2,433 / 2,518
第2434話 キャンプ場再び
しおりを挟む
準備が整うと、食堂へ子どもたちが戻ってきた。
ミーシャたちはお気に入りのカバンに荷物を詰めたのか、背負って登場したが、シンラたちは……完全に行く場所を間違えている気がする。
既に着替えが終わっていて、レスリングの選手が身につけるような服の水着で、腰に浮き輪を身につけて、いつでもプールで遊べます! という格好で来た。
うちの子どもがまさか、その格好で現れるとは思わなかったよ。
さすがに浮き輪だけは回収して、元の大きさに戻ったダマの背中に3人を乗せて移動を開始する。
向こうについたら、温泉を利用した温水プールを作らいとな。確か適温が28度前後だったっけ? まぁプールの温度は、ダンジョンに管理させれば問題ないから、温度だけを設定すればいいか。
キャンプ場へ到着するが、温泉エリアや遊ぶエリアを考えると、プールを設置する場所がないな……だからと言って諦めたくはない!
それならばと、湖の一部をプールに作り変えることにした。半分陸地半分湖という感じの位置にプールのエリアを作り、歩いて移動できるように5メートルほどのスペースを設けた。
今回は子どもと遊ぶためのプールなので、子どもたちでも危なくない深さにしている。大体60センチメートルほどだろうか?
ミーシャたちには少し浅いだろうが、シンラたちにはちょうどいいだろう。そしてこの深さだと浮き輪はさすがに要らないだろ。
準備運動を終えると走ってプールに飛び込む下の子たち。こんなにプールが好きだったのかね? 子どもたちだけでは遊べないけど、誰かが付き添いをすればプールに入れるから、俺が知らない所でプールに遊びに行ったりしてるのかな。
「ミリー、シンラたちってプールに遊びに行ったりしている?」
「そうね。体を動かすのにいいのかもしれないからか、良くいきたがってるわよ。その日は体力がなくなるのか、夕食を食べ終わるとすぐに眠っちゃうけどね」
たまに早く寝る時があったのは、そういうことだったのか。食事中にいつも奪い合いをしている子たちが、大人しく食事を食べてすぐ寝る時があったんだよな。疲れていると思ってたあれば、確かに疲れてたみたいけどそういう理由だったんだな。
プールの中でも追いかけっこを始めたシンラたち。何だろうな、この子たちは動き続けてないと死ぬ病気なのか? マグロが確か泳ぎ続けないといけないんだっけ? あんな感じで追いかけっこしてるよな。まぁ引っ付いて寝るからマグロは違うけどな。
俺は温泉とは違うけど、ゆったりと体を浮かせてシンラたちの様子を眺める。
ミーシャたちは、シンラたちが危ない事をしないように見守ってくれている。3人ともお姉さんしているな……あれ? ウルがいないけどどこだ?
「シュウ、ウルはみんなの飲み物を準備したらこっちに来るわよ。プールでの運動は汗をかくからね。しっかりと準備してきてくれるのよ」
ウルはさらにお姉さんだった。みんなのために飲み物を準備してくれるなんてな。俺はそこらへん、ブラウニーたち任せだからな。初めの頃は少しは考えていたと思うけど、今はそんなこと考えなくなったな。
遅れてやってきたウルは、弟妹たちを呼び水分補給するように言っている。
あれ? 俺のは? って、ブラウニーたちがもって来てくれるのね。お姉ちゃんは、弟妹たちに優しいのね。子どもたちの飲み物は飲みやすいように、ストローを付けているんだな。
温度が下がらないように、タンブラーに飲み物を入れているが、タンブラーの色がカラフルだな。シンラたちは迷わずに、タンブラーへ手を伸ばしている。
自分たちの色が決まっているのかな? 迷いなく手を伸ばしているが、手前からではないので、俺の考えが正しそうだな。一気に飲まないように、休憩をはさみながら少しずつ飲むように言ってるな。
シンラたち下の子は、特にウルの言うことは素直に聞くんだよな……何で俺の言うことは聞いてくれないのやら。なめられてるんかね?
水分補給したら、また遊び始める子どもたち。ウルが下の子たちの面倒を看はじめると、ミーシャたちが泳ぎ始めたな。
俺は変わらずプカプカ浮きながら、シンラたちが来たら指水鉄砲でシンラたちに水をかけて遊んでいる。3人とも怒るのだが、シンラは逃げることを優先するのでこっちに来ないし、プラムとシオンもシンラを追うことを優先してこっちに来ないので楽なもんだ。
そんなことをしていたら、3人全員がこっちに来て、お腹に乗ってきやがった。
そのままブクブクと沈むが、慌てることもなくシンラたちがどう動くか観察する。
肺の中の空気を全部はいて沈んでいると、シンラたちがあたふたし始めたのが分かる。でもどうしていいのか分からないのか、その場でクルクル回転を始めた。
本当に何がしたいんだろうな。訓練をしたわけじゃないが、動かずに沈んでいるだけなら5分くらいは問題なく潜ってられるんだよな。
何でこんなに潜ってられるようになったのか分からないけど、苦痛なく5分だからすごい事だよな。
ミーシャたちも近付いてきて俺を持ち上げようとするので、さすがに良心が痛みはじめたので、プールから顔を出す。
そうすると、シンラ・プラム・シオンの3人は、泣きそうな顔をしてこっちを見た。ミーシャたちはそんな事だろうと、冷めた目をしてこっちを見ている。妻たちは既に気にしていなかった。
下の子3人には、どかどかと体を叩かれた。すまんて、悪ふざけが過ぎた。
そんな君たちには、これをプレゼントしよう。
魔改造した、水を補給しなくても撃ち続けられる、ウォーターガンだ!
