それでもゼロにならないのが悲しい現実。比較的治安の良い日本でも、そういった被害は無くならないからな。そんなことするくらいなら、エロ本とか動画でも見て自家発電すればいいのにな。
っと、この花街はゴーストタウンと同じサキュバスがいる。そして女性たちのためのインキュバスまで存在する。これは、モーリスたちがバザールに頭を下げて召喚してもらったらしい。
サキュバスやインキュバスは、自分の身を守るために高Lvになるまで訓練しているし、リビングアーマーも置物権護衛として花街を守っている。
サキュバスは見た事あったからエロい姉ちゃんがいるな、くらいにしか思わなかったが、インキュバスはちょっと毛色が違った。女性たちの要望に応えるためか、多少なら体を変化させられるらしい。サキュバスには無い能力だ。
で、見た目がショタからダンディーなおじさま、細マッチョにゴリマッチョ、渋いお爺さんタイプと各種そろえられていた。細マッチョでも多少肉をつけたりできるみたいで、調節可能らしい。
この中で以外にも人気が高いのが、ショタインキュバスらしい。理由は、食べちゃいたくなる感じがいいらしい。戦闘系の女性は、そういうタイプが好きなのだろうか? まるでエロ漫画だな……とか思ってしまった。
ただこの女性たちも、結婚するのがショタがいいわけではなく、遊びと割り切っているから、普段はあまりみないショタを選ぶ傾向があるんだってさ。って、ショタインキュバスが言ってた。
サキュバスにしてもインキュバスにしても、相手の性欲を食らう魔物なので特殊な性癖にも対応している。女同士や男同士って奴だな。
ゴーストタウンでもインキュバスはいるのだが、ここまでインキュバスの種類が豊富ではない。そして、あっちでは、特殊な性癖には対応していないので、こっちには特に女性冒険者が多く集まっているのだとか。
上手く呼び込んだ感は否めないな。
そして一番は、食事の美味しさだろう。ゴーストタウンも美味しいのだが、食事の美味しさだけで言えばこちらの方が上だろう。ディストピアとまではいかないが、匹敵するくらいには美味しい食事にありつけど。
おそらくは、ブラウニーたちの協力を取り付けたのだろう。ゴーストタウンでも料理教室をやっているが、今はブラウニーたちの店は無くなっている。理由は、面倒な貴族や冒険者に絡まれることが多いようで店を潰したのだ。
そのときに一悶着あったと聞いている。迷惑をかけた冒険者や貴族が私刑にあったとか。大体そういうやつらは、悪さをしているので私刑はお咎め無しになったそうだけどね。
それで、ブラウニーたちの店はないが、調理指導や現場指揮をとっているブラウニーがいたのだ。これなら確かに美味い店として有名になるわな。
そうやって、俺たちが取りこぼした客層をモーリスたちは引っ張って来て、この街を発展させたみたいだ。
一番驚いたのは、ゴーストタウンの冒険者たちより平均レベルが高く、荒くれ者っぽい人たちも多いのだが、治安がかなりいいことだろう。ディストピア・ヴローツマインに次ぐ治安の良さだと思う。
荒くれ者たちは自分たちの居場所だと考えて、街に協力してくれている冒険者が多いからではないだろうか? 見ている感じでは、愛着心が物凄く強く感じたな。
それにしても、こいつら、上手い事やったな。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる