2,388 / 2,518
第2388話 料理は奥が深いらしい
しおりを挟む
食堂へたどり着くと、食堂に来ていた妻たちに苦笑された。シンラが肩車で俺の頭を叩いてはしゃいでいて、両足には不服を訴えるようにプラムとシオンが張り付いている。
そんな様子を見ても助けてくれないのは、3人とも今の状況を楽しんでいると判断して、頑張ってね~みたいな感じで俺に相手をするように言ってきた。
子どもたちの相手は嫌いではないので、相手をするのは問題ないのだが、3人が3人とも俺を攻撃してくるため、それだけは何とかしてほしかった。
ミーシャたちは、俺の苦労を察してなのかは分からないが、少し困っているのを見て下の子たちの相手をしてくれるようだ。シンラは、姉たちより肩車の方がいいのか、嫌! と言って、俺の肩の上に居座っている。
プラムとシオンは、先ほどまで俺に抗議していたとは思えない様子をみせ、姉たちにかまってもらっている。
特に何かをするわけでもないのに、話をしているだけで楽しそうなのは、不思議な感じだよな。ここらへんは女の子によくみられるものな気がする。
シンラよ、そろそろはしゃぐのを止めないと、またさっきと同じようなことをするけどいいのか?
俺の頭をペチペチと叩いてくるシンラにそう告げると、ピタッと行動を止めて頭に張り付くだけになった。
降りるかと思ったのに、そこに居座るのか。たいして重くもないので動くには問題がないのだが、頭に張り付かれているから自由に頭を動かせないのが不便だ。首が痛いわけでもないのに、寝違えたような感じで首が動かせない。
夕食になれば降りるだろうからそれまでの我慢だな。
小説でも読むか……この微妙な時間を考えると、小説よりは漫画かな。シンラが頭に張り付いているし、グロ系はなしとして、夕食前だし料理系の漫画でも見るか。
漫画の調理方法って、実際に合ったりするものを元に作られていたりするけど、一番初めに考えた人って本当に凄いとおもう技術とかあるよな。低温調理とかも、昔はあまり聞かなかった言葉だけど、今では当たり前に話に出てくるようになったもんな。
他にも、その発想はないだろう……と思うような物も多いが、実際にある調理法だったりするから不思議だよな。
漫画で知ったのだが、筑前煮って比較的簡単な大衆料理だと思われがちだが、料亭などで作られている筑前煮って、一種の芸術作品の様な物という。
日本料理は、素材の味を生かすためにあまり手を加えずに調理されると言われる。比較対象がフランス料理ならなおさらの事だろう。フランス料理は、とことん手をかけて素材の味を引き出す技法が多くあるので、日本料理とはある意味対に位置するんじゃないかな?
料理人ではないので良く分からないけど、素人目線では勝手にそうだと感じている。
話が逸れたが、日本料理は一つひとつの素材を生かす料理で、筑前煮にそれを当てはめると、まとめて煮るイメージのある筑前煮だが、一つひとつ一番ベストな味付けになるように別々に煮て、最後に一つに構築する料理なのだそうだ。
俺が使う知識ではないけど、知らないことを知るって面白かったりするよな。料理系の漫画はきちんと調べてから書かれていることが多いので、新しい知識を得られるから面白い。料理や食材が中心だが、それでも面白く感じるんだよな。
でさ、お前さんは何が面白いのか、俺の肩車をいつまでも楽しんでいるつもりなんだ? 夕食の時間までの我慢とは思っているが、何が楽しいのやら。
しばらく漫画を読んでいると、夕食の時間になるようで、シンラたちが動き始めた。
いつものように自分たちの仕事である、ネコの世話だ。うちにいるネコたちは、いつの間にか全部が魔物化してしまっているのだが、魔物になる前の習慣から俺たちと同じタイミングで、食事を出している。
食事の量を考えないとすぐに太ってしまうので、決められた分量を決められた時間に食べさせていたのだが、それが俺たちと同じ時間に食べさせるというモノだ。
魔物化してからは、食べる量を増やしているが、魔物化する前のネコたちの食事量って、少なく見えたんだよな。ネコたちの体に合わせればちょうどいいのかもしれないけど、俺はこっちに来てから食べる量が増えたから、ネコたちの食事は少ないな~って思う感じだったんだよな。
制限をしていても太ってしまうネコがいたのだが、そういったネコはダンジョン農園で、色々食べていたからだと判明したこともあったっけな。
ネコたちがいつものように騒いでいると、プラムたちに怒られ静かになり、定位置につくと不服そうにお手をすると食事の許可がでる。
