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第2092話 予定外だったが無問題
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今日も快晴だ。子どもたちは勉強を始め、俺は昨日決めた役割をこなすために。調理エリアを作るために、移動を開始した。
「さて、頑張りますかね。ブラウニー、サポートお願い。初めに調理のエリアを整えますかね。クリエイトゴーレムは無しだって言われたから、土魔法だな。っとその前に、スライムの処理層を作らないとな」
穴を掘って、スライムが外に出ないようにして、水堀へつながる水路を……完成! 次に調理エリアが落ちないように、柱をボコボコと立てていく。床を作って、これで整地は終わったな。
「では、ブラウニーさんやい。どこにどう配置するか教えてくれ」
ブラウニーは俺のお願いに答えて、てきぱきと指示を出してくれた。おぉ、ブラウニーの指示通りに必要な物を召喚して設置し、使いやすいように地面の高さの調整もしている。
建物を後回しにしたのは、どれだけの範囲を必要とするか、ブラウニーたちにも分かっていなかったので、全部を設置してから壁や屋根をつけると決めていたのだ。
調理台などを出していて気付いたが、大量に料理をするためなのか、下ごしらえエリア、食材を切ったり加工したりするエリア、焼く・煮る・炊く・蒸すなどの調理工程をこなすエリアに分かれていた。
同じエリアで下ごしらえを大量にされてたら、切ったり、調理をしたりする人たちは邪魔に思うもんな。大きなホテルのレストランとかだと、こんな風なのかな? 俺が知っているのは、邪魔にならないように隅で野菜むいたりしているのは見たことあるんだけどな。
通路は広くとって、邪魔にならないように移動できるようにしているな。後は……コンロの数がヤバいね。人数が人数だから、オーブンを使った料理の想定はしておらず、量を作れて美味しい物を準備できるような形なんだとさ。
5000人分の料理とか……毎回戦場みたいになりそうだな。初めは、各部隊に作らせようという話もあったが、それをすると兵士たちのモチベーションがかなり下がるんだよね。別に不味い料理ではないのだが、こういう遠征の時は料理が美味い! が俺の街だからな。
ブラウニーたちが監修して、調理を行うから外れがないんだよね。各部隊に作らせると……たまに地雷がいたりもするから、ヤバい料理が出来上がることもあるって話だしな。
焼いたりするだけなのに、なんでダークマターが出来るんだろうな……本当に料理のしたことがない人なんだろうな。
そういえば、料理のできない人にありがちな話で、レシピ通りに作ったことも無いのに、何でか自分なりのアレンジをするとかいう話だ。そもそも、レシピ通りに作るべきなのに、アレンジをするっておかしな話だよ。アレンジは、上級者になってからにしましょう。
煮る焼く炊くが出来ないのは問題なんだけどな。兵士の訓練課程に調理実習があるのに、料理が作れないのは何でだろうな。そう言う人たちでも皮を剥いたり、ある程度食材を切ったりは出来るので、分担分けしているとかいう話だ。
ここで働く人は一般人なので、この近くに上級士官たちが滞在するエリアも併設される。安全のために戦力的に高く、下級士官や一般兵たちの統率に長けているからの配置だ。
逃げられるように橋の近くに作っているのも、調理に来てくれる人たちへの配慮だ。ここで働く人たちの建物って……作ってないな! 治療師の部屋は作ったけど、調理に協力してくれる人たちの住む場所がねえ!
ここの整備が終わったら、一気に作ってしまうか。1人あたり10畳くらいの部屋でいいかね? お風呂トイレは共同だけど、そこは勘弁してもらおう。
ブラウニーの確認も終わり、調理エリアの整備は終わった。ここは最終的には壊すので、水に関しては水を生み出す魔道具で対応する……あれ? 壊すんだからクリエイトゴーレムでもよかったんじゃね? あっちの方が属性魔法より使いやすいから、俺への負担が少ないんだよな。
そんなことを考えていたら、俺のクリエイトゴーレムは、破壊しにくくなるから使うなってことだとブラウニーが教えてくれた。
土魔法なら壊せるのかと思ったが魔力さえ抜けてしまえば、ただの石壁・土壁になるので、そこまで大変にはならないんだとさ。クリエイトゴーレムは確かに、ゴーレム化する魔法だから魔法が残り続けるんだよな。ただ維持するだけなら、魔核が無くても周囲から魔力を集められるらしいしね。
それで自己修復とか耐久強化などの効果を維持することは出来ないので、魔核で付与してしまうと、すぐにボロボロに崩れてしまう。きちんと魔力を生み出す魔核を設置してからしないといけない。
残りは使ってから修正していくとのことで、1時間ほどで調理アリアを作り終えた。
区画整理をしているリンドに声をかけてからすぐさま拠点に戻り、調理に協力してくれる人たちの家を作ることにした。
何人来るんだっけ? 100人だったとして、1日15000食……1人で150食も毎日に作るのか!? 分担制とは言っても、さすがに無理がないか。それに、仕込みを考えると、100人じゃ休憩時間も取れないんじゃね?
しまった。先に何人来るか聞いておくべきだったな。
悩んでいると、コバルトがふよふよと飛んできて、何をしているのか尋ねられた。悩んでいることを話すと、下ごしらえは指示するブラウニーがいるので、兵士たちに持ち回りでおこなわせるみたいだな。そんな話もしてた気がするわ。
下ごしらえエリアが異様に広かったのは、兵士たちが物量という力技で下ごしらえをするためだったんだな。ついでに、調理担当の人がどれくらい来るかという話もきけた。
どうやら、200人ほどらしい。何度も検討して、最終的にこの人数になったんだとか。
100人で早朝から昼頃まで調理して、残りの100人がおやつ頃から夕食を作り、次の日の朝食の準備をするそうだ。そう言う分担分けで、負担を減らすんだな。
200人ってことは250部屋位あれば、足りなくなるということは無いだろう。
魔法で作ると家具の設置とかが大変なので、部屋を1つ設定してプリセット登録をして、それを必要数作る形でアパートだかマンションのように作っていく。コピーアンドペースト、すげえ便利だな。
50人住める棟が5こで250人。これでいいだろう。
みんなの所へ戻って、区画整理の手伝いでもするかな。
「さて、頑張りますかね。ブラウニー、サポートお願い。初めに調理のエリアを整えますかね。クリエイトゴーレムは無しだって言われたから、土魔法だな。っとその前に、スライムの処理層を作らないとな」
穴を掘って、スライムが外に出ないようにして、水堀へつながる水路を……完成! 次に調理エリアが落ちないように、柱をボコボコと立てていく。床を作って、これで整地は終わったな。
「では、ブラウニーさんやい。どこにどう配置するか教えてくれ」
ブラウニーは俺のお願いに答えて、てきぱきと指示を出してくれた。おぉ、ブラウニーの指示通りに必要な物を召喚して設置し、使いやすいように地面の高さの調整もしている。
建物を後回しにしたのは、どれだけの範囲を必要とするか、ブラウニーたちにも分かっていなかったので、全部を設置してから壁や屋根をつけると決めていたのだ。
調理台などを出していて気付いたが、大量に料理をするためなのか、下ごしらえエリア、食材を切ったり加工したりするエリア、焼く・煮る・炊く・蒸すなどの調理工程をこなすエリアに分かれていた。
同じエリアで下ごしらえを大量にされてたら、切ったり、調理をしたりする人たちは邪魔に思うもんな。大きなホテルのレストランとかだと、こんな風なのかな? 俺が知っているのは、邪魔にならないように隅で野菜むいたりしているのは見たことあるんだけどな。
通路は広くとって、邪魔にならないように移動できるようにしているな。後は……コンロの数がヤバいね。人数が人数だから、オーブンを使った料理の想定はしておらず、量を作れて美味しい物を準備できるような形なんだとさ。
