2,422 / 2,518
第2423話 余裕が出てくると余計なことを考え始める
しおりを挟む
あっけなく終わってしまった初戦……次があるのかは分からないが、双方に1名の死者もなく初戦が終わった。
「対人に関していえば、最強の魔法薬なんじゃねえか? クダスンデス改って聞くだけで、なんかお腹が痛くなりそうだわ」
毒ではないので、耐性というモノが全く存在しない。回復薬のように強制的に怪我を治すように、クダスンデスは強制的に腹を下すようになる、悪魔的な薬ということだ。
全体的に摂取量は多くないはずだけど、しっかりと効果が出ているあたり、本当に恐ろしい薬だ。
個室に入れられた指揮官クラスのやつらは、運がいいと思っているのだろうが、実際の所……お前たちの方が、よほどツライ経験をすることになるんだけどな。
一般兵を大量に詰め込んだマイワールドは……阿鼻叫喚だな。前にクダスンデス改を使った時も、同じこと思ってた気がするわ。忘れていた記憶をほじくり返したことで、げんなりすることになってしまった。
「シュウ、指揮官たちの方の荷物は全部取り上げたけど、他の方は人数が多くて取り上げるのが面倒なんだけど……」
「妻たちの情報では、麻薬とか危険な物を持っている奴もいるけど、俺たちが一番警戒している無幻爆弾は、指揮官クラスしか持っていないから、全員から取り上げる必要は無いかな。確認ミスで自爆しても、俺たちに影響はないから別にいいよ。経験値が少しもったいないくらいだからな」
尋問する時も生身ではなくドッペルを使うので、自爆されても問題は無い様にしている。一般兵がどれだけ情報を持っているか知らないけど、自爆されたらされたで諦めも付く。
それに指揮官クラスは自爆できないように、拘束と猿轡もしているので死なれることはない。
「確かに死ぬことはないでござるが、これは違う意味で問題があるでござるよ」
拘束された状態で垂れ流しになっているので、正直に言って色々とヤバい。慌ててアメーバ状のスライムを召喚して、汚物をきれいにさせるくらいには見た目がヤバかった。
レベルの低いスライムでは、高レベルの人間を消化できないので、ちょうどいい掃除人になってくれている。匂いも感じない奴らだし、排泄物でもごはん感覚で食べてくれるから本当に助かる。水をぶちまけても、こちらに飛んでくるかもしれないから……ドッペルだったとしても嫌だ。
「さて、勇者の仲間と無幻爆弾を持っていた2人に、その周囲にいた指揮官クラスっぽいやつら、合わせて20人もいるから、何かしらの情報を引き出すことができればいいんだけどな」
「そうでござるな。勇者とダンジョンマスター以外、本来の目的を知らないってことはあるでござる。勇者が主導なのか、ダンジョンマスターが主導なのかで、話は変わってくると思うでござるが、一緒に行動しているということは、方向性が一緒という可能性もあるでござるかね」
「それだけじゃないでしょ。どちらかが一方的に従わせている可能性もゼロじゃないと思うわ。お互いが接近しているのであれば、相性的に勇者の方が立場が上そうだけどね。脅されて従っている可能性も高いわよ」
綾乃の言い分にも一理あると思うが、俺はダンジョンマスターが勇者に従っている可能性は低いと見ている。
ダンジョンマスターって奴隷の首輪を外すことができるんだよな。正確には、持っているアイテムとして還元してしまえばいい。この世界の考え方では、奴隷は所有物だ。だから奴隷の首輪も含めて主人の物という考え方だ。
だけど、この世界のシステムだと奴隷の首輪を装備している状態ということで、奴隷の首輪は奴隷自身の物であり、従わせるための道具でしかないということだろう。だから、奴隷自身の持ち物となり、ダンジョンマスターなら還元することができてしまう。
普通なら思いつかない発想だが、奴隷の首輪をつけられたのなら、何でも試すだろう。そのうちに発見される隠し道だと思う。ダンジョンを作る能力を持っているから、逃げることも可能だろう。
牢屋のような所に閉じ込められたとしても、ダンジョンマスターが干渉できるエリアなら、歩かなくても逃げることは可能なので、ダンジョンマスターが勇者を従わせているか、方向性が一緒なんだと思う。
向き合って、せーので戦えば圧倒的に勇者が有利ではあるけど、何事にも例外はあるからな。言ってしまえば、ダンジョンマスターはDPさえあれば、何でも準備することができるので頭を働かせられるなら、やり様はいくらでもある。
勇者は全体的に見て、SSやSSSランク冒険者みたいな理不尽な強さは無いから、対策さえ考えておけば、何とかなることも多い。勇者の中でもしっかりと技量をあげている奴が、俺たちにとって一番やり辛い相手だな。
「さて、尋問でも拷問でも何でもいいんだけど、俺たちだけでやるのは厳しくないか? 痛めつけることは出来ても、情報を喋らせるように誘導できる自信はないんだが……」
「良く言うわね。技術が無くても、力こそパワーみたいな脳筋的な発想で、ゴリ押して情報を喋らせているくせに。あんたのやっている方法は、痛い痛くないとか関係なく、すぐに心が折れるわよ」
俺の拷問と言っていいのか分からないが、俺が得意とする方法は、とにかく相手を壊して治すを繰り返す、異世界式拷問術とでも名付けておくか。
とにかく、情報を吐くまでそれの繰り返し。人の道を外れた人間にしかやったことはないけど、成功率はおよそ50パーセント。
拷問して情報を吐かせられるのが2人に1人……これが多いのか少ないのか分からない。まぁ話さなかった半分は、死んでしまったため情報を吐けなかったというのが正しい認識ではある。
体にも心にも負担がかかる方法なので、耐えきれずに死を選んでしまったというのが、俺たちの見解だ。
「情報を抜かれないように訓練している奴らでも、半分は死んじゃうんだから、凶悪だと思うわよ」
そう考えると、確かにヤバいんだよな。
だから、拷問せずに薬で情報を抜き出したりするようにしたんだよな。他にもいくつかの方法を用いて、色々な方向から情報を抜き取ってるんだけどね。
「急造の軍みたいでござるから、情報を吐かせるなら拷問が一番手っ取り早いと思うでござるが、某もあまり得意ではないでござる」
「しょうがない。レイリーたちにもドッペルを使ってもらって、情報を引き出してもらうか。安全が確保できている状態なら、文句は言われないだろう」
レイリーに状況を報告し、協力を取り付けた。
戦争で鍛えるつもりだったが、梯子を外された形になったので気合が入っている感じだったな。
個室のやつらは、ドッペルを使って情報を抜き出すが、一般兵の方は隊長クラスの人間に経験を積ませるために、拷問の訓練をさせるつもりらしい。
「対人に関していえば、最強の魔法薬なんじゃねえか? クダスンデス改って聞くだけで、なんかお腹が痛くなりそうだわ」
毒ではないので、耐性というモノが全く存在しない。回復薬のように強制的に怪我を治すように、クダスンデスは強制的に腹を下すようになる、悪魔的な薬ということだ。
全体的に摂取量は多くないはずだけど、しっかりと効果が出ているあたり、本当に恐ろしい薬だ。
個室に入れられた指揮官クラスのやつらは、運がいいと思っているのだろうが、実際の所……お前たちの方が、よほどツライ経験をすることになるんだけどな。
一般兵を大量に詰め込んだマイワールドは……阿鼻叫喚だな。前にクダスンデス改を使った時も、同じこと思ってた気がするわ。忘れていた記憶をほじくり返したことで、げんなりすることになってしまった。
「シュウ、指揮官たちの方の荷物は全部取り上げたけど、他の方は人数が多くて取り上げるのが面倒なんだけど……」
「妻たちの情報では、麻薬とか危険な物を持っている奴もいるけど、俺たちが一番警戒している無幻爆弾は、指揮官クラスしか持っていないから、全員から取り上げる必要は無いかな。確認ミスで自爆しても、俺たちに影響はないから別にいいよ。経験値が少しもったいないくらいだからな」
尋問する時も生身ではなくドッペルを使うので、自爆されても問題は無い様にしている。一般兵がどれだけ情報を持っているか知らないけど、自爆されたらされたで諦めも付く。
それに指揮官クラスは自爆できないように、拘束と猿轡もしているので死なれることはない。
「確かに死ぬことはないでござるが、これは違う意味で問題があるでござるよ」
拘束された状態で垂れ流しになっているので、正直に言って色々とヤバい。慌ててアメーバ状のスライムを召喚して、汚物をきれいにさせるくらいには見た目がヤバかった。
レベルの低いスライムでは、高レベルの人間を消化できないので、ちょうどいい掃除人になってくれている。匂いも感じない奴らだし、排泄物でもごはん感覚で食べてくれるから本当に助かる。水をぶちまけても、こちらに飛んでくるかもしれないから……ドッペルだったとしても嫌だ。
「さて、勇者の仲間と無幻爆弾を持っていた2人に、その周囲にいた指揮官クラスっぽいやつら、合わせて20人もいるから、何かしらの情報を引き出すことができればいいんだけどな」
「そうでござるな。勇者とダンジョンマスター以外、本来の目的を知らないってことはあるでござる。勇者が主導なのか、ダンジョンマスターが主導なのかで、話は変わってくると思うでござるが、一緒に行動しているということは、方向性が一緒という可能性もあるでござるかね」
「それだけじゃないでしょ。どちらかが一方的に従わせている可能性もゼロじゃないと思うわ。お互いが接近しているのであれば、相性的に勇者の方が立場が上そうだけどね。脅されて従っている可能性も高いわよ」
綾乃の言い分にも一理あると思うが、俺はダンジョンマスターが勇者に従っている可能性は低いと見ている。
ダンジョンマスターって奴隷の首輪を外すことができるんだよな。正確には、持っているアイテムとして還元してしまえばいい。この世界の考え方では、奴隷は所有物だ。だから奴隷の首輪も含めて主人の物という考え方だ。
だけど、この世界のシステムだと奴隷の首輪を装備している状態ということで、奴隷の首輪は奴隷自身の物であり、従わせるための道具でしかないということだろう。だから、奴隷自身の持ち物となり、ダンジョンマスターなら還元することができてしまう。
普通なら思いつかない発想だが、奴隷の首輪をつけられたのなら、何でも試すだろう。そのうちに発見される隠し道だと思う。ダンジョンを作る能力を持っているから、逃げることも可能だろう。
牢屋のような所に閉じ込められたとしても、ダンジョンマスターが干渉できるエリアなら、歩かなくても逃げることは可能なので、ダンジョンマスターが勇者を従わせているか、方向性が一緒なんだと思う。
向き合って、せーので戦えば圧倒的に勇者が有利ではあるけど、何事にも例外はあるからな。言ってしまえば、ダンジョンマスターはDPさえあれば、何でも準備することができるので頭を働かせられるなら、やり様はいくらでもある。
勇者は全体的に見て、SSやSSSランク冒険者みたいな理不尽な強さは無いから、対策さえ考えておけば、何とかなることも多い。勇者の中でもしっかりと技量をあげている奴が、俺たちにとって一番やり辛い相手だな。
「さて、尋問でも拷問でも何でもいいんだけど、俺たちだけでやるのは厳しくないか? 痛めつけることは出来ても、情報を喋らせるように誘導できる自信はないんだが……」
「良く言うわね。技術が無くても、力こそパワーみたいな脳筋的な発想で、ゴリ押して情報を喋らせているくせに。あんたのやっている方法は、痛い痛くないとか関係なく、すぐに心が折れるわよ」
俺の拷問と言っていいのか分からないが、俺が得意とする方法は、とにかく相手を壊して治すを繰り返す、異世界式拷問術とでも名付けておくか。
とにかく、情報を吐くまでそれの繰り返し。人の道を外れた人間にしかやったことはないけど、成功率はおよそ50パーセント。
拷問して情報を吐かせられるのが2人に1人……これが多いのか少ないのか分からない。まぁ話さなかった半分は、死んでしまったため情報を吐けなかったというのが正しい認識ではある。
体にも心にも負担がかかる方法なので、耐えきれずに死を選んでしまったというのが、俺たちの見解だ。
「情報を抜かれないように訓練している奴らでも、半分は死んじゃうんだから、凶悪だと思うわよ」
そう考えると、確かにヤバいんだよな。
だから、拷問せずに薬で情報を抜き出したりするようにしたんだよな。他にもいくつかの方法を用いて、色々な方向から情報を抜き取ってるんだけどね。
「急造の軍みたいでござるから、情報を吐かせるなら拷問が一番手っ取り早いと思うでござるが、某もあまり得意ではないでござる」
「しょうがない。レイリーたちにもドッペルを使ってもらって、情報を引き出してもらうか。安全が確保できている状態なら、文句は言われないだろう」
レイリーに状況を報告し、協力を取り付けた。
戦争で鍛えるつもりだったが、梯子を外された形になったので気合が入っている感じだったな。
個室のやつらは、ドッペルを使って情報を抜き出すが、一般兵の方は隊長クラスの人間に経験を積ませるために、拷問の訓練をさせるつもりらしい。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる