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第2章 ゴミスキルと魔導少女たち
第67話 裸のお付き合い
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「えっ!? れ、レナさんっ!? ど、どうしてここに!?」
「先程も申し上げた通り、カーディさんのお身体を綺麗にして差し上げるためですよ?」
「いや、でも……ふ、服を着ていないですし」
「お風呂ですから。お風呂で服を着るのはマナー違反かと」
いや、それはそうかもしれないけどさ。
そうじゃなくて、そもそもどうしてレナさんが僕の身体を洗おうとするのっ!?
レナさんは普段からそんな事をしているのっ!?
「あ、念のために言っておきますが、普段はこんな事をしませんよ? マリーさんのように、カーディさんと仲良くなりたいから、しようと思っているだけですからね。ついでに言うと、ベルナルド伯爵の指示でもありません。私の意思です」
「え……もしかして、レナさんは僕のこころが読めたりするの?」
「いえ、読めませんよ? ただ、何となくカーディさんが、そういう事をお考えになっているのかな……と思いまして」
しまった。さっき考えていた事が、顔に出ちゃっていたのか。
けど、例えば背中を洗ってもらうだけなら、別に変な事をする訳でも無いし、メイドさんとして変でもないの?
あれ? 僕が一人で変な事を考えてしまっているだけ?
どうするのが正解か分からず、湯船に沈み、目から上だけ水面から出していると、レナさんが僕の近くへ寄って来た。
「カーディさんは脚がお好きなんですね。少しでも低い所から、バスタオルの中を覗こうとするなんて。ふふっ、そんな可愛いカーディさんにサービスです」
「ぶはっ! ち、違うよっ! 覗こうとしていた訳じゃないんだよっ! タオルをはだけさせないでっ!」
僕の行動がレナさんに誤解されてしまい、「やっぱり男の子ですよねー」なんて、よく分からない言葉と共に、膝上……というか、殆ど太ももを露出している短いバスタオルが、更に上に上がって行く。
「レナさんっ!」
一先ずレナさんを止めようと立ち上がったところで、
「こらーっ! 何をしているのよーっ!」
「お兄ちゃんっ! 脚が見たければ、クリスのを……えぇぇぇっ! お兄ちゃんっ! 早まっちゃダメーっ!」
小さなタオルで胸を隠したマリーと、一切何処も隠す事のない全裸のクリスが現れ……って、二人とも何をやっているのさっ!
「危ないところだったわね。まさか、レナがそんな直接攻撃に出てくるなんて」
「お兄ちゃん! 脚が好きなのは分かったけど、初対面の人に何をしようとしていたのっ!?」
「何もしようとしてないよっ! というか、三人とも来る場所がおかしいから! マリー。ついでにレナさんを連れて戻って」
二人は、この格好で女湯から男湯へ来たのだろうか……来たんだろうな。
幸い男が僕しかいなかったけど、他に人が居たらどうする気……って、僕が居てもダメだよっ!
一先ず、二人にレナさんを連れ帰ってもらおうとして、
「まぁまぁ。昔から打ち解け合うには、裸の付き合いが大事と言うではありませんか。とりあえず、ゆっくりお話ししましょうよ」
レナさんが一切動じる事なく、湯船に足を入れ、僕の隣に座りだした。
「なるほど。それも一理あるわね。いいわよ。じっくり話しましょう」
「って、どうしてマリーまで、そのまま湯船に入るんだよっ!」
「あら、失礼。湯船に入る前は、かけ湯をするのがマナーよね」
「そのまま……って言ったのは、そういう意味じゃないよっ!」
「あ、じゃあ、こっちね。湯船にタオルは浸けちゃいけないのよね」
そっちでもないよっ!
もう疲れたから、突っ込まないけど。
「すみません。では、マナー違反ですので、私もタオルを取りますね」
「いや、それはとっちゃダメですから!」
「ふっふっふー。お風呂では全裸こそがマナー。この勝負、クリスの勝ちだね!」
いや、勝負って何なの!?
結局、広い湯船の中で、何故か四人が小さく集まり、好きな食べ物だとか、将来住みたい家だとかっていう、他愛のない話をする事に。
これからレナさんと行動を共にする訳だから、打ち解け合う事自体は良いんだけど、どうしてこの場所でなのさっ!
「先程も申し上げた通り、カーディさんのお身体を綺麗にして差し上げるためですよ?」
「いや、でも……ふ、服を着ていないですし」
「お風呂ですから。お風呂で服を着るのはマナー違反かと」
いや、それはそうかもしれないけどさ。
そうじゃなくて、そもそもどうしてレナさんが僕の身体を洗おうとするのっ!?
レナさんは普段からそんな事をしているのっ!?
「あ、念のために言っておきますが、普段はこんな事をしませんよ? マリーさんのように、カーディさんと仲良くなりたいから、しようと思っているだけですからね。ついでに言うと、ベルナルド伯爵の指示でもありません。私の意思です」
「え……もしかして、レナさんは僕のこころが読めたりするの?」
「いえ、読めませんよ? ただ、何となくカーディさんが、そういう事をお考えになっているのかな……と思いまして」
しまった。さっき考えていた事が、顔に出ちゃっていたのか。
けど、例えば背中を洗ってもらうだけなら、別に変な事をする訳でも無いし、メイドさんとして変でもないの?
あれ? 僕が一人で変な事を考えてしまっているだけ?
どうするのが正解か分からず、湯船に沈み、目から上だけ水面から出していると、レナさんが僕の近くへ寄って来た。
「カーディさんは脚がお好きなんですね。少しでも低い所から、バスタオルの中を覗こうとするなんて。ふふっ、そんな可愛いカーディさんにサービスです」
「ぶはっ! ち、違うよっ! 覗こうとしていた訳じゃないんだよっ! タオルをはだけさせないでっ!」
僕の行動がレナさんに誤解されてしまい、「やっぱり男の子ですよねー」なんて、よく分からない言葉と共に、膝上……というか、殆ど太ももを露出している短いバスタオルが、更に上に上がって行く。
「レナさんっ!」
一先ずレナさんを止めようと立ち上がったところで、
「こらーっ! 何をしているのよーっ!」
「お兄ちゃんっ! 脚が見たければ、クリスのを……えぇぇぇっ! お兄ちゃんっ! 早まっちゃダメーっ!」
小さなタオルで胸を隠したマリーと、一切何処も隠す事のない全裸のクリスが現れ……って、二人とも何をやっているのさっ!
「危ないところだったわね。まさか、レナがそんな直接攻撃に出てくるなんて」
「お兄ちゃん! 脚が好きなのは分かったけど、初対面の人に何をしようとしていたのっ!?」
「何もしようとしてないよっ! というか、三人とも来る場所がおかしいから! マリー。ついでにレナさんを連れて戻って」
二人は、この格好で女湯から男湯へ来たのだろうか……来たんだろうな。
幸い男が僕しかいなかったけど、他に人が居たらどうする気……って、僕が居てもダメだよっ!
一先ず、二人にレナさんを連れ帰ってもらおうとして、
「まぁまぁ。昔から打ち解け合うには、裸の付き合いが大事と言うではありませんか。とりあえず、ゆっくりお話ししましょうよ」
レナさんが一切動じる事なく、湯船に足を入れ、僕の隣に座りだした。
「なるほど。それも一理あるわね。いいわよ。じっくり話しましょう」
「って、どうしてマリーまで、そのまま湯船に入るんだよっ!」
「あら、失礼。湯船に入る前は、かけ湯をするのがマナーよね」
「そのまま……って言ったのは、そういう意味じゃないよっ!」
「あ、じゃあ、こっちね。湯船にタオルは浸けちゃいけないのよね」
そっちでもないよっ!
もう疲れたから、突っ込まないけど。
「すみません。では、マナー違反ですので、私もタオルを取りますね」
「いや、それはとっちゃダメですから!」
「ふっふっふー。お風呂では全裸こそがマナー。この勝負、クリスの勝ちだね!」
いや、勝負って何なの!?
結局、広い湯船の中で、何故か四人が小さく集まり、好きな食べ物だとか、将来住みたい家だとかっていう、他愛のない話をする事に。
これからレナさんと行動を共にする訳だから、打ち解け合う事自体は良いんだけど、どうしてこの場所でなのさっ!
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