先ほどまでの不機嫌はもうなく、ニッコニコで遊び始めた。
ミーシャたちはお気に入りのカバンに荷物を詰めたのか、背負って登場したが、シンラたちは……完全に行く場所を間違えている気がする。
既に着替えが終わっていて、レスリングの選手が身につけるような服の水着で、腰に浮き輪を身につけて、いつでもプールで遊べます! という格好で来た。
うちの子どもがまさか、その格好で現れるとは思わなかったよ。
さすがに浮き輪だけは回収して、元の大きさに戻ったダマの背中に3人を乗せて移動を開始する。
向こうについたら、温泉を利用した温水プールを作らいとな。確か適温が28度前後だったっけ? まぁプールの温度は、ダンジョンに管理させれば問題ないから、温度だけを設定すればいいか。
キャンプ場へ到着するが、温泉エリアや遊ぶエリアを考えると、プールを設置する場所がないな……だからと言って諦めたくはない!
それならばと、湖の一部をプールに作り変えることにした。半分陸地半分湖という感じの位置にプールのエリアを作り、歩いて移動できるように5メートルほどのスペースを設けた。
今回は子どもと遊ぶためのプールなので、子どもたちでも危なくない深さにしている。大体60センチメートルほどだろうか?
ミーシャたちには少し浅いだろうが、シンラたちにはちょうどいいだろう。そしてこの深さだと浮き輪はさすがに要らないだろ。
準備運動を終えると走ってプールに飛び込む下の子たち。こんなにプールが好きだったのかね? 子どもたちだけでは遊べないけど、誰かが付き添いをすればプールに入れるから、俺が知らない所でプールに遊びに行ったりしてるのかな。
「ミリー、シンラたちってプールに遊びに行ったりしている?」
「そうね。体を動かすのにいいのかもしれないからか、良くいきたがってるわよ。その日は体力がなくなるのか、夕食を食べ終わるとすぐに眠っちゃうけどね」
たまに早く寝る時があったのは、そういうことだったのか。食事中にいつも奪い合いをしている子たちが、大人しく食事を食べてすぐ寝る時があったんだよな。疲れていると思ってたあれば、確かに疲れてたみたいけどそういう理由だったんだな。
プールの中でも追いかけっこを始めたシンラたち。何だろうな、この子たちは動き続けてないと死ぬ病気なのか? マグロが確か泳ぎ続けないといけないんだっけ? あんな感じで追いかけっこしてるよな。まぁ引っ付いて寝るからマグロは違うけどな。
俺は温泉とは違うけど、ゆったりと体を浮かせてシンラたちの様子を眺める。
ミーシャたちは、シンラたちが危ない事をしないように見守ってくれている。3人ともお姉さんしているな……あれ? ウルがいないけどどこだ?
「シュウ、ウルはみんなの飲み物を準備したらこっちに来るわよ。プールでの運動は汗をかくからね。しっかりと準備してきてくれるのよ」
ウルはさらにお姉さんだった。みんなのために飲み物を準備してくれるなんてな。俺はそこらへん、ブラウニーたち任せだからな。初めの頃は少しは考えていたと思うけど、今はそんなこと考えなくなったな。
遅れてやってきたウルは、弟妹たちを呼び水分補給するように言っている。
あれ? 俺のは? って、ブラウニーたちがもって来てくれるのね。お姉ちゃんは、弟妹たちに優しいのね。子どもたちの飲み物は飲みやすいように、ストローを付けているんだな。
温度が下がらないように、タンブラーに飲み物を入れているが、タンブラーの色がカラフルだな。シンラたちは迷わずに、タンブラーへ手を伸ばしている。
自分たちの色が決まっているのかな? 迷いなく手を伸ばしているが、手前からではないので、俺の考えが正しそうだな。一気に飲まないように、休憩をはさみながら少しずつ飲むように言ってるな。
シンラたち下の子は、特にウルの言うことは素直に聞くんだよな……何で俺の言うことは聞いてくれないのやら。なめられてるんかね?
水分補給したら、また遊び始める子どもたち。ウルが下の子たちの面倒を看はじめると、ミーシャたちが泳ぎ始めたな。
俺は変わらずプカプカ浮きながら、シンラたちが来たら指水鉄砲でシンラたちに水をかけて遊んでいる。3人とも怒るのだが、シンラは逃げることを優先するのでこっちに来ないし、プラムとシオンもシンラを追うことを優先してこっちに来ないので楽なもんだ。
そんなことをしていたら、3人全員がこっちに来て、お腹に乗ってきやがった。
そのままブクブクと沈むが、慌てることもなくシンラたちがどう動くか観察する。
肺の中の空気を全部はいて沈んでいると、シンラたちがあたふたし始めたのが分かる。でもどうしていいのか分からないのか、その場でクルクル回転を始めた。
本当に何がしたいんだろうな。訓練をしたわけじゃないが、動かずに沈んでいるだけなら5分くらいは問題なく潜ってられるんだよな。
何でこんなに潜ってられるようになったのか分からないけど、苦痛なく5分だからすごい事だよな。
ミーシャたちも近付いてきて俺を持ち上げようとするので、さすがに良心が痛みはじめたので、プールから顔を出す。
そうすると、シンラ・プラム・シオンの3人は、泣きそうな顔をしてこっちを見た。ミーシャたちはそんな事だろうと、冷めた目をしてこっちを見ている。妻たちは既に気にしていなかった。
下の子3人には、どかどかと体を叩かれた。すまんて、悪ふざけが過ぎた。
そんな君たちには、これをプレゼントしよう。
魔改造した、水を補給しなくても撃ち続けられる、ウォーターガンだ!
先ほどまでの不機嫌はもうなく、ニッコニコで遊び始めた。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる