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第2370話 計画を実行する
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テントの外へ出ると、ドワーフたちのイビキの大合唱だった。そうだ、ドワーフで不思議なことがあったんだった。リンドみたいなロりやショタドワーフと、ビア樽系女性ドワーフは、何故か飲みつぶれてもいびきをかかないのだが、ビア樽系男性ドワーフは俺の知る限り全員がイビキをかくんだよな。
ショタロリはまだわかる気がするけど、見た目がほとんど同じなのにイビキをかかないビア樽系女性ドワーフは、俺の中で謎に包まれている。声も若干高いかな? くらいなので、ショタロリも入り乱れていたら、正直見分けがつかないんだよな。
ビア樽系女性ドワーフとビア樽系男性ドワーフだけだとしても、よくよく目を凝らしてみてやっと違いが分かるくらいだったりするんだよね。声なんかは、人間の男性や女性でも声の高い低いがるので、本当にわからんのだよな。
実は、顔馴染みのドワーフでなかったら、鑑定をかけたりダンマスのスキルで確認しながらしゃべったりするんだよね。本当にそれくらい見分けがつかなかったりするわけさ。
そんなドワーフたちだが、全員がイビキをかいているので、ここにいるドワーフは全員ビア樽系男性ドワーフってことだな。数が減っているところを見ると、ショタロリやビア樽系女性ドワーフの皆さんは帰ったのだろう。
こういうところにも違いが出るんだから不思議だよな。
っと、これじゃうるさいので、スライムたちに適当な場所へ運んでもらい、遮音結界を張って放置することにした。何かあればブラウニーたちが起こすだろうし、何もなくてもそのうち腹が減って目を覚ますだろう。
さてっと、今日の朝食は……あ~、ローストビーフが昨日の夕食に出てこなかったのは、朝食に出すためだったのか。
ローストビーフサンド……朝からがっつり系だけど、うちの家ではこれが当たり前でもあるので、食べられないというメンバーはいない。ディストピアの家でも、同じ料理が提供されているとのことなので、後で味を聞いてみるのもいいかもな。久々に作ったまともな料理だった気がするからな。
ローストビーフサンドだけでは味気ないからだろう、他にもいろいろなサンドイッチが出てきたが、久々にたまごサンドが出てきたことに喜んでしまった。
しかも、このたまごサンドの味付けって、俺が一番好きなタイプの味付けなんだよね。
賛否両論はあると思うけど、コンビニなどで売られているたまごサンドもおいしいけど、個人的な話をするなら少し甘めに作られた、たまごサンドイッチが好きなんだよね。
ゆで卵の黄身だけを先に取り出して、細かくなるまでスプーンなどで押し潰してからマヨネーズを適量入れてかき混ぜる。
そこに砂糖を加えると黄身マヨネーズが少し滑らかになるので、全体に味がなじむようにかき混ぜてから塩でバランスを整える。
最後にゆで卵の白身を細かく刻んだものを投入して、いい具合になるまでかき混ぜたら完成だ。
それをトーストした食パンに乗せてもうまいし、食パンを焼かずにサンドイッチにするのも悪くない。ただ甘めの味付けなので、他に食材を入れるとバランスが崩れてしまうのが難点だが、単品で食べるほうが好きな食材なので、あまり気にしていない。
たまごサンドに気を取られていると、
「ご主人様、後でたくさん作ったタマゴサンドの具がありますので、食パンと一緒に持って行ってください」
俺の軽食として、準備してくれていたようだ。気の利く要請だな。
作った状態ではないのは、自分でその時の気分に合わせてトーストかサンドかを選べるように、配慮してくれたみたいだ。
そのほかにも、出来立てのサンドイッチをたくさん準備してくれていて、持っていくように言われたので、俺の腕輪の中には、大量のサンドイッチが収まることになった。種類も30近くあるため、飽きずに色々食べられるのはうれしいな。
シンラたちはやっぱり仲がいいんだろうな。シンラがサンドイッチの中心を、プラムとシオンが両端にかぶりついている。最後の部分はシンラが食べているので、食べている量としてみると、シンラが2分の1でプラムとシオンが4分の1ずつって感じだな。
そうなるとプラムとシオンの量が少なくなるけど……って、シンラの食事が終われば、自分たちの食事を食べるんかい! パン食だとまた違った感じなんだな。
ちなみにローストビーフサンドは食パンではなく、日本人風にアレンジされたフランスパンのような少し硬めの細長いパンを上下に半分にして野菜とともに、薄切りのローストビーフがたれと一緒に挟んであるタイプのものだ。
またこのタレが絶妙にマッチしていて美味い! 正直なところ、ローストビーフはそのまま食べるのが普通かと思ってたけど、このパンに合わせて作られたタレのかかったローストビーフサンドも美味いな。
アヒージョの油をパンにつけて食べても美味いように、ローストビーフのタレにつけて食べると美味しいんだよな。こんなに合うタレを作るとは……さすがブラウニーたちだな。
サンドイッチにかぶりつきながら、昨日考えていたキャンピングカー構想を現実のものにするべく、綾乃とバザールを呼び出すことにした。一応極秘の作業になるため、新しく準備したマイワールドを使うので、俺のところに来るように連絡を入れた。
妻たちに見られる分には問題ないけど、子どもたちや特にドワーフの連中に見つかると面倒なので、俺たち以外が入れないように工夫をしている。
車を選ぶのは、あいつらが着てからにするかな。別に1つにこだわる必要もないし、色々試してみるのはいいかもしれないな。もっと言うと、もともとキャンピングカーとして作られているものは使うつもりはない。
ワンボックスとか、トラック系の何かを使ってキャンピングカーを作ってみたいと考えている。
コンテナ風に載せ替えられる馬車のことを考えると、トラックの荷台は近いものがあるか? どちらかといえば、コンテナを運ぶ列車やトラックのほうがイメージ的には近いか……サイズが大きいことを除けば、さすがに微妙かな。
ショタロリはまだわかる気がするけど、見た目がほとんど同じなのにイビキをかかないビア樽系女性ドワーフは、俺の中で謎に包まれている。声も若干高いかな? くらいなので、ショタロリも入り乱れていたら、正直見分けがつかないんだよな。
ビア樽系女性ドワーフとビア樽系男性ドワーフだけだとしても、よくよく目を凝らしてみてやっと違いが分かるくらいだったりするんだよね。声なんかは、人間の男性や女性でも声の高い低いがるので、本当にわからんのだよな。
実は、顔馴染みのドワーフでなかったら、鑑定をかけたりダンマスのスキルで確認しながらしゃべったりするんだよね。本当にそれくらい見分けがつかなかったりするわけさ。
そんなドワーフたちだが、全員がイビキをかいているので、ここにいるドワーフは全員ビア樽系男性ドワーフってことだな。数が減っているところを見ると、ショタロリやビア樽系女性ドワーフの皆さんは帰ったのだろう。
こういうところにも違いが出るんだから不思議だよな。
っと、これじゃうるさいので、スライムたちに適当な場所へ運んでもらい、遮音結界を張って放置することにした。何かあればブラウニーたちが起こすだろうし、何もなくてもそのうち腹が減って目を覚ますだろう。
さてっと、今日の朝食は……あ~、ローストビーフが昨日の夕食に出てこなかったのは、朝食に出すためだったのか。
ローストビーフサンド……朝からがっつり系だけど、うちの家ではこれが当たり前でもあるので、食べられないというメンバーはいない。ディストピアの家でも、同じ料理が提供されているとのことなので、後で味を聞いてみるのもいいかもな。久々に作ったまともな料理だった気がするからな。
ローストビーフサンドだけでは味気ないからだろう、他にもいろいろなサンドイッチが出てきたが、久々にたまごサンドが出てきたことに喜んでしまった。
しかも、このたまごサンドの味付けって、俺が一番好きなタイプの味付けなんだよね。
賛否両論はあると思うけど、コンビニなどで売られているたまごサンドもおいしいけど、個人的な話をするなら少し甘めに作られた、たまごサンドイッチが好きなんだよね。
ゆで卵の黄身だけを先に取り出して、細かくなるまでスプーンなどで押し潰してからマヨネーズを適量入れてかき混ぜる。
そこに砂糖を加えると黄身マヨネーズが少し滑らかになるので、全体に味がなじむようにかき混ぜてから塩でバランスを整える。
最後にゆで卵の白身を細かく刻んだものを投入して、いい具合になるまでかき混ぜたら完成だ。
それをトーストした食パンに乗せてもうまいし、食パンを焼かずにサンドイッチにするのも悪くない。ただ甘めの味付けなので、他に食材を入れるとバランスが崩れてしまうのが難点だが、単品で食べるほうが好きな食材なので、あまり気にしていない。
たまごサンドに気を取られていると、
「ご主人様、後でたくさん作ったタマゴサンドの具がありますので、食パンと一緒に持って行ってください」
俺の軽食として、準備してくれていたようだ。気の利く要請だな。
作った状態ではないのは、自分でその時の気分に合わせてトーストかサンドかを選べるように、配慮してくれたみたいだ。
そのほかにも、出来立てのサンドイッチをたくさん準備してくれていて、持っていくように言われたので、俺の腕輪の中には、大量のサンドイッチが収まることになった。種類も30近くあるため、飽きずに色々食べられるのはうれしいな。
シンラたちはやっぱり仲がいいんだろうな。シンラがサンドイッチの中心を、プラムとシオンが両端にかぶりついている。最後の部分はシンラが食べているので、食べている量としてみると、シンラが2分の1でプラムとシオンが4分の1ずつって感じだな。
そうなるとプラムとシオンの量が少なくなるけど……って、シンラの食事が終われば、自分たちの食事を食べるんかい! パン食だとまた違った感じなんだな。
ちなみにローストビーフサンドは食パンではなく、日本人風にアレンジされたフランスパンのような少し硬めの細長いパンを上下に半分にして野菜とともに、薄切りのローストビーフがたれと一緒に挟んであるタイプのものだ。
またこのタレが絶妙にマッチしていて美味い! 正直なところ、ローストビーフはそのまま食べるのが普通かと思ってたけど、このパンに合わせて作られたタレのかかったローストビーフサンドも美味いな。
アヒージョの油をパンにつけて食べても美味いように、ローストビーフのタレにつけて食べると美味しいんだよな。こんなに合うタレを作るとは……さすがブラウニーたちだな。
サンドイッチにかぶりつきながら、昨日考えていたキャンピングカー構想を現実のものにするべく、綾乃とバザールを呼び出すことにした。一応極秘の作業になるため、新しく準備したマイワールドを使うので、俺のところに来るように連絡を入れた。
妻たちに見られる分には問題ないけど、子どもたちや特にドワーフの連中に見つかると面倒なので、俺たち以外が入れないように工夫をしている。
車を選ぶのは、あいつらが着てからにするかな。別に1つにこだわる必要もないし、色々試してみるのはいいかもしれないな。もっと言うと、もともとキャンピングカーとして作られているものは使うつもりはない。
ワンボックスとか、トラック系の何かを使ってキャンピングカーを作ってみたいと考えている。
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