5000人分の料理とか……毎回戦場みたいになりそうだな。初めは、各部隊に作らせようという話もあったが、それをすると兵士たちのモチベーションがかなり下がるんだよね。別に不味い料理ではないのだが、こういう遠征の時は料理が美味い! が俺の街だからな。
ブラウニーたちが監修して、調理を行うから外れがないんだよね。各部隊に作らせると……たまに地雷がいたりもするから、ヤバい料理が出来上がることもあるって話だしな。
焼いたりするだけなのに、なんでダークマターが出来るんだろうな……本当に料理のしたことがない人なんだろうな。
そういえば、料理のできない人にありがちな話で、レシピ通りに作ったことも無いのに、何でか自分なりのアレンジをするとかいう話だ。そもそも、レシピ通りに作るべきなのに、アレンジをするっておかしな話だよ。アレンジは、上級者になってからにしましょう。
煮る焼く炊くが出来ないのは問題なんだけどな。兵士の訓練課程に調理実習があるのに、料理が作れないのは何でだろうな。そう言う人たちでも皮を剥いたり、ある程度食材を切ったりは出来るので、分担分けしているとかいう話だ。
ここで働く人は一般人なので、この近くに上級士官たちが滞在するエリアも併設される。安全のために戦力的に高く、下級士官や一般兵たちの統率に長けているからの配置だ。
逃げられるように橋の近くに作っているのも、調理に来てくれる人たちへの配慮だ。ここで働く人たちの建物って……作ってないな! 治療師の部屋は作ったけど、調理に協力してくれる人たちの住む場所がねえ!
ここの整備が終わったら、一気に作ってしまうか。1人あたり10畳くらいの部屋でいいかね? お風呂トイレは共同だけど、そこは勘弁してもらおう。
ブラウニーの確認も終わり、調理エリアの整備は終わった。ここは最終的には壊すので、水に関しては水を生み出す魔道具で対応する……あれ? 壊すんだからクリエイトゴーレムでもよかったんじゃね? あっちの方が属性魔法より使いやすいから、俺への負担が少ないんだよな。
そんなことを考えていたら、俺のクリエイトゴーレムは、破壊しにくくなるから使うなってことだとブラウニーが教えてくれた。
土魔法なら壊せるのかと思ったが魔力さえ抜けてしまえば、ただの石壁・土壁になるので、そこまで大変にはならないんだとさ。クリエイトゴーレムは確かに、ゴーレム化する魔法だから魔法が残り続けるんだよな。ただ維持するだけなら、魔核が無くても周囲から魔力を集められるらしいしね。
それで自己修復とか耐久強化などの効果を維持することは出来ないので、魔核で付与してしまうと、すぐにボロボロに崩れてしまう。きちんと魔力を生み出す魔核を設置してからしないといけない。
残りは使ってから修正していくとのことで、1時間ほどで調理アリアを作り終えた。
区画整理をしているリンドに声をかけてからすぐさま拠点に戻り、調理に協力してくれる人たちの家を作ることにした。
何人来るんだっけ? 100人だったとして、1日15000食……1人で150食も毎日に作るのか!? 分担制とは言っても、さすがに無理がないか。それに、仕込みを考えると、100人じゃ休憩時間も取れないんじゃね?
しまった。先に何人来るか聞いておくべきだったな。
悩んでいると、コバルトがふよふよと飛んできて、何をしているのか尋ねられた。悩んでいることを話すと、下ごしらえは指示するブラウニーがいるので、兵士たちに持ち回りでおこなわせるみたいだな。そんな話もしてた気がするわ。
下ごしらえエリアが異様に広かったのは、兵士たちが物量という力技で下ごしらえをするためだったんだな。ついでに、調理担当の人がどれくらい来るかという話もきけた。
どうやら、200人ほどらしい。何度も検討して、最終的にこの人数になったんだとか。
100人で早朝から昼頃まで調理して、残りの100人がおやつ頃から夕食を作り、次の日の朝食の準備をするそうだ。そう言う分担分けで、負担を減らすんだな。
200人ってことは250部屋位あれば、足りなくなるということは無いだろう。
魔法で作ると家具の設置とかが大変なので、部屋を1つ設定してプリセット登録をして、それを必要数作る形でアパートだかマンションのように作っていく。コピーアンドペースト、すげえ便利だな。
50人住める棟が5こで250人。これでいいだろう。
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