ネコがお手ね……本当に不思議な光景だよな。ネコも頭が悪いわけではない。ネコと犬の思考の違いか、お手をするイメージが無いが、お手をすることで食事が食べられると分かれば、不服そうにしてもお手はしてくれるみたいだな。
動物によって性格も違えばしつけ方も違うからな。ネコは、構いすぎると嫌われるから、程よい距離間で接するのがいいと言われていたりする。気まぐれで、忙しい時に限ってかまってほしいとお願いしてくるから、大変だという話も聞いた覚えがある。
さて、夕食でも食べますかね。
今日は珍しいメニューな気がする。鉄板に乗った厚切りのステーキに、各種薬味と色々なソースが運ばれてきて、自分の好きなように食べるスタイルだ。
お肉自体は珍しい事ではないのだが、うちで多いのはハンバーグ・唐揚げ・照り焼きチキン・ポークケチャップだったり、子どもたちが好きなお肉料理が多かったりする。唐揚げ以外は、少し甘めの味付けなのも、子どもたちが好きな理由の1つだろう。
集めのお肉が出てくることはあまりないので、珍しいと感じた。
そんなことを思っている間にも、家族の食は進んでおり、シュリは既に2枚目のお肉を食べ始めていた。1枚300グラムはありそうなお肉を、もう食べたのか~。
個人的に一番好きなのは、玉ねぎを使った和風のソースなのだが、みじん切りのソースではなく、すりおろしたタイプのソースが好きだ。
すりおろした玉ねぎとニンニクに火を通すことで甘みがうまれ、そこに醤油・酒・みりん・砂糖などを加えて味を調えたソースだ。
2枚目は、ワインをベースに焼いた際の肉汁と合わせて煮詰めた所に、ケチャップを加え調味料で味を調えた、大人向けのソースかな? これは甘くないので、子どもたちには人気がないが俺は好きだ。同じようなソースで、肉汁・ケチャップ・ウスターソースを煮詰め砂糖を加えたソースは、子どもたちにも人気だ。
3枚目は変化球。ワサビ醤油だ。すりおろしたワサビを切ったお肉に少量乗せ、醤油を少しつけて口へ運ぶ。脂が多い肉ではないが、ワサビは辛みはマイルドになるが、食欲を増進させてくれた。
後は、気分でつけるソースを変えながら、合計で7枚2キログラム近いステーキを食べてしまった。
そんな様子を見ても助けてくれないのは、3人とも今の状況を楽しんでいると判断して、頑張ってね~みたいな感じで俺に相手をするように言ってきた。
子どもたちの相手は嫌いではないので、相手をするのは問題ないのだが、3人が3人とも俺を攻撃してくるため、それだけは何とかしてほしかった。
ミーシャたちは、俺の苦労を察してなのかは分からないが、少し困っているのを見て下の子たちの相手をしてくれるようだ。シンラは、姉たちより肩車の方がいいのか、嫌! と言って、俺の肩の上に居座っている。
プラムとシオンは、先ほどまで俺に抗議していたとは思えない様子をみせ、姉たちにかまってもらっている。
特に何かをするわけでもないのに、話をしているだけで楽しそうなのは、不思議な感じだよな。ここらへんは女の子によくみられるものな気がする。
シンラよ、そろそろはしゃぐのを止めないと、またさっきと同じようなことをするけどいいのか?
俺の頭をペチペチと叩いてくるシンラにそう告げると、ピタッと行動を止めて頭に張り付くだけになった。
降りるかと思ったのに、そこに居座るのか。たいして重くもないので動くには問題がないのだが、頭に張り付かれているから自由に頭を動かせないのが不便だ。首が痛いわけでもないのに、寝違えたような感じで首が動かせない。
夕食になれば降りるだろうからそれまでの我慢だな。
小説でも読むか……この微妙な時間を考えると、小説よりは漫画かな。シンラが頭に張り付いているし、グロ系はなしとして、夕食前だし料理系の漫画でも見るか。
漫画の調理方法って、実際に合ったりするものを元に作られていたりするけど、一番初めに考えた人って本当に凄いとおもう技術とかあるよな。低温調理とかも、昔はあまり聞かなかった言葉だけど、今では当たり前に話に出てくるようになったもんな。
他にも、その発想はないだろう……と思うような物も多いが、実際にある調理法だったりするから不思議だよな。
漫画で知ったのだが、筑前煮って比較的簡単な大衆料理だと思われがちだが、料亭などで作られている筑前煮って、一種の芸術作品の様な物という。
日本料理は、素材の味を生かすためにあまり手を加えずに調理されると言われる。比較対象がフランス料理ならなおさらの事だろう。フランス料理は、とことん手をかけて素材の味を引き出す技法が多くあるので、日本料理とはある意味対に位置するんじゃないかな?
料理人ではないので良く分からないけど、素人目線では勝手にそうだと感じている。
話が逸れたが、日本料理は一つひとつの素材を生かす料理で、筑前煮にそれを当てはめると、まとめて煮るイメージのある筑前煮だが、一つひとつ一番ベストな味付けになるように別々に煮て、最後に一つに構築する料理なのだそうだ。
俺が使う知識ではないけど、知らないことを知るって面白かったりするよな。料理系の漫画はきちんと調べてから書かれていることが多いので、新しい知識を得られるから面白い。料理や食材が中心だが、それでも面白く感じるんだよな。
でさ、お前さんは何が面白いのか、俺の肩車をいつまでも楽しんでいるつもりなんだ? 夕食の時間までの我慢とは思っているが、何が楽しいのやら。
しばらく漫画を読んでいると、夕食の時間になるようで、シンラたちが動き始めた。
いつものように自分たちの仕事である、ネコの世話だ。うちにいるネコたちは、いつの間にか全部が魔物化してしまっているのだが、魔物になる前の習慣から俺たちと同じタイミングで、食事を出している。
食事の量を考えないとすぐに太ってしまうので、決められた分量を決められた時間に食べさせていたのだが、それが俺たちと同じ時間に食べさせるというモノだ。
魔物化してからは、食べる量を増やしているが、魔物化する前のネコたちの食事量って、少なく見えたんだよな。ネコたちの体に合わせればちょうどいいのかもしれないけど、俺はこっちに来てから食べる量が増えたから、ネコたちの食事は少ないな~って思う感じだったんだよな。
制限をしていても太ってしまうネコがいたのだが、そういったネコはダンジョン農園で、色々食べていたからだと判明したこともあったっけな。
ネコたちがいつものように騒いでいると、プラムたちに怒られ静かになり、定位置につくと不服そうにお手をすると食事の許可がでる。
ネコがお手ね……本当に不思議な光景だよな。ネコも頭が悪いわけではない。ネコと犬の思考の違いか、お手をするイメージが無いが、お手をすることで食事が食べられると分かれば、不服そうにしてもお手はしてくれるみたいだな。
動物によって性格も違えばしつけ方も違うからな。ネコは、構いすぎると嫌われるから、程よい距離間で接するのがいいと言われていたりする。気まぐれで、忙しい時に限ってかまってほしいとお願いしてくるから、大変だという話も聞いた覚えがある。
さて、夕食でも食べますかね。
今日は珍しいメニューな気がする。鉄板に乗った厚切りのステーキに、各種薬味と色々なソースが運ばれてきて、自分の好きなように食べるスタイルだ。
お肉自体は珍しい事ではないのだが、うちで多いのはハンバーグ・唐揚げ・照り焼きチキン・ポークケチャップだったり、子どもたちが好きなお肉料理が多かったりする。唐揚げ以外は、少し甘めの味付けなのも、子どもたちが好きな理由の1つだろう。
集めのお肉が出てくることはあまりないので、珍しいと感じた。
そんなことを思っている間にも、家族の食は進んでおり、シュリは既に2枚目のお肉を食べ始めていた。1枚300グラムはありそうなお肉を、もう食べたのか~。
個人的に一番好きなのは、玉ねぎを使った和風のソースなのだが、みじん切りのソースではなく、すりおろしたタイプのソースが好きだ。
すりおろした玉ねぎとニンニクに火を通すことで甘みがうまれ、そこに醤油・酒・みりん・砂糖などを加えて味を調えたソースだ。
2枚目は、ワインをベースに焼いた際の肉汁と合わせて煮詰めた所に、ケチャップを加え調味料で味を調えた、大人向けのソースかな? これは甘くないので、子どもたちには人気がないが俺は好きだ。同じようなソースで、肉汁・ケチャップ・ウスターソースを煮詰め砂糖を加えたソースは、子どもたちにも人気だ。
3枚目は変化球。ワサビ醤油だ。すりおろしたワサビを切ったお肉に少量乗せ、醤油を少しつけて口へ運ぶ。脂が多い肉ではないが、ワサビは辛みはマイルドになるが、食欲を増進させてくれた。
後は、気分でつけるソースを変えながら、合計で7枚2キログラム近いステーキを食べてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる