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第2435話 全力で遊べ!
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ウォーターガンを渡したシンラたちは、追いかけっこを止めて、撃ち合いを始めるが……2対1なのでシンラが不利だな。3人で別れる場合は、絶対にこの2対1なんだよな。シンラの事大好きな2人なのに、何故かシンラがイジメられるという構図になる。
さすがにかわいそうなので、ミーシャたちにもウルにもウォーターガンを渡し、妻たちにも渡しておく。別に勝負ではないので、みんなで楽しく遊ぶ感じでよろしくな。
まぁそんなことをすれば、俺に攻撃してくるのがシンラなので、俺は魔法の準備をしておく。
どのタイミングで狙ってくるかは分からないけど、いつでもガードできるようにしている。どうやってガードするかと言えば、リバイアサンやダゴンのように水を操ってカードをする予定だ。
ドーム状に俺の周りを包んで、水の膜に流れを追加して、撃ち抜けないように設定している。後は発動を待つだけだ。
シンラはビショビショにされているが、いろんな方向にウォーターガンを撃って楽しんでいる。やられているのに楽しめているあたり、何でも楽しいお年頃なんだろうな。
みんなの笑い声を聞きながら脱力し目を閉じると、近寄ってくる気配が3つ、気配の大きさからして子どもの大きさだ。子どもたちの中でもさらに小さいので、シンラ・プラム・シオンだというのはすぐに分かった。
だけどさ、バレバレだぞ。さっきまで大きな声で笑ってたのに、声がしなくなったらおかしいだろうに。俺が目を閉じるのを待っていたんだろうな。
ウォーターガンが届く位置まで……到着すると、俺が気付いていないと思っているのか、さらに近付いて来た。頷きあっている感じからして、俺に向かって撃つぞって合図かな?
行動を起こすタイミングで、魔法を発動させる。見る見るうちにドームを形成した水の膜は、シンラたち3人の水攻撃から俺を守った。
ズルい! 卑怯! とか言ってるけど、お前たち自分の行動を考えてみなさい。俺が目をつぶったのを確認して、3方向から攻撃仕掛けてきているじゃないか。しかも、不意打ちって形でだからな。どっちが卑怯かって話だ。
悪さをした3人を捕まえるために、魔法で水流を起こして、俺の方へ流れてくるように誘導する。3人とも必死に逃げようとするが、体の半分以上浸かっている君たちに、この水の流れから逃げる術はない!
「シュウさん、悪役みたいになっているけど、いいのですか?」
そう言ってきたのは、ライラだ。最近、妻たちが俺の呼び名が変わってきている。呼び捨てだったりさん付けだったりするんだよな。ちょっと距離感はある気がするけど、様だけだった時よりは何倍も近くに感じる。
でも、君付けで呼ぶのはミリーだけなんだよな。ミリーの中では、一番初めに冒険者ギルドに来た頃の俺が印象的だったのかもな。実際に俺よりお姉さんだったしな。何でついてくる気になったのか未だに分からないけど、ミリーの存在は大きいからいてくれて本当に助かっているんだよな。
俺の近くまで引き寄せられたシンラたちは、ふくれっ面で抗議をしてくる。魔法を使うのはズルい! 自分たちにも使わせろ! ってか。さすがに君たちには教えられないぞ。もう少し大きくなって、妻たちの許可が出ないとな。
レベルを考えれば、魔法を暴発させて……ということはないだろうが、さすがに覚えさせるのはまだ早いだろうな。癇癪とまではいかないけど、魔法を覚えてたら使いそうな感じがするので、そういうのが無くならない限りは教えられないかな。
何かがあってからでは遅いので、分別がつかない内は教えられないぞ。そう考えると、ミーシャたちって聞き分けの良い子たちだったんだな。下の子たちと違って、今も俺に抱きついてきてくれるから、お父さんとしてはとっても嬉しいよ。臭いとか言うようにならないでね。
まぁ、汗臭ければUターンされることもあるけど、それは自分が悪いわけで、日本のお父さんたちが言われている、加齢臭とかを指摘した臭いは対処するにも限界があるしな……あれって、何度もシャワーを浴びて誤魔化す以外に、対処法ってあるのかね?
っと、文句を言ってくるシンラたちを捕まえて、一人ひとりスライムの浮き輪に乗せていく。風テクされているけど、何でスライムに乗せたかを説明すると、先ほどまでの文句は無くなり、3人で姉たちに勝負を仕掛ける勢いで移動していった。
俺がスライムたちに命令したのは、水の抵抗で動きの遅いシンラたちが早く移動できるように、スライムライダーをやっている時のように、水を移動しろというものだ。
これにより、下の子3人は機動力を得て、温水プールを自由自在に動きまわり、姉たちだけでなく、通りすがりに母親たちにも水をかけていた。
さて、そろそろプールは終わりにしよう。
そういうと、シンラたちは文句を言ってくるが、あまりはしゃぎすぎると、カレーが食べられなくなるけどいいのか聞くと、ピタッと文句が止まる……これ今日何回目だろうな。
子どもたちもカレーは好きだ。好みのカレーは違うけど、シンラたちだけではなくミーシャたちも好きなんだよね。嫌いな物はほとんど無いようだけど、好きな食べ物は沢山あるんだよね。その中でも上位に来るのがカレーだ。
シンラは辛くないキーマカレー、プラムとシオンはす〇屋風のチキンカレー、ミーシャは揚げ物にあうカレー、スミレはナンで食べるチキンカレー、ブルムは野菜が煮崩れるほど煮込まれている老舗風のカレーが好きなようだ。
俺の味覚を継いだのは、スミレというべきかな? カレーライスが嫌いってわけじゃないよ。たださ、インドネパール料理のチキンカレーって、日本にいた時は家で食べられないじゃん? 何か外食感があって好きなんだよね。味も美味いし、チーズナンと合わせたら最高だよな。
カレーが食べられなくなったら困るから、夕食まで少し寝る時間を作ったぞ。シンラたちのためなのだが、みんなで横になることで、寝ても問題ないのだと思わせることにした。
ミーシャたちは寝ても寝なくてもいいのだが、妻たちはこのくらいでは眠くならないから、シンラたちが寝たら起きるんだけどな。
シンラたちはすぐに眠りについた。
さすがにかわいそうなので、ミーシャたちにもウルにもウォーターガンを渡し、妻たちにも渡しておく。別に勝負ではないので、みんなで楽しく遊ぶ感じでよろしくな。
まぁそんなことをすれば、俺に攻撃してくるのがシンラなので、俺は魔法の準備をしておく。
どのタイミングで狙ってくるかは分からないけど、いつでもガードできるようにしている。どうやってガードするかと言えば、リバイアサンやダゴンのように水を操ってカードをする予定だ。
ドーム状に俺の周りを包んで、水の膜に流れを追加して、撃ち抜けないように設定している。後は発動を待つだけだ。
シンラはビショビショにされているが、いろんな方向にウォーターガンを撃って楽しんでいる。やられているのに楽しめているあたり、何でも楽しいお年頃なんだろうな。
みんなの笑い声を聞きながら脱力し目を閉じると、近寄ってくる気配が3つ、気配の大きさからして子どもの大きさだ。子どもたちの中でもさらに小さいので、シンラ・プラム・シオンだというのはすぐに分かった。
だけどさ、バレバレだぞ。さっきまで大きな声で笑ってたのに、声がしなくなったらおかしいだろうに。俺が目を閉じるのを待っていたんだろうな。
ウォーターガンが届く位置まで……到着すると、俺が気付いていないと思っているのか、さらに近付いて来た。頷きあっている感じからして、俺に向かって撃つぞって合図かな?
行動を起こすタイミングで、魔法を発動させる。見る見るうちにドームを形成した水の膜は、シンラたち3人の水攻撃から俺を守った。
ズルい! 卑怯! とか言ってるけど、お前たち自分の行動を考えてみなさい。俺が目をつぶったのを確認して、3方向から攻撃仕掛けてきているじゃないか。しかも、不意打ちって形でだからな。どっちが卑怯かって話だ。
悪さをした3人を捕まえるために、魔法で水流を起こして、俺の方へ流れてくるように誘導する。3人とも必死に逃げようとするが、体の半分以上浸かっている君たちに、この水の流れから逃げる術はない!
「シュウさん、悪役みたいになっているけど、いいのですか?」
そう言ってきたのは、ライラだ。最近、妻たちが俺の呼び名が変わってきている。呼び捨てだったりさん付けだったりするんだよな。ちょっと距離感はある気がするけど、様だけだった時よりは何倍も近くに感じる。
でも、君付けで呼ぶのはミリーだけなんだよな。ミリーの中では、一番初めに冒険者ギルドに来た頃の俺が印象的だったのかもな。実際に俺よりお姉さんだったしな。何でついてくる気になったのか未だに分からないけど、ミリーの存在は大きいからいてくれて本当に助かっているんだよな。
俺の近くまで引き寄せられたシンラたちは、ふくれっ面で抗議をしてくる。魔法を使うのはズルい! 自分たちにも使わせろ! ってか。さすがに君たちには教えられないぞ。もう少し大きくなって、妻たちの許可が出ないとな。
レベルを考えれば、魔法を暴発させて……ということはないだろうが、さすがに覚えさせるのはまだ早いだろうな。癇癪とまではいかないけど、魔法を覚えてたら使いそうな感じがするので、そういうのが無くならない限りは教えられないかな。
何かがあってからでは遅いので、分別がつかない内は教えられないぞ。そう考えると、ミーシャたちって聞き分けの良い子たちだったんだな。下の子たちと違って、今も俺に抱きついてきてくれるから、お父さんとしてはとっても嬉しいよ。臭いとか言うようにならないでね。
まぁ、汗臭ければUターンされることもあるけど、それは自分が悪いわけで、日本のお父さんたちが言われている、加齢臭とかを指摘した臭いは対処するにも限界があるしな……あれって、何度もシャワーを浴びて誤魔化す以外に、対処法ってあるのかね?
っと、文句を言ってくるシンラたちを捕まえて、一人ひとりスライムの浮き輪に乗せていく。風テクされているけど、何でスライムに乗せたかを説明すると、先ほどまでの文句は無くなり、3人で姉たちに勝負を仕掛ける勢いで移動していった。
俺がスライムたちに命令したのは、水の抵抗で動きの遅いシンラたちが早く移動できるように、スライムライダーをやっている時のように、水を移動しろというものだ。
これにより、下の子3人は機動力を得て、温水プールを自由自在に動きまわり、姉たちだけでなく、通りすがりに母親たちにも水をかけていた。
さて、そろそろプールは終わりにしよう。
そういうと、シンラたちは文句を言ってくるが、あまりはしゃぎすぎると、カレーが食べられなくなるけどいいのか聞くと、ピタッと文句が止まる……これ今日何回目だろうな。
子どもたちもカレーは好きだ。好みのカレーは違うけど、シンラたちだけではなくミーシャたちも好きなんだよね。嫌いな物はほとんど無いようだけど、好きな食べ物は沢山あるんだよね。その中でも上位に来るのがカレーだ。
シンラは辛くないキーマカレー、プラムとシオンはす〇屋風のチキンカレー、ミーシャは揚げ物にあうカレー、スミレはナンで食べるチキンカレー、ブルムは野菜が煮崩れるほど煮込まれている老舗風のカレーが好きなようだ。
俺の味覚を継いだのは、スミレというべきかな? カレーライスが嫌いってわけじゃないよ。たださ、インドネパール料理のチキンカレーって、日本にいた時は家で食べられないじゃん? 何か外食感があって好きなんだよね。味も美味いし、チーズナンと合わせたら最高だよな。
カレーが食べられなくなったら困るから、夕食まで少し寝る時間を作ったぞ。シンラたちのためなのだが、みんなで横になることで、寝ても問題ないのだと思わせることにした。
ミーシャたちは寝ても寝なくてもいいのだが、妻たちはこのくらいでは眠くならないから、シンラたちが寝たら起きるんだけどな。
シンラたちはすぐに眠りについた。
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