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第2448話 さっさと攻略してしまおう
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とりあえず相手のダンジョンに乗り込む。
「あれ? マップが反応していない……って、そうだったな。敵性ダンジョンのマップって、自分か配下のモノが見える範囲しかマッピングされないんだったな。シリウス君、次の階への階段って分かるか?」
次の階層だけでなく、兵士たちを押し流した水が少し残っているので、それも能力の干渉範囲内で、通過した場所であれば把握できている状態のようだ。一部通っていない場所もあるようだが、移動するには問題ないレベルでマッピングは出来ているみたいだな。
よし、俺は収納の腕輪から5つの塊を取り出す。
俺が趣味で作り上げた人造ゴーレムだ。コンセプトは、ひたすら固くひたすら強く。オールアダマンタイトという驚異的な人造ゴーレムだ。
以前に作った人造ゴーレムは、ダンジョンですら重さに耐えきれず歩くのも大変だったが、今回はそんなことはなく問題なく動くことができている。といっても、人型というと疑問形が出てしまう形ではある。
一番近いのは、ケンタウロス型の人造ゴーレムだろうな。上半身は人なのだが腰から下が人ではない。分かりやすく言えば、キャタピラではなくタイヤ式の戦車のような感じだな。
重さを分散させて、沈まないようにしているといったところだ。もちろんサスペンションも効いており、悪路も問題なく走ることができる。こいつの良いところは、とにかく固いところだ。
全身アダマンタイトで作っているうえに、持っている大盾もアダマンタイト製なので、基本的にどんな攻撃も弾くことができる。速度もかなり出るため、そこへアダマンタイトの重さが加われば、雑魚など一蹴してしまう。
シリウス君に進む方向の指示をしてもらい、俺は真ん中の人造ゴーレムの背中? に乗る。
先頭を走っている奴には、スパイクのついた大盾を持たせているので、敵がいた際には瞬殺してくれるだろう。
『あんた、とんでもないものを作ってたのね。全身アダマンタイトは効率が悪いって作るなとか言ってたのに、自分は密かに作ってたとかズルいんだけど!』
「必要数作って整備とかしてくれていれば、基本的に自由にしていいって言ってるから、お前たちも作ってると思ってたけど、作ってないの?」
『某は、作ったことあるでござるが、ダンジョン以外ではそもそも運用ができなかったでござるから、それ以上作るのは止めたでござるよ』
それを聞いた綾乃は、絶句していた。その後に、自分だけ作っていないなんて! みたいなことをブツブツ言ってるな。
「ダンジョン以外で使えないって言うのは、こいつでも一緒だから外で使えないのに興味がないなら、作らなくて正解だと思うぞ。これをそこらへんを走らせてたら、轍がいたるところにできることになるから、本当に使い勝手が悪いぞ」
轍ができないように考えて、接地する面積を増やせば下の部分が馬鹿みたいにデカくなるし、本当に役に立たん人造ゴーレムだったんだよな。ただ、ダンジョン内であれば、本当に戦車の様に進んでいけるから、移動はかなり楽ができる。
「ダンジョン内では使い勝手がいいけど、ただ1つ問題があって、総アダマンタイトだからタイヤもアダマンタイトで作ってて……ひたすらにうるさい。サスペンションが効いているから多少揺れるが、それも車と同じくらいだと思うぞ」
あーさすがにうるさいから、装備を変えるか。死蔵していたパワードスーツを引きずり出し、ヘルメットもかぶり……音はある程度平気になったな。
『そういえば、あんたもそれ持ってたのね。なんというか、中二病全開の見た目というか……』
だまっとけっての。
そういうつもりはないけど、全身スーツにヘルメットだと、そういう風に見えるんだよな。
そんなことを言っている間にも、人造ゴーレムたちの進むスピードは遅くなることもなく、階段も関係なしに進んでいく。
「見ている感じ、ずっと洞窟っぽいな。魔物はシリウス君が全部処理してくれているから、どんな奴らがいるか分からないけど、ある程度力があっても出てくるのが困難なくらいには強いやつがいるはずだったよな?」
『シリウス殿には、どんな魔物も敵わないでござるよ。それこそ、シリウス殿よりも大きくて水に対応した魔物でもいないと、勝負にすらならないでござる』
確かにな……メグちゃんとシリウス君の闘い、凄かったもんな。大怪獣バトルだったわ。質量がえぐい事になってるから、その2匹が動き回るだけで海は荒れるし、地上に打ち上げられれば、地面を削って移動していたし、世界の終わりを感じさせる戦いだったな。
3階4階と順調に進んでいく。
『主殿、そろそろ、広いエリアに出るそうです。人も結構な数がいるそうで、どうするかと聞かれました』
ダマから念話が飛んできた。
「えっと、どのくらいの数がいるか迄把握できてたりするか?」
『水で押し込んでいるわけではないので、全員の把握となると時間が必要だとのことです。確認させますか?』
「それなら別にいい。襲ってきたら殺す、襲ってこなかったら放置、それで進んでいこう。シリウス君は、守りに徹してくれ。勢いで出てきちゃったけど、帰ったら妻たちにこっぴどく怒られるのは決まってるからさ、少しでも時間が短くなるように、怪我だけはしない様にしたい」
攻撃は、カラフルなスライムたちの魔法で対応しよう。四聖獣たちは、スライムたちが暴走しないように見張っててくれればいいかな。
おそらくダンジョンの中に作られた街だと思うけど、何が出てくるのやら……
「あれ? マップが反応していない……って、そうだったな。敵性ダンジョンのマップって、自分か配下のモノが見える範囲しかマッピングされないんだったな。シリウス君、次の階への階段って分かるか?」
次の階層だけでなく、兵士たちを押し流した水が少し残っているので、それも能力の干渉範囲内で、通過した場所であれば把握できている状態のようだ。一部通っていない場所もあるようだが、移動するには問題ないレベルでマッピングは出来ているみたいだな。
よし、俺は収納の腕輪から5つの塊を取り出す。
俺が趣味で作り上げた人造ゴーレムだ。コンセプトは、ひたすら固くひたすら強く。オールアダマンタイトという驚異的な人造ゴーレムだ。
以前に作った人造ゴーレムは、ダンジョンですら重さに耐えきれず歩くのも大変だったが、今回はそんなことはなく問題なく動くことができている。といっても、人型というと疑問形が出てしまう形ではある。
一番近いのは、ケンタウロス型の人造ゴーレムだろうな。上半身は人なのだが腰から下が人ではない。分かりやすく言えば、キャタピラではなくタイヤ式の戦車のような感じだな。
重さを分散させて、沈まないようにしているといったところだ。もちろんサスペンションも効いており、悪路も問題なく走ることができる。こいつの良いところは、とにかく固いところだ。
全身アダマンタイトで作っているうえに、持っている大盾もアダマンタイト製なので、基本的にどんな攻撃も弾くことができる。速度もかなり出るため、そこへアダマンタイトの重さが加われば、雑魚など一蹴してしまう。
シリウス君に進む方向の指示をしてもらい、俺は真ん中の人造ゴーレムの背中? に乗る。
先頭を走っている奴には、スパイクのついた大盾を持たせているので、敵がいた際には瞬殺してくれるだろう。
『あんた、とんでもないものを作ってたのね。全身アダマンタイトは効率が悪いって作るなとか言ってたのに、自分は密かに作ってたとかズルいんだけど!』
「必要数作って整備とかしてくれていれば、基本的に自由にしていいって言ってるから、お前たちも作ってると思ってたけど、作ってないの?」
『某は、作ったことあるでござるが、ダンジョン以外ではそもそも運用ができなかったでござるから、それ以上作るのは止めたでござるよ』
それを聞いた綾乃は、絶句していた。その後に、自分だけ作っていないなんて! みたいなことをブツブツ言ってるな。
「ダンジョン以外で使えないって言うのは、こいつでも一緒だから外で使えないのに興味がないなら、作らなくて正解だと思うぞ。これをそこらへんを走らせてたら、轍がいたるところにできることになるから、本当に使い勝手が悪いぞ」
轍ができないように考えて、接地する面積を増やせば下の部分が馬鹿みたいにデカくなるし、本当に役に立たん人造ゴーレムだったんだよな。ただ、ダンジョン内であれば、本当に戦車の様に進んでいけるから、移動はかなり楽ができる。
「ダンジョン内では使い勝手がいいけど、ただ1つ問題があって、総アダマンタイトだからタイヤもアダマンタイトで作ってて……ひたすらにうるさい。サスペンションが効いているから多少揺れるが、それも車と同じくらいだと思うぞ」
あーさすがにうるさいから、装備を変えるか。死蔵していたパワードスーツを引きずり出し、ヘルメットもかぶり……音はある程度平気になったな。
『そういえば、あんたもそれ持ってたのね。なんというか、中二病全開の見た目というか……』
だまっとけっての。
そういうつもりはないけど、全身スーツにヘルメットだと、そういう風に見えるんだよな。
そんなことを言っている間にも、人造ゴーレムたちの進むスピードは遅くなることもなく、階段も関係なしに進んでいく。
「見ている感じ、ずっと洞窟っぽいな。魔物はシリウス君が全部処理してくれているから、どんな奴らがいるか分からないけど、ある程度力があっても出てくるのが困難なくらいには強いやつがいるはずだったよな?」
『シリウス殿には、どんな魔物も敵わないでござるよ。それこそ、シリウス殿よりも大きくて水に対応した魔物でもいないと、勝負にすらならないでござる』
確かにな……メグちゃんとシリウス君の闘い、凄かったもんな。大怪獣バトルだったわ。質量がえぐい事になってるから、その2匹が動き回るだけで海は荒れるし、地上に打ち上げられれば、地面を削って移動していたし、世界の終わりを感じさせる戦いだったな。
3階4階と順調に進んでいく。
『主殿、そろそろ、広いエリアに出るそうです。人も結構な数がいるそうで、どうするかと聞かれました』
ダマから念話が飛んできた。
「えっと、どのくらいの数がいるか迄把握できてたりするか?」
『水で押し込んでいるわけではないので、全員の把握となると時間が必要だとのことです。確認させますか?』
「それなら別にいい。襲ってきたら殺す、襲ってこなかったら放置、それで進んでいこう。シリウス君は、守りに徹してくれ。勢いで出てきちゃったけど、帰ったら妻たちにこっぴどく怒られるのは決まってるからさ、少しでも時間が短くなるように、怪我だけはしない様にしたい」
攻撃は、カラフルなスライムたちの魔法で対応しよう。四聖獣たちは、スライムたちが暴走しないように見張っててくれればいいかな。
おそらくダンジョンの中に作られた街だと思うけど、何が出てくるのやら